関東学院大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
関東学院大学
金沢八景キャンパス
金沢八景キャンパス
大学設置 1949年
創立 1884年
学校種別 私立
設置者 学校法人関東学院
本部所在地 神奈川県横浜市金沢区六浦
キャンパス 金沢八景(横浜市金沢区)
金沢文庫(横浜市金沢区)
小田原(神奈川県小田原市
学部 文学部
社会学部
国際文化学部
経済学部
法学部
人間環境学部
理工学部
建築・環境学部
教育学部
看護学部
栄養学部
研究科 文学研究科
経済学研究科
法学研究科
工学研究科
法務研究科(法科大学院)
ウェブサイト 関東学院大学公式サイト
テンプレートを表示

関東学院大学(かんとうがくいんだいがく、英語: Kanto Gakuin University、またはMabie Memorial School)は、神奈川県横浜市金沢区六浦に本部を置く日本私立大学である。1949年に設置された。大学の略称KGU(商標登録番号非公開)、関東学大[1]、関学院大[2]、関東[3]などがある。

概観[編集]

大学全体[編集]

関東学院大学は、神奈川県にあるプロテスタントミッション系大学である。横浜市金沢区六浦と釜利谷、小田原市に3箇所のキャンパスを設置している。

校訓[編集]

関東学院大学の校訓は「Be a man and serve the world(人になれ 奉仕せよ)」である。中学関東学院初代学院長坂田祐が提唱。キリスト教に基づく建学の精神に由来。

学風および特色[編集]

沿革[編集]

略歴[編集]

関東学院大学は、1884年(明治17年)にアメリカ北部バプテスト同盟の宣教師であったアルバート・アーノルド・ベネットにより、横浜山手に設立された横浜バプテスト神学校を源流とする。1919年(大正 8年)に横浜三春台に私立中学関東学院が開校。戦後の学制改革により現在の関東学院大学となる。

旧制学制から新制学制への校名変遷

  • 高等教育部門: 東京学院神学部→東京学院神学部・高等科(高等学部)→関東学院高等部社会事業科・商科→関東学院神学部・高等学部商科(高等商業部)→関東学院工業専門学校→関東学院工業専門学校・経済専門学校→(新制)関東学院大学経済学部・工学部 
  • 中等教育部門: 東京中学院→東京学院中等科→私立中学関東学院→関東学院中等部→(新制)関東学院中学校・高等学校

年表[編集]

  • 1884年(明治17年) - A.A.ベネットが、横浜山手横浜バプテスト神学校(後の東京学院神学部)を設立。
  • 1895年(明治28年) - 東京中学院(後の東京学院中等科)設立。
  • 1905年(明治38年) - 専門学校令により東京学院高等科(後の高等学部)を設置。
  • 1910年(明治43年) - 日本バプテスト神学校設立。
  • 1919年(大正 8年) - 東京学院中等科を廃止し、私立中学関東学院が設立。坂田祐が初代学院長となる。
  • 1927年(昭和 2年) - 財団法人関東学院が組織され、東京学院神学部と高等学部を、関東学院高等学部社会事業科と商科に改組。私立中学関東学院は関東学院中学部となる。
  • 1929年(昭和 4年) - 関東学院高等学部社会事業科を神学部社会事業部、商科を高等商業部に改称。
  • 1944年(昭和19年) - 高等商業部は明治学院専門学校に統合される。関東学院航空工業専門学校開校。
  • 1945年(昭和20年) - 関東学院航空工業専門学校を関東学院工業専門学校に改称。
  • 1946年(昭和21年) - 関東学院経済専門学校創立。
  • 1947年(昭和22年) - 関東学院中学部を関東学院中学校・高等学校に改組。
  • 1949年(昭和24年) - 学制改革により関東学院経済専門学校と関東学院工業専門学校を母体として関東学院大学となる。(経済学部、工学部)
  • 1950年(昭和25年) - 青山学院大学から工学部を譲渡される。
  • 1952年(昭和27年) - 関東学院経済専門学校廃校。
  • 1968年(昭和43年) - 文学部を設置。
  • 1972年(昭和47年) - 大学紛争の影響から神学部を廃止、その活動は日本バプテスト同盟日本バプテスト神学校に継承。
  • 1986年(昭和61年) - 金沢文庫キャンパス開設。
  • 1991年(平成 3年) - 法学部設置。小田原キャンパス開設。
  • 2002年(平成14年) - 女子短期大学を改組、人間環境学部設置。教育課程セメスター制を導入。
  • 2004年(平成16年) - 法科大学院開設。
  • 2007年(平成19年) - オックスフォード大学の構内にオックスフォード研究センターを開設。
  • 2009年(平成21年) - 工学部でコース制を導入。
  • 2011年(平成23年) - 金沢文庫駅 - 金沢文庫キャンパス間を結ぶ無料スクールバスが運行開始。GPA、副専攻制度を導入。
  • 2012年(平成24年) - 2013年度の看護学部設置に向け、金沢八景キャンパス(室の木)に新棟が起工。
  • 2013年(平成25年) - 理工学部、建築・環境学部、看護学部の3学部を設置。それに伴い、工学部募集停止。
  • 2014年(平成26年) - 学生証のICカード導入

ここから下は、計画・構想段階

  • 2015年(平成27年) - 社会学部、教育学部、国際文化学部、栄養学部の4学部を設置。
  • 2017年(平成29年) - 法学部を小田原キャンパスから八景キャンパスへ移転 [4]

基礎データ[編集]

所在地[編集]

  • 金沢文庫キャンパス(神奈川県横浜市金沢区釜利谷)
  • 金沢八景キャンパス(神奈川県横浜市金沢区六浦)
  • 小田原キャンパス(神奈川県小田原市荻窪)

象徴[編集]

校章はオリーブの三葉をモチーフとしている。オリーブの三つ葉は、旧約聖書の中では平和繁栄象徴するものとされている(創世紀8章11節)。そこで関東学院大学ではこの校章に関して「一つに結ばれた三つの葉は三位一体なる神をしめすとともに、教育理想である三育、すなわち知育、徳育、体育を表している。」と謳っている。

教育および研究[編集]

組織[編集]

学部[編集]

(2015年から以下の4つの学部が新たに加わる)

*工学部は理工学部へ改組のため、募集停止となった。
*文学部は社会学部・国際文化学部へ改組のため、募集停止となる予定。

大学院[編集]

※法務研究科は2015年度より学生募集を停止

女子短期大学(廃止)[編集]

かつては、同一法人下に関東学院女子短期大学が存在したが、2002年度(平成15年3月)には学生募集を停止し、2001年度(平成13年4月)入学の在学生の卒業と共に廃止された。旧・女子短期大学の定員及びキャンパスは、新たに設置された人間環境学部に継承された。

附属機関[編集]

  • 図書館
  • 研究所
    • キリスト教と文化研究所
    • 人文科学研究所
    • 経済経営研究所
    • 法学研究所
    • 工学総合研究所
    • 大沢記念建築設備工学研究所
    • ハイテクリサーチセンター
    • 人間環境研究所
    • 表面工学研究所
  • センター
    • 情報科学センター
    • 国際センター
    • 関内メディアセンター
    • 生涯教育センター
    • 学生支援室
    • カウンセリングセンター
    • 宗教教育センター
    • キャリアセンター
  • 海外付属機関
  • 関東学院大学出版会

研究[編集]

科学研究費補助金[編集]

平成22年度(2010)の科学研究費補助金の採択件数は22件、配分額は4,669万円(間接経費を含む)である[5]

私立大学学術研究高度化推進事業[編集]

  • 社会連携研究推進事業
    • グローバリゼーションの進展と地域産業基盤の活性化に関する研究
  • 学術フロンティア推進事業
    • 都市・建築のストック再生を目的とした環境共生技術の戦略的開発研究


学生生活[編集]

本節では、学生主体による学園祭や、各クラブ活動について記述する。各団体の活動拠点は、金沢八景(六浦)キャンパスのクラブハウス棟である。

学園祭[編集]

  • 平潟祭
    • 例年11月上旬に実施
  • 創造祭」文化部のみ
    • 例年6月上旬に実施

(どちらも金沢八景キャンパス)

文化部連合局[編集]

主な文化部として下記のクラブがあり、創造祭でも中心的となっている。

体育部連合局[編集]

主な運動部として、下記の4部を強化部としている。

強化部以外の部としては、

  • サッカー部
    • 関東大学サッカーリーグ2部に所属。2006年(平成18年)には横浜F・マリノスと業務提携を結ぶ。
  • バスケットボール部
  • ヨット部
    • 北京オリンピックヨット競技日本代表に1名の卒業生が選出されている。
  • ウインドサーフィン部
    • 全国屈指の強豪で、北京オリンピックセーリング競技日本代表に2名の卒業生が選出されている。

研究業績[編集]

  • この大学の表面工学上特筆に値する業績として、1962年にプラスチックメッキを開発(発明)したことがあげられる。その後、トヨタ自動車と共同で「関東化成工業」を設立した。ただし、社会貢献のためにわざと特許を取得しなかった。[6]
  • 人間環境学部健康栄養学科(2015年から栄養学部)の学生(2014年3月に卒業)が、在学中に世界初の介護用溶けないアイスを卒業論文制作過程において発明した。[7]
  • その他、建築設備学科や大沢記念建築設備工学研究所と関連した、建築設備技術を中心とした業績が多数存在する。[8]

大学関係者と組織[編集]

大学関係者組織[編集]

  • 関東学院大学の同窓会組織として燦葉会がある。

大学関係者一覧[編集]

施設[編集]

キャンパス[編集]

キャンパスは、横浜市金沢区金沢八景金沢文庫小田原市に小田原キャンパスと、神奈川県内に学部別の3キャンパスを有する。また、2004年(平成16年)には関内の横浜メディアセンター内に「KGUメディアセンター」を設置、主に法科大学院の講義や一般公開講座などで使用している。

金沢八景キャンパス[編集]

金沢八景キャンパス(2012年5月17日)

金沢八景キャンパスは大学設置時から存在し、経済学部、理工学部、建築・環境学部、(教育学部)が使用する「六浦校地」通称「六浦キャンパス」と、旧女子短期大学のキャンパスで人間環境学部、看護学部、(栄養学部)が使用する「室の木校地」通称「室の木キャンパス」の総称である。大学本部やフォーサイト21やオリーブテクノセンターおよびベンネットホール(SCC)はここにある。 所在地は神奈川県横浜市金沢区六浦東一丁目50番1号。

金沢文庫キャンパス[編集]

金沢文庫キャンパス(2012年4月12日)
  • 使用学部:文学部社会学部国際文化学部
  • 使用研究科:文学研究科
  • 交通アクセス:京急本線金沢文庫駅よりスクールバスで約10分、関東学院大学金沢文庫キャンパス行バスで約10分、野村住宅センター行バスで約15分。

金沢文庫キャンパスは1986年(昭和61年)に設置された文学部、(社会学部、国際文化学部)のキャンパスである。設置当初は工学部・経済学部の一般教養科目にも使用されていた。キャンパス内にはラグビー部が練習や公式戦に使用する釜利谷グラウンドも併設され、「釜利谷校地」通称「釜利谷キャンパス」とも呼ばれる。周辺は1980年代に開発された閑静な住宅街である。 所在地は神奈川県横浜市金沢区釜利谷南三丁目22番1号。

湘南・小田原キャンパス[編集]

湘南・小田原キャンパス
  • 使用学部:法学部
  • 使用研究科:法学研究科
  • 交通アクセス:小田原駅より徒歩18分、スクールバスで約7分

湘南・小田原キャンパスは1991年(平成 3年)に設置された法学部のキャンパスである。相模湾と丹沢を一望できる丘陵地に立地をし、キャンパスの周辺は木々も多いため四季折々の自然を感じることができ、日本の観光名所の一つである伊豆や箱根などの温泉郷からも近い。 小田原市との公私協力で建設されたが、八景キャンパスへの移転を巡り大学側と小田原市が協議中である。 所在地は神奈川県小田原市荻窪1162番地の2。

サテライトキャンパス[編集]

サテライトキャンパスとして以下のものがある。

学生寮[編集]

  • スチューデントハウス33番地
    • 横須賀市追浜本町2丁目33番地20
    • 金沢八景キャンパスから徒歩圏内である。


対外関係[編集]

他大学との協定[編集]

国内

海外

オックスフォード大学内の関東学院大学研究センター
「関東学院・オックスフォード大学マンスフィールド・カレッジ学術研究教育交流協定」が締結された。

この協定を元にオックスフォード大学の構内に「関東学院大学オックスフォード研究センター」が設けられた。

国際協定締結校[編集]

系列校[編集]

学校法人関東学院が経営している系列校はそれぞれが独立しており、附属校という扱いではないためここでまとめる。

本校出身の有名人[編集]

関東学院大学の人物一覧#著名な卒業生参照。

脚注[編集]

  1. ^ 関西学院大学と区別する時に使われる。
  2. ^ 関東学園大学と区別する時に使われる。
  3. ^ 応援歌等で使われる。
  4. ^ 法学部のキャンパス変更計画について (PDF)
  5. ^ 文部科学省平成22年度 科学研究費補助金 研究者が所属する研究機関別採択件数・配分額一覧(平成22年度新規採択+継続分) (PDF)
  6. ^ [1]。他、メッキ関連の論文を参照の事。
  7. ^ [2]2014年4月2日朝日新聞
  8. ^ 関東学院大学大沢記念建築設備工学研究所の項目参照の事。

Wiki関係他プロジェクトリンク[編集]

公式サイト[編集]


この項目は、ウィキプロジェクト 大学テンプレートを使用しています。