知立市
ちりゅうし 知立市 | |||
---|---|---|---|
| |||
国 | 日本 | ||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||
都道府県 | 愛知県 | ||
市町村コード | 23225-4 | ||
法人番号 | 5000020232254 | ||
面積 |
16.31km2 | ||
総人口 |
72,098人 [編集] (推計人口、2024年3月1日) | ||
人口密度 | 4,420人/km2 | ||
隣接自治体 | 刈谷市、豊田市、安城市 | ||
市の木 | ケヤキ | ||
市の花 | カキツバタ | ||
他のシンボル | - | ||
知立市役所 | |||
市長 | 林郁夫 | ||
所在地 |
〒472-8666 愛知県知立市広見3丁目1番地 北緯35度0分4.6秒 東経137度3分2.9秒 / 北緯35.001278度 東経137.050806度 | ||
外部リンク | 知立市 | ||
ウィキプロジェクト |
知立市(ちりゅうし)は、愛知県の中央部に位置する三河地方の市。
概要
古くから交通の要衝として栄え、鎌倉時代に整備された鎌倉街道や江戸時代の東海道の跡を市内に見ることができる。江戸時代は、池鯉鮒(ちりゅう、歴史的仮名遣いでの振り仮名は「ちりふ」)と書いた。
名産品は大あんまきである。
地理
三河の市では、高浜市に次いで面積が小さく人口密度は三河で最も高い。名古屋市の25km圏内に位置する都市である。市域は平坦な土地となっており、市の北部に逢妻川、南部に猿渡川が流れる。
隣接する自治体
人口
知立市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
愛知県内の自治体の中で最も外国人の比率が高く、そのほとんどがブラジル人である[要出典]。
市内の町名
知立町時代は以下の大字が編成されていた。
- 知立(1906年までの旧知立町の区域)
- 牛田(旧牛橋村)
- 八橋(旧牛橋村)
- 来迎寺(旧牛橋村)
- 上重原(旧上重原村)
- 西中(旧長崎村)
- 谷田(旧長崎村)
- 八ツ田(旧長崎村)
その後市制施行により知立市となり、同時に市内の大字がすべて廃止され新たに22町が設置され29町編成となった。その後住居表示により町が続々新設され現在は42町となっている。知立町時代に設置された町名も含め現在までに成立した町名を以下に列挙する。
- 池端(1965年、知立・上重原より成立)
- 弘栄(1965年、知立・上重原より成立)
- 栄(1965年、知立より成立)
- 新富(1965年、知立より成立)
- 長田(1965年、知立より成立)
- 堀切(1965年、知立・上重原より成立)
- 昭和(1967年、牛田・八ツ田より成立)
- 山屋敷町(1970年、知立より成立)
- 西丘町(1970年、知立より成立)
- 西町(1970年、知立より成立、1974年一部が刈谷市に編入)
- 逢妻町(1970年、知立より成立)
- 宝町(1970年、知立より成立)
- 桜木町(1970年、知立より成立)
- 本町(1970年、知立より成立)
- 中山町(1970年、知立より成立)
- 新地町(1970年、知立より成立)
- 長篠町(1970年、知立より成立)
- 内幸町(1970年、知立より成立)
- 山町(1970年、知立より成立)
- 中町(1970年、知立より成立)
- 牛田町(1970年、牛田・知立より成立)
- 八橋町(1970年、八橋より成立)
- 来迎寺町(1970年、来迎寺より成立)
- 弘法町(1970年、上重原より成立)
- 上重原町(1970年、上重原より成立、1974年一部が刈谷市に編入)
- 西中町(1970年、西中より成立)
- 新林町(1970年、西中より成立)
- 谷田町(1970年、谷田より成立)
- 八ツ田町(1970年、八ツ田より成立)
- 新池(1979年、山町・長篠町・牛田町より成立)
- 牛田(1979年、山町・牛田町より成立)
- 南陽(1979年、牛田町・長篠町より成立)
- 広見(1979年、新地町・長篠町・山町より成立)
- 東栄(1979年、内幸町・山町・長篠町より成立)
- 東長篠(2007年、長篠町・新地町・弘法町より成立)
- 南新地(2007年、新地町・上重原町・長篠町・弘法町より成立)
- 宝(2007年、宝町・上重原町・西町より成立)
- 西(2007年、宝町・西町より成立)
- 鳥居(2007年、上重原町・宝町より成立)
- 東上重原(2007年、新地町・上重原町より成立)
- 弘法(2007年、長篠町・新地町・上重原町・弘法町より成立)
- 上重原(2009年、上重原町より成立)
歴史
江戸時代には東海道39番目の宿場町である池鯉鮒宿として繁栄し、馬市で有名であった。この時代、旧知立村および旧八橋村に該当する地域は刈谷藩領、残る市域は陸奥国福島藩(後の重原藩)領であった。
郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治23年 - 明治45年 | 大正1年 - 大正15年 | 昭和1年 - 昭和64年 | 平成1年 - 現在 | 現在 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
碧 海 郡 |
知立村 | 知立町 | 明治39年5月1日 合併 知立町 |
知立町 | 昭和45年12月1日 市制 知立市 |
知立市 | 知立市 |
上重原村 | 上重原村 | ||||||
牛田村 | 牛橋村 | ||||||
八ツ橋村 | |||||||
来迎寺村 | |||||||
八ツ田村 | 長崎村(一部) | ||||||
西中村 | |||||||
谷田村 |
市名の由来
すでに、7世紀後半の木簡に「知利布」(ちりふ)とある。律令制以後の8世紀の木簡に「知立」とある。平安時代の『和名抄』に「智立」郷がみえ、江戸時代には「池鯉鮒」という東海道の宿場町として栄えた。知立神社を建てた伊知理生命(いちりゅう)にちなむという説もある。「池鯉鮒」の名は知立神社の池にコイやフナが多数いたことに由来する(大あんまきで有名な藤田屋のホームページなどに記載)。
行政
- 市長
- 市議会
- 議員定数は20人。
財政
広域行政
経済
自動車工業が盛んで、2005年度の製造品出荷額等は1247億8565万円だった。また、伝統工芸品として仏壇がある。
主な企業
商業施設
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- フレンドシップ相手国
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた。[1]。
日本国内
- 友好都市
教育
高等学校
中学校
小学校
- 知立市立知立小学校
- 知立市立猿渡小学校
- 知立市立来迎寺小学校
- 知立市立知立東小学校
- 知立市立知立西小学校
- 知立市立八ツ田小学校
- 知立市立知立南小学校
交通
市内には国道1号、国道23号(知立バイパス)、国道155号など幹線道路が通っている。しかし、主要道路以外の道路は比較的狭く、Y字路やT字路などの変則交差点が多い。
鉄道は、名鉄名古屋本線と名鉄三河線がそれぞれ通っており、知立駅で両線が交差する。現在、知立駅周辺の立体交差事業と三河線の複線化事業が進められているが、財政的な事情により豊田市に比べて進捗度が遅く、一部区間を除いて単線とする計画になっている。また、市内には東海道新幹線が走っているが、駅はない。(最寄の新幹線駅は名古屋駅または三河安城駅)
鉄道
- 名古屋鉄道(名鉄)
知立駅から名鉄名古屋駅までは快速特急または特急で約20分(神宮前駅(名古屋市熱田区)まで途中無停車)。急行は一部を除いて鳴海駅(名古屋市緑区)や前後駅(豊明市)などで快速特急または特急を待避するため、知立駅から名古屋方面への急行利用者は少ない。市南部の地域では刈谷市にあるJR野田新町駅や東刈谷駅も利用可能。
バス
- 名鉄バス
- 知立 - トヨタ車体前 - 愛知教育大前 - イオン三好店アイモール前・日進駅
- 知立市コミュニティバス(ミニバス)
- 一部は秋田病院や知立団地などを通るため、名鉄バスの廃止区間もカバーしている。
- 知多乗合
- 中部国際空港行きリムジンバスが知立駅前から発着している。
- 知多シーガル号
道路
- 一般国道
- 一般有料道路
- 主要地方道
- 一般県道
観光
名所・史跡
- 寺院
- 神社
祭事・催事
名物
出身有名人
- 鈴木政二(内閣官房副長官・参議院議員・元運輸政務次官・元愛知県議会議員・元知立市議会議員)
- 黒柳能生(SOPHIAベーシスト)
- 納見佳容(女優・元女子プロレスラー)
- 安藤禎央(エレクトーンプレイヤー)
- ウノ・カマキリ(漫画家)
- 近藤浩章(作曲家)[2]
- 伊藤キム(振付家・ダンサー)
- 鈴木久嗣(陸上競技選手・バルセロナオリンピック出場)
- 天凰山豊(大相撲力士)
- おかざきみつき(イラストレーター・美少女ゲーム原画家・現スクウェア・エニックス所属)[3]
- 岩田新(法学者)
脚注
- ^ 「あいちフレンドシップ交流アルバム」(あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ^ プロフィール : 作曲家 近藤浩章のドラ★ブロ
- ^ 世界コスプレサミット2014ゲスト作家