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『新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて』(しんじゅくのおんな/えんかのほし ふじけいこのすべて)は、1970年3月に藤圭子がリリースしたアルバム。シングル『女のブルース』と同時に1位に輝くなど、藤圭子の人気は絶頂期だった。
- リリースされて1ヶ月も経たないうちにオリコンLPチャートの1位を獲得し、3月末から8月初めの20週間にわたり1位を守り抜いた。なお、21週目にこのアルバムの1位を阻止したのは、セカンド・アルバムの『女のブルース』であった。『女のブルース』もまた16週連続1位を達成し、内山田洋とクール・ファイブとの混成アルバム『演歌の競演 清と圭子』が『女のブルース』と入れ替わる形で5週連続で1位になり、41週連続で1位を獲得し続けた。
- 五木寛之が1970年6月7日付 毎日新聞日曜版 エッセイ『艶歌と援歌と怨歌』でこのLPを取り上げたことで、藤圭子が『怨歌』の代表のようにマスコミで扱われることになった[1]。
- 2013年4月 復刻版CD発売。
収録曲[編集]
- 新宿の女
- 作詞:みずの稔・石坂まさを共作/作曲:石坂まさを
- 星の流れに/菊池章子のカバー
- 作詞:清水みのる/作曲:利根一郎
- あなたのブルース/矢吹健のカバー
- 作詞・作曲:藤本卓也
- カスバの女/エト邦枝のカバー
- 作詞:大高ひさを/作曲:久我山明
- 命かれても/森進一のカバー
- 作詞:鳥井実/作曲:彩木雅夫
- 逢わずに愛して/内山田洋とクール・ファイブのカバー
- 作詞:川内康範/作曲:彩木雅夫
- 夢は夜ひらく(1970年4月 3rd single「圭子の」を冠し『圭子の夢は夜ひらく』とした)
- 作詞:石坂まさを/作曲:曽根幸明
- 柳ヶ瀬ブルース/美川憲一のカバー
- 作詞・作曲:宇佐英雄
- 東京流れもの/渡哲也のカバー(歌詞はオリジナル)
- 作詞:石坂まさを/作曲:不詳
- 花と蝶/森進一のカバー
- 作詞:川内康範/作曲:彩木雅夫
- 長崎ブルース /青江三奈のカバー
- 作詞:吉川静夫/作曲:渡久地政信
- 生命ぎりぎり
- 作詞・作曲:石坂まさを
関連項目[編集]
- ^
五木寛之 (1971), “怨歌の誕生”, 四月の海賊たち: 五木寛之作品集, 文芸春秋
外部リンク[編集]
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1970年-1979年はLP、1980年-1985年はLP・CT合算、1986,1987年はLP・CT・CD合算 |
オリコン週間LPチャート第1位(1970年3月30日-8月10日付) |
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