ムーンライトえちご

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ムーンライトえちご
えちご春の夜空号
Ml-echigo.jpg
485系 ムーンライトえちご
(新潟駅)
概要
種類 快速列車
運行開始 1986年6月30日
運営者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
路線
起点 新宿駅
終点 新潟駅
使用路線 山手線東北本線高崎線上越線信越本線
技術
車両 485系電車
新潟車両センター
軌間 1,067 mm
備考
2012年3月現在のデータ
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ムーンライトえちご 運行経路図
BHF
全列車停車
太字:始発着列車あり

KBHFa
新潟駅 JR東信越本線
BHF
新津駅
BHF
加茂駅
BHF
東三条駅
BHF
見附駅
BHF
長岡駅 ↓JR東:上越線
BHF
高崎駅 ↓JR東:高崎線
BHF
大宮駅 ↓JR東:東北本線(宇都宮線湘南新宿ライン)
BHF
池袋駅
KBHFe
新宿駅

ムーンライトえちごは、東日本旅客鉄道(JR東日本)が新宿駅 - 新潟駅間を山手線東北本線高崎線上越線信越本線経由で運行する夜行快速列車である。2009年3月14日のダイヤ改正以降は臨時列車となったが、2014年(平成26年)6月以降は列車が設定されていない。

この後、各路線に続々と登場したムーンライトの元祖でもある。

運行概況[ソースを編集]

2009年3月14日のダイヤ改正で臨時列車化され、長期連休、お盆休み年末年始などに運行されていた首都圏新潟都市圏を結ぶ臨時夜行列車で、2013年1月のダイヤ改正で大阪駅発着の臨時夜行急行「きたぐに」完全廃止後は新潟駅を発着する唯一の夜行列車となっていた[1]が、2014年夏期以降は運転されていない。

下りは新宿駅を23時10分に発車し、池袋駅大宮駅高崎駅の主要ターミナルに停車。以後はノンストップ(運転停車を除く)で 3時39分に長岡駅に到着。早朝4時台に見附駅東三条駅加茂駅新津駅に停車し、4時51分に新潟駅に到着していた。

上りは新潟駅を23時36分に発車。新津駅[2]→加茂駅→東三条駅→見附駅に停車後、長岡駅を1時00分に発車。高崎駅では在来線の始発列車というもうひとつの役割を受け持ち[3]、新宿駅には5時10分に到着した。

青春18きっぷの利用者も多く、下りは越後線吉田普通列車白新線羽越本線村上快速列車に接続していた。後者は奥羽本線経由で北海道方面に向かう普通・快速列車による最速経路となり、新潟到着当日中に函館駅函館本線森駅駒ヶ岳駅経由)まで到達することが可能であった。

上りは函館本線森駅始発列車から乗り継ぎにより、村上発最終普通列車と接続していた。

乗車券と指定席券[ソースを編集]

本列車は全車両普通車指定席及びグリーン車指定席であり、乗車券の他に指定席券・グリーン券が必要となっていた。

なお、定期券と指定席券・グリーン券の組み合わせでは利用できなかった。グリーン車は、青春18きっぷ北海道&東日本パスでの利用はできなかった。

停車駅[ソースを編集]

路線名称 ※1・2・3 上越線 信越本線
駅名 新宿 池袋 大宮 高崎 新前橋 水上 越後湯沢 小出 長岡 見附 東三条 加茂 新津 新潟
ムーンライトえちご
車内放送 実施 深夜休止 実施
室内灯 通常 深夜減光 通常
凡例
  • ●:停車駅
  • 運:運転停車駅(時間調整・乗務員交代)
  • 季:季節停車駅
  • ※1:山手貨物線(新宿 - 田端信号場
  • ※2:東北貨物線(田端信号場 - 大宮)
  • ※3:高崎線(大宮 - 高崎)
備考
  • 小出の季節臨時停車は尾瀬への観光需要喚起のため以下の要領で実施
  • 2008年:6 - 8月新宿発金・土曜のみ
  • 2009年以降:7月下旬 - 8月新宿発金・土曜のみ
過去の停車駅

使用車両[ソースを編集]

PJRPJRNC
ムーンライトえちご
← 新宿
新潟 →
1 2 3 4 5 6
G L
座席種別凡例
G=グリーン車座席指定席
指=普通車座席指定席
L=普通車座席指定席
女性専用席「レディースカー」

2014年5月までの運行では、新潟車両センター所属の485系電車K1・K2編成(6両編成:国鉄特急色)が投入された。 K編成が検査などで使用できない場合は、ATS-Pと車内減光装置を装備したT18編成(国鉄特急色 2008年4月までは上沼垂色)が投入されていた。なお、485系K1K2編成とも既に廃車となっており、K2編成は2014年6月9日に廃車回送が行われ[5]、K1編成も2015年3月19日に秋田総合車両センターに回送され廃車された。

  • 1号車の新宿方は半室グリーン席
  • K編成の場合は6号車のみ内装が1 - 5号車と異なりデッキ部がピンク色で座席モケットは赤(エンジ色)であった。これは6号車がレディースカー(女性専用指定席)となっているためであった。
  • 首都圏のホーム高さにあわせるためにドアステップは埋められていたが、外観の変更はなかった。

2010年3月13日から2012年3月17日まで、幕張車両センター配置の183系マリ31・32編成(旧あずさ色。大宮総合車両センターの東大宮センターに常駐)が使用されていた時期がある。このときはグリーン車の設定がなく、全車が普通車指定席となっていた。

沿革[ソースを編集]

※特記がない限り、日付は始発駅基準とする。

首都圏 - 新潟地区の夜行普通列車は、1960年代には以下の客車列車が運転されていた。

  • 上野 - 秋田間 1821・1822列車(上越線・羽越本線経由)

同列車は以下の変遷を経た。

現行列車としての起源は、1985年に開設され高い需要を獲得した高速バス東京(池袋)- 新潟線に対抗するため日本国有鉄道新潟鉄道管理局が「ムーンライト」という愛称で団体専用快速列車として企画したことに発する。

第1編成(茶系)[要検証 – ノート] 第2編成(赤系)[要検証 – ノート]
第1編成(茶系)[要検証 ]
第2編成(赤系)[要検証 ]
第3編成(緑系)[要検証 – ノート] 第4編成(ピンク系)[要検証 – ノート]
第3編成(緑系)[要検証 ]
第4編成(ピンク系)[要検証 ]
  • 1987年9月3日:全車普通座席車の臨時快速列車として新宿 - 新潟 - 村上間で週末・長期休暇期間中などに運転を開始。
  • 1988年3月13日:ダイヤ改正で定期列車化。
  • 1991年 - 1995年臨時設定で、長岡で解結する直江津経由新井発着編成を運行。
  • 1996年3月16日:ダイヤ改正で東京 - 大垣間の夜行快速に「ムーンライトながら」の愛称が付いたため、列車名を「ムーンライトえちご」に変更。
  • 2002年12月1日:ダイヤ改正で下りは新潟終着となる(上りは引き続き村上始発)。
    • 代替として、新潟で快速村上行に接続するダイヤが組まれ、同一ホームで乗り換えできる措置が採られた[7]
  • 2003年:3月30日村上発・3月31日新宿発をもって165系電車の老朽化に伴う廃車により、使用車両を半室グリーン車を備える485系電車6両編成に変更[8][9]
  • 2004年3月13日:ダイヤ改正で上りを新潟発に変更。
  • 2007年3月18日:ダイヤ改正で全席禁煙化。
  • 2008年6月6日:尾瀬への観光需要開拓から同日から8月30日までの金・土曜日と7月20日に下りのみ小出への臨時停車を実施(小出着3:10)。
  • 2009年
    • 3月14日:ダイヤ改正で臨時列車に格下げ。多客期のみの運行となる[10][11]
      • 運転開始当初から競合している前出の高速バスに加え、格安なツアーバスも進出するなどした影響から、多客期を除く時期(特に平日)は乗車率が著しく低下していた[要出典]一方、乗車前の情報では指定席が満席とされているにも関わらず、実際は多くの空席を抱えたまま運行している実態を指摘したメディアもある[12]
    • 11月29日:「フェアーウェイ」間合い運用を終了。
  • 2010年3月13日:ダイヤ改正で運用が新潟車両センター所属485系電車から幕張車両センター所属で大宮総合車両センター東大宮常駐の183系電車(マリ31・32編成)に移管され、グリーン車指定席の設定がなくなる[13]
  • 2012年3月17日:ダイヤ改正で運用が再び新潟車両センター所属485系電車に移管され、グリーン車指定席が再設定される[14]
  • 2014年
    • 4月4日:列車名を「えちご春の夜空号」と変更し5月初旬まで臨時で運行した[15]
    • 5月3日:「えちご春の夜空号」としての2014年春期の臨時運行最終日[16]
    • 5月23日:同日発表された夏の増発列車に記載されず[17]、2014年夏季の運行はなく[18]、以降の運行も未定となった。
  • 2016年6月18日:「スターライト上野号」が、新潟 - 上野間で運転される(全席指定、途中停車駅は高崎・大宮)[19]

脚注[ソースを編集]

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  1. ^ http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130131/wlf13013112510006-n1.htm きたぐに完全引退へ
  2. ^ 新津駅では日付をまたいで15分弱の停車時間があった。この間に新潟発新津行最終列車の接続を行うほか、2008年3月のダイヤ改正までは寝台特急日本海」大阪行(2号)との接続も実施された。
  3. ^ 新幹線など首都圏各ターミナルや羽田空港成田空港へ向かう利用者も散見されたが、近年は空港方面へのバス路線の充実によりほとんど見られなくなった。
  4. ^ 赤羽が通過となったため、上野駅からの常磐線方面、東京駅からの総武本線京葉線方面からの乗降にはやや不便となった。
  5. ^ 485系K2編成 廃車回送 - 鉄道コム、2014年6月11日
  6. ^ 交友社鉄道ファン』1986年12月号(通巻308号)p136
  7. ^ 新潟での接続時間は2分だったが、翌2003年12月1日より6分に拡大。2008年3月15日より3分、2010年3月13日現在は5分である。
  8. ^ 「鉄道記録帳2003年3月」、『RAIL FAN』第50巻第6号、鉄道友の会、2003年6月1日、 18頁。
  9. ^ 485系電車は車内設備の大規模更新を実施しておらず、特に座席シートピッチやリクライニング角度が旧来の特急車両とほとんど変わらないため、車内設備に関して「車両入替え前と比較しグレードが低下した」という指摘があった。
  10. ^ 2009年3月のダイヤ改正について (PDF) - 東日本旅客鉄道(2008年12月19日付)
  11. ^ 『新潟日報』2008年12月20日付朝刊29面。
  12. ^ 満席のはずが乗客なし! 今日も“幽霊”が列車に乗っている(杉山淳一の時事日想) - Business Media 誠(2013年8月9日付、同月24日閲覧)
  13. ^ 「鉄道ダイヤ情報」2010年2月号および「JR時刻表」2010年2月より。
  14. ^ 春の増発列車のお知らせ - 東日本旅客鉄道(2012年1月20日付)
  15. ^ 春の臨時列車のお知らせ - JR東日本 新潟支社(2014年1月24日付)
  16. ^ 春の臨時列車のお知らせ - JR東日本 新潟支社(2014年1月24日付)
  17. ^ 夏の増発列車のお知らせ (PDF) - 東日本旅客鉄道プレスリリース、2014年5月23日
  18. ^ 「ムーンライトえちご」今夏は運行なし - JR東日本新潟支社、夏の臨時列車 - マイナビニュース、2014年5月26日
  19. ^ “イベント開催に伴う臨時列車運転のお知らせ” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2016年4月27日), オリジナル2016年5月31日時点によるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20160531142535/http://www.jreast.co.jp/press/2016/20160413.pdf 2016年6月30日閲覧。 
  20. ^ JR東日本・新潟支社において、NGT48とTYOでの関連広告がある。
  21. ^ TYO×NGT48 CMメイキング”. 東日本旅客鉄道・新潟支社 (2016年6月8日). 2016年7月3日閲覧。
  22. ^ また、新潟駅 - 舞浜駅においては、東京ディズニーリゾート向けツアーでの「スターライト舞浜号」が夜行団体専用列車として設定してある。
  23. ^ 舞浜直行夜行列車E653系スターライト舞浜号で行く東京ディズニーリゾート®への旅”. びゅうプラザ. 東日本旅客鉄道・新潟支社. 2016年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年6月30日閲覧。(2016年7月分のツアー)
  24. ^ 上新大介 (2016年6月19日). “JR東日本「スターライト上野号」AKB48総選挙の臨時夜行列車、E653系で運転”. マイナビニュース (マイナビ). オリジナル2016年6月30日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160630162824/http://news.mynavi.jp/news/2016/06/19/022/ 

関連項目[ソースを編集]