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市立釧路総合病院

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
市立釧路総合病院

地図
情報
英語名称 Kushiro City General Hospital
前身 官立釧路病院→官立根室病院釧路出張病院→官立厚岸病院釧路出張病院→区立釧路病院
標榜診療科 内科
消化器内科
心臓血管内科
呼吸器内科
小児科
外科
心臓血管外科
整形外科
脳神経外科
皮膚科
泌尿器科
産婦人科
耳鼻咽喉科
眼科
精神神経科
麻酔科
リウマチ科
アレルギー科
放射線科
病理診断科
リハビリテーション科
歯科
歯科口腔外科
形成外科
救急科
許可病床数 643床
一般病床:535床
精神病床:94床
感染症病床:4床
結核病床:10床
職員数 1,065名(2016年4月1日現在)
機能評価 一般病院(500床以上):Ver.6.0[1]
開設者 釧路市長
地方公営企業法 一部適用[2]
病院事業管理者 高平真(院長)
開設年月日 1872年
所在地
085-0822
北海道釧路市春湖台1-12
位置 北緯42度58分38秒 東経144度24分13秒 / 北緯42.97722度 東経144.40361度 / 42.97722; 144.40361 (市立釧路総合病院)座標: 北緯42度58分38秒 東経144度24分13秒 / 北緯42.97722度 東経144.40361度 / 42.97722; 144.40361 (市立釧路総合病院)
二次医療圏 釧路
PJ 医療機関
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市立釧路総合病院(しりつくしろそうごうびょういん)は、北海道釧路市にある病院市区町村立病院)。

概要

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道東ドクターヘリの基地病院になっており、釧路・根室圏や北網圏に加えて十勝圏でもドクターヘリの運航を始めている[3]。地方センター病院、北海道災害拠点病院地域周産期母子医療センター、へき地医療拠点病院、地域がん診療連携拠点病院などに指定されている第3次医療圏(釧路・根室圏)の中核病院になっている[4]。施設の老朽化、狭隘化、医療機能の分断化が進んでいるため、新棟を建設する計画である[5]

沿革

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  • 1872年明治05年):「官立釧路病院」として開設[6]
  • 1874年(明治07年):「官立根室病院釧路出張病院」と改変[6]
  • 1876年(明治09年):「官立厚岸病院釧路出張病院」と改変[6]
  • 1911年(明治44年):町立釧路病院附属釧路隔離病舎開設(1919年廃止)[6]
  • 1912年(明治45年):移転改築[6]
  • 1913年大正02年):真砂町(現在の浦見町)に分院開設[6]
  • 1920年(大正09年):「区立釧路病院」と改称[6]
  • 1922年(大正11年):市制施行に伴い、「市立釧路病院」と改称。
  • 1924年(大正13年):幣舞町に移転改築[6]
  • 1928年昭和03年):現在の柏木町付近に市立釧路湖畔病院(隔離病舎)開設(1956年廃止)[6]
  • 1951年(昭和26年):12月2日、病院内で火災が発生、建物の一部と周囲の家屋7戸が焼失。死者15人[7]
  • 1958年(昭和33年):総合病院となる[6]
  • 1968年(昭和43年):市立釧路高等看護学院(釧路市立高等看護学院)開設[6]
  • 1984年(昭和59年):春湖台に移転改築[6]
  • 2005年平成17年):阿寒町音別町と合併した新・釧路市誕生に伴い、阿寒病院と会計を統合した「釧路市病院事業」となる[6]
  • 2006年(平成18年):新精神科棟完成[6]
  • 2007年(平成19年):ヘリポート完成[6]。増改築[6]
  • 2009年(平成21年):道東ドクターヘリ運航開始[6]
  • 2010年(平成22年):救急外来本施行[6]
  • 2015年(平成27年):『自治体立優良病院』会長表彰受賞[8]

機関指定

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国民健康保険療養取扱機関 応急入院指定病院
健康保険法保健医療機関 エイズ治療拠点病院
救急告示病院(救急指定病院 第二種感染症指定医療機関
救命救急センター 地域がん診療連携拠点病院
労災保険指定病院 地域周産期母子医療センター
公務災害指定病院 肝疾患専門医療機関
生活保護法指定病院 災害拠点病院
母体保護法指定医 へき地医療拠点病院
結核予防法指定病院 DMAT(災害派遣医療チーム)指定医療機関
性病予防法指定病院 地域センター病院
養育医療指定病院 地方センター病院
自立支援医療指定病院(更生・育成・精神通院) 臨床研修指定病院
身体障害者福祉法指定病院 DPC(診断群分類包括評価)対象病院
原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱病院 精神保健法指定医療機関

診療科等

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診療科

部門

施設認定

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日本内科学会認定制度認定教育施設 日本消化器病学会認定施設
日本消化器内視鏡学会認定指導施設 日本臨床腫瘍学会認定研修施設
日本がん治療認定医機構認定研修施設 日本消化管学会胃腸科指導施設
日本リウマチ学会教育施設 日本循環器学会認定循環器専門医研修病院
日本外科学会外科専門医制度修練施設 日本消化器外科学会関連施設
日本呼吸器外科学会関連施設 日本胸部外科学会認定医制度関連施設
日本乳癌学会関連施設 日本整形外科学会専門医制度研修施設
日本脳神経外科学会訓練医専門施設 日本麻酔科学会麻酔科認定病院
日本ペインクリニック学会指定研修施設 日本小児科学会小児科専門医制度専門医研修施設
日本産科婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設 日本皮膚科学会皮膚科専門医研修施設
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度研修施設
日本眼科学会専門医制度研修施設 日本病理学会研修認定施設
呼吸器外科専門医合同委員会関連施設 心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設
日本脳卒中学会研修教育病院 日本周産期・新生児医学会専門医制度暫定研修施設
日本精神神経学会精神科専門医制度研修施設 日本救急医学会救急科専門医指定施設
日本静脈経腸栄養学会NST(栄養サポートチーム)稼動施設

アクセス・駐車場

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新棟建設

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2018年現在、現病棟が築30年を超えたことから新たな病棟建設が計画され、2015年から実施設計が行われていた。しかしながら2018年3月末の納期までに成果品が納入されなかったため、釧路市は同年5月に実施設計を行ってきた業者との契約を解除。年度内の建設着手を断念している[9]

脚注

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  1. ^ 市立釧路総合病院”. 日本医療機能評価機構. 2017年1月17日閲覧。
  2. ^ 道内市町村立病院の地方公営企業法適用状況” (PDF). 北海道 (2015年). 2017年2月1日閲覧。
  3. ^ “ドクターヘリ訓練 出動要請から搬入まで確認 広尾”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2015年11月17日). http://www.tokachi.co.jp/news/201511/20151117-0022295.php 2017年1月19日閲覧。 
  4. ^ 釧路・根室圏地域医療再生計画” (PDF). 北海道. 厚生労働省. p. 8 (2011年). 2017年1月19日閲覧。
  5. ^ 市立釧路総合病院新棟建設等基本計画” (PDF). 市立釧路総合病院 (2016年). 2017年1月19日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 沿革”. 市立釧路総合病院. 2017年1月19日閲覧。
  7. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、84頁。ISBN 9784816922749 
  8. ^ 自治体立優良病院表彰病院(両会長表彰)”. 全国自治体病院協議会. 2017年1月22日閲覧。
  9. ^ 市立釧路総合病院 新棟建設大幅先送り、設計に遅れ”. 北海道建設新聞 (2018年4月26日). 2018年6月14日閲覧。

外部リンク

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