ダラム大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ダラム大学
Durham University
校訓

Fundamenta eius super montibus sanctis

"Her foundations are set upon the holy hills"
(詩篇第86編"Psalter"より)
創立 1832年
総長 Bill Bryson
副総長 Chris Higgins
学生 16,275[1]
学部生 11,640[1]
大学院生 4,635[1]
所在地

イギリス
University Office
Old Elvet Durham
DH1 3HP

北緯54度46分23秒 西経01度34分27秒 / 北緯54.77306度 西経1.57417度 / 54.77306; -1.57417ダラム州 ダラム市及びストックトン・オン・ティーズ市
キャンパス 都市
スクールカラー      Palatinate Purple
ウェブサイト http://www.dur.ac.uk
テンプレートを表示

ダラム大学(Durham University)は、イギリスダラム州ダラム市及びストックトン・オン・ティーズ市に所在する大学である。イギリスの研究志向型大規模大学連合「ラッセルグループ」に属する。

目次

概要 [編集]

ダラム大学はイングランドで3番目に古い大学であり[2]オックスフォード大学ケンブリッジ大学(両校をあわせてオックスブリッジと呼ぶ)と同じカレッジ制大学であることから、これら3大学をまとめてドオックスブリッジ と呼ぶ事もある[3]

日本語教育を長年行ってきた事もあり[4]、日本の大学とも繋がりが深く、帝京大学ダラム分校がダラム大学キャンパス内にある。また東京大学横浜国立大学熊本大学東北学院大学青山学院大学就実大学の各校ともダラム大学は協定を結んでいる(文部科学省平成20年度調査登場順[5])。ダラム・ビジネス・スクールは東京大学大学院との交換留学も行っている。

沿革 [編集]

ダラム大学の起源は、世界遺産であるダラム大聖堂にある。実は、1832年のダラム大学開設以前にも、設立の動きは二度ほどあった。第一はヘンリー8世の治世の時代で、オックスフォードにダラム大聖堂のカレッジを設立する動きがあったが、実現しないまま終わった。第二の試みは、共和制時代であり、1657年には設立勅許状が発行されるに至るが、オックス・ブリッジの強い反対に遭ってクロムウェルがオックス・ブリッジに妥協、またも設立計画は流れた。そして19世紀を迎え、ようやく開設が実現した。

ダラム大聖堂の主教は、その統治する地域において聖俗双方の権力を有していたことから「プリンス・ビショップ」と呼称され、その豊かな財産は羨望の的となっていた。しかし、19世紀にダラム大聖堂の財産が徴収される恐れが生じたため、最後のプリンス・ビショップであるヴァン・ミルダート主教の指導によりダラム大聖堂主教参事会が大聖堂の組織改組案を作成、これが1832年議会により承認された。通常、これをもってダラム大学の設立とする。1833年にダラム大学は開校したが、設立勅許状が発行されたのは1837年6月1日であり、その7日後に第一期の卒業生を送り出した。

組織 [編集]

図書館

ダラム大学は、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学と同様、カレッジの集合体であり、計16のカレッジから構成されている。ダラム大学のキャンパスは2ヶ所に分かれており、一つは世界遺産であるダラム城・大聖堂を有するダラム市街、もう一つはそこから23マイル(約30キロ)南にあるストックトン市街に、最新鋭の設備を備えた、クィーンズキャンパスがある。両キャンパス間は定期的にシャトルバスが運行され、簡単に行き来する事ができる。ダラムキャンパスでは、世界遺産であるダラム城がUniversity College の施設として使われている。University Collegeの学生は世界遺産に登録された城に住むことができる。同場所は映画ハリー・ポッターのロケにも使われた。入学式や卒業式はこの世界遺産で行われる。

学生の85%がイギリス国外からの留学生で構成される[6]国際色豊かなダラム・ビジネス・スクールは、ファイナンス分野が強く、フィナンシャル・タイムズの会計学修士号に関するランキングで世界第28位となっている[7]


カレッジ一覧 [編集]

現在、ダラム大学には16のカレッジがある。ダラムキャンパスに14カレッジ、そしてストックトンのクィーンズキャンパスに2カレッジがある。ストックトンのクィーンズキャンパスは現在も拡張工事が行われており、新たなカレッジの設置も検討されている。 上記のようにダラム大学は日本との繋がりも深く、日本人にも人気が高い事から、各カレッジに毎年数名の日本人が在籍している。


ランキング [編集]

イギリスの新聞社による2011年度ランキングにおいて、ダラム大学は、

であった。

また、ダラム大学はQS社の2011年世界ランキングにおいて、世界の主要17,000社の人事部が大学卒業生を対象として評価で、世界15位となっている。[12]


著名な関係者 [編集]

架空の人物 [編集]

脚注 [編集]

  1. ^ a b c 大学別学生数2007-2008”. Higher Education Statistics Agency online statistics. 2009年9月19日閲覧。
  2. ^ ロンドン大学ユニヴァーシティ・カレッジキングス・カレッジなどは、大学としての資格はなかったがダラム大学設立以前から存在した。またスコットランドのいくつかの大学はダラム大学より設立年が古い(アンシャンユニバーシティ参照)
  3. ^ 特に三校間で開催されるスポーツイベント時にこの言葉は用いられているようである。詳しくはドオックスブリッジ 参照
  4. ^ 2004年に日本語学科は廃止された University confirms cuts”. BBC. 2009年9月19日閲覧。
  5. ^ 海外の大学との大学間交流協定(平成20年度)”. 文部科学省. 2011年7月14日閲覧。
  6. ^ global-mba-rankings-2011”. フィナンシャル・タイムズ. 2011年7月18日閲覧。
  7. ^ masters-in-finance-pre-experience-2011”. フィナンシャル・タイムズ. 2011年7月18日閲覧。
  8. ^ The Complete University Guide 2011”. 2011年5月12日閲覧。
  9. ^ The Times”. 2011年9月12日閲覧。
  10. ^ The Sunday Times”. 20011-9-12閲覧。
  11. ^ University ranking by institution”. The Guardian. 2011年5月12日閲覧。
  12. ^ Durham graduates among most sought after in the world”. 20011-09-05閲覧。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]