ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
The Fast and the Furious: Tokyo Drift
監督 ジャスティン・リン
脚本 クリス・モーガン
カリオ・セイラム
アルフレッド・ボテーロ
製作 ニール・H・モリッツ
製作総指揮 クレイトン・タウンゼンド
出演者 ルーカス・ブラック
バウ・ワウ
千葉真一
音楽 ブライアン・タイラー
撮影 スティーヴン・F・ウィンドン
編集 フレッド・ラスキン
ケリー・マツモト
製作会社 レラティビティ・メディア
オリジナル・フィルム
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル・ピクチャーズ
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 2006年6月16日
日本の旗 2006年9月16日
上映時間 104分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語
日本語
興行収入 $158,468,292[1]
前作 ワイルド・スピードX2
次作 ワイルド・スピード MAX
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ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(原題: The Fast and the Furious: Tokyo Drift )は、ユニバーサル・ピクチャーズ製作、2006年9月16日東宝洋画系で全国公開のアメリカ映画である。今までのシリーズと異なり、アメリカではなく東京が舞台となっている。ストリートレーススポーツコンパクトドリフト走行を題材としたカーアクション映画である。

2007年2月15日HD DVD版、2009年9月18日Blu-ray Disc版を発売。Blu-ray版は、本編の他にメイキングや未公開シーン、ミュージック・ビデオなどの特典映像を収録。

シリーズの時間軸は、1作目→2作目→4作目→5作目(ワイルド・スピード MEGA MAX)→6作目(ワイルド・スピード EURO MISSION)→3作目(本作)の順となっている。

あらすじ[編集]

アリゾナに暮らす、クルマだけが生きがいの高校生ショーン・ボスウェルは、ストリート・レースの末に大事故を起こし警察に補導されてしまう。ショーンはこれまでにも2度同じような騒ぎを起こして補導されており、ついに今回の一件で母親に愛想を尽かされ、東京米軍基地に勤務する軍人の父の下で暮らすことになった。ショーンは「カーレースをしない」というルールを定められ、日本の高校に転校。だが、転校先の夜の街でドリフト・バトル、そして「D.K.(ドリフト・キング)」ことタカシの存在を知り、ドリフトの心得が無いにもかかわらず、タカシの仲間であるハンから車を借りて挑むも惨敗。借りた車もボロボロにしてしまった。

しかしハンは、ショーンにドリフトの才能があると見抜き、タカシを倒して下克上を果たすという目的を達成するため、直々に稽古をつけ始める。ショーンはそれに応えてめきめきと腕を上げ、同級生のニーラにも気に入られ、お互いに惹かれ合う関係となった。だが、ニーラをモノにしようと狙うタカシはそのことに不満を抱き、ショーンを脅して「ニーラに近づくな」と警告する。

そしてある日、タカシの叔父であり、暴力団の組長でもあるカマタが、タカシたちのグループから納められるはずの上納金が支払われていないことを咎める。タカシから金の管理を任せられていたハンは、下克上の資金として上納金を着服していたのだった。それを知ったタカシはハンとショーンに襲いかかり、渋谷での過激なカーチェイスに発展。その際にハンが事故死してしまい、代わって命を狙われたショーンは、カマタに上納金を返却すると共に「レースに勝利したら罪を不問に付す」という条件を賭け、タカシとの一騎討ちに挑む。

見どころ[編集]

チューンアップされたクールなマシンに乗り、ストリートを爆走するカーアクションシリーズの第3弾。今回は海外における全日本プロドリフト選手権(D1グランプリ)の人気も相まって舞台はドリフト発祥の地、日本となった。渋谷をはじめ首都高、そしてを舞台にチューニングカーが多数疾走する。特に立体駐車場での接触ギリギリのドリフトや派手なアクション、日本独特の雰囲気に拘ったシーンの数々は見物である(作中で警察にスピード計測をされるシーンがあるが、そのスピードガンにまで警視庁の文字が入っているという拘りよう)。

関係機関に許可を取り、日本国内での公道を封鎖した撮影は可能であるが、現在のところ著しい交通渋滞を起こす可能性が高いため、特に都内での撮影許可は厳しい状況と言える。特に渋谷での派手なクラッシュ・爆破シーンを撮影する許可が下りるはずがなく、そのためロサンゼルスの街を封鎖し、そこに看板や道路標識を設置。それにあらかじめ撮影した渋谷のビル群の映像を合成し、あたかも本当に渋谷で撮影したかのような迫力のカーチェイスシーンを実現している。ドラマシーンは新宿目黒にて、一部のカーアクションシーンは鋸山登山自動車道にて撮影した。

撮影には230台の車を使用した。メインのランサーエボリューションフェアレディZVeilside RX-7 Fortune Model、そして脇役となる一般車両やタクシー、さらには軽トラック(劇中でアクティキャリイのトラック、ハイゼットジャンボサンバーの1ボックス。ほかにもメイキングでミニカトッポなどさまざまな軽自動車の存在が確認できる)やクラウンパトカーなど、雰囲気を醸し出すため、アメリカの撮影現場に日本から運び込まれた車両は約100台にも上る。車両以外に自動販売機なども運び込んだ。

立体駐車場でのスターター役で妻夫木聡など、様々な著名タレントがカメオ出演している。

そして本作では、ドリキンこと元祖ドリフトキング土屋圭市が、カメオ出演およびドライバー、「スーパーバイジング・テクニカルコンサルタント」のクレジットでカーチェイスシーン(ドリフトシーン)のスタントを監修した。ドリフトスタントを担当したのは、熊久保信重田中一弘(本国ロケではリース・ミレンタナー・ファウストら)など現役D1ドライバー達である。上記のカーレースシーンでの超接近ドリフトは熊久保・田中の『チーム・オレンジ』の十八番といえる。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
ショーン・ボズウェル ルーカス・ブラック 小西克幸
トゥインキー バウ・ワウ 大畑伸太郎
ニーラ ナタリー・ケリー 佐古真弓
D.K.(タカシ) ブライアン・ティー 最上嗣生
ハン・ルー サン・カン 室園丈裕
モリモト レオナルド・ナム 星野貴紀
ショーンの父(ボズウェル少佐) ブライアン・グッドマン 菅生隆之
カマタ組長 千葉真一
レイコ 北川景子
アール ジェイソン・トビン
オールデン オールデン・レイ
クレイ ザチェリー・タイ・ブライアン
シンディ ニッキー・グリフィン
ショーンの母 リンダ・ボイド
パーキングシーンでのスターター 妻夫木聡
スターターのカウガール アイコ・タナカ
カマタ組長の子分 虎牙光揮
タカシの子分♯1 波岡一喜
釣り人♯1 土屋圭市
釣り人♯2 和田倉和利
熊の刺青の男 KONISHIKI
ショーンの父の愛人 真木よう子
高校の教師♯1 柴田理恵
高校の教師♯2 こんどうえみこ
女子高生♯1 中川翔子
女子高生♯2 矢野未希子
R33の女性♯1 ヴェレーナ・メイ
R33の女性♯2 マリ・ジャラミロ
ドミニク・トレット ヴィン・ディーゼル(カメオ出演) 内田直哉

その他、作中に浜崎あゆみ中島美嘉が大型ビジョンの映像として登場。

劇中に登場する主なマシン[編集]

幾つかの車文化を内包するカーアクション作品のため、多数の車両が登場するのもこのシリーズの見所である。

一般車両から激しく改造され、相当な車好きでなければ元が何なのかすら判らない車も多数登場するため(特にハンのRX-7)、チューニングカーマニアは各シーンの細部まで目が離せない。いずれにせよ、持ち主の性格を表したものになっているのは確かである。

日本車[編集]

ニッサン

  • Z33 フェアレディZ2002年式)・・・Veilside仕様(D.K.の車。マットブラック塗装の上にグロスブラックの蜘蛛バイナルグラフィックス、ツインターボにNOSシステムを搭載し、460馬力を発生)とトップシークレット仕様(金色のワイドボディの方はモリモトの車。そうでないダークブルー/銀色の方も登場。いずれもホイールはRAYS製。これらのデザインはアートファクトリー・グラフィックスの「車道」シリーズの流れを汲んでいる)が登場。モリモト仕様はカーチェイスの際にレクサス・GSと正面衝突し大破、D.K.仕様は最終決戦で崖から転落し、横転大破した。
  • S15 シルビア2001年式)・・・ボディカラーは紺/橙。パーキングでのバトルでハンがショーンに貸した車で通称「ドリフト界のモナリザ」。C-WESTエアロ装着、エンジンを2001年製のGT-Rに搭載されていたRB26DETTに換装している。また、他にもいろいろ改造されているらしい。ホイールはRAYS製。パーキングでのバトルで大破寸前にまでなったが、その為か差し押さえられずに済んだ。またエンジンは無事で後にマスタングに搭載された。
  • S15 シルビア・・・ボディカラーは銀。BEHRMAN/WISE SQUAREのD1-GP SPEC PRO仕様。ラストでショーンがドミニクとバトル時に使用した。入手経路、チューン内容は不明。

マツダ

  • FD3S RX-7-VeilSide Fortune Model(1994年式)・・・ハンの愛車。ボディカラーはオレンジ/ピアノブラック。NOSシステムを搭載し、350馬力を発生。この車は映画制作側からの要望により撮影に先行して製作、公開されていた。改造マニアの車という設定で外観はルーフ以外手を加えられている[2]。カーチェイスの際、真横からメルセデス・ベンツ Sクラスにぶつけられて横転、大破しハンを乗せたまま流出したガソリンに引火、搭載していたNOSにより大爆発を起こしハンを死に至らしめた。
  • SE3P RX-82006年式)・・・ニーラの車。ボディカラーは水色/黒。VeilSideエアロ装着。ホイールはRAYS製。当初大掛かりなアクションはしないとされていたが、設定の変更によりターボキットなどで約125馬力追加されたとのこと。

三菱自動車

  • CT9A ランサーエボリューションIX(CT9A、2006年式)・・・ハンがショーンに与える車。ボディカラーは赤/黒。APR Performanceコーポレートデザインのバイナルグラフィックを施す。駆動方式を4WDからFRに改造、APR Performance製のブーレイ顔のワイドボディキットの装着により、外観はIXよりもVIIIに近くなっている。ホイールはRAYS製。カーチェイスの際にアリスト(或いは上記と別のレクサス・GS)にリアをぶつけられ、路上駐車の車の列に突っ込む。乗り捨てたため、その後は警察に差し押さえられたと思われる。

アメリカ[編集]

  • フォード・マスタング1967年式)・・・濃緑色に白レーシングストライプス。元はショーンの父親が米軍基地でガラクタの状態(エンジン無し)で拾ってきたもので、D.K.との峠での最終バトル時のショーンの車。S15に搭載されていたRB26DETTとホイールを流用している。バトル後はどうなったか不明だが、ショーンの父の自家用車になったと思われる。
  • シボレー・モンテカルロ1970年式)・・・サーフェイサー(クリーム)色に黒プライマー地のままのボンネットという下地の状態。アメリカにいたときのショーンの車。グッドイヤー製のスリックタイヤを履いている。序盤でアメフト部のクレイとこの車でレースをするが、最後は横転、警察の手でスクラップにされた。
  • ダッジ・バイパー2003年式)・・・赤のコンバーチブル。クレイの車。序盤でショーンのモンテカルロと対戦、土管と正面衝突する。
  • プリムス・ロードランナー1970年式、アメリカのピュアビジョン社制作のカスタムカー)・・・銀色。ドミニクの愛車で愛称はHAMMER。インジェクション仕様8200cc。最後のシーンでショーンのS15と対戦する。

ドイツ車[編集]

  • フォルクスワーゲン・ゴルフ2006年式)・・・DVD版未公開映像のみ登場。銀色。レイコの車だが、未公開映像ではトゥインキーとレイコを挑発したアールをこの車のルーフに縛り付けながらドリフトをするシーンが収録されている。
  • フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン2006年式)・・・緑。トゥインキーの車でハルクバンとも呼ばれる。その名の通り、外観はハルク仕様にカスタマイズされており、3列目のシートを取り外した代わりにスピーカーを多数搭載しており、スピーカーBOX(ウーハーエンクロージャー)に大切な物を隠している。また、前の席にハルク関連のフィギュアを置いてある。
  • メルセデス・ベンツ SクラスW140)・・・黒。パチンコ前のシーンでは4人のヤクザが乗っており、カマタが後部座席に座っていた。(左ハンドル仕様)また、中盤のカーチェイスシーンでハンのRX-7と衝突した銀色も登場。後に、イアン・ショウが搭乗していることが判明。

背景エキストラ[編集]

映画制作にあたり、アメリカ本土にてカーマニアの個人所有車両を集めてオーディションが行われた。 クラッシュされたり、スタント上危険な位置に配する車以外の多くは個人所有のカスタムカーだった。

日本車[編集]

トヨタ(レクサス含む)

  • クラウンコンフォート・・・黄、赤など。ショーンの乗っていたタクシー等で登場。
  • T190G型カルディナ・・・濃緑色。ショーンが乗っていたタクシーの後ろについて行った。
  • E120G型カローラフィールダー・・・赤。ショーンが乗っていたタクシーの対向車線で走っていた。
  • NHW20型プリウス・・・銀。これもショーンが乗っていたタクシーの対向車線で走っていた。
  • 30型セルシオ・・・白。ショーンが乗っていたタクシーの対向車線で停車していた。
  • JZA80型スープラ・・・黄。パーキングでリアビューだけ登場。
  • JZZ30型ソアラ・・・赤。パーキングで女性が掃除とエンジンを点検する。
  • JZX100型チェイサー・・・オレンジ/黒。オールデンの愛車と思われる。パーキングシーンで水色のRX-7とドリフトをする。
  • bB・・・黒。パーキングシーンで登場している。また、中盤のカーチェイスでも登場し、サーフェイス色のがZ33とGSの衝突の際、GSのフロントにぶつかる。
  • SW20型MR2・・・銀。パーキングシーンで登場。
  • ZZW30型MR-S・・・青。パーキングシーンで登場。
  • AE86型カローラレビン・・・白。パーキングでモリモトとショーンのバトルのときに登場。ハンとD.K.の会話よりD.K.の所有物(1986年型)と思われる。
  • ハリアー・・・黒。熊の刺青の男のシーンの後の首都高のシーンでハンのRX-7が抜いていった。
  • エスティマ・・・銀色。パチンコのシーンの後の首都高のシーンでハンのRX-7の対向車線で前のトラックについて行った。
  • S170型クラウン・・・白/黒のパトカー。首都高のシーン。速度取り締まり中にショーンが運転するハンのRX-7のスピードを計測した。
  • アイシス・・・白。これも中盤のカーチェイスで登場。
  • ポルテ・・・白。中盤のカーチェイス時でランエボが大衆に突っ込む直前に登場。
  • レクサス・GSJZS16系アリストレクサスブランド版)・・・緑。ショーン達を追っていたモリモトのZ33と正面衝突する。また、別のJZS16系(アリストかGSかは不明だが両車両とも同じ社外ホイールの為、ランエボのシーン撮影後損傷が少ないのでZ33との正面衝突を撮影したと思われる。これも緑)がショーンのランエボの左リアフェンダーに突っ込むシーンもある。

ニッサン

  • U14ブルーバード・・・灰。上記のカルディナの後ろについていった。
  • S30型フェアレディZ・・・白。ショーンが乗っていたタクシーと同じ車線上に停車していた。
  • V35型スカイライン・・・銀のセダン。パーキングに入る前のトゥインキーのトゥーランの前を走っていた。
  • V35型インフィニティ・G35・・・青やオレンジのクーペ。パーキングのシーンで登場。
  • ER34型スカイライン・・・紫のセダン。パーキングで上記とは別の女性がエンジンを点検している。
  • Z33型フェアレディZ・・・銀色。パーキングや中盤のカーチェイスシーンで登場。
  • BCNR33型スカイラインGT-R・・・パーキングシーンや峠道のドリフトシーンで青いのが登場。また、銀/青で女性2人乗りのこの車の周りをハンのRX-7がドリフトする。
  • BNR34型スカイラインGT-R・・・パーキングシーンで銀色のが登場。また、首都高でベイサイドブルーのがハンとショーンが乗るRX-7に追い抜かれる。パーキングでは、マジョーラカラー(紫)のがエンジンを点検されている。
  • PS13型シルビア・・・黄他。パーキングのシーン等で背景に登場。ダークブルーでC-WEST仕様のはアールの愛車と思われる。
  • S15型シルビア・・・パーキングシーンや峠道のドリフトシーンで登場。
  • RPS13型180SX・・・赤他。パーキングのシーン、峠道でのドリフトシーンで登場。
  • RPS13型シルエイティ・・・緑他。パーキングのシーンやディスコなどで登場。
  • PS13型シルエイティ・・・パーキングのシーンで登場。
  • セドリック・・・タクシー。白、黄など。中盤のカーチェイスシーンで登場。
  • N14型パルサー・・・黒。これも中盤のカーチェイスシーンで登場。
  • A31型セフィーロ・・・白。ハンのRX-7のクラッシュ時に奥に停車してあった。
  • A32型セフィーロ・・・紺色等。上記同様、中盤のカーチェイスで登場。
  • K11型マーチ・ボレロ・・・濃緑色。中盤のカーチェイスやマスタングの整備シーンで工場前で登場。
  • フィガロ・・・エメラルドが中盤のカーチェイスで登場。また、黄緑のが最終バトルの時に登場。
  • マキシマ・・・中盤カーチェイスシーンに登場。日本未発売車種の為不自然。

ホンダ

  • ステップワゴン・・・白。これもタクシーの対向車線で停車していた。
  • AP1型S2000・・・赤・白、RS*R仕様。パーキングシーンで登場。他に黄・青のveilsideエアロ装着モデルがパーキングに登場。
  • NA2型NSX・・・白のタイプR仕様(しかし、サイドにウインカーがあるため、アキュラ版と思われる)と黄のVeilSide Fortune Modelがパーキングやハンの自動車工場のシーン等で登場。
  • キャパ・・・赤。GT-Rを抜かした後にRX-7の対向車線で登場。
  • アクティ・・・白の軽トラック。これも魚市場前に停まっていた。
  • UA型インスパイア・・・水色。Z33とGSのクラッシュの際に巻き添えになった。

マツダ

  • AZ-1・・・黄。パーキングシーンで登場。
  • FD3S型RX-7・・・水色(C-west仕様)他。上記の180SXやチェイサー同様、パーキングシーンや峠道でのドリフトシーン(ファルケン風)で登場。ショーンとD.K.の最終バトル時、ゴール地点のふもとに、D.K.側にD1-GPのAPEX仕様が確認される(ただしレプリカ)。
  • ミレーニア・・・黄他。パーキングシーンで登場。
  • BJ型ファミリア・・・黄色および灰色のが中盤のカーチェイスで登場。また、ショーンとD.K.の最終バトル時に、D.K.のZ33がヘアピンのアウト側に止まっていた銀色のファミリアにリアをぶつける。おそらく北米仕様なのでProtege。
  • SE3P型RX-8・・・赤。エアロパーツなどの装着はなく、ノーマルのままの状態。上記GSとZ33とフォレスターのクラッシュに突っ込む。
  • プロテージ・・・シルバー。ハンのFD炎上シーンに止まっている。
  • 626・・・灰色、黄色。中盤カーチェイスに登場。1台はランエボに突っ込む。北米仕様の為設定上不自然。
  • 626・・・黄色・水色。中盤カーチェイスに登場。これも北米仕様なので不自然。また序盤のD.K.とのバトルの際にショーンの操るS15がぶつかりフロントスポイラーが外れる場面がある(その時なぜかD1GPのロゴが貼られている)。

MITSUBISHI

スバル

スズキ

  • アルト・・・白。これもショーンが乗っていたタクシーと同じ車線上に停車していた。
  • MC型ワゴンR・・・濃緑色。ハンの自動車工場前の魚市場前に駐車してあった。

ダイハツ

  • ミラ・・・銀。トゥインキーのトゥーランを出すときにその前を横切った。

いすゞ自動車

  • エルフ・・・青の小型トラック。これも魚市場前に停まっていた。

欧州車[編集]

アメリカ車[編集]

未公開シーンに登場[編集]

その他非常に多くの車両が登場する。また、説明以外の場所でも登場しているものが多い。更に、日本が舞台ということで日本車を起用したものの日本では販売されていない日本ブランドの北米専用車も多数見受けられた。アメリカではウィンカーをポジションランプとしても使用する保安基準があるため、北米仕様車はウィンカーが常時点灯しているか否かによって見分ける事ができる。

その他[編集]

劇中では明かされないが、主要登場人物用の車にはある程度の改造内容等についてキャラクター的設定がされていたという(前述参照)。

また、日本のナンバープレートの規定が理解されないまま車両製作されたため、ナンバープレートがとんでもないことになっている。

例:CT9AランエボやZ33、GT-R等は本来3ナンバー(普通乗用)が取り付けられるべきであったが、何故か1ナンバー(トラック等の大型貨物)や4ナンバー(小型貨物)、5ナンバー(小型乗用)になっている(5ナンバーでも同様。逆のケースもあり。また、エキストラとして出てくる軽四のナンバープレートは本来は黄色(自家用)又は黒(営業用)が付くはずなのだが、白色となっている。細かい点では書体や数字ケタ数等にも間違いがある。

ただし、序盤の立体駐車場シーンで登場するポルシェ・911ロータス・エリーゼ、モリモトのZ33と正面衝突したレクサス・GSやその巻き沿えになったスバル・フォレスターマツダ・RX-8等、よく見ると何故か正式なナンバープレートが装着されている車も劇中で確認できる。

撮影機材車としては、ハイスピードでカーチェイスの追跡や先行するためにレーシングカートを改造したカメラカーや、ポルシェ・カイエンをベースにしたカメラカーが製作使用された。

補足及び評価[編集]

  • ショーンがアメリカにいたときの取り調べで母親が「タバコ吸ってもいい?」と聞いた後、警官がライターの火を差し出しているが、その後ろをよく見ると禁煙のポスターが貼られている(ただし、これはジョークで、助監督がわざわざカメラに映る位置に禁煙マークをずらした。)。
  • スタッフの嗜好により、未公開映像を含め作中にM.C.ハマーのポスターがたびたび登場している。
  • 人ごみのシーンはゲリラ撮影を試みて撮影したものであり、警察に何度も捕まりかけたとジャスティン・リン監督も言っている。また、役者が機材を担いで撮影を行ったことや、夜に人の混み合う中で撮影したこともある。
  • 音声解説によると、ハンという役名はこの映画と同じくジャスティンが監督をしているBetter Luck Tomorrow(以下B.L.T.)でサン・カンがやった役の名前であり、監督いわく、「B.L.T.のハンのその後をイメージした」そうである。そのため、本作とB.L.T.のハンが同一人物だという意図があった可能性もある(なおハンは本作の前日談に当たる『ワイルド・スピード EURO MISSION』まで登場しており、東京に行くと語る場面がある。また、EURO MISSION終盤では、ハンが東京でカーチェイスを行っているシーンがある)。他にも本作に出演した役者(ジェイソン・トビン、オールデン・レイなど)は過去にジャスティンの携わってきた作品に出演しているものが大半である。
  • 日本文化や風俗、生活習慣などに対して数々の誤解が散見され、ストーリーの詰め込み過ぎも災いし結果として多くの観客からの批判を招いてしまっているが、日米の両現場に居合わせた数多くの日本人スタッフはわざと訂正しなかった。一部においてはアメリカ人側にも間違いだと判っていながらもジョークとしてアメリカ人が思い描く過度の日本イメージを狙った演出をした。
  • 出演者の中心的人物も日本人という設定のアジア系アメリカ人が演じているため、仕草やルックスが純粋な日本人とは大きく違うことや、彼らが時折話す日本語がおかしいこと、ネイティブな英語を話すこと自体に違和感を覚えるという批判もある。たとえば、D.K.役のブライアン・ティーは純粋な日本人ではなく、日本韓国のハーフである。ただしこのような違いは、アメリカ映画である以上、言語の一致は不可欠であるからそうしているだけであって、中世ヨーロッパを舞台にしたアメリカ映画の言語がアメリカ英語であることなどと同じことである。
  • 台本のタイトルには副題として漢字で「暴走止禁」と書いてあったが内容やスタッフの事務伝達などには「止禁」と「禁止」が混在していたという。これは「暴走禁止」の誤植説と「暴走をやめるな」直訳説がある。結局公開時にこの副題はなくなった。
  • 劇中で語られる日本国内の交通法規や法律等の一部は正しいものとは限らない架空の事柄であり、監督も音声解説で「実際の首都高はあそこまで空いてないので作品ほど速度が出るはずがない」と語っている。
  • Blu-ray版では、ディスクの言語設定を「日本語」に選ぶと、D.K.の日本語の部分が吹きかえられているオリジナル英語音声(音声はDTS 5.1ch)で再生され、言語を「英語」に選ぶと、修正なしのオリジナル英語音声(こちらはDTS HD-マスターオーディオ・5.1ch)で再生される。
  • 地上波テレビ初放送はTBS系水曜プレミア』で2013年7月3日にOAされた。また本編終了後に黒背景で「この映画は封鎖した道路でプロのスタントマンが行っており、実際に行なうと道交法違反になります」という白テロップが表示された。

ワイルドスピードX3 サウンドトラック[編集]

  • TOKYO DRIFT (TERIYAKI BOYZ)
    • RIP SLYMEからILMARI、RYO-Z。m-floのVERBAL、WISEそしてプロデュースも勤めたDJ NIGO。この5人からなるのがこのTERIYAKI BOYZ。3作目となる「ワイルドスピードX3」のメインサウンドとなっている。「TOKYO DRIFT」の他、1stアルバム「BEEF or CHICKEN」、「THE OFFICIALデリバリイッチョウDVD」といった作品も出している。

脚注[編集]

  1. ^ The Fast and the Furious: Tokyo Drift (2006)”. Box Office Mojo. 2009年11月10日閲覧。
  2. ^ 原型を留めているのでは面白くないというのもある。また、サン・カンも「コルベット(C2)のバックウインドウみたいだ」と言っていた。。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]