マツダ・ミレーニア

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マツダ・ミレーニア/ユーノス800
前期型
Eunos 800 001.JPG
中期型ミレーニア(1998-2000年)
1998-2000 Mazda Millenia.jpg
後期型ミレーニア(2000-2003年)
98-02 Mazda Millenia.jpg
ボディタイプ 4ドア セダン
エンジン V6 2.5L DOHC 200PS/22.8kgm
V6 2.3L DOHC ミラーサイクル 220PS/30.0kgm
V6 2.0L DOHC 160PS/18.3kgm
駆動方式 FF
全長 4,825mm
全幅 1,770mm
全高 1,395mm
ホイールベース 2,745mm
-自動車のスペック表-

ミレーニアMillenia )は、マツダが生産・発売していたセダン型の乗用車である。元々ユーノスチャンネルのフラグシップユーノス800として作られていた(本稿ではこれについても述べることにする)。

ユーノス800[編集]

1993年10月、ユーノス800は、マツダ5チャンネル化によって誕生したユーノスのフラグシップモデルである。キーワードは「十年基準」。

V6エンジン搭載の前輪駆動中型セダンで、量産車初のミラーサイクルエンジン(KJ-ZEM)を始め、リショルム・コンプレッサスーパーチャージャー4WS、両席エアバッグABSTCS、アルミボンネット、ハイレフコート塗装、ソーラー・ベンチレーション・システムなどの専用豪華装備が搭載されている。プラットフォームはユーノス800用に新規に作られたマツダ・TAプラットフォームが用いられている。

ユーノスブランドでの発売だったが、ユーノス店と同時にマツダ店でも併売されていた。

1996年、マイナーチェンジ。正式名称が「マツダ・ユーノス800」となり、リアエンブレムも「EUNOS800」と「MAZDA」が併記されるようになった。時代の要請に応え両席エアバッグを標準装備とする。同時に、コストダウンの為かアルミボンネットがスチール製へ変更された。グレードの整理も行われ、ミラーサイクルエンジン搭載車が「MC」の1グレードになった。また、2.5リッター廉価グレードが「ミレーニア」と名付けられ、翌年に行われる名称変更の前支度となった。

1997年ユーノス店の廃止により、北米と同じマツダ・ミレーニアに改名した。

マツダの北米向け高級ブランド「アマティ」でも導入する予定であったが、アマティ設立計画自体が白紙になってしまったため、このブランドで発売されることはなかった。また欧州では「Xedos 9」(クセドス9)として販売された。

ミレーニア[編集]

かつてのユーノス800が、マツダ5チャンネル化の失敗によるユーノスの消滅により、1997年に名称変更した。

  • 1998年 - マイナーチェンジ。外観では前後のウインカーレンズの色がホワイト系となり、アルミホイールの意匠変更を行なった。パワーユニットが従来の2.5リッター(KL-ZE型)、2.3リッターミラーサイクル(KJ-ZEM型)に加え新たに2リッター(KF-ZE型)が追加された。
  • 2000年 - ビッグマイナーチェンジを受けフロントフェイスが変更された。この変更ではBピラーに発泡ウレタンを充填するなど大掛かりなものであった。しかしながら当初の売りであったミラーサイクルエンジンがラインナップから落とされた。
  • 2002年 - 排ガス規制の関係で2リッターモデルがラインナップ落ちし、2.5リッターモデル2グレードの展開となる。
  • 2003年 - 当初のコンセプト“十年基準”を全うし生産終了。ユーノス時代から足掛け10年間生産された。

後継車種の発売は、フォードグループ内でのジャンル分けの問題から難しいといわれている。そのため、ミレーニアを最後にマツダは高級車を持っておらず、2013年現在、事実上の最上級車は北米市場ではCX-9、国内ではアテンザセダンおよびミニバンのMPVが担っている。そのためアテンザセダン(2代目以降)はミレーニアからの買い替えユーザーを意識してかセダンに開発の重点を置き、高級感あるデザインになっている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]