内井昭蔵
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内井 昭蔵(うちい しょうぞう、1933年2月20日 - 2002年8月3日)は、日本の建築家。東京都出身。早稲田大学建築学科、大学院修士課程修了。
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[編集] 経歴
菊竹清訓事務所出身。京都大学・滋賀県立大学教授などを歴任した。1970年桜台コートビレッジで建築学会賞受賞。
[編集] 正教徒としての系譜
[1]内井の祖父:モイセイ河村伊蔵は日本正教会の輔祭であり(最晩年に司祭)、函館ハリストス正教会および豊橋ハリストス正教会の設計・建築監督に携わっている。また内井の父:内井進は建築を本業とし、金成ハリストス正教会と小田原ハリストス正教会の両聖堂、およびニコライ堂のイコノスタスの設計に関わっていた。
こうした系譜にある内井昭蔵自身も「ガウリイル」との聖名(洗礼名)を持つ正教会のクリスチャンであり、著書『ロシアビザンチン 黄金の環を訪ねて』(丸善)は建築家としての視点と正教徒としての視点の両方から黄金の環・キエフ・サンクトペテルブルクに存在する、主に正教会の聖堂を中心としてロシア建築を概観していくという珍しい著書である。埋葬式はニコライ堂で盛大に行われた。永眠のほぼ直前の時期に、ニコライ堂のイコノスタスに新品のイコンを献納している。
[編集] 作品
- 桜台コートビレッジ (1969年・神奈川県横浜市青葉区)……1970年日本建築学会賞
- 宮崎台ビレジ (1971年・神奈川県川崎市宮前区宮崎 (川崎市))……1972年神奈川県建築コンクール佳作賞
- 川島テキスタイルスクール (1973年・京都府京都市左京区)……1975年BCS賞
- 身延山久遠寺宝蔵 (1976年・山梨県南巨摩郡身延町)
- YMCA野辺山青少年センター (1976年・長野県南佐久郡)……吉田五十八賞
- 世田谷美術館 (1986年・東京都世田谷区)……毎日芸術賞・日本芸術院賞
- 蕗谷虹児記念館 (1987年・新潟県新発田市)……第22回BCS賞受賞作品
- 浦添市美術館 (1989年・沖縄県浦添市)
- 国際日本文化研究センター (1991年・京都府京都市西京区)
- 参議院副議長公邸 (1993年・東京都港区)
- 皇居・吹上御苑の新御所 (1993年・東京都千代田区)
- 高岡市美術館 (1994年・富山県高岡市)
- 大分市美術館(1999年・大分県大分市)
- 元麻布ヒルズ (2002年・東京都)
[編集] 著書
- 健康な建築 -イマジネイティブな生活空間を求めて- (1985年 彰国社) ISBN 9784395001866
- ロシアビザンチン(建築巡礼) 黄金の環を訪ねて (1991年 丸善) ISBN 9784621035481
- モダニズム建築の軌跡60年代のアヴァンギャルド (2000年 INAX出版) ISBN 9784872750966
- 続モダニズム建築の軌跡環境へ (仙田満との共著 2003年 INAX出版) ISBN 9784872751154
- 装飾の復権空間に人間性を (2003年 彰国社) ISBN 9784395005383
- 再び健康な建築 -生活空間に倫理を求めて- (2003年 彰国社) ISBN 9784395006878
[編集] 脚注
- ^ 出典:内井昭蔵『ロシアビザンチン 黄金の環を訪ねて』丸善 ISBN 978-4-621-03548-1 (6頁)

