東武鉄道夜行列車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
東武鉄道夜行列車
(尾瀬夜行・スノーパル・日光夜行)
Ozeyakou ozeguchi.jpg
会津高原尾瀬口駅に到着した「尾瀬夜行」
概要
種類 夜行列車
地域 東京都の旗 東京都埼玉県の旗 埼玉県栃木県の旗 栃木県
福島県の旗 福島県
運行開始 2006年3月18日
運営者 Tōbu Tetsudō Logo.svg 東武鉄道
野岩鉄道
路線
起点 浅草駅
終点 会津高原尾瀬口駅東武日光駅
使用路線 東武伊勢崎線日光線鬼怒川線
野岩鉄道会津鬼怒川線
技術
車両 東武300・350系電車
軌間 1,067mm
電化 直流1,500V
テンプレートを表示

東武鉄道夜行列車(とうぶてつどうやこうれっしゃ)では、東武鉄道が運行している夜行列車、夏季に運行される尾瀬夜行(おぜやこう)、冬季に運行されるスノーパルと秋季に臨時運行される日光夜行についてまとめて解説する。

なお、列車名に浅草駅出発時刻を付して「尾瀬夜行23:55」(おぜやこうニーサン・ゴーゴー)、「スノーパル23:55」( - ニーサン・ゴーゴー)と名乗る場合があり、東武鉄道及び東武トップツアーズでもそのように案内される。但し、運行時間はダイヤ改正毎に変更されるため、時刻を付さない形でも通用する。

概要[編集]

いずれも下りのみの運転で、浅草駅を金・土曜日および休日前日の23時55分に出発し、野岩鉄道会津高原尾瀬口駅に尾瀬夜行は翌3時18分、スノーパルは翌5時18分、東武日光駅に日光夜行は翌2時16分に到着する。なお、時刻は2016年度現在のものである。

販売方法は連絡バス乗車券やスキー場施設利用券等とセット販売が基本である。申し込みは当日の17時までで、あらかじめ東武トップツアーズ等への申し込みが必要である。列車種別は、以前は使用車両によって急行または快速急行であったが、2001年より300系を使用しており、2005年度までは急行として、2006年度より特急と列車種別が固定されている。全席座席指定である。

本線系統を走る特急の中で、唯一新越谷駅に停車する。

尾瀬夜行[編集]

基本的に5月末から10月中旬の金・土曜日および休日前日に運行される。会津高原尾瀬口駅で4時20分発尾瀬沼山峠)行きのバスに接続するが、その際バスが出発するまで電車内で過ごすことができる。2010年度は片道での利用ができなくなり、復路(東武鉄道経由または関越交通高速バス経由)とのセット販売のみとなったが、2011年度から再び片道での利用が出来るようになった。

スノーパル[編集]

基本的に12月末から3月中旬の金・土曜日および休日前日に運行される。車内で仮眠を取った後、会津高原・たかつえスキーリゾート&ホテルズ会津高原だいくらスキー場行きのバスに接続する。

日光夜行[編集]

2016年10月15日に18年ぶりに運行再開される。 車内で仮眠を取った後、東武日光駅で、中禅寺温泉日光自然博物館)・竜頭の滝戦場ヶ原日光湯元温泉行きの専用バスに接続する。[1]

停車駅[編集]

全ての列車とも、終点駅以外は乗車のみ可能である。なお、スノーパルは、野岩線内除雪のため新藤原駅にも停車する。

沿革[編集]

東武300系
(2007年10月29日)
東武350系
(2007年8月19日 / 姫宮)
  • 1955年(昭和30年)7月2日 浅草駅~東武日光駅間運行の「日光山岳夜行」の運行開始。
  • 1956年(昭和31年)6月9日 浅草駅~上毛電気鉄道中央前橋駅間運行の「赤城夜行」運行開始。
    当時、同区間を運行する「こうづけ」号があったことから、これとセットして運行された。
  • 1967年(昭和42年)11月11日 「赤城夜行」運行終了。
  • 1986年(昭和61年)12月27日 現行の「スノーパル」運行開始。運行当初は6050系により快速急行列車扱い。
  • 1987年(昭和62年)5月 現行の「尾瀬夜行」運行開始。種別は快速急行列車扱い。
  • 1996年(平成8年) 「日光山岳夜行」の使用車両を、6050系電車から300・350系に変更し、急行列車扱いとする。
  • 1997年(平成9年) 北千住駅停車開始。
  • 1998年(平成10年) 「日光山岳夜行」運行終了。
  • 2001年(平成13年)12月 「スノーパル」の使用車両を6050系から300・350系に変更し、急行列車扱いとする。
  • 2002年(平成14年)5月 「尾瀬夜行」の使用車両を6050系から300・350系に変更し、急行列車扱いとする。
  • 2002年(平成14年)12月 「スノーパル」新越谷駅停車開始。
  • 2003年(平成15年)5月 「尾瀬夜行」新越谷駅停車開始。
  • 2005年(平成17年)6月 「尾瀬夜行」に女性専用車両設定開始。同年12月より運行の「スノーパル」にも女性専用車両の設定を行う。また、毛布の全席貸与を行う。
  • 2006年(平成18年)6月 同年3月のダイヤ改正に伴う種別の変更により、「尾瀬夜行」は特急列車へ扱いを変更する。同年12月より運行の「スノーパル」も特急列車へ扱いを変更。また、空気枕のプレゼントサービスを開始。
  • 2015年(平成27年)
    • 9月10日 日光線・鬼怒川線の一部区間不通に伴い、尾瀬夜行も当面の間運行休止[2][3][4]
    • 12月11日 夜行列車の運行再開[5]
  • 2016年(平成28年)10月15日 18年ぶりに日光夜行が運行再開(10月21日・22日も運行)[1]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 日光の紅葉シーズンに、臨時夜行列車「日光夜行号」を運転します! (PDF)”. 東武鉄道・東武トップツアーズ (2016年9月8日). 2016年9月11日閲覧。
  2. ^ 日光線・鬼怒川線・宇都宮線の当面の運行計画について (PDF)”. 東武鉄道 (2015年9月14日). 2015年9月14日閲覧。
  3. ^ 東武線 9月18日(金)以降の運転計画について (PDF)”. 東武鉄道 (2015年9月18日). 2015年9月18日閲覧。
  4. ^ 当面の尾瀬夜行23:55の運行中止について 東武鉄道
  5. ^ 野岩鉄道、12/11から全線通常ダイヤに - 東武・会津鉄道との直通運転も再開マイナビニュース 2015年11月16日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]