成城大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
成城大学
| 大学設置 | 1950年 |
|---|---|
| 創立 | 1926年 |
| 学校種別 | 私立 |
| 設置者 | 学校法人成城学園 |
| 本部所在地 | 東京都世田谷区成城6-1-20 |
| キャンパス | 成城(東京都世田谷区) |
| 学部 | 経済学部 文芸学部 法学部 社会イノベーション学部 |
| 研究科 | 経済学研究科 文学研究科 法学研究科 |
| ウェブサイト | 成城大学公式サイト |
成城大学(せいじょうだいがく、英称:Seijo University)は、東京都世田谷区成城6-1-20に本部を置く日本の私立大学である。1950年に設置された。大学の略称は成城大。
目次 |
大学全体
「成城」という名は、詩経の「哲夫成城」という句をもとにしている。「哲夫」とは、「優れた見識ある人」というほどの意であり、「城」は国である。すなわち、「国を作るのは、優れた見識を持った人である」という意味となる。なお、成城という地名は、1927年に実施された耕地整理の際に成城学園の校名を元に「喜多見成城」として命名されたもので、成城学園が現校地へ移転した際には喜多見という地名であった。
教育および研究
経済、文芸、法、社会イノベーションの4学部11学科からなる理系学部をもたない文系の総合大学である。個性を尊重した教育など学園の創設者である澤柳政太郎が示した教育理念を高等教育でも継承することを目指し、少人数教育を重視している。大学付置の研究施設として民俗学研究所と経済研究所があり、学部付置の研究施設として現代法研究室がある。
沿革
略歴
澤柳政太郎が1917年に成城中学校に併設した成城小学校を源流としている。(後に正式に分離独立した)その後、1926年に七年制旧制高等学校である旧制成城高等学校を創設、翌年には、旧制女学校である成城高等女学校を創設した。
成城学校との関係については学校法人成城学園#成城学校との関係を参照。
1949年の学制改革に伴い、旧制成城高等学校及び成城高等女学校を母体として新制大学と新制高等学校へ組織変更することとなり、1950年に成城大学が創設された。
成城大学は、当初、経済学部と理学部の2学部を設置していたが、1954年理学部を廃止。同年、文芸学部と短期大学部を開設した。さらに1977年には法学部が設置された。2005年には短期大学部を廃止、社会イノベーション学部を新設している。
現在の大学の規模は学部が経済、文芸、法、社会イノベーションの4学部11学科。大学院が社会イノベーション以外の3つについての3研究科9専攻。なお2005年度の数字によると専任教員数133(教授95 助教授32 専任講師6)、非常勤講師323、学生数は学部が4901、大学院139である。
年表
- 1917年 成城小学校開設。
- 1926年 旧制成城高等学校(7年制)創設
- 1927年 成城高等女学校(旧制女学校)創設。
- 1950年 成城高等学校および成城高等女学校を母体に成城大学を開設、経済学部・理学部を設置。旧制成城高等学校(7年制)廃止。
- 1954年 文芸学部、短期大学部を設置。理学部を廃止。
- 1967年 大学院を設置。
- 1973年 民俗学研究所を設置。
- 1977年 法学部を設置。教育研究所を開設。
- 1980年 LLセンター、計算機センターを開設。現代法学研究室を設置。
- 1987年 法学研究科を設置。経済学研究所を開設。伊勢原総合グラウンド完成。
- 1996年 スポーツセンターが完成。
- 2005年 社会イノベーション学部を設置。メディアネットワークセンターを創設。
- 2007年 新3号館が完成予定。
基礎データ
所在地
教育および研究
組織
学部
- 経済学部
- 経済学科
- 経営学科
- 文芸学部
- 国文学科
- 英文学科
- 芸術学科
- 美学、芸術学(音楽学・演劇学・映画学)と美術史(日本・東洋・西洋)の各分野を併せ持つ日本でも数少ない学科として知られている。
- 文化史学科
- 主に「日本史学」「民俗学」「文化人類学」という3つの柱から成り立つ。
- マスコミュニケーション学科
- 現代社会とメディアとの関係をさまざまな学問をとおして学ぶ学科。
- ヨーロッパ文化学科
- 法学部
- 法律学科
- 法曹コース
- 法律専門家の人材を育成する
- 企業と法コース
- 企業の法務担当など、企業において法的知識を学ぶ
- 公共政策コース
- 公共政策の学問的知識を学ぶ
- 国際社会と法コース
- 国際法を始め、国際組織や外交政策、開発援助などを学ぶ
- 法曹コース
- 法律学科
- 社会イノベーション学部
- 政策イノベーション学科
- 心理社会学科
大学院
附属機関
- 研究施設
- 民俗学研究所(大学付置)
- 柳田国男文庫
- 堀文庫
- 佐伯文庫
- 経済学研究所(大学付置)
- 高垣文庫
- 現代法研究室(法学部付置)
- 民俗学研究所(大学付置)
- 図書館
- 経済学部資料室
- 文芸学部資料室
- 法学部資料室
- 国家試験対策文庫
- 社会イノベーション学部資料室
- メディアネットワークセンター
- 国際交流室
- トレーニングセンター
- キャリア支援センター
民俗学研究所
民俗学研究所は柳田国男寄贈書を納めた、「柳田国男文庫・民俗学研究所」を基に設立された研究所である。柳田国男文庫、堀文庫、佐伯文庫がある。また、毎年特別展や、講演会を行っている。日本の大学としては数少ない民俗学専門の研究所である。
教育
自主マスコミ講座
自主マスコミ講座(じしゅますこみこうざ)は、文芸学部専任講師の森暢平が開講している成城大学独自のマスコミ志願者向け講座である。受講するには大学内の選抜試験に合格しなければならない。ただし正課ではない。
留学制度
成城大学では交換留学、提携留学、認定留学、短期語学留学という4つの留学制度を設けている。交換留学、提携留学の留学先の学費は、大学が負担している
学生生活
部活動・クラブ活動・サークル活動
- 課外活動を行う団体は、経済学部特別団体、法学部特別団体、文芸学部特別団体、文化部連合団体、体育部連合団体、公認サークルに分かれている。文化系クラブのクラブ塔として文連ハウスが、体育会系クラブのクラブ塔として体連ハウスがある。文連ハウスは成城大学の卒業生でもある辻仁成の小説に度々登場している。
- 学部特別団体は、文芸学部の特別団体(下部団体)であるシェークスピア研究会、経済学部の特別団体である社会研究会、法学部の特別団体である司法試験勉強会、というように各学部に複数の特別団体があり、部活動を行っている。学生会系の文化部連合・体育部連合とは異なり、各特別団体の予算は、各学部からそれぞれ供出される。よって、特別団体の活動テーマは、それぞれの学部の研究分野に関連しなければならない。また、原則として団体の部長等の役員は所属の学部生が就く。一方、その学部の学生でなければ入部できないというわけではなく、法学部の学生が文芸学部の特別団体に、経済学部の学生が法学部の特別団体に…と自由に入部して活動できる。
- 90年代後半まで、「軽井沢セミナー」(略称「軽セミ」)と呼ばれるサークルのような自主ゼミが毎夏運営された。毎年、有志が執行部を組織し、ゼミの参加者を募る。1ゼミ10人前後で複数のゼミをつくり、それぞれのゼミで講師の先生(大学の教授、助教授、講師)に講義を依頼して、夏休みに軽井沢にある成城大学の施設「白樺荘」で、合宿形式のゼミを行った。完全な学生の自主性によるゼミであり、学部の別も問わなかった。
学園祭
- 成城大学の学園祭、「成城祭」は毎年11月上旬に行われている。
スポーツ
大学関係者と組織
大学関係者組織
- 成城大学の同窓会は、学校法人成城学園および旧制諸学校まで含めた成城学園全体の同窓会である成城学園同窓会となっており、大学のみの同窓組織ではない。成城学園同窓会には支部が存在しており、通常「○○成城会」という名称が付いている。同窓会が公認している地域支部の他、職域支部も存在しており、ホテル成城会などが活動している。
大学関係者一覧
施設
キャンパス
全学部・研究科が同一の敷地内にあるワンストップ型キャンパスとなっている。学校法人成城学園では、校地を「成城キャンパス」と呼んでいる。
対外関係
他大学との協定
- 国際交流協定
- イギリスのダラム大学、シェフィールド大学など、12大学と国際協定を結んでいる。
関係校
- 旧制七年制高等学校
- 玉川大学
- 創立者の小原國芳が成城学園の校長を務めていたことがある関係でオーストリア国立スキー学校の校長を務めていたクルッケンハウザーを共同で招聘するなど、関係が深い。
- 和光大学
- 澤柳政太郎の教育理念に共感した成城学園の教師や生徒を通わせていた父兄によって1933年に成城学園から分離独立した和光学園が設置している大学であり、関係が深い。
附属学校
公式サイト
この項目は、ウィキプロジェクト 大学のテンプレートを使用しています。

