吉田簑助

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

3世吉田 簑助(よしだ みのすけ、1933年8月8日 - )は、人形浄瑠璃文楽の人形遣い。大阪府生まれ。本名は平尾 勝義(ひらお かつよし)。

[編集] 来歴・人物

1940年6月に3世吉田文五郎に入門し1942年3月に桐竹紋二郎と名乗る。翌年初舞台。1948年8月に2世桐竹紋十郎門下となる。1961年6月3世吉田簑助を襲名。1970年に芸術選奨新人賞を受賞。1994年人間国宝に認定。1996年には紫綬褒章、1997年には芸術院賞を受賞した。1998年に脳出血のため楽屋で倒れたが過酷なリハビリの末、翌年夏の公演で奇跡的にカムバックした。2006年には5度目のフランス公演を行い、2007年にはフラン政府より芸術文化勲章コマンドゥールを受賞した。弟子に3世桐竹勘十郎がいる。文楽を代表する立女形として有名。

[編集] 著書

  • 吉田簑助・山川静夫 『吉田簑助と山川静夫花舞台へ帰ってきた。-脳卒中・闘病・リハビリ・復帰の記録』 淡交社、2007年。ISBN 978-4473033789
  • 吉田簑助 『頭巾かぶって五十年-文楽に生きて』 淡交社、1991年。ISBN 978-4473012005