小樽駅

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小樽駅
小樽駅駅舎(2007年3月)
小樽駅駅舎(2007年3月)
おたる - Otaru
S16 塩谷 (7.7km)
(1.6km) 南小樽 S14
所在地 北海道小樽市稲穂2丁目22番15号
駅番号 S15
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 252.5km(函館起点)
電報略号 オタ←ヲタ
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
8,692人/日(降車客含まず)
-2012年度-
開業年月日 1903年明治36年)6月28日
備考 終日駅員配置
みどりの窓口 有

小樽駅(おたるえき)は、北海道小樽市稲穂2丁目22にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号S15電報略号オタ

駅構造[編集]

島式ホーム2面4線を有する地上駅。ホームは駅舎の2階に当たる高さにある。改札口からは地下道を経由して階段を上り、ホームへ向かう。ホームの付番は駅舎側から5、4、2、1番線で、5番線は行き止まり式のホームとなっている(そのため5番線へは上り場内信号機の警戒現示(25km/h)及びホーム入線時(15km/h)それぞれの速度制限により最徐行で入線する)。3番線はホームに面さない中線。快速エアポート」は主に5番線(ごく一部は4番線)に発着し、余市倶知安長万部方面の列車は主に向かいの4番線に発着する(5番線に発着する快速と同一ホームで接続するため)。

終日社員配置駅みどりの窓口(営業時間5時30分 - 22時45分)・旅行センター小樽支店(営業時間10時00分 - 18時00分)・観光案内所・自動券売機自動改札機キヨスク(改札前。ホームには存在しない)が設置されている。Kitacaは札幌方面のみ利用可能であり、長万部方面では利用できない。

駅舎は上野駅をモチーフとして設計されており、国の有形文化財にも登録されている。

のりば
1・2 函館本線 手稲札幌岩見沢新千歳空港方面
余市倶知安長万部方面
4 函館本線 快速「エアポート新千歳空港
手稲・札幌・岩見沢方面
余市・倶知安・長万部方面
5 函館本線(下りのみ) 快速「エアポート」新千歳空港行
手稲・札幌・岩見沢方面


元々、ホーム番号は駅舎側より0、1、2、3番線となっていた[1]が、1998年函館本線宗谷本線(小樽~永山間)列車運行管理システム導入に伴い番号が振り直しされ(各駅構内配線の付番を上り方に向かって1、2、3番線の順に統一した)、現在の番号に変更された。

2003年より4番線ホームは、小樽にゆかりの深い石原裕次郎にちなんで「裕次郎ホーム」と愛称がつけられた。[2]これはかつてNHKの番組のロケで訪れた際にこのホームに降り立ったのが由来である。等身大パネルが設置され、ホームの番号表示灯の数字の「4」がヨットに見立てたデザインになっているほか、裕次郎の曲も流されている。

当駅を境に塩谷駅方面(余市倶知安長万部方面)は単線非電化区間、南小樽駅方面(札幌駅方面)は複線電化区間[3]となる。

かつては函館駅を起点に道内各地を結ぶ特急急行列車「北海」・「ニセコ」・「らいでん」など)が停車していた。その往時を偲ばせる非常に広い構内となっている。現在でも駅弁が販売されている。塩谷方面(倶知安・長万部方面)は「山線」と呼ばれ[4]、かつては本州と北海道を結ぶ大動脈だった。現在、両地域間の旅客輸送は大半が航空機に転移したほか、両地域間の貨物列車や札幌駅函館駅を結ぶ特急列車なども勾配が緩く、高速運転が可能な千歳線室蘭本線(「海線」)経由へ変更されたため、山線の重要性は大きく失われ、現在は臨時特急列車を除き快速「ニセコライナー」を含む全ての列車が各駅停車でローカル輸送に特化した区間となっている。運転本数はほぼ1時間につき1本であるが、その半数は倶知安・然別までの区間運転となる。

一方で南小樽方面(札幌方面)は複線電化区間として整備され、北海道最大の都市である札幌市への都市間・通勤輸送の需要が大きい。現在は当駅始発として新千歳空港駅まで直通する快速「エアポート」、岩見沢駅(一部は途中の江別駅止まり)行の区間快速「いしかりライナー」、また倶知安駅方面から札幌駅まで直通する快速「ニセコライナー」などが運転されている。日中時間帯では1時間当たり快速・区間快速・普通列車を合わせてほぼ5本が運行される。

2010年9月より耐震補強工事を兼ねて駅舎のリニューアル工事が開始され[5]、外観は建設当時のものに復元し、内部のレイアウトも大幅に変更された[6]。この工事に伴い8月31日を以ってロッテリア、9月26日を以ってキャンドゥが閉店、キャンドゥ跡地に北海道初上陸となるバーガーキングが出店し、他のテナントとともに2012年4月25日より営業を開始した[7]

駅名板
4番ホーム「裕次郎ホーム」
5・4番ホーム。4の数字がヨットに見立てたデザインになっている
余市・倶知安方面と2番ホームに停車中の731系電車
改札口(2011年9月)
駅前の様子、小樽港が視認できる
5番線の車止め、5番線は小樽始発の快速「エアポート」に使用されることが多い

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2003 9,180
2004 8,910
2005 8,770
2006 8,670
2007 8,640
2008 8,690
2009 8,530
2010 8,510
2011 8,480
2012 8,692

JR北海道によると、2012年度の1日平均の乗車人員は約8,692人である。JR北海道の中で7番目に利用者数が多い駅である。特急は乗り入れないものの、札幌方面へは快速・区間快速が多く運転され、札幌方面への通勤・通学利用客が多い。

小樽のシンボルとも言える小樽運河が徒歩圏にあるため、観光客の利用も多い。

北海道新幹線[編集]

現在整備新幹線として計画中の北海道新幹線では、小樽市内に設置される駅は当駅ではなく、線形等の都合から当駅南方の天神地区に新たに設けられる新小樽駅(仮称)となる見込み[8]

駅弁[編集]

主な駅弁は下記の通り[9]

これらは小樽駅構内立売商会(一部除く)により駅内「四季彩館」の他、駅前第1ビル内売店「味彩」でも販売されている。

  • おたるかにめし弁当
  • 北海手綱
  • かきめし弁当
  • おたる海の輝き(2003年発売。当初は1日5食限定だった)
  • いくら弁当
  • うにごはん
  • 昭和の幕の内弁当
  • おたる散策の小路[10](2012年の駅舎リニューアルを記念して発売)

駅周辺[編集]

駅前正面から延びる道路はセピア通り(道道小樽海岸公園線の一部)と呼ばれ、小樽港第三埠頭まで続いている。かつてこのセピア通りをまたいで長崎屋2階と旧サンビル2階を接続していた歩道橋があったが、サンビルスクエアへの建て替えに伴い撤去され、駅出入口から小樽港までまっすぐ見渡せるようになった(逆に小樽運河側から駅舎を見渡すこともできる)。加えて、駅前広場に設置されていた市の広告塔やモニュメント(小樽築港駅南口広場へ移設)を撤去するなど景観整備も施した。なお、小樽市役所など主要官公署は駅から少し離れており、メルヘン交差点には南小樽駅の方が近い。

バス路線[編集]

駅前に北海道中央バスニセコバスおよびジェイ・アール北海道バスのバスターミナルが設置されているほか、駅前の通りにもバス停が多数ある。国道5号沿いは「小樽駅前」、道道454号小樽海岸公園線(中央通)沿いは「小樽駅前通」。

歴史[編集]

1976年の小樽駅と周囲約1km範囲。上側が長万部方面で、ここから単線となるが、写真外の最初の踏切まで山側を2本の引上線が並行して走る。かつては中線を挟む単式と島式の複合ホーム2面3線であったが、駅舎側の単式ホーム札幌寄りが切り欠きホームとなっている。ここは貨物扱いを小樽築港駅に集約するまでは貨物ホームの一部であったが、その後に旅客用ホームとして使用されている。このため写真当時は0番ホームであった。この線を含め駅舎横に3本が引きこまれている。駅裏側に客車の留置線が6本、その外に保線車用の1本と車庫が見える。駅裏には昭和初期まで機関庫があったが、こちらも小樽築港駅に集約されたため空き地となって草生している。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

隣の駅[編集]

JR北海道
函館本線
快速「エアポート」・区間快速「いしかりライナー
小樽駅 (S15) - 南小樽駅 (S14)
快速「ニセコライナー」・普通
塩谷駅 (S16) - 小樽駅 (S15) - 南小樽駅 (S14)

脚注[編集]

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  1. ^ 「北海道690駅」小学館 1983年発行 P34 小樽駅構内配線図等
  2. ^ 「裕次郎ホーム」が誕生 北海道・小樽駅で除幕式
  3. ^ 実際には塩谷方の下り場内信号機付近から引込み線とともに架線が張られている。
  4. ^ 矢野直美 著『全線ガイド北海道列車の旅』北海道新聞社、他多数にて記述。
  5. ^ 小樽駅リニューアル工事着手について (PDF)
  6. ^ レトロなJR小樽駅、建設当初の姿に復元へ 読売新聞 2010年8月16日
  7. ^ a b 地元の味を集めたショップも登場 JR小樽駅がリニューアル
  8. ^ 北海道新幹線 新小樽(仮称)駅周辺整備構想(概要) (PDF)
  9. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)703ページ
  10. ^ おたる散策の小路 (PDF) (駅弁紀行 小樽駅) - GOTTON(JR北海道、2012年7月18日閲覧) ※車内誌『The JR Hokkaido』2012年6月号 所収。
  11. ^ 「運輸開始」『官報』1903年7月2日(国立国会図書館デジタル化資料)
  12. ^ a b 駅史 小樽駅 77年のあゆみ 昭和55年12月発行 P28年表。
  13. ^ 「運輸並停車場開始哩程更正等」『官報』1904年10月18日(国立国会図書館デジタル化資料)官報では小樽中央停車場→高島停車場
  14. ^ 「停車場改称」『官報』1905年12月6日(国立国会図書館デジタル化資料)
  15. ^ 『小樽歴史年表』歴史文化研究所 2006年発行
  16. ^ 別冊歴史読本 (16) 国鉄・JR懐かしの駅 1997年発行
  17. ^ JR20世紀Chronicle―1987-2000 2001年発行

関連項目[編集]

外部リンク[編集]