マツダ・CX-7

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マツダ・CX-7
ER3P型
前期型 フロント
Mazda CX-7 001.JPG
リア
Mazda CX-7 Back.jpg
後期型 室内
Mazda CX-7 interior.jpg
販売期間 2006年 -
デザイン 岩内義人
乗車定員 5人
ボディタイプ 5ドア クロスオーバーSUV
エンジン L3-VDT型 2.3L 直4 DOHC ターボ
最高出力 175kW(238PS)/5,000rpm
最大トルク 350N·m(35.7kgf·m)/2,500rpm
変速機 6速AT
6速MT
駆動方式 FF4WD
サスペンション 前:ストラット
後:マルチリンク式
全長 4,695mm
全幅 1,870mm
全高 1,645mm
ホイールベース 2,750mm
車両重量 1,640 - 1,740kg
先代 マツダ・トリビュート(事実上)
後継 マツダ・CX-5(事実上)
-自動車のスペック表-

CX-7(シーエックス-セブン)はマツダが製造して日本国外で販売しているLサイズのクロスオーバーSUVであり、MXクロスポルト(コンセプトカー)の生産モデルである。スポーツカーSUVの融合を狙って開発された。車格は違うが、トリビュートの事実上の後継車。2006年から2011年まで、日本でも販売されていた。2012年度末より中国での生産が予定されている。

概要[編集]

フロントサスペンションMPV、リアサスペンションはプレマシーから流用される。直噴ターボエンジン4WDコンポーネントの多くはマツダスピードアテンザと共通である。トランスミッションは6速ATのみである。

エンジンは、マツダに横置き用の中排気量V6の手持ちがないため、MPV同様、2.3L 4気筒ターボ MZRエンジンを用い、必要トルクを満たすことになった(マツダスピードアテンザやマツダスピード・アクセラと同じエンジン)。最高出力は175kW(238PS)/5,000rpm、最大トルクは350N·m(35.7kgf·m)を2,500rpmという低い回転数で発生する。マツダスピードアテンザ用のエンジンとは違い、低速型のセッティングとなる。タービンのA/R比を低速化させることにより2,000rpm以下からでもタービンの過給効果を発生させている。そのため最大トルクの99%を5,000rpm以下で発生する。

サスペンションは独立懸架で4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、ABS、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)、トラクションコントロール前輪駆動もしくはアクティブ・トルクスプリット4WDを特徴とする。アクティブ・トルクスプリットにより後輪に最大で50%のトルクを配分する。燃費10・15モード燃費で8.9-9.1km/Lである。

歴史[編集]

  • 2005年10月 - 第39回東京モーターショーコンセプトカー、MXクロスポルト展示[1]
  • 2006年1月 - ロサンゼルスオートショーでCX-7市販仕様が初公開[2]
  • 2007年 - 欧州中南米へ輸出予定。
  • 2009年9月8日 - マイナーチェンジ。"洗練"をテーマにフロント外観を変更し、室内はメタル調の装飾を随所に施した。4気筒の車であるが、ベースグレードでも300万円以上の価格のため月に数十台の販売台数となっていた。そのため、標準装備だったカーナビゲーションをオプションとし、数万円価格を下げた。DISIターボエンジンの改良やシフトパターンの最適化等により燃費を向上(9.1 - 9.3km/L)。燃費や走行可能距離、オイル交換などのメンテナンス情報表示やリヤビューモニターを兼務する「マルチインフォメーションディスプレイ」の追加やオートライトシステム・レインセンサーワイパー・アドバンストキーレスエントリー&スタートシステムの標準装備化、車速50km/h以上走行時に緊急ブレーキをかけた場合にハザードランプを高速点滅させて後続車に注意喚起する「エマージェンシーシグナルシステム」、車速60km/h以上走行時、隣車線の後方から接近する車両を検知し、ドアミラーの鏡面に内蔵されたインジケーターが点灯し警告する「リアビーグルモニタリングシステム(Cruising packageのみ)」といった先進の安全装備も加わった。なお外見上ではフォグランプ形状の変更に加え、リアの「Mazda」エンブレムが省略された[6]
  • 2011年12月 - 日本国内向けの生産を終了(日本国外向けの生産は継続)。
  • 2012年8月 - 日本での日本国外向けの生産も終了[7]
  • 2012年度末 - 中国での製造を開始(予定)[8]

車名の由来[編集]

「C」はクロスオーバーSUVを表し、「7」は1から9までの数字を用いたマツダ独自のシリーズ区分のひとつ。数字が大きいほうが車格も上となる。2007年には、CX-9アメリカで発売され、2012年にはCX-5が日本を含む世界で発売される。日本をはじめとして多くの国で、CX-5がCX-7の事実上の後継車となる。

CX-7という名称について、かつてのRX-7に近いイメージがあるのか、インターネット上などの一部においてはロータリーエンジン搭載と勘違いした記述が見られるが、実際には上述のエンジンを搭載している(ロータリーエンジン搭載車・専用車のコードは、RX-1からRX-8までのように「R」で始まる)。

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]