市立釧路総合病院
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市立釧路総合病院 | |
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情報 | |
英語名称 | Kushiro City General Hospital |
前身 | 官立釧路病院→官立根室病院釧路出張病院→官立厚岸病院釧路出張病院→区立釧路病院 |
標榜診療科 |
内科 消化器内科 心臓血管内科 呼吸器内科 小児科 外科 心臓血管外科 整形外科 脳神経外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科 耳鼻咽喉科 眼科 精神神経科 麻酔科 リウマチ科 アレルギー科 放射線科 病理診断科 リハビリテーション科 歯科 歯科口腔外科 形成外科 救急科 |
許可病床数 |
643床 一般病床:535床 精神病床:94床 感染症病床:4床 結核病床:10床 |
職員数 | 1,065名(2016年4月1日現在) |
機能評価 | 一般病院(500床以上):Ver.6.0[1] |
開設者 | 釧路市長 |
地方公営企業法 | 一部適用[2] |
病院事業管理者 | 高平真(院長) |
開設年月日 | 1872年 |
所在地 |
〒085-0822 |
位置 | 北緯42度58分38秒 東経144度24分13秒 / 北緯42.97722度 東経144.40361度座標: 北緯42度58分38秒 東経144度24分13秒 / 北緯42.97722度 東経144.40361度 |
二次医療圏 | 釧路 |
PJ 医療機関 |
市立釧路総合病院(しりつくしろそうごうびょういん)は、北海道釧路市にある病院(市区町村立病院)。
概要
[編集]道東ドクターヘリの基地病院になっており、釧路・根室圏や北網圏に加えて十勝圏でもドクターヘリの運航を始めている[3]。地方センター病院、北海道災害拠点病院、地域周産期母子医療センター、へき地医療拠点病院、地域がん診療連携拠点病院などに指定されている第3次医療圏(釧路・根室圏)の中核病院になっている[4]。施設の老朽化、狭隘化、医療機能の分断化が進んでいるため、新棟を建設する計画である[5]。
沿革
[編集]- 1872年(明治 5年):「官立釧路病院」として開設[6]。
- 1874年(明治 7年):「官立根室病院釧路出張病院」と改変[6]。
- 1876年(明治 9年):「官立厚岸病院釧路出張病院」と改変[6]。
- 1911年(明治44年):町立釧路病院附属釧路隔離病舎開設(1919年廃止)[6]。
- 1912年(明治45年):移転改築[6]。
- 1913年(大正 2年):真砂町(現在の浦見町)に分院開設[6]。
- 1920年(大正 9年):「区立釧路病院」と改称[6]。
- 1922年(大正11年):市制施行に伴い、「市立釧路病院」と改称。
- 1924年(大正13年):幣舞町に移転改築[6]。
- 1928年(昭和 3年):現在の柏木町付近に市立釧路湖畔病院(隔離病舎)開設(1956年廃止)[6]。
- 1951年(昭和26年):12月2日、病院内で火災が発生、建物の一部と周囲の家屋7戸が焼失。死者15人[7]。
- 1958年(昭和33年):総合病院となる[6]。
- 1968年(昭和43年):市立釧路高等看護学院(釧路市立高等看護学院)開設[6]。
- 1984年(昭和59年):春湖台に移転改築[6]。
- 2005年(平成17年):阿寒町・音別町と合併した新・釧路市誕生に伴い、阿寒病院と会計を統合した「釧路市病院事業」となる[6]。
- 2006年(平成18年):新精神科棟完成[6]。
- 2007年(平成19年):ヘリポート完成[6]。増改築[6]。
- 2009年(平成21年):道東ドクターヘリ運航開始[6]。
- 2010年(平成22年):救急外来本施行[6]。
- 2015年(平成27年):『自治体立優良病院』会長表彰受賞[8]。
機関指定
[編集]国民健康保険療養取扱機関 | 応急入院指定病院 |
健康保険法保健医療機関 | エイズ治療拠点病院 |
救急告示病院(救急指定病院) | 第二種感染症指定医療機関 |
救命救急センター | 地域がん診療連携拠点病院 |
労災保険指定病院 | 地域周産期母子医療センター |
公務災害指定病院 | 肝疾患専門医療機関 |
生活保護法指定病院 | 災害拠点病院 |
母体保護法指定医 | へき地医療拠点病院 |
結核予防法指定病院 | DMAT(災害派遣医療チーム)指定医療機関 |
性病予防法指定病院 | 地域センター病院 |
養育医療指定病院 | 地方センター病院 |
自立支援医療指定病院(更生・育成・精神通院) | 臨床研修指定病院 |
身体障害者福祉法指定病院 | DPC(診断群分類包括評価)対象病院 |
原子爆弾被爆者一般疾病医療取扱病院 | 精神保健法指定医療機関 |
診療科等
[編集]診療科
部門
- 看護部
- 医療連携相談室
- 薬剤部
- 検査科
- 放射線技術部門
- リハビリテーション科
- 栄養科
- 化学療法室
- 検診室
- チーム医療
- 事務部
施設認定
[編集]日本内科学会認定制度認定教育施設 | 日本消化器病学会認定施設 |
日本消化器内視鏡学会認定指導施設 | 日本臨床腫瘍学会認定研修施設 |
日本がん治療認定医機構認定研修施設 | 日本消化管学会胃腸科指導施設 |
日本リウマチ学会教育施設 | 日本循環器学会認定循環器専門医研修病院 |
日本外科学会外科専門医制度修練施設 | 日本消化器外科学会関連施設 |
日本呼吸器外科学会関連施設 | 日本胸部外科学会認定医制度関連施設 |
日本乳癌学会関連施設 | 日本整形外科学会専門医制度研修施設 |
日本脳神経外科学会訓練医専門施設 | 日本麻酔科学会麻酔科認定病院 |
日本ペインクリニック学会指定研修施設 | 日本小児科学会小児科専門医制度専門医研修施設 |
日本産科婦人科学会認定医制度卒後研修指導施設 | 日本皮膚科学会皮膚科専門医研修施設 |
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医教育施設 | 日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医制度研修施設 |
日本眼科学会専門医制度研修施設 | 日本病理学会研修認定施設 |
呼吸器外科専門医合同委員会関連施設 | 心臓血管外科専門医認定機構認定修練施設 |
日本脳卒中学会研修教育病院 | 日本周産期・新生児医学会専門医制度暫定研修施設 |
日本精神神経学会精神科専門医制度研修施設 | 日本救急医学会救急科専門医指定施設 |
日本静脈経腸栄養学会NST(栄養サポートチーム)稼動施設 |
アクセス・駐車場
[編集]新棟建設
[編集]2018年現在、現病棟が築30年を超えたことから新たな病棟建設が計画され、2015年から実施設計が行われていた。しかしながら2018年3月末の納期までに成果品が納入されなかったため、釧路市は同年5月に実施設計を行ってきた業者との契約を解除。年度内の建設着手を断念している[9]。
脚注
[編集]- ^ “市立釧路総合病院”. 日本医療機能評価機構. 2017年1月17日閲覧。
- ^ “道内市町村立病院の地方公営企業法適用状況” (PDF). 北海道 (2015年). 2017年2月1日閲覧。
- ^ “ドクターヘリ訓練 出動要請から搬入まで確認 広尾”. 十勝毎日新聞 (十勝毎日新聞社). (2015年11月17日) 2017年1月19日閲覧。
- ^ “釧路・根室圏地域医療再生計画” (PDF). 北海道. 厚生労働省. p. 8 (2011年). 2017年1月19日閲覧。
- ^ “市立釧路総合病院新棟建設等基本計画” (PDF). 市立釧路総合病院 (2016年). 2017年1月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “沿革”. 市立釧路総合病院. 2017年1月19日閲覧。
- ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、84頁。ISBN 9784816922749。
- ^ “自治体立優良病院表彰病院(両会長表彰)”. 全国自治体病院協議会. 2017年1月22日閲覧。
- ^ “市立釧路総合病院 新棟建設大幅先送り、設計に遅れ”. 北海道建設新聞 (2018年4月26日). 2018年6月14日閲覧。