「北斗星 (列車)」の版間の差分

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*** 需要の増大に対応し、「北斗星3・4号」を臨時列車から定期列車へ変更。個室寝台車を連結のうえJR北海道・東日本共同運行の定期列車とした。連結される車両は「北斗星5・6号」に準じている。これに伴い、個室寝台車を連結しない[[B寝台]]のみで編成された臨時列車には「'''エルム'''」の名称が与えられた。
*** 需要の増大に対応し、「北斗星3・4号」を臨時列車から定期列車へ変更。個室寝台車を連結のうえJR北海道・東日本共同運行の定期列車とした。連結される車両は「北斗星5・6号」に準じている。これに伴い、個室寝台車を連結しない[[B寝台]]のみで編成された臨時列車には「'''エルム'''」の名称が与えられた。
*** 「北斗星3 - 6号」は2号車に「ロイヤル」「デュエット」を挿入し、電源車込みの12両編成に増強<ref name="RJ201408_40">『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.40</ref>。ただし改造の都合で「北斗星3・5号」では6月29日まで、「北斗星4・6号」では翌30日まで一部車両が欠車扱いとなる日があった<ref name="RJ201408_41">『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.41</ref>。
*** 「北斗星3 - 6号」は2号車に「ロイヤル」「デュエット」を挿入し、電源車込みの12両編成に増強<ref name="RJ201408_40">『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.40</ref>。ただし改造の都合で「北斗星3・5号」では6月29日まで、「北斗星4・6号」では翌30日まで一部車両が欠車扱いとなる日があった<ref name="RJ201408_41">『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.41</ref>。
*** 「北斗星3 - 6号」は青森信号場経由から青森駅経由に変更統一。
*** 「北斗星3 - 6号」は青森信号場経由から青森駅経由に変更し、「北斗星」全列車で運転経路を統一。
* [[1990年]](平成2年)
* [[1990年]](平成2年)
** 7月1日:「北斗星1・2号」は2号車に「ロイヤル」「ソロ」を挿入し、電源車込みの12両編成に増強<ref name="RJ201408_41" /><ref>運用の都合で「北斗星1号」は前日の6月30日から増結されていた。</ref>。
** 7月1日:「北斗星1・2号」は2号車に「ロイヤル」「ソロ」を挿入し、電源車込みの12両編成に増強<ref name="RJ201408_41" /><ref>運用の都合で「北斗星2号」は前日の6月30日から増結されていた。</ref>。
** 日時不詳:「北斗星3号」以外の「ヒルネ」利用を廃止。「北斗星トマムスキー号」の運転区間を[[横浜駅]] - トマム駅間に変更。
** 日時不詳:「北斗星3号」以外の「ヒルネ」利用を廃止。「北斗星トマムスキー号」の運転区間を[[横浜駅]] - トマム駅間に変更。
* [[1991年]](平成3年)
* [[1991年]](平成3年)
** [[1月10日]]:[[国鉄24系客車#夢空間|夢空間編成]]を連結した「北斗星トマムスキー号」を横浜駅 - トマム駅間で運転。同編成を最初に営業運転した列車となる。
** [[1月10日]]:[[国鉄24系客車#夢空間|夢空間編成]]を連結した「北斗星トマムスキー号」を横浜駅 - トマム駅間で運転。同編成を最初に営業運転した列車となる。
** [[3月16日]]:上野駅での停車中に、電源車の発電機からの騒音と排気ガスによる影響を軽減するため編成全体の方向を転換し、[[電源車]]を青森寄りに組成する。号車番号は逆順に変更され、食堂車は7号車、個室寝台車は8 - 10号車とされた。また、「北斗星1・2号」編成の個室増強が開始され、1人用個室B寝台「ソロ」車両を7月から、2人用個室B寝台「デュエット」車両を10月から使用開始した。
** [[3月16日]]:上野駅での停車中に、電源車の発電機からの騒音と排気ガスによる影響を軽減するため編成全体の方向を転換し、[[電源車]]を青森寄りに組成する。号車番号は逆順に変更され、食堂車は7号車、個室寝台車は8 - 10号車とされた。また、開放式B寝台車両と差し替える形で「北斗星1・2号」の個室増強が開始され、1人用個室B寝台「ソロ」車両を91日から<ref>運用の都合で「北斗星2号」は前日の8月31日から増結されていた。</ref>、2人用個室B寝台「デュエット」車両を111日から使用開始した<ref>運用の都合で「北斗星2号」は前日の10月31日から増結されていた。</ref><ref name="RJ201408_42">『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.42</ref>
* [[1993年]](平成5年)12月1日:「北斗星2号」の[[八戸駅]]の停車を廃止し、運転停車に変更。
* [[1993年]](平成5年)12月1日:「北斗星2号」の[[八戸駅]]の停車を廃止し、運転停車に変更。
[[ファイル:JR Hokkaido DD51 1068 yunekukan hokkaido.jpg|220px|thumb|「夢空間北海道号」<br />(1994年10月 苫小牧駅)]]
[[ファイル:JR Hokkaido DD51 1068 yunekukan hokkaido.jpg|220px|thumb|「夢空間北海道号」<br />(1994年10月 苫小牧駅)]]

2014年11月30日 (日) 05:32時点における版

北斗星
EF510形電気機関車の牽引による「北斗星」 (2010年9月12日 栗橋駅 - 東鷲宮駅間)
EF510形電気機関車の牽引による「北斗星」
(2010年9月12日 栗橋駅 - 東鷲宮駅間)
運行者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
北海道旅客鉄道(JR北海道)
IGRいわて銀河鉄道
青い森鉄道
列車種別 特別急行列車
運行区間 上野駅 - 札幌駅
経由線区 東北本線いわて銀河鉄道線青い森鉄道線津軽海峡線函館本線室蘭本線千歳線
使用車両 24系客車(JR東日本尾久車両センター・JR北海道札幌運転所
EF510形電気機関車(JR東日本田端運転所
ED79形電気機関車(JR北海道函館運輸所
DD51形ディーゼル機関車(JR北海道函館運輸所)
運行開始 1988年3月13日
備考 2014年3月15日現在のデータ
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函館駅を発車する「北斗星」
函館駅を発車する「北斗星」
さいたま新都心駅を通過中の「北斗星」
さいたま新都心駅を通過中の「北斗星」

北斗星(ほくとせい)は、上野駅 - 札幌駅間を東北本線いわて銀河鉄道線青い森鉄道線津軽海峡線津軽線海峡線江差線)・函館本線室蘭本線千歳線を経由して運行する寝台特別急行列車である。食堂車ロビーカー、個室寝台を連結し、「日本初の豪華寝台特急」ともいわれる。

本項では過去に同様の系統で運行された、臨時寝台特急列車「エルム」などについても記載する。

概要

青函トンネル津軽海峡線)が開業した1988年3月13日に、初めて東京北海道を乗り換え無しで直行する列車として運行を開始した。 走行距離 1,214.7 kmはJRグループが運行する定期旅客列車として最長距離である。このうちJR線 1,010.8 kmである。 臨時列車も含めた全旅客列車でも、「トワイライトエクスプレス」に次ぎ、同一経路で運行される「カシオペア」と同順位の2位である。

運行開始当初は1日3往復が運行され、うち1往復は臨時列車扱いだった。1989年には3往復全てが定期列車となった。

1999年の「カシオペア」運行開始後は1往復が臨時列車に格下げされ2往復となった。2008年3月以降は北海道新幹線建設工事の影響で、青函トンネルを含む津軽海峡線区間での夜間工事時間帯確保のため[1]に、毎日1往復のみの運行となっている。

JR東日本が2014年3月14日で寝台特急「あけぼの」の定期運行を終了して以降、上野駅発着の唯一の定期夜行列車となっている。

運行開始から25年を経た現在でも、首都圏~北海道間相互の観光客需要を中心に根強い人気がある。1往復に減便されたことも相まって、特に繁忙期は個室寝台を中心に、1か月前の寝台指定券発売開始後すぐに売り切れることも多い。

列車名の由来

列車名の決定に際しては一般公募が行われた。天体の北斗七星北極星から採られており、「夜行列車は天体名にちなむ」というかつての慣例や「宇宙的なイメージ」からとされる。 なお、一般公募で募られた候補は「北海」が得票数1位で、以下「タンチョウ」「オーロラ」などが続いたが、結局は108位の「北斗星」が採用された。

架線電圧変更と存続問題

北海道新幹線開業により青函トンネルを含む約82キロが新幹線と在来線の共用走行区間となり、架線電圧が在来線用の2万ボルトから新幹線用の2万5000ボルトへと変更される[2]

2013年11月6日、2015年度末(2016年春)に予定されている北海道新幹線開通に合わせ、同年度中に廃止される見込みであることが報道された[3]。北海道新幹線開業に伴う青函トンネルの架線電圧の変更に伴い従来の電気機関車は使えなくなるため、夜行急行「はまなす」や寝台特急「カシオペア」とともに‎2016年3月に予定されている北海道新幹線開業前に廃止となる公算が大きくなっているという見方もあり存続問題に関心が集まっている[4]

2014年8月、北海道、青森県、岩手県の幹部が国土交通省を訪れ寝台特急「カシオペア」や「北斗星」の存続をJR北海道などに働きかけるよう求める要望書を手渡した[2]

運行概況

DD51牽引による「北斗星」

1日1往復、片道約16時間を掛けて上野駅~札幌駅間を走行する。列車番号は下りが 1、上りが 2 である。

停車駅

上野駅 - 大宮駅 - 宇都宮駅 - 郡山駅 - 福島駅 - 仙台駅 - 函館駅 - 森駅 - 八雲駅 - 長万部駅 - 洞爺駅 - 伊達紋別駅 - 東室蘭駅 - 登別駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 札幌駅

  • このほか、上下列車とも一ノ関駅盛岡駅青森駅に、上り列車のみ蟹田駅運転停車する。
    • 一ノ関駅と盛岡駅では運転士の交代、青森駅では牽引機関車の交換と運転士・車掌の交代が行われる。両名ともにJR東日本とJR北海道が交代する。かつては、落部駅で後続の特急「スーパー北斗」1号に追い抜かれ、特急列車が特急列車に追い抜かれるということがあったが、2014年3月15日のダイヤ改正により、同列車の函館発の時刻が約40分繰り上がったため、現在はこのような事象はない。
  • 災害などで東北本線が長期不通となった場合、大宮駅‐青森駅を高崎線上越線信越本線羽越本線奥羽本線経由で運行されることがある。東日本大震災以前では、常磐線経由での迂回運行もあった。
  • 本州内では東北新幹線と並走し、上野 - 仙台間では相互のりかえ可能であるため、下り列車では、スケジュールの都合等で上野や大宮から乗車できないなどの場合や万一の乗り遅れでも後続の新幹線で追いかけることができる。なお、小山那須塩原新白河には北斗星が停まらず、白石蔵王は新幹線単独駅のため、この乗り換えは不可である。上り列車では、新幹線に乗りかえることで首都圏への時間短縮を図ることもできる。なお、上り列車で大幅遅延が発生した場合は同区間以北の新青森八戸盛岡などでも新幹線への振り替え輸送を行うことがある。運転中止の時間帯や場所にもよるが、新青森では代行バスなどで連絡することが多い。
  • 北海道内の一部の駅ではプラットホーム有効長が列車の長さに満たないため、ホームからはみ出す車両はドアカットされ乗降できない。
  • 運転開始当初は、従来の青函航路接続ダイヤの代替として、青森駅のほか八戸駅花巻駅水沢駅にも停車するダイヤを設定した。青森駅に上り2号、八戸駅に下り1号と上り2号が停車していた。

使用車両・編成

牽引機関車

現在使用される牽引機関車
EF510形電気機関車(JR東日本田端運転所所属)
上野駅 - 青森駅間を牽引する。500番台のうち、主に「北斗星」塗色の車両が使われるが、「カシオペア」塗色の車両とも共通運用のため、後者が充当される場合もある。計6両のうち前者4両・後者2両。なお、2013年までは前者13両・後者2両の計15両が存在したが、前者13両のうち9両は余剰に伴い、JR東日本での車籍を失った[5]ため、現在の両数となっている。
ED79形電気機関車(JR北海道函館運輸所青函派出所所属)
青森駅 - 函館駅間を牽引する。
DD51形ディーゼル機関車(JR北海道函館運輸所所属)
函館駅 - 札幌駅間を牽引する。青を基調とし、流星マークを付けた「JR北海道色」もしくは「北斗星色」と称される塗装を施されている。
なお、函館本線の七飯駅 - 森駅間(大沼公園駅経由)に急勾配区間があることや、他の高速列車への影響を避けるため、JRグループの定期旅客列車としては唯一常時重連運転を行う。
過去の牽引機関車
EF81形電気機関車(田端運転所所属)
運転開始以来、一貫して上野駅 - 青森駅間を牽引していた。上野発は2010年7月13日、札幌発は同年7月14日の列車が最終運用となった。
黒磯駅構内のデッドセクションで、電源の交直流切替を無停車で行う列車選別装置の取り付けや、主電動機の再整備などの改修工事を施工した車両が限定使用されていた。施工車は「北斗星」カラーと称される流星マークを付けた車両のほか、レインボーカラーの95号機と「カシオペア」塗装機の3両が該当する。列車選別装置はすべての車両に取り付けられたため、突発的な運用変更で貨物機が「北斗星」牽引に使用された際にも、黒磯駅での交直切替は無停車で行われている。
ED76形電気機関車(旧・青函運転所に所属)
ED79形の増備として改造された550番台(ED76 551)は、運用によっては当列車へも充当され、2001年の廃車までED79形とともに青森駅 - 函館駅間で使用された。
同機は車体長がED79形より長く、停止位置目標が異なることから、函館駅を経由せず五稜郭駅で機関車を交換する「トワイライトエクスプレス」に多用されていた。

客車

2012年3月17日現在の編成図
北斗星
← 上野・函館
青森・札幌 →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
喫煙
座席 BC B B2 B2 B1 B1/L D A2 SA1
B1
SA1
B2
B EG/C
凡例
SA1 = A寝台1人用個室「ロイヤル」
A2 = A寝台2人用個室「ツインデラックス」
B = 開放式B寝台
B2 = 2人用個室B寝台「デュエット」
B1 = 1人用個室B寝台「ソロ」
BC = 4人用B寝台簡易個室「Bコンパート」
L = ミニロビーシャワー室設置)
D = 食堂車グランシャリオ
EG/C = 電源荷物車
= 禁煙

客車は24系25形客車で、1 - 6号車がJR北海道札幌運転所所属、7 - 11号車および電源車がJR東日本尾久車両センター所属の2社混成12両編成で運転されている。青森駅 - 函館駅間は進行方向が変わり、逆編成となる。2012年3月までは青森信号場に運転停車していたため、函館駅 - 札幌駅間が逆編成だった。

JR北海道所属車両(1 - 6号車)の特色として、個室寝台車(ソロ・デュエット)の車体側面は本列車専用デザインのエンブレムが取り付けられている。これはオリエント急行に使用されているワゴン・リ客車の「向かい獅子」のマークを参考にデザインしたものといわれている。

客室設備

  • 個室寝台主体の列車ではあるが、カシオペアとは異なり、乗客が利用できるコンセント設備は「ロイヤル」個室内および各車の共用洗面所(電気シェーバー用のAC100V電源)のみである。
  • 「ロイヤル」以外の客室にはタオルなどのアメニティ類は常備されていない。石鹸が各車の共用洗面所にあるほかは、就寝時用の浴衣のみであるため、食堂車で購入するか持参する必要がある。

A寝台

ロイヤルで提供されるウェルカムドリンク (2004年7月18日)
ロイヤル
本列車の最高級室であり、9・10号車に2部屋ずつ設置されている1名用個室。補助ベッドで2名用のダブルベッドとして利用することも可能。個室内に専用のシャワーブース(シャワーの温水は延べ20分間使用可能。タオル・石鹸・シャンプー・カミソリ等のアメニティセット付)、トイレ、洗面台、ドライヤー、ビデオ放送モニターなどが完備されており、ソフト面でも、乗車時のウェルカムドリンクやモーニングコーヒー、朝刊(下りは北海道新聞・上りは読売新聞)のサービスのほか、食堂車直結のインターホンでルームサービスも受けられる。1室当たりの寝台料金17,180円(補助ベッド利用時は9,540円を加算)。その他、寝台料金に加え運賃特急料金も別途必要(以下全タイプ同じ)。
ツインデラックス
8号車に8室設置されている2人用個室。上下2段式のシングルベッドとビデオ放送用モニター、小型デスクなどが設置される。下段ベッドを起こすとテーブル付のソファーになる。上記のようなロイヤル専用の付帯設備・サービスは無く、寝台料金も若干安価に設定されている。1名当たりの寝台料金は13,350円で、1室当たり26,700円となる。

B寝台

個室タイプ(デュエット、ソロ)、簡易個室タイプ(Bコンパート)、開放式タイプの各種類がある。いずれも1名当たりの寝台料金は同額(6,300円)。

デュエット
3 - 4号車に各13室、10号車に7室設置されている2人用個室。上段と下段の2タイプがあり、いずれも2つのシングルベッドが平行に配置されている。3 - 4号車は車両が検査等で運用離脱となり開放B寝台に変更される場合がある。
ソロ
5号車に17室、6号車に8室、9号車に12室設置されている1人用個室で、シングルベッド。デュエットと同様に上段と下段の2タイプがある。また、JR北海道所属車である5・6号車と、JR東日本所属車の9号車とでは、階段などの室内構造が若干異なる。
Bコンパート
1号車に設置。開放式B寝台に鍵付きのガラス戸を取り付けた簡易個室で、1区画を4人グループで確保すれば個室として利用できる。
開放式B寝台
2・11号車に設置。基本構造はBコンパートと同じで、上下二段式のシングルベッドが2組向かい合い、4名で1ブロックとなっている。通路とそれぞれのベッドはカーテンで仕切られているのみ。

食堂車「グランシャリオ」

本列車は食堂車を連結する国内唯一の定期運行列車である。フランス語で"北斗七星"の意で「グランシャリオ」(Grand Chariot)と命名された食堂車が7号車に組成され、フランス料理や和食、軽食類などが用意される。JR東日本の飲食サービス子会社である日本レストランエンタプライズが営業を担当する。

ディナータイム
フランス料理コースか懐石御膳のいずれかを選択できる。前者は7,800円、後者は5,500円。事前予約制で、乗車日3日前までにみどりの窓口で食事券を購入した乗客のみが利用できる。また、A寝台の乗客は、懐石御膳に限りルームサービスが可能。上り列車は2タームで営業し、下り列車は発車が19時台と遅いため、1タームのみとなる。
パブタイム
ディナータイム終了後に軽食類を提供する営業時間帯で、ビーフシチューハンバーグなどのアラカルト、おつまみデザートアルコール類などを用意する。予約は不要で、全ての乗客が利用可能。
パブタイムはディナータイム終了後の案内放送から開始される。ラストオーダーは22時30分、営業終了は23時00分である。
パブタイムでも、調理されるピザなどテイクアウトする場合、断られる場合がある。
モーニングタイム
6時30分より朝食メニューが用意される。価格は1,600円。和食と洋食が選べる。予約は不要で、全ての乗客が利用可能。
その他
6号車のミニロビーに設置されている共用シャワー室の利用カードや、シャワーセット・乗車記念グッズ・弁当・土産品などを販売する。

ミニロビー

6号車の一角にはミニロビーがあり、全ての乗客が利用可能。約10名が座れるソファや飲料自動販売機、共用シャワー室などが設置されている。シャワーの温水は1名当たり延べ6分間使用可能。利用の際は食堂車でシャワー券(310円)を購入する必要があり、特に繁忙期は始発駅発車後すぐに売り切れる。なお、共用シャワー室にタオル・石鹸・シャンプー等のアメニティ類は設置されていないので、シャワー券と一緒に購入するか、持参する必要がある。

臨時列車

エルム
1989年7月21日から「北斗星」の救済列車として運転開始。同年3月のダイヤ改正では集約列車として運転されていた。食堂車や個室寝台を連結されることはなく、開放式B寝台のみで組成されており、年末年始やお盆などの多客期に運転された。
列車名は、北海道に生える樹木の一つであるニレ科の樹の総称である「エルム」より命名した。
なお、「エルム」の名称は1951年から1960年まで、現行では「すずらん」と同じ運転区間である室蘭駅 - 札幌駅間を運行された準急列車として使用され、また、1970年から1971年まで、現在の「北斗」・「スーパー北斗」の補完列車として函館駅 - 札幌駅間を運行した特急列車の名称として使用されていた。
北斗星81・82号、91・92号
もともと81・82号は1991年以降に運転された増発分の「エルム」のダイヤを利用して運転された臨時列車であったが、1999年のカシオペアの運転開始に伴い、1往復を臨時列車の81・82号に立て替えた列車となった。不定期であるが個室寝台を連結した編成で運転された。91・92号は「エルム」のダイヤを利用。
北斗星小樽号
1999年室蘭本線千歳線・札幌駅経由の「北斗星1号」(当時)を札幌駅から小樽駅まで延長運転した。
北斗星トマムスキー号
北海道寄りの始終点を石勝線トマム駅とした冬季・春季臨時の北斗星。その後、東京寄りの始終点を上野駅から横須賀線横浜駅、あるいは山手線品川駅新宿駅に変更し、夢空間を併結して運転された。
経路は横浜駅から横須賀線、山手貨物線を経て新宿駅、田端駅から東北貨物線に入って大宮駅から北は室蘭本線の沼ノ端駅まで定期の北斗星と同等の経路、沼ノ端駅からそのまま室蘭本線を進み追分駅より石勝線経由でトマム駅までの運行だった。大宮駅までは、その後湘南新宿ラインが運行されている経路と同じである。
1996年以後は「北斗星トマムサホロ号」として運転。
北斗星トマムサホロ号
トマム駅発着だった「北斗星トマムスキー号」の北海道寄りの始終点を新得駅まで延長したもの。1996年冬季臨時列車として登場し、観光シーズンの指定日にのみ運行された。最後の運行は2002年夏季臨時。
北斗星ニセコスキー号
室蘭本線・千歳線を経由せずに函館本線ニセコ駅倶知安駅小樽駅(通称「山線」)を経由し札幌駅に向かった。

このほか、2001年石勝線根室本線の特急「まりも」を「北斗星」の車両が使用された「北斗星まりも」や、2002年宗谷本線の特急「利尻」を「北斗星」の車両が使用された「北斗星利尻号」が運転された。「北斗星利尻」は稚内駅で機回しができない関係上、南稚内駅までの運転となった。

沿革

1988年3月13日現在の編成図[6]
北斗星
北斗星1・2号(札幌運転所
← 上野・函館
青森・札幌 →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
座席 EG/C B B SA1
B2
A2 B1/L D B B B B
北斗星5・6号(尾久客車区
← 上野・札幌
函館 →
号車 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
座席 EG/C B B A2 SA1
B1
L D B B B B
凡例
SA1 = A寝台1人用個室「ロイヤル」
A2 = A寝台2人用個室「ツインデラックス」
B = 開放式B寝台
B2 = 2人用個室B寝台「デュエット」
B1 = 1人用個室B寝台「ソロ」
L = ミニロビーシャワー室設置)
D = 食堂車グランシャリオ
EG/C = 電源荷物車
  • 1988年昭和63年)
    • 3月13日:津軽海峡線の開通によるダイヤ改正により寝台特急「北斗星」が運転開始。上野駅 - 青森駅間(東北本線・常磐線経由)で運転されていた寝台特急「ゆうづる」2往復を東北本線経由に変更し、札幌駅まで延長する形態で運転を開始した。
      • 函館駅 - 札幌駅間は特急「北斗」のダイヤを踏襲したため、当該区間のみB寝台で「ヒルネ」と称される座席利用を行った。この座席利用は好評で、短い期間ではあるが函館駅から「北斗星1号」に座席車スハフ14形や寝台車スハネフ14を連結して乗客増に対応した。
運転開始時の時刻表[7]
方面 号数 列車番号 運行形態 客車所属区 時刻 備考
下り 1号 1 定期列車 札幌運転所(JR北海道) 上野16:50 → 札幌8:53  
3号 6003 季節列車 尾久客車区(JR東日本)
札幌運転所(JR北海道)
上野17:54 → 札幌10:06 開放式B寝台のみ
青森信号場経由
5号 5 定期列車 尾久客車区(JR東日本) 上野19:03 → 札幌10:57 青森信号所経由
上り 2号 2 定期列車 札幌運転所(JR北海道) 札幌17:18 → 上野9:17  
4号 6004 季節列車 尾久客車区(JR東日本)
札幌運転所(JR北海道)
札幌18:10 → 上野10:12 開放式B寝台のみ
青森信号場経由
6号 6 定期列車 尾久客車区(JR東日本) 札幌19:19 → 上野11:12 青森信号所経由
    • 6月9日:函館 - 札幌間の牽引機に所謂「北斗星色」のDD51形が運用を開始[8][9]
    • 7月22日:定期列車の予備車両を活用する形で、「北斗星3・4号」にも日数を限って個室・食堂車の連結を開始[10]
  • 1989年平成元年)
    • 1月19日:冬季臨時「北斗星トマムスキー号」を上野駅 - トマム駅間で運転開始。
    • 3月11日:ダイヤ改正により、以下のように変更。
      • 需要の増大に対応し、「北斗星3・4号」を臨時列車から定期列車へ変更。個室寝台車を連結のうえJR北海道・東日本共同運行の定期列車とした。連結される車両は「北斗星5・6号」に準じている。これに伴い、個室寝台車を連結しないB寝台のみで編成された臨時列車には「エルム」の名称が与えられた。
      • 「北斗星3 - 6号」は2号車に「ロイヤル」「デュエット」を挿入し、電源車込みの12両編成に増強[11]。ただし改造の都合で「北斗星3・5号」では6月29日まで、「北斗星4・6号」では翌30日まで一部車両が欠車扱いとなる日があった[12]
      • 「北斗星3 - 6号」は青森信号場経由から青森駅経由に変更し、「北斗星」全列車で運転経路を統一。
  • 1990年(平成2年)
    • 7月1日:「北斗星1・2号」は2号車に「ロイヤル」「ソロ」を挿入し、電源車込みの12両編成に増強[12][13]
    • 日時不詳:「北斗星3号」以外の「ヒルネ」利用を廃止。「北斗星トマムスキー号」の運転区間を横浜駅 - トマム駅間に変更。
  • 1991年(平成3年)
    • 1月10日夢空間編成を連結した「北斗星トマムスキー号」を横浜駅 - トマム駅間で運転。同編成を最初に営業運転した列車となる。
    • 3月16日:上野駅での停車中に、電源車の発電機からの騒音と排気ガスによる影響を軽減するため編成全体の方向を転換し、電源車を青森寄りに組成する。号車番号は逆順に変更され、食堂車は7号車、個室寝台車は8 - 10号車とされた。また、開放式B寝台車両と差し替える形で「北斗星1・2号」の個室増強が開始され、1人用個室B寝台「ソロ」車両を9月1日から[14]、2人用個室B寝台「デュエット」車両を11月1日から使用開始した[15][16]
  • 1993年(平成5年)12月1日:「北斗星2号」の八戸駅の停車を廃止し、運転停車に変更。
「夢空間北海道号」
(1994年10月 苫小牧駅)
  • 1994年(平成6年)
    • 10月 - 12月:北海道大型観光キャンペーン「おおらか ほがらか北海道」の期間中、夢空間編成を連結した臨時寝台特急「夢空間北海道号」を上野駅 - 函館駅・札幌駅・池田駅間などで運転。
    • 12月3日:ダイヤ改正により、以下のように変更。
      • 「北斗星3・4号」が毎日運転の季節列車(6003・6004列車)に変更。
      • 北東北地方における停車駅を見直しを行い、明示した「北斗星」各列車が従前停車した各駅は通過ないしは運転停車とした。
        1号:水沢花巻・八戸、3号:一ノ関、4号:青森、6号:花巻
  • 1996年(平成8年):上野駅 - 新得駅間で「北斗星トマムサホロ号」が運転。以来2002年夏季臨時まで、観光シーズンの特定日に運行された。
  • 1997年(平成9年)3月22日:「北斗星1・2号」の1・11号車(B寝台)を簡易個室「Bコンパート」へ改装し、同列車は完全個室化編成となる。
  • 1998年(平成10年)9月3日 - 24日:8月27日の台風による豪雨被害の復旧工事のため、東北本線黒磯駅付近が不通となった影響で、「北斗星3 - 6号」は常磐線経由で迂回運転。「北斗星1・2号」は札幌駅 - 仙台駅間のみの運転で、仙台駅 - 上野駅間は運休とした。
  • 1999年(平成11年)
    • 7月16日:「カシオペア」が運転開始。「北斗星3・4号」(6003・6004列車)は「北斗星81・82号」(8005・8006列車)とし臨時列車化される。これまでの「5・6号」が「3・4号」に変更され、函館駅 - 札幌駅間の「ヒルネ」扱いは3号から1号に変更。また多客時には1号の終点を小樽駅とする「北斗星小樽号」の運転が開始。
    • 11月28日:礼文浜トンネル壁崩落事故による室蘭本線不通に伴い、「北斗星1・2号」は長万部駅 - 札幌駅間を函館本線(倶知安駅小樽駅)経由で迂回運転、「北斗星3・4号」は函館駅 - 札幌駅間を区間運休した。
  • 2000年(平成12年)
    • 3月29日有珠山噴火災害により、室蘭本線の東室蘭 - 長万部間が不通となり、運休になる。
    • 3月31日:「北斗星1・2号」が長万部駅 - 札幌駅間を函館本線(倶知安駅小樽駅)経由で迂回運転、「北斗星3・4号」および「北斗星81・82号」は函館駅 - 札幌駅間を区間運休し、函館駅 - 札幌駅間で臨時「北斗」が運転された。
      運行に際して、JR北海道車両の「北斗星1・2号」は札幌運転所での向きが基準のため編成が通常とは逆向き(札幌駅をのぞく)で運転され、札幌駅 - 札幌運転所間の回送は一旦苗穂駅を経由して機回しを行い札幌駅を通過していた。
    • 6月8日:室蘭本線経由の通常運行に戻る。
    • 12月20日:函館本線倶知安駅経由で運転する冬季臨時「北斗星ニセコスキー号」が運転開始。
  • 2002年(平成14年)12月1日:東北本線の盛岡駅 - 八戸駅間がIGRいわて銀河鉄道青い森鉄道に移管されたため、同区間を経由する運賃・料金を一部変更。同区間を通過する特急列車の特急料金を引き下げ、乗車券は連絡運輸扱いでJR管内については通算をする扱いに変更。これはIGRいわて銀河鉄道・青い森鉄道両鉄道管内では特急料金・乗車券を各々単純加算することから、運賃・料金の急激な変化を回避したためである。これにより「北斗星」「カシオペア」の主な利用者とされる首都・東北圏 - 北海道間を通しで利用する乗客に影響が出ることとなった。
  • 2004年(平成16年):個室寝台の需要に鑑み、「北斗星3・4号」のうち3両を閑散期に限り開放式B寝台車から個室寝台車に変更。
  • 2006年(平成18年)3月18日:「北斗星」の全列車を青森駅経由から青森信号場(奥羽貨物線)経由に変更。青森駅での客扱いがなくなり、運転士・車掌の交替は蟹田駅に変更になる。青森駅構内の線路工事を夜間に集中的に行うための措置で、上野駅 - 青森駅間の編成方向が逆転し、青森(函館)寄りが1号車となる。
  • 2007年(平成19年):同年を最後に、夏季の「エルム」が廃止。以後は同ダイヤで「北斗星81・82号」を運休し、「北斗星91・92号」を運転。
  • 2008年(平成20年)3月15日:ダイヤ改正により次のように変更[17]
    • 青函トンネルを含む津軽海峡線区間での北海道新幹線工事時間帯確保[18]のため、「北斗星」1・4号を廃止して1往復になる。
    • 下り「カシオペア」の札幌到着時刻が繰り下がる。
    • 「北斗星」が盛岡駅・一ノ関駅を通過するようになる。
    • 八雲駅で下り列車(改正前の「北斗星3号」)が行っていた特急「スーパー北斗1号」の待避が落部駅に変更。
    • 定期列車の「ヒルネ」(函館 - 伊達紋別間の各駅から乗車可能)取扱いおよび以後の臨時列車設定が廃止。
    • 列車編成がJR東日本・JR北海道の車両の混成となる。これにより、JR北海道所属のロイヤル・ツインデラックス・食堂車、JR東日本所属のロビーカーが運用を終了し、一部車両は海外へ売却された。
「北斗星」札幌行
(2010年2月6日、苗穂 - 白石駅
  • 2010年(平成22年)
    • 6月25日EF510形500番台が「カシオペア」での営業運転を開始[19][20]
    • 7月14日:EF510形500番台が「北斗星」での営業運転を開始[21]
    • 7月18日19日:いわて銀河鉄道内での土砂流入のため、下り線のみ不通となる。18日発の下り列車は「カシオペア」共々高崎線・上越線・信越本線・羽越本線・奥羽本線経由で、19日発の下り列車は北上線・奥羽本線経由で迂回運転。この迂回運転により道内での向きが変わり、上り列車で本来入線しない青森駅でスイッチバックを行い向きを補正した。
    • 12月4日:東北本線の八戸駅 - 青森駅間が青い森鉄道に移管されるため、同区間を経由する運賃・料金を一部変更。同時にブルートレイン便が廃止され、「あけぼの」と共に最後まで残っていたブルートレイン便が全廃となった。
  • 2011年(平成23年)
    • 2月:2号車が喫煙個室「デュエット」から禁煙開放B寝台となる。これによりB寝台2人個室車「デュエット」は予備車両が確保されることとなった。
    • 3月11日:東北地方太平洋沖地震東日本大震災)および東京電力福島第一原発事故が発生して東北本線が寸断し不通となり、電力事情も悪化したため、「カシオペア」とともに5月19日まで運休。
  • 2012年(平成24年)
    • 3月17日:青森駅構内改良工事終了に伴い、青森信号場(奥羽貨物線)経由から再び青森駅経由に変更。上野 - 青森間の編成方向が逆転し2006年以前の方向に戻った。JR東日本とJR北海道との乗務員交代駅を蟹田駅から青森駅へ変更。食堂車を全面禁煙化。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月15日:「スーパー北斗」1号の時刻変更に伴い、下り「北斗星」の落部駅における後続列車退避が行われなくなる。
    • 10月1日2015年(平成27年)2月28日にかけて、北海道新幹線開業に向けた総合的な検査及び試験を実施するため、年末年始を含む一部の運転日において、「カシオペア」とともに運休や時刻変更が発生[22][23][24]

脚注

  1. ^ 鉄道ファン 2月号』交友社 p.51
  2. ^ a b “「カシオペア」「北斗星」存続、道など国に要望”. 読売新聞 (読売新聞社). (2014年8月20日). http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140820-OYTNT50023.html 
  3. ^ “「ブルートレイン」全面廃止へ 「あけぼの」来春「北斗星」も”. 共同通信 (47NEWS). (2013年11月6日). http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013110601002308.html 2013年11月7日閲覧。 
  4. ^ “「はまなす」も存続ピンチ、JR最後の急行 道新幹線開業、現行機関車使えず”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2014年8月23日). http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/558392.html 
  5. ^ 『JR電車編成表』2014冬 ジェー・アール・アール、交通新聞社、2013年、p.357。ISBN 9784330424132
  6. ^ 『J-train』Vol.51、イカロス出版、2013年、p.76
  7. ^ 『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.36
  8. ^ 『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.43
  9. ^ 運用開始直後は国鉄色のDD51形が充当されていた。
  10. ^ 『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.39
  11. ^ 『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.40
  12. ^ a b 『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.41
  13. ^ 運用の都合で「北斗星2号」は前日の6月30日から増結されていた。
  14. ^ 運用の都合で「北斗星2号」は前日の8月31日から増結されていた。
  15. ^ 運用の都合で「北斗星2号」は前日の10月31日から増結されていた。
  16. ^ 『鉄道ジャーナル』2014年8月号、鉄道ジャーナル社、2014年、p.42
  17. ^ "平成20年3月ダイヤ改正について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 20 December 2007. 2014年7月5日閲覧
  18. ^ 鉄道ファン 2月号』交友社 p.51
  19. ^ 交通新聞社 『鉄道ダイヤ情報』 2010年7月号
  20. ^ 【JR東】EF510 500番代による〈カシオペア〉牽引開始ネコ・パブリッシング『鉄道ホビダス』 RMニュース、2010年6月25日
  21. ^ 寝台特急北斗星をEF510-501がけん引」交友社『鉄道ファン』railf.jp鉄道ニュース、2010年7月15日
  22. ^ "平成26年10月から平成27年2月までの夜行列車運転計画について" (PDF) (Press release). 北海道旅客鉄道. 22 August 2014. 2014年8月28日閲覧
  23. ^ "平成26年10月から平成27年2月までの夜行列車運転計画について" (PDF) (Press release). 東日本旅客鉄道. 22 August 2014. 2014年8月28日閲覧
  24. ^ "平成26年10月から平成27年2月までの夜行列車運転計画について" (Press release). 西日本旅客鉄道. 22 August 2014. 2014年8月28日閲覧

参考文献

関連項目

外部リンク