第29回ブルーリボン賞 (鉄道)
第29回ブルーリボン賞(だい29かいブルーリボンしょう)は、1986年に鉄道友の会が選定したブルーリボン賞である。本項では、第26回ローレル賞(だい26かいローレルしょう)についても併せて記す。
概要
日本国内で使用する鉄道・軌道車両のうち、1985年1月1日から12月31日までの間に日本国内で営業運転に就いた新形式車両またはそれとみなせる車両[1]で、候補車両決定の時点で現に営業をしていることを概ねの要件とする選定候補車両36車種のなかから、ブルーリボン賞1形式、ローレル賞2形式が選定された。
選定車両
ブルーリボン賞
- 伊豆急行 2100系電車
- 総票数5,322票[2]中、1,525票を得票[2]。海側と山側で異なる座席配置、塗装も左右で異なり、前面展望室を採用など、新時代へ向けた発想の転換で開発された点が評価された[3]。
ローレル賞
候補車両
鉄道友の会ブルーリボン賞・ローレル賞選考委員会が候補車両とした36車種。
脚注
- ^ 従来からある形式であっても設計変更を行い新規に製造された車両は、選考委員会の判断によって選定候補車両となるか否かが決定される。また、改造車両についても、選考委員会が選定候補とするか否かを決定する。
- ^ a b c 『ブルーリボン賞'88』 p.149
- ^ 『ブルーリボン賞'88』 p.12
参考文献
- 鉄道友の会 編『ブルーリボン賞の車両'88』保育社、1988年。ISBN 978-4586507566。
外部リンク
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