野幌駅

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野幌駅
北口駅舎(2012年9月)
北口駅舎(2012年9月)
のっぽろ
Nopporo
A06 大麻 (3.4km)
(1.3km) 高砂 A08
所在地 北海道江別市野幌町94番地1
駅番号 A07
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 304.2km(函館起点)
電報略号 ノツ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
6,627人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1889年明治22年)11月3日
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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野幌駅
のっぽろ
Nopporo
(0.8km) 北海鋼機前
所属事業者 夕張鉄道
所属路線 夕張鉄道線
キロ程 0.0km(野幌起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1930年昭和5年)11月3日[1][2]
廃止年月日 1975年(昭和50年)4月1日
備考 夕張鉄道線廃線
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南口駅舎

野幌駅(のっぽろえき)は、北海道江別市野幌町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線駅番号A07電報略号ノツ。当駅を通るルートで定期運行する急行列車はなく、臨時急行が運転された際も当駅には停車していない。また、特急も全便通過する。かつては夕張鉄道との乗換駅であり、急行「かむい」も停車していた。

歴史[編集]

1976年の野幌駅と周囲約1km範囲。右上の上が岩見沢方面、下が北海道炭礦汽船夕張鉄道の栗山、夕張本町方面。後者は既に本線自体は廃線になり、売却された北海鋼機専用線のみが運行されている。その外側には夕張鉄道の蒸気機関車用炭水設備や転車台、車庫等がそっくり残されている。 駅は中線2本を間に挟んで少しずれた単式と島式の複合ホーム2面3線で、駅裏側3番線から夕張鉄道が発着していた。駅舎横の岩見沢側に貨物ホームと引込み線2本を有し、駅舎側ホームの岩見沢側は島状に長く伸びている。また島式ホームの札幌側端部まで保線車用の待機線が敷かれていて、黄色い保線車が停車している。
駅の周囲には多くのレンガ工場が点在している。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
  • 1889年明治22年)
  • 1898年(明治31年)4月1日:北海道炭礦鉄道が野幌煉瓦製造所設置。専用線500m敷設[注 1]
  • 1900年(明治33年)7月:停車場類焼(その後駅舎改築)。
  • 1906年(明治39年)10月1日:北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、国有鉄道に移管。一般駅
  • 1930年昭和5年)11月3日:夕張鉄道当駅 - 栗山間開業。ホームは旧ホーム2番線の反対側にあった。
  • 1968年(昭和43年)8月:函館本線小樽—滝川間電化[3]
  • 1974年(昭和49年)4月1日:夕張鉄道当駅 - 栗山間旅客輸送休止。
  • 1975年(昭和50年)4月1日:夕張鉄道貨物輸送廃止により全線廃止。
  • 1985年(昭和60年)3月14日:貨物・荷物取扱い廃止。
  • 1986年(昭和61年)12月:南口開業[3]
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化によりJR北海道に継承。
  • 2006年平成18年)
    • 3月21日:南口に新型券売機を設置(継続定期券発売対応)。
    • 4月1日:南口の出札窓口を廃止。
  • 2007年(平成19年)
    • 10月1日:駅ナンバリングを実施(A07)[4]
    • 11月17日:高架工事のため、北口駅舎が仮駅舎に移行。
  • 2008年(平成20年)10月25日:ICカードKitaca使用開始。
  • 2009年(平成21年)5月9日:高架工事のため、南口駅舎が仮駅舎に移行。
  • 2011年(平成23年)10月23日:高架新駅舎開業[5]
  • 2014年(平成26年)8月30日:駅構内全面禁煙化[6]
  • 2015年(平成27年)

駅構造[編集]

2面2線の相対式ホームを持つ高架駅であり、北海道ジェイ・アール・サービスネットによる業務委託駅。みどりの窓口(営業時間5時30分 - 23時00分)、自動券売機自動改札機エレベーターエスカレーター設置。駅舎デザインはJR北海道と姉妹提携しているデンマーク国鉄(DSB)との共同によって「ひかり」をテーマにしており[8]、江別市の木であるナナカマドをイメージしたレッドカラーをアクセントにしている[8]。なお、地上駅として夕張鉄道が運行されていた頃は2面5線あり、同線廃止などに伴い中線を廃止し、最終的に1番線と2番線の間が大きく開いた2面2線の相対式ホームになっていた。

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 函館本線 上り 札幌手稲小樽方面
2 下り 江別岩見沢方面

利用状況[編集]

「江別市統計書」によると2014年度の1日平均乗車人員は6,627人である。

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人員
2002年 6,301
2003年 6,295
2004年 6,307
2005年 6,449
2006年 6,488
2007年 6,544
2008年 6,466
2009年 6,397
2010年 6,441
2011年 6,601
2012年 6,690
2013年 6,789
2014年 6,627

駅周辺[編集]

江別市では野幌駅を中心とする約240ヘクタールを都市活動の拠点と位置づけ、連続立体交差事業[9]土地区画整理事業、街路事業などによって中心市街地に相応しい都市空間の形成を目指す「江別の顔づくり事業」を進めている[10][11]。北口駅前広場のロードヒーティング熱源には、北海道内の駅前広場としては初めて再生可能エネルギーである地中熱を利用したシステムを取り入れている[12]。南口には民設民営による市民交流施設(仮称・市民の暮らし会館)を建設する計画になっている[13]。北口はイオン江別店、江別市民体育館、イオンタウン江別、江別市ガラス工芸館、錦山天満宮、渓和会江別病院、江別市消防本部野幌郵便局、江別市情報図書館などへの最寄口になっており、南口はËBRI(旧ヒダ工場)[14]、江別RTNパーク[15]北海道立野幌総合運動公園などへの最寄口になっている。

北口

南口

  • スーパーセンタートライアル野幌店
  • ビッグハウス野幌店

バス路線[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
区間快速「いしかりライナー」
大麻駅 (A06) - 野幌駅 (A07) - 江別駅 (A09)
普通(札幌駅以西で区間快速となる列車含む)
大麻駅 (A06) - 野幌駅 (A07) - 高砂駅 (A08)

脚注[編集]

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注釈

  1. ^ 昭和5年版全国専用線一覧に専用線の記録あり。なお、昭和26年版の記録には載っていない。野幌煉瓦製造所は大正14年7月に(初代)北海道窯業野幌工場として分社独立。その後昭和2年末に操業中止。昭和3年に野幌煉瓦工場(昭和23年から(二代目)北海道窯業)に土地及び設備貸与。

出典

  1. ^ 野幌駅開設120年 有志が記念式典”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2009年11月4日). 2017年5月13日閲覧。
  2. ^ 江別市制60周年 えべつ今昔物語〜今、振り返るえべつの歴史〜 (PDF)”. 広報えべつ. 江別市. p. 4 (2014年7月). 2017年5月13日閲覧。
  3. ^ a b 第17章 年表 (PDF)”. 江別市統計書 2017年版. 江別市 (2017年). 2017年5月14日閲覧。
  4. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します (PDF)”. 北海道旅客鉄道 (2007年9月12日). 2014年9月6日閲覧。
  5. ^ 高架化、駅舎に「江別色」*新JR野幌駅開業”. フォト北海道(道新写真データベース). 北海道新聞社 (2011年10月24日). 2017年5月13日閲覧。
  6. ^ 札幌圏(Kitacaエリア)における駅構内全面禁煙化の実施について (PDF)”. 北海道旅客鉄道 (2014年7月9日). 2014年7月9日閲覧。
  7. ^ 当社のこれまでの経営改善の取り組みについて (PDF)”. 北海道旅客鉄道. p. 2 (2016年11月18日). 2016年11月19日閲覧。
  8. ^ a b “野幌鉄道高架事業開業記念式典の開催等について” (PDF) (プレスリリース), 北海道旅客鉄道, (2011年10月13日), https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2011/111013-1.pdf 2017年5月13日閲覧。 
  9. ^ JR函館本線(野幌駅付近)連続立体交差事業”. 空知総合振興局. 2017年5月13日閲覧。
  10. ^ 江別の顔づくり事業”. 江別市. 2017年5月13日閲覧。
  11. ^ 江別市のプロフィールと都心地区 (PDF)”. 江別市都心地区整備基本計画(概要版). 江別市. 2017年5月13日閲覧。
  12. ^ 江別の顔づくり事業 地中熱ヒートポンプ式ロードヒーティング (PDF)”. 広報えべつ. 江別市. p. 1 (2012年12月). 2017年5月14日閲覧。
  13. ^ “江別市が野幌駅南口の市民交流施設整備で民間事業者募集へ”. 北海道建設新聞 (北海道建設新聞社). (2017年5月18日). http://e-kensin.net/news/article/9555.html 2017年5月18日閲覧。 
  14. ^ EBRI【赤レンガ工場跡(旧ヒダ工場)】”. 2017年5月13日閲覧。
  15. ^ 市が所有する工業用地のご紹介【江別RTNパーク】”. 江別市. 2017年5月13日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]