万博記念競技場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。EmausBot (会話 | 投稿記録) による 2012年6月1日 (金) 12:40個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2+) (ロボットによる 変更: zh:萬博紀念競技場)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

万博記念公園 > 万博記念競技場
万博記念競技場
Expo '70 Stadium
万博
ピッチ写真
施設情報
所在地 日本の旗 大阪府吹田市千里万博公園5‐2
位置 北緯34度48分37.25秒 東経135度32分33.95秒 / 北緯34.8103472度 東経135.5427639度 / 34.8103472; 135.5427639
開場 1972年
修繕 1993年、1996年、2006年
所有者 日本万国博覧会記念機構
運用者 日本万国博覧会記念機構
グラウンド 天然芝(106 x 68.9 m)
ピッチサイズ 105 x 68 m
照明 4基(鉄塔式)
大型映像装置 アストロビジョン
使用チーム、大会
ガンバ大阪(Jリーグ)
収容人員
21,000人

万博記念競技場(ばんぱくきねんきょうぎじょう、英語: Expo '70 Stadium)は大阪府吹田市にある日本陸上競技連盟第1種公認陸上競技場である。独立行政法人日本万国博覧会記念機構が施設を所有し、指定管理者としても運営管理を行っている。万博スタジアムとも呼称される。

日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するガンバ大阪のホームスタジアムとして知られるほか、各種陸上競技大会やラグビーの大会も開催される。

歴史

1970年日本万国博覧会の開催終了後、記念公園として整備された万博記念公園1972年にオープンした。

1993年ガンバ大阪のホームスタジアムとなることを受けてナイター照明設置工事を実施した。1996年には翌年のなみはや国体開催決定を受けて、スタンドの増築工事を実施。2006年にサイドスタンドが芝生席から立ち見席に改修され、収容人員が23,000人から21,000人へと減少し、現在の形となった。

2002年には、長居公園陸上競技場FIFAワールドカップの開催準備があったため、例年同競技場で行われる国際陸上競技グランプリ大阪大会の会場として使われた。 新しいスタジアムができるとされている。

施設概要

  • 収容人員 21,000人(サイドスタンドのみ立ち見席、メイン・バックは座席)
  • 日本陸上競技連盟第1種公認
  • トラック400m×8レーン、天然芝ピッチ
  • 照明設備4基(鉄塔式)
  • 電光掲示板(1997年から大型映像装置・アストロビジョン(通称「G-VISION」)に
  • 付属・周辺施設 ガンバ大阪練習場(天然芝、人工芝)、球技場、アメリカンフットボール場、運動場(補助競技場)、硬式野球場、少年野球場、スポーツ広場、テニスコート、日本庭園太陽の塔エキスポランド
  • 競技場の地下は三島浄水場の浄水池で、 バックスタンドの地下がポンプ場になっている。浄水場との複合施設でもある。

交通アクセス

その他

  • 近隣への配慮から21時以降の太鼓等の鳴り物を使用した応援を禁止している。ただし、2002年限りでJリーグの延長戦が廃止になったこともあり、21時以降も試合が続く事は滅多にない。
    • 2007年シーズンからスカパー!がJリーグの優先放映権を獲得したことにより、ガンバのホームゲームにおいても一部の試合で19:30キックオフのゲームが組まれるようになった。この場合、通常で後半30分過ぎに21時を迎えるため、以降の残り時間は鳴り物が使用禁止となるケースが再び見受けられるようになった。
  • 毎年吉本陸上競技会の会場として、第一回放送から使われている。
  • 老朽化が進んでいる上、収容人数などが国際サッカー連盟(FIFA)の国際規格を満たしていないため、ガンバは新たなホームスタジアムの建設・移転を模索している。実際に2008年のガンバが出場したスルガ銀行チャンピオンシップは、国際大会には不適格という理由で長居スタジアムで行われた。
  • 競技場にはガンバのスポンサーの広告幕・看板がスタンド最前列に常に掲示されているが、AFCチャンピオンズリーグなど、FIFA・AFC主催の国際公式戦では原則としてFIFA・AFC公認スポンサーの広告幕しかかけられない(クリーンスタジアム)ため、その場合は白の横断幕で隠している。なお2011年チャンピオンズリーグではバックスタンドに関しては大会ロゴをデザインした青の横断幕をかけている。
  • 1996年のJリーグにおいて、京都パープルサンガ(当時)のホームゲームが台風の影響で延期された。しかし代替開催日(8月24日)に本来のホームスタジアム(西京極競技場)が利用できないことから、当競技場で代替開催された。

ギャラリー

外部リンク