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2020年2月15日 (土) 04:07時点における版

天橋立駅
駅舎 2015年5月6日
あまのはしだて
Amanohashidate
14 宮津 (4.4 km)
(3.7 km) 岩滝口 T16
地図
所在地 京都府宮津市字文珠314-2
北緯35度33分27.62秒 東経135度10分57.15秒 / 北緯35.5576722度 東経135.1825417度 / 35.5576722; 135.1825417 (天橋立駅)
駅番号 T15
所属事業者 WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
所属路線 宮津線宮豊線)*
キロ程 29.1 km(西舞鶴起点)
電報略号 タテ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
425人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1925年大正14年)7月31日[1]
備考 有人駅(KTR直営駅)
みどりの窓口
* 1990年 西日本旅客鉄道から移管[1]
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天橋立駅(あまのはしだてえき)は、京都府宮津市字文珠にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線である。駅番号はT15。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。

日本三景の一つに数えられ、全国的に有名な観光地、天橋立への鉄道での玄関口であり、丹後観光の拠点ともなる駅である[1]。また、2000年に、第1回近畿の駅百選にも選ばれている。2015年5月に駅舎及び駅周辺が改装された。

電化路線である宮福線の宮津駅から延長する形で宮豊線の当駅までの区間も電化されており、JR線からの電車特急が当駅まで乗入れてくる。

歴史

  • 1925年大正14年)7月31日 - 鉄道省(→国鉄)の宮津駅 - 丹後山田駅(現・与謝野駅)間の延伸と同時に開業[1]
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]
  • 1990年平成2年)
    • 4月1日 - 北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる[1]
    • 7月 - 駅舎が改築される。
  • 1996年(平成8年)3月16日 - 宮津駅から当駅まで電化。JR西日本の電車特急(はしだて・文殊)が運転開始。
  • 2013年(平成25年) - 一部管理駅業務を宮津駅から移管される。
  • 2015年(平成27年)
    • 4月1日 - WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となる。
    • 5月22日 - 駅舎と駅前広場が改修され、駅舎は和風の装いに改められた[2]

駅構造

ホーム
丹後観光情報センター
天橋立駅 駅名標
南側の飛龍観から見る天橋立。左の手前は天橋立駅。

単式・島式の複合型2面3線のホーム留置線2線を持ち、列車交換や待避が可能な地上駅である。単式の3番のりば側に駅舎があり、島式の1・2番のりばへは階段の跨線橋か、エレベーターの跨線橋で連絡している。KTR線内に15駅ある有人駅の一つで、KTRの直営駅である。

丹後半島北部に位置する、伊根町(当駅から丹海バスを利用)の舟屋を模した駅舎は、1991年に日本鉄道建築協会賞を受賞している。駅舎に観光案内所「丹後観光情報センター」を併設する。また、第三セクターの鉄道駅としては珍しく、みどりの窓口がある点も特筆される。かつてはキヨスクも設置されていたが、2016年2月29日に閉店した[3]

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 宮豊線 上り 宮津西舞鶴福知山方面 一部列車のみ
下り 網野久美浜豊岡方面
2 宮豊線 下り 網野・久美浜・豊岡方面 通常はこのホーム
上り 宮津・西舞鶴・福知山方面 当駅始発の一部
3 宮豊線 上り 宮津・西舞鶴・福知山方面 通常はこのホーム

以上の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で記述している。

かつては駅舎側のホーム(現在の3番のりば)を1番のりばと扱い、島式ホーム(現在の1・2番のりば)は3・2番のりばとなっていたが、WILLER TRAINSへの移管以降に下り線側(駅舎反対側)からの付番に改められ、現在の付番となった。

3番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線(ただし上り方面への発車も可能)、1番のりばが上下副本線である。1番のりばの向こう側には更に留置線が1本存在し、この線路は特急「はしだて」の一番列車(当駅終着後約3時間後に折り返し発車)の折り返しまでの待機などに使われている。通常は2・3番のりばを使用するが、折り返し列車もあるため多少の変更がある。当駅止まりの特急(および宮福線快速)は主に2番のりば(一部は3番のりば)に到着して折り返す。宮津方面からはどのホームにも入線できるが、豊岡方面からは1・3番のりばのみ入線可能。

駅周辺

駅前にある「智恵の湯」

バス

  • 丹後海陸交通
  • 高速バス(峰山方面には乗車できない他、天橋立駅から宮津天橋立インターまでの停留所では下車できない。)
    • 京都行き<天橋立駅→高速長岡京→京都駅>※1日3往復運行
    • 大阪行き<天橋立駅→宝塚インター→大阪(阪急梅田)・新大阪>※1日3往復運行
  • ニュープリンス高速バス:WILLER EXPRESS 大崎駅東京駅行き

タクシー

利用状況

年間を通して観光利用の大変多い駅であるが、JR西日本の「かにカニ日帰りエクスプレス」が運行される冬場や、ゴールデンウイーク、夏の海水浴シーズンになると、特に海水浴客で大賑わいとなり、この時は駅員を増配置して対応している。

1日の平均乗車人員は以下の通りである。

  • 208人(1999年度)
  • 184人(2000年度)
  • 189人(2001年度)
  • 512人(2002年度)
  • 499人(2003年度)
  • 477人(2004年度)
  • 499人(2005年度)
  • 496人(2006年度)
  • 493人(2007年度)
  • 299人(2008年度)
  • 277人(2009年度)
  • 353人(2010年度)
  • 347人(2011年度)
  • 411人(2012年度)
  • 414人(2013年度)
  • 427人(2014年度)
  • 429人(2015年度)
  • 425人(2016年度)
  • 425人(2017年度)

隣の駅

WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)
宮豊線(宮津線)
快速「丹後路」(下りのみ運転)
天橋立駅与謝野駅 (T17)
普通
宮津駅 (14) - 天橋立駅 (T15) - 岩滝口駅 (T16)

脚注

  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集) 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、24・27-28頁頁。 
  2. ^ “天橋立駅の改修終わる 「日本の顔」にふさわしく”. 産経新聞. (2015年5月23日). http://www.sankei.com/region/news/150523/rgn1505230014-n1.html 2015年11月30日閲覧。 
  3. ^ 天橋立駅Kiosk 閉店のお知らせ 天橋立観光協会

関連項目

外部リンク