ラクウショウ

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ラクウショウ
Sumpfzypresse (Taxodium distichum).jpg
ラクウショウ
保全状況評価[1]
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 LC.svg
分類
: 植物界 Plantae
: 裸子植物門 Gymnospermae
: マツ綱 Coniferopsida
: マツ目 Coniferae
: ヒノキ科 Cupressaceae
: ヌマスギ属 Taxodium
: ラクウショウ Taxodium distichum
学名
Taxodium distichum (L.) Rich.
和名
ラクウショウ(落羽松)、ヌマスギ(沼杉)
変種
  • var. imbricatum タチラクウショウ[2]

ラクウショウ(落羽松、学名Taxodium distichum)はヒノキ科(またはスギ科ヌマスギ属針葉樹。別名はヌマスギ(沼杉)。和名はヌマスギ。

特徴[編集]

北アメリカ原産の落葉針葉高木。アメリカ大陸東南部からメキシコに分布するが、日本にも移植され公園などで見られる。湿潤地に適し、沼沢地での根元が少し水につかった状態(冠水)で自生することが多い。このため日本ではヌマスギと呼ばれる。は雌雄異花で開花期は4月頃。果実は緑色の球形である。葉はメタセコイアに似るが、メタセコイアが対生するのに対して、本種は互生するのが鑑別点となる。

湿地に植えると、幹の周りに呼吸のための呼吸根気根)が出てくる。膝根とよばれる。湿地に向いた木であるが、通常の土地でも植栽できる。繁殖は実生、挿し木

木材としての用途[編集]

辺材は器具に、心材は精油を適度に含みながらも大きな気室を持つ細胞構造であるため、軽量で土中や水中で腐朽しにくいその特質を生かし土木(枕木など)、船舶材、建築(屋根板など)などとしても利用される。

ラクウショウの植樹された公園 
水面から出る気根 
枝と葉 
果実 

脚注[編集]