北斗 (列車)
| スーパー北斗 | |||
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| 概要 | |||
| 国 |
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| 種類 | 特別急行列車 | ||
| 現況 | 運行中 | ||
| 地域 | 北海道 | ||
| 前身 |
急行「すずらん」 急行「はまなす」 特急「おおぞら」・「おおとり」 特急「北斗星」 | ||
| 運行開始 |
1965年(昭和40年)11月1日(北斗) 1994年(平成6年)3月1日(スーパー北斗)[記事 1] | ||
| 運営者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) | ||
| 旧運営者 | 日本国有鉄道(国鉄) | ||
| 路線 | |||
| 起点 | 函館駅 | ||
| 終点 | 札幌駅 | ||
| 営業距離 | 318.7 km (198 mi) | ||
| 平均所要時間 | 約3時間40分(スーパー北斗) | ||
| 運行間隔 | 12往復 | ||
| 列車番号 | 号数+D | ||
| 使用路線 | 函館本線・室蘭本線・千歳線 | ||
| 車内サービス | |||
| クラス | グリーン車・普通車 | ||
| 身障者対応 |
2号車(261系) 5号車(281系) | ||
| 座席 |
グリーン車指定席 普通車指定席 普通車自由席 | ||
| 技術 | |||
| 車両 |
281系気動車(函館運輸所) 261系気動車(函館運輸所) | ||
| 軌間 | 1,067 mm | ||
| 電化 | 非電化 | ||
| 最高速度 | 120 km/h | ||
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スーパー北斗(スーパーほくと)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)が函館駅 - 札幌駅間を函館本線・室蘭本線・千歳線経由で運行する特別急行列車。
本項では、前身となった特別急行列車北斗(ほくと)をはじめとする道央と道南を結んでいる優等列車の沿革についても記述する。
概要[編集]
特急「北斗」は、1965年(昭和40年)11月1日に函館駅 - 旭川駅間を函館本線・室蘭本線・千歳線経由(東室蘭駅・苫小牧駅経由)で運行開始[1][2]。1971年(昭和46年)7月1日には1往復が函館駅 - 札幌駅間に縮小され[2]、1972年(昭和47年)3月15日からは全列車が函館駅 - 札幌駅間の運行となった[2]。その後、急行「すずらん」との統合や、別経路で並行して運行されていた特急「北海」(倶知安駅・小樽駅経由)などの代替により、1986年(昭和61年)11月1日からは最大8往復が運行されていた。
1988年(昭和63年)3月13日の津軽海峡線開業以降は、「おおとり」の廃止により函館駅を発着する昼行特急列車が「北斗」に統一され、1994年(平成6年)3月1日には車体傾斜式車両である281系気動車の投入により、1日11往復運転に増発され、最高速度130 km/hでの営業運転を開始した[注釈 1]。以後、従来の183系気動車を使用する列車および臨時列車は「北斗」、281系気動車や261系気動車を使用する列車名を「スーパー北斗」として運転されている。2018年(平成30年)3月17日ダイヤ改正ではキハ183系気動車が定期運用から離脱したことにより、以降定期列車はすべて「スーパー北斗」として運転されている[資料 1]。
列車名の由来[編集]
「北斗」の名称は北斗七星に由来する[2]。北斗七星が北極星を指し示す星座とされることから、「北都 = 札幌行きの列車」とのイメージが重なり、青函連絡船からの旅客を受けて北へ向かう特急列車の愛称として採用されたといわれる。ただし、当初の運行区間は函館駅 - 札幌駅 - 旭川駅間であり、純粋な函館駅 - 札幌駅間の特急列車には、当初「エルム」と別名称を与えた[3]。
なお、「北斗」の名称は元々1950年(昭和25年)11月8日から1965年(昭和40年)10月1日まで上野駅 - 青森駅間を常磐線・東北本線経由で運行する夜行急行列車に使用されていた[2]。これは当時の列車愛称命名方法の基準であった「夜行列車名は天体名にちなむ」が元になっている。
北海道内の特急列車の愛称としては、「(スーパー)おおぞら」、「おおとり」に次いで3番目、現存する列車としては2番目に古い歴史のあるものである[2]。
運行概況[編集]
2018年(平成30年)3月17日現在、12往復が運行されている[資料 1]。列車番号は号数+D[4]。所要時間は約3時間30分 - 4時間である。
1・24号を除く全列車が、新函館北斗駅で北海道新幹線に接続する[5]。
函館本線の七飯駅 - 大沼駅 - 森駅間については、すべての定期列車が本線(新函館北斗駅・駒ヶ岳駅)経由で運転され、原則として藤城支線や砂原支線(渡島砂原駅)経由で運転されることはない。以前は下り列車が藤城支線経由で運転されていたが、2016年(平成28年)3月26日のダイヤ改正で全列車が新函館北斗駅に停車することになったため、現在の運転経路に変更された。ただし、臨時列車については上り列車が砂原支線経由で運転される[記事 2]ほか、輸送障害が発生した場合などは定期列車が砂原支線を迂回運転することがある[記事 3]。
停車駅[編集]
函館駅 - 五稜郭駅 - 新函館北斗駅 - (大沼公園駅) - 森駅 - 八雲駅 - 長万部駅 - (洞爺駅) - 伊達紋別駅 - 東室蘭駅 - (登別駅) - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 新札幌駅 - 札幌駅
- ( )は一部列車のみ停車。
- 大沼公園駅は1・3・18 - 24号が通過。
- 洞爺駅・登別駅は2号のみ通過。
車内販売[編集]
- 車内販売は2018年6月1日より、上り6・8・10号、下り13・15・17号で実施される。ただし、臨時列車では実施されないことがある。
- 上り12・14・16号、下り7・9・11号では客室乗務員による車内販売に代わり、グリーン車デッキに設けられた短区間の待ち受け販売に変更された。上りは札幌→苫小牧間、下りは函館→森間で行う。
- また、JR北海道の在来線特急列車で車内販売を営業する唯一の列車である[6]。
使用車両・編成[編集]
| 北斗・スーパー北斗 | ||||||||||||||
← 函館 札幌 →
| ||||||||||||||
| ||||||||||||||
| ||||||||||||||
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281系気動車と261系気動車(1000番台)が充当されている。使用車両は列車ごとに定まっており、以下のように運用される。全列車が禁煙車(喫煙ルームなし)となる。
なお、臨時列車の設定や代走運転に伴い、281系または261系(1000番台)の運用に183系[記事 4]が充当されたり、183系の運用に281系または261系(1000番台)が充当されたりする場合がある。この場合、列車名は「北斗」として運転される。
- スーパー北斗
過去の使用車両[編集]
- 283系気動車(札幌運転所所属)
- 183系気動車(函館運輸所所属)
- 3往復(3・8・12・13・17・22号)で使用されていた。2013年に発生した機関からの出火事故を受けての信頼性の向上のため、一部の車両に機関をキハ261系1000番台と同等のN-DMF13HZK (460ps/2100rpm) 、変速機をN-DW16Aに変更した7550・8550・9550番台が使用されており、編成全体で機関出力が低下しているため130km/h運転は実施されていない。そのため、速度種別が「A25」から「A3」に変更となり、「N183系」を使用した北斗の「A10」よりも低く設定されている[7]。末期は3号車がグリーン車指定席で札幌寄り2両が普通車自由席となっていたが、多客期・団体利用時には最大10両まで増結される。
- 一時期、客室内が畳敷きの「お座敷車両」を連結することがあり、その場合は指定券発売の際の列車名が「北斗座敷(2人)」「北斗座敷(4人)」となっていた。
臨時列車[編集]
基本的に多客期の需要増には定期列車への増結で対応しているため、臨時列車は団体列車も含めてほとんど運転されなかった。2013年(平成25年)7月13日から2014年(平成26年)7月31日までは定期列車運休のため[資料 2][資料 3][資料 4][資料 5][資料 6]、2014年(平成26年)のゴールデンウィーク・お盆休み・シルバーウィーク期間には定期列車減便に伴う措置として、それぞれ臨時特急「北斗」が設定された。その後、定期列車が所定通りの運行を再開し、北海道新幹線開業後には12往復に増発されたが、繁忙期を中心に臨時列車が最大2往復設定されるようになった。
車両は183系気動車[記事 10][記事 11]、283系気動車[記事 7]、261系気動車(1000番台)[記事 2]のいずれかが充当され、261系(1000番台)を除きグリーン車は連結されない。なお、183系気動車はノースレインボーエクスプレス[記事 7]などのジョイフルトレイン編成が充当されることもある。
停車駅は基本的に定期列車と同じだが、上り列車は砂原支線を経由するため、大沼公園駅には停車しない。
列車番号は2016年3月25日まで9000D+号数だったが、同年3月26日からは84号が8032D、91号が8031D、86号が8036D、95号が8033Dとなる[4]。
道南さくらエクスプレス[編集]
春の大型連休期間中に函館駅 - 札幌駅間を中心に運転された臨時特急で、2011年(平成23年)から運転を開始した。車両は最高速度130km/hでの運転可能なノースレインボーエクスプレスを使用する。なお、函館行きは森駅 - 大沼駅間で砂原支線を経由する。停車駅は「北斗」・「スーパー北斗」とほぼ同等であるが、運転停車して「スーパー北斗」6・13号を待避するダイヤを組んでいる。
- 停車駅
- 函館駅 - 五稜郭駅 - (大沼公園駅) - (森駅) - 長万部駅 - 東室蘭駅 - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 新札幌駅 - 札幌駅
北海道DC号[編集]
2012年(平成24年)に開催された北海道デスティネーションキャンペーンの終了に合わせて、函館駅 - 札幌駅間で運行された臨時急行列車。札幌発函館行きは9月28日に夜行列車として、函館発札幌行きは9月30日に昼行列車として運行された。
車両は札幌運転所所属の14系客車(座席車)3両と24系客車(B寝台車)2両の計5両編成で、全車指定席で運転された。牽引は、函館運輸所所属のDD51形ディーゼル機関車が担当した。
なお、札幌行きは礼文駅で「スーパー北斗」13号を待避するダイヤを組んでいた。
- 停車駅
- 函館駅 - (森駅) - (八雲駅) - 長万部駅 - (洞爺駅) - (伊達紋別駅) - 東室蘭駅 - (登別駅) - 苫小牧駅 - 南千歳駅 - 新札幌駅 - 札幌駅
- ( )は札幌行きのみ停車
夜行臨時便[編集]
2014年(平成26年)12月14日に札幌ドームで開催されたコンサートと、北海道新幹線開業準備に伴う急行「はまなす」運休日が重なり、観客輸送の為、札幌 - 函館間を臨時特急「北斗88号」として運転[8]。
- 停車駅
- 札幌駅 - 新札幌駅 - 千歳駅 - 南千歳駅 - 苫小牧駅 - 登別駅 - 東室蘭駅 - 伊達紋別駅 - 長万部駅 - 函館駅
- 途中、長万部駅で2時間停車。また渡島大野駅(現・新函館北斗駅)でも運転停車。
- 使用車両
- キハ183系ノースレインボーエクスプレス(指定席3両・自由席2両、全席禁煙)
臨時特急大沼号[編集]
道央対道南優等列車沿革[編集]
概略[編集]
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Yankee Limited[編集]
1946年(昭和21年)1月16日に、上野駅 - 札幌駅間を直通する連合軍専用列車として運行開始。青函連絡船による寝台車の車両航送を行い、青森駅 - 函館駅間を直通させる方式であった。
当初は小樽経由だったが、同年11月5日から千歳経由に変更。同時に運行区間も横浜駅 - 札幌駅間とされた。1952年(昭和27年)3月31日に扱いが特殊列車に変更され、列車番号1201・1202列車となる。同時に、「Yankee Limited」の名称も使用されなくなった。
洞爺→すずらん[編集]
急行「洞爺(とうや)」は、特殊列車であった1201・1202列車を通常の急行列車に変更する形で1954年(昭和29年)10月1日に運行を開始した[3][10]。青函連絡船を介して青森駅で「十和田」と接続していたが、車両航送は同年9月26日に発生した洞爺丸事故の影響で中止となった。
1956年(昭和31年)11月19日には名称を「すずらん」に変更[3][10]。1960年(昭和35年)7月1日には55系気動車が導入され、気動車による運行となった[11]。1980年(昭和55年)10月1日に臨時列車へ格下げされると、1985年(昭和60年)3月14日に特急「北斗」に統合され、廃止となった[10]。
たるまえ・アカシヤ・石狩[編集]
「たるまえ」は函館駅 - 旭川駅間を函館本線・室蘭本線・千歳線経由で結ぶ夜行準急列車として、1961年(昭和36年)10月1日に運行を開始[3]。1962年(昭和37年)5月1日には運行区間を函館駅 - 札幌駅間に縮小した。
「アカシヤ」は、函館駅 - 札幌駅間を函館本線・室蘭本線・千歳線経由で結ぶ急行列車として、1962年(昭和37年)10月1日に運行を開始。
「石狩」は函館駅 - 札幌駅間を函館本線・千歳線・室蘭本線経由で結ぶ不定期急行列車として、1958年(昭和33年)10月1日に運行を開始した[3]。
1968年(昭和43年)10月1日に、3列車とも急行「すずらん」に統合されて廃止された[3]。
おおとり[編集]
1964年(昭和39年)10月1日に「摩周」・「オホーツク」を統合し[12][13]、函館駅 - 網走駅・釧路駅間を函館本線・室蘭本線・千歳線経由で結ぶ特急列車として運行を開始した[1][14][15][16]。北海道の特急列車としては、「おおぞら」に次いで2番目に古い列車名である。
1970年(昭和45年)10月1日に釧路発着編成が廃止されて函館駅 - 網走駅間のみの運行となり[16]。1988年(昭和63年)3月13日の津軽海峡線開業に伴い、札幌駅を境に「北斗」と「オホーツク」に系統分離され、廃止された[16]。
沿革[編集]
連合軍専用列車「Yankee Limited」の運行開始[編集]
- 1946年(昭和21年)
- 1952年(昭和27年)3月31日:連合軍専用列車の扱いを特殊列車に変更。列車番号1201・1202列車となる。
- 1954年(昭和29年)10月1日:特殊列車であった1201・1202列車を通常の急行列車に変更。北海道内については、函館駅 - 札幌駅を函館本線・千歳線・室蘭本線経由で結ぶ客車急行列車とし、「洞爺」(とうや)の名称が与えられる[3][10]。
- 1956年(昭和31年)11月19日:「洞爺」の名称を「すずらん」に変更する[3][10]。
- 1958年(昭和33年)10月1日:函館駅 - 札幌駅間を函館本線・千歳線・室蘭本線経由で結ぶ不定期急行列車として「石狩」(いしかり)が運行を開始する[3]。
気動車優等列車群の登場[編集]
- 1960年(昭和35年)7月1日:「すずらん」の使用車種を55系気動車に変更[11]。
- 1961年(昭和36年)10月1日:サンロクトオのダイヤ改正に伴い、次のように変更。
- 1962年(昭和37年)
- 1964年(昭和39年)10月1日:「摩周」・「オホーツク」を統合し[12][13]、函館駅 - 網走駅・釧路駅間(函館本線・室蘭本線・千歳線経由)の特急「おおとり」が運行開始[1][14][15][16]。
特急「北斗」の登場[編集]
- 1965年(昭和40年)11月1日:函館駅 - 旭川駅間(函館本線・室蘭本線・千歳線経由)の特急「北斗」(ほくと)が1往復運行開始[1]。また、急行「すずらん」も1往復増発し、2往復体制とする。
- 1967年(昭和42年)3月1日:特急「おおぞら」の函館駅 - 旭川駅間の系統を廃止し、函館駅 - 釧路駅間の単独列車となる[18]。また、函館駅 - 旭川駅間を小樽駅経由で運行する特急「北海」(ほっかい)が運転開始。なお、この列車の詳細は「ニセコライナー」を参照。
- 1968年(昭和43年)10月1日:ヨンサントオのダイヤ改正により、次のように変更される。
- 急行「すずらん」の1往復を特急「北斗」に格上げし、函館駅 - 札幌駅間を運行。旭川駅発着列車と合わせて2往復となる。
- 「たるまえ」・「アカシヤ」・「石狩」を「すずらん」に統合[3]。
- 1969年(昭和44年)10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更する。
- 1970年(昭和45年)10月1日:特急「おおとり」の釧路駅発着編成を分離。「おおとり」は函館駅 - 網走駅間を運行する編成のみとなる[16]。
- 1971年(昭和46年)7月1日:特急「エルム」が「北斗」に編入され廃止。「北斗」は3往復となる。また「北斗」の1往復を函館駅 - 札幌駅間の運行に見直し[3]。
- 1972年(昭和47年)3月15日:函館駅 - 旭川駅間(函館本線・室蘭本線・千歳線経由)の特急列車を「おおぞら」に移行。「北斗」は函館駅 - 札幌駅間のみ2往復となる[2]。
- 1973年(昭和48年)10月1日:急行「すずらん」の1往復を特急「北斗」に格上げし、「北斗」が3往復に増発。
- 1980年(昭和55年)10月1日:このときのダイヤ改正により、次のように変更。
- 1981年(昭和56年)10月1日:特急「おおぞら」の1往復を札幌駅で系統分割し[18]、札幌駅 - 函館駅間を「北斗」としたことにより、「北斗」が4往復となる。
- 1983年(昭和58年)6月1日:「北斗」1往復に183系気動車を投入。食堂車の連結なし。
- 1985年(昭和60年)3月14日:臨時急行「すずらん」を特急「北斗」に統合し[10]、「北斗」が5往復に増発。
- 1986年(昭和61年)11月1日:特急「北海」の廃止[21] および「おおぞら」1往復の系統分割により[18]、「北斗」が3往復増発され8往復となる[22]。なお、このとき「北海」の代替の「北斗」1・16号は、青函連絡船深夜便との連絡の兼ね合いからほかの列車より停車駅を少なくして速達性を高め、全車座席指定席制とした。
道南直通特急としての「北斗」とその速達化[編集]
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)3月13日:津軽海峡線開業に伴うダイヤ改正により、次のように変更。
- 1994年(平成6年)
- 3月1日:このときのダイヤ改正により以下のように変更。
- 振り子式車両281系気動車を導入し、「スーパー北斗」5往復が運行開始[記事 1]。これに伴い、「北斗」は2往復減となり6往復になる。
- 「スーパー北斗」の全列車と「北斗」の一部列車が最高速度130km/hに引き上げられる。このうち1往復(2・15号)は2時間59分(表定速度:106.8 km/h)で運転され、表定速度が日本の在来線における最速となる[注釈 2]。
- 従来、JRグループの旅客営業規則第69条・第158条の規定により長万部駅 - 札幌駅(苗穂駅・白石駅)間の運賃・特別急行料金は函館本線(ニセコ駅)経由で計算される経路特定区間の特例が適用されていたが、同日より当該区間の特例は廃止され、実際の運行経路で運賃・特急料金を計算するようになった[23][24]。
- 月日不詳:グリーン車に喫煙コーナーを設置し、グリーン車を全席禁煙化[資料 9]。
- 5月9日:午後1時頃、室蘭線を走行中の札幌発函館行きの「スーパー北斗」10号で「床下から異音がする」と乗客から申告があり、最寄り駅に停車して点検。最後尾の車両下部に設置された推進軸の脱落を発見[記事 12]。
- 3月1日:このときのダイヤ改正により以下のように変更。
- 1996年(平成8年)3月16日:一部列車が新札幌駅に停車するようになる(下り1本のみ)。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 1999年(平成11年)12月4日:「スーパー北斗2号」を五稜郭駅に停車拡大。これに伴い、同列車が五稜郭駅で「はつかり14号」と接続するようになる[資料 10]。
2000年代の動き[編集]
- 2000年(平成12年)
- 3月11日:「北斗」・「スーパー北斗」全列車が新札幌駅に停車するようになる[資料 11]。
- 3月30日:有珠山の火山活動に伴い、室蘭本線の一部が運転見合わせ区間となったため、「北斗」・「スーパー北斗」が全列車運休。その後、函館駅 - 札幌駅間(函館本線・小樽駅経由)6往復、東室蘭駅 - 札幌駅間7往復の臨時特急が運行される。
- 3月31日:有珠山で噴火が始まる。八雲町付近を走行中だった札幌行き臨時特急を長万部駅で運転打ち切りとし、虻田町町民の避難列車として使用。なお、臨時特急の乗客は代行バス輸送で札幌方面に移動した。
- 6月1日:一部の特急について室蘭本線経由の運行を再開。8日より平常ダイヤに復帰。
- 2002年(平成14年):「北斗」の一部車両がコンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)のラッピング塗装となる。2003年(平成15年)に元のHET色に戻る。
- 2004年(平成16年):NHK大河ドラマ『新選組!』とのタイアップで281系気動車の「スーパー北斗」の先頭車一部車両がラッピング塗装となる。番組終了とともに元に戻る。
- 2006年(平成18年)
- 2007年(平成19年)10月1日:森駅・八雲駅・長万部駅・伊達紋別駅への停車を拡大[資料 14]。
- 2008年(平成20年)10月:183系・281系にグレードアップ指定席を導入開始。2010年(平成22年)3月までに完了[資料 15]。
- 2009年(平成21年)
2010年代の動き[編集]
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)
- 2012年(平成24年)
- 1月9日 - 10月13日:1月6日に新得駅に停車中の特急「スーパーとかち」において、屋根上にバラストが乗っているのが確認された事象を受けて[資料 32]、「スーパー北斗」全列車において、函館駅 - 南千歳駅間の単線トンネル内で減速運転(最高速度100 km/h)を実施[資料 32][資料 33]。
- 9月18日:午後1時25分頃、新札幌駅で停車中の14号から潤滑油と冷却水が漏れるトラブルが発生[記事 14][記事 15]。
- 12月3日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、全区間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[資料 34][資料 35]。2013年(平成25年)4月15日に解除[資料 36]。
- 2013年(平成25年)
- 3月24日:午前11時40分頃、東室蘭駅で5号の4号車の床下から発煙。エンジンの出力を車輪に伝える装置が高温になり、装置に付着した油や塗料が蒸発したとみられる[記事 16]。
- 4月8日:午後8時50分頃、八雲駅構内において20号の4号車エンジンが破損し、発煙する事故が発生[資料 37][資料 38][資料 39]。
- 7月6日:午後3時45分頃、山崎駅 - 鷲ノ巣駅(現・鷲ノ巣信号場)間を走行していた14号の4号車床下からエンジンブローに伴う出火事故が発生[資料 40]。
- 7月7日:前日の事故を受け、183系の一部車両[注釈 3] が使用停止となった影響で、当面の間(4・5・8・11・14・15・19・20号)[注釈 4] を全区間運休し、17号については281系気動車による代走運転を実施[資料 41]。
- 7月13日:運休中の定期列車を補完するため、臨時列車をリゾート車両で運行開始[資料 2][資料 3][資料 4][資料 5][資料 6]。
- 8月9日:大雨の影響で、函館本線の山越駅 - 八雲駅間の路盤が流出するなどの被害が発生。同日20時過ぎには復旧したが、急遽函館駅 - 札幌駅間の臨時特急(名称なし)が1往復運転される[記事 6]。
- 11月1日:ダイヤ修正により以下のように変更[資料 42][資料 43][記事 17]。
- 283系の定期運転を終了し、全列車が281系での運転となる[注釈 5]。
- 2往復(6・7・15・16号)の運行が取りやめとなり、5往復の運行となる。なお、号数は「北斗」も含めて飛び番となる。
- 15号の運休により、五稜郭駅・八雲駅・長万部駅に全列車が停車するようになる。
- 5号の停車駅に森駅を追加。ただし、当該列車は運休を継続。
- 最高速度が120km/hとなり、所要時間が平均で9分長くなり3時間30分、最速列車で3時間26分となる。
- この影響により、一部列車で函館駅や札幌駅で接続ができなくなる。
- 2014年(平成26年)
- 3月15日:ダイヤ改正により、以下のとおり変更[資料 44][資料 45]。
- 時刻・運転間隔を変更し、「白鳥」・「スーパー白鳥」との接続を改善する。
- 札幌駅・函館駅における始発時刻を7時から6時台に繰り上げ。
- 8号が森駅に停車するようになる。これにより、森駅に全列車が停車するようになる。
- 前年11月1日の2往復運休に伴う欠番を解消。これにより号数は1 - 18号に変更。
- 7月6日:21時45分頃、静狩駅から長万部駅を走行中の「スーパー北斗」18号で1号車後部デッキの機器室付近から白煙が発生[資料 46]。ブレーキ時に生じた高温の鉄粉が床下の隙間から入り込み、床下に溜まっていたタンポポの綿毛に引火し、配線を束ねたゴム材に燃え移ったことが原因とみられる[資料 47]。
- 8月1日:運休となっていた定期列車の運行を再開[資料 48][資料 49]。
- 8月30日:2号を洞爺駅・伊達紋別駅・登別駅に停車拡大。これにより、全列車が洞爺駅・伊達紋別駅・登別駅に停車[資料 50]。
- 3月15日:ダイヤ改正により、以下のとおり変更[資料 44][資料 45]。
- 2015年(平成27年)4月1日:15 - 18号の車内販売を廃止[資料 51]。
- 2016年(平成28年)3月26日:北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間開業に伴い、以下の通り変更[資料 52]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(平成31年)
キハ183形3550番台 コンサドーレ札幌ラッピング車(函館駅)
今後の予定[編集]
沿線の白老町ポロト湖畔に2020年に開設される民族共生象徴空間(国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園ほか)の開設にあたり、現在全列車が通過している白老駅へ「スーパー北斗」の一部列車を停車させることが検討されている[27]。
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 「スーパー北斗」と「北斗」の3往復が最高速度130 km/h、「北斗」の1往復が最高速度120 km/h。
- ^ 「スーパー北斗」運転開始当初の最速達列車の途中停車駅は、上り2号が東室蘭駅、下り15号が東室蘭駅・苫小牧駅。後に上下とも東室蘭駅・苫小牧駅・南千歳駅となり、2000年3月11日のダイヤ改正で新札幌駅が追加され、3時間00分(表定速度:106.2km/h)となった。
- ^ 事故車両と同種のDML30HSJ・DML30HZ形12気筒エンジンを搭載する車両(N・NN183系)の36両。
- ^ 2014年3月15日のダイヤ改正以降は、4 - 6・9・12・13・15・16号。
- ^ なお、このダイヤ修正によって283系気動車は「スーパーとかち」での定期運転も終了し、増結・代走・臨時のみとなる[記事 8]。
出典[編集]
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参考文献[編集]
書籍[編集]
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- 今尾恵介・原武史(監修) 『日本鉄道旅行歴史地図帳 全線全駅全優等列車』1号・北海道、日本鉄道旅行地図帳編集部(編集)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2010年5月18日。ISBN 4-10-790035-5。ISBN 978-4-10-790035-7。
- 鼠入昌史・松原一己(著) 『特急・急行トレインマーク図鑑』 双葉社、2015年8月23日、4-19頁。ISBN 4-575-30931-1。ISBN 978-4-575-30931-7。
雑誌[編集]
- 鉄道ジャーナル社(編集・発行)『鉄道ジャーナル』第21巻第1号(通巻241号)、成美堂出版、1987年1月1日、 8・48頁、 ISSN 0288-2337。
- 鉄道ジャーナル社(編集・発行)『鉄道ジャーナル』第33巻第2号(通巻388号)、成美堂出版、1999年2月1日、 92頁、 ISSN 0288-2337。
- 『JR時刻表』、交通新聞社、1994年3月。
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関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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