船越徹

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船越 徹(ふなこし とおる、1931年昭和6年)1月25日 -2017年平成29年)11月12日 )は、日本の建築家東京電機大学名誉教授

人物[編集]

東京都生まれ。工学博士船越義房の長男。鳥取県多額納税者で日本クローム工業社長船越作一郎の孫[1]1953年東京大学工学部建築学科卒業。1958年に同大学大学院博士課程修了後、1967年まで吉武研究室助手をつとめ、その後東京電機大学に。

1961年工学博士(東京大学)。論文の題は「小・中学校の運営方式に関する建築計画的研究」[2]

1970年建築設計事務所アルコム設立。杉並区立杉並第十小学校、北区立十条台小学校プール・体育館、杉並区立第四小学校、稲城市立長峰小学校などの教育施設や文化センターなどの公共施設を数多く手がけている。受賞歴は日本建築学会賞ほか多数。

2010年、株式会社長大により吸収合併され、株式会社長大 アルコム建築部となる。

脚注[編集]

  1. ^ 『人事興信録 第13版 下』フ92頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年2月8日閲覧。
  2. ^ 博士論文書誌データベース。

参考文献[編集]

  • 人事興信所編『人事興信録 第13版 下』人事興信所、1941年。

外部リンク[編集]