ホテル・カリフォルニア (アルバム)

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ホテル・カリフォルニア
イーグルススタジオ・アルバム
リリース
録音 1976年3月 - 10月
クライテリア・スタジオ
レコード・プラント・スタジオ
ジャンル ロック
時間
レーベル アサイラム・レコード
プロデュース ビル・シムジク
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(アメリカ・ビルボード
  • 2位(イギリス日本オリコン
  • イーグルス 年表
    グレイテスト・ヒッツ 1971-1975
    (1976年)
    ホテル・カリフォルニア
    (1976年)
    ロング・ラン
    (1979年)
    テンプレートを表示

    ホテル・カリフォルニア』(Hotel California)は、1976年にリリースされた、ロックバンドイーグルスの5作目のアルバム。同年度のグラミー賞最優秀レコード賞受賞作品。

    概要[編集]

    当時のイーグルスは、1974年発表の『オン・ザ・ボーダー』からのシングル・カット曲「我が愛の至上Best of My Love)」が初めて全米チャート第1位となった後、続く1975年発表の『呪われた夜』、1976年発表の『グレイテスト・ヒッツ 1971-1975』と、相次いで大ヒットを記録してアメリカを代表するロック・グループとなっており、次期作品に対しても優れた作品を求める期待を集めていた。このため、相当なプレッシャーから思うような曲作りが進まず、盟友であるJ.D.サウザーを呼び寄せてこの苦境を乗り越え、本アルバムの完成に至った。

    サウンド面においては、それまでのカントリー色は希薄となり、ロック・テイストが強いものとなっている。歌詞については非常に奥深いものが多く、表題曲「ホテル・カリフォルニア」や、ダリル・ホールを主人公イメージのモデルとしたとされる「ニュー・キッド・イン・タウン」や「駆け足の人生」「ラスト・リゾート」など、ウェストコースト・ロック界の凋落、ひいては商業主義化したロック界への皮肉、あるいは現代社会・都市社会の歪みへのアンチテーゼなどを言外に含み、意味深長な内容の楽曲が配置されている。

    ビルボード誌のアルバム・チャートにおいて8週連続全米第1位、全英においても第2位を獲得し、1976年グラミー賞最優秀レコード賞を受彰、現在までに米国内で1,600万枚以上、全世界で2,000万枚以上を売り上げている。シングル・カットされた「ニュー・キッド・イン・タウン」及び「ホテル・カリフォルニア」も、全米ビルボードチャートで第1位を獲得している。

    『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・ベストアルバム500』に於いて、37位にランクイン[1]

    日本では、1984年から1985年にかけて日産・サニーのCMソングに使用された。

    収録曲[編集]

    Side 1
    1. ホテル・カリフォルニア - Hotel California
    2. ニュー・キッド・イン・タウン - New Kid in Town
    3. 駆け足の人生 - Life in the Fast Lane
    4. 時は流れて - Wasted Time
    Side 2
    1. 時は流れて(リプライズ) - Wasted Time (Reprise)
    2. 暗黙の日々 - Victim of Love
    3. お前を夢みて - Pretty Maids All in a Row
    4. 素晴らしい愛をもう一度 - Try and Love Again
    5. ラスト・リゾート - The Last Resort

    ジャケット・デザイン[編集]

    本アルバムのジャケットの建造物は実在のホテルであるが、「ホテル・カリフォルニア」という屋号ではなく、カリフォルニア州ロサンゼルス郡ビバリーヒルズ市所在でサンセット大通りに面している高級ホテル「ビバリーヒルズ・ホテル英語版」(愛称:ピンク・パレス)である(北緯34度04分52秒西経118度24分50秒)。本アルバム・ジャケットに用いられて以降、観光スポットともなった。また、ジャケット内面の写真には、夢と現実の落差を象徴する寂れた雰囲気を表現するため、「ビバリーヒルズ・ホテル」よりも数段格落ちの「リド・ホテル」の内装を撮影して用いた。現在[いつ?]はリド・ホテルは廃業し、賃貸アパートとなっている。

    制作メンバー[編集]

    イーグルス
    スタッフ
    • ビル・シムジク - プロデューサー、ミキサー
    • ジム・エド・ノーマン - ストリングス編曲、指揮者
    • デビッドアレキサンダー - フロントカバー写真撮影
    • ノーマン・シーフ - インナー特大ポスター写真
    • ジョン・コッシュ - デザインアート (ビートルズ ローリングストーンズのアルバムなど多数手がけている)

    脚注[編集]