おおぞら (列車)

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スーパーおおぞら
JR Hokkaido Kiha 283 series 002.JPG
283系気動車「スーパーおおぞら
(2007年1月4日 根室本線 浦幌駅 - 上厚内駅間)
概要
種類 特別急行列車
現況 運行中
前身 特急「おおぞら」
運行開始 1997年3月22日
運営者 JR logo (hokkaido).svg 北海道旅客鉄道(JR北海道)
路線
起点 起点:札幌駅
終点 終点:釧路駅
運行間隔 6往復
列車番号 4000D+号数
使用路線 函館本線千歳線石勝線根室本線
車内サービス
クラス グリーン車普通車
身障者対応 4号車(6両編成)
5号車(7両編成)
座席 グリーン車指定席:3号車
普通車指定席:
 1・2・4号車(6両編成)
 1・2・4・5号車(7両編成)
普通車自由席
 5・6号車(6両編成)
 6・7号車(7両編成)
技術
車両 283系気動車
札幌運転所釧路運輸車両所
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 非電化
運行速度 最高110 km/h (68 mph)
路線図

「おおぞら」「とかち」運行経路図

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スーパーおおぞらは、北海道旅客鉄道(JR北海道)が札幌駅 - 釧路駅間を函館本線千歳線石勝線根室本線経由で運行する特急列車である。

本項では、根室本線で運行されていた優等列車の沿革についても記述する。

概要[編集]

特急「おおぞら」は1961年昭和36年)10月1日に、北海道初の特急列車として函館駅 - 旭川駅間(室蘭本線・千歳線経由)で運行を開始した[1][2][3][4]1970年(昭和45年)10月1日には、函館駅 - 釧路駅・網走駅間で運行されていた特急「おおとり」の釧路駅発着編成を統合[5][4]1972年(昭和47年)3月15日には「北斗」の1往復を延長して「おおぞら」に統合した。

1981年(昭和56年)10月1日には全列車が石勝線経由に変更され[6][3][新聞 1]1985年(昭和60年)3月14日に「まりも」の昼行列車が特急格上げとともに統合された。1986年(昭和61年)11月1日には全列車が札幌駅発着に統一された[3][4]1990年平成2年)9月1日に、帯広駅発着の列車は「とかち」に改称された[7]

1997年(平成9年)3月22日には、新型車両である283系気動車を投入した「スーパーおおぞら」が運行を開始[6]2001年(平成13年)7月1日のダイヤ改正後は、昼行定期全列車が283系「スーパーおおぞら」に統一された[報道 1][3]。夜行便の「おおぞら」13・14号は「まりも」として分離され[報道 1][3]183系気動車で残っていたが、この「まりも」は2008年(平成20年)8月31日付で廃止された[7][報道 2][報道 3][報道 4]。現在では札幌駅 - 釧路駅間を結ぶ特急列車は283系「スーパーおおぞら」のみとなっている。

「おおぞら」の列車名は、北海道の大地の上に広がる大きな空をイメージしたものである[3]。なお、JRA札幌競馬場で開催される「おおぞら特別競走」は、この列車名を由来にしている。

運行概況[編集]

2015年(平成27年)4月1日現在、札幌駅 - 釧路駅間で1日6往復、最高速度110 km/h で運行されている。所要時間は最速3時間台が下り1本、上り2本ある以外は4時間台である。

2013年(平成25年)10月31日までは1日7往復、最高速度130 km/h、3時間40 - 50分台(最速は3時間35分)であったが、2011年(平成23年)5月27日に発生した「スーパーおおぞら14号」の脱線・火災事故(石勝線特急列車脱線火災事故)以降[報道 5][報道 6][新聞 2][新聞 3]、2013年(平成25年)にかけても車両故障等のトラブルが後を絶たないことから、同年11月1日に車両の走行負荷抑制・メンテナンス時間確保などを目的に減速・減便が行われた[報道 7][報道 8]

トラブルの背景として、日本国内の在来線では屈指の過酷な走行条件を強いられる列車であるため、特に冬期間の運行が車両へ与える負荷が比較的高いことが指摘されている。平野部での最高速度130km/hの高速運転や山岳区間での連続勾配登坂、急曲線前後での加減速の繰り返しによるエンジン変速機など動力機器への負荷に加え、下り勾配区間での連続制動やエゾシカなど野生動物が多く生息する区間での接近・衝突事故に伴う急制動の繰り返しにより、ブレーキ車輪など足回り機器へ掛かる負荷も高い。さらには冬期間の寒暖差の大きさ(北海道内では比較的温暖な道央と酷寒の道東を結ぶほか、冬でも暖かいトンネル内と極寒の屋外との出入りにより車体に付着した水分が凍解結を繰り返す)などの要因が挙げられるが、それらに見合ったメンテナンス時間・体制の確保が必ずしも十分ではなかったとの指摘もなされている[8]

停車駅[編集]

札幌駅 - 新札幌駅 - 南千歳駅 - (追分駅) - (新夕張駅) - (占冠駅) - (トマム駅) - 新得駅 - (十勝清水駅) - (芽室駅) - 帯広駅 - 池田駅 - (浦幌駅) - (白糠駅) - 釧路駅

  • 追分駅・新夕張駅は下り3・9・11号、上り2・10号が停車。
  • 占冠駅は下り3号、上り2号のみ停車。
  • トマム駅は上り4号のみ通過。
  • 十勝清水駅・芽室駅は下り9号、上り2号のみ停車。
  • 浦幌駅は下り11号、上り2号のみ停車。
  • 白糠駅は下り1号、上り4号のみ通過。
  • 新夕張駅 - 新得駅は石勝線開業時から普通列車が運行されていないため、この区間のみ乗車の場合に限り乗車券のみで普通車自由席が利用できる。


使用車両・編成[編集]

2013年11月1日
現在の編成図[9]
スーパーおおぞら
← 釧路
札幌 →
1・7・9号
4・6・12号
1 2 3 4 5 6
G
3・5・11号
2・8・10号
1 2 3 4 5 6 7
G
全車禁煙
凡例
G=グリーン車指定席
指=普通車指定席
自=普通車自由席
行先表示(札幌駅)
苗穂駅を通過する「スーパーおおぞら」

全列車が283系気動車で運転されている。釧路運輸車両所所属車で運転される列車は6両編成、札幌運転所所属車は7両編成での運転が基本となる。

この列車は増結が常態化しており、繁忙期には最大で11両編成で運転されることもある[注釈 1][11]。増結車両は基本的に座席指定席である。また、グリーン車から先に満席となる傾向が強く、グリーン車を増結(増3号車)することもある[12]

ホーム有効長の短い駅では1 - 2両程度がホームにかからずドアカットを行うため、乗客は別の車両より乗り降りすることがある。増結があっても、自由席車の連結位置は必ず札幌寄りの2両となる。

過去の車両[編集]

  • 183系気動車
    定期列車としては、1980年(昭和55年)2月10日[4]から2001年(平成13年)6月30日まで運用された。なお、同年7月1日のダイヤ改正を機に、昼行定期全列車は283系「スーパーおおぞら」に統一されたが、183系は夜行の「おおぞら」13・14号から改称した「まりも」に充当され、2008年(平成20年)8月31日の運行終了まで引き続き使用された。また、1991年(平成3年)7月27日から2000年(平成12年)3月10日まで「スーパーとかち」に、2000年(平成12年)3月11日から2001年(平成13年)6月30日まで「とかち」と「おおぞら」で使用されていたキサロハ182形全車両が、保留車として釧路運輸車両所に残されたが、2013年(平成25年)12月20日付で全車廃車された[13]
  • 80系気動車
    1961年(昭和36年)10月1日[4]の「おおぞら」運転開始から使用されていた。1982年(昭和57年)11月14日に一旦運用がなくなるが、1985年(昭和60年)3月14日に復帰した。その後、国鉄最終ダイヤ改正前の1986年(昭和61年)10月31日[4]まで使用され、当系列の定期運用を終了した。
  • 14系客車
    2001年6月30日まで、夜行列車「おおぞら」13・14号に寝台車として使用された。

乗務員担当区所[編集]

  • 車掌
  • 客室乗務員
    • 客室乗務員センター(札幌)
    • 客室乗務員センター釧路分室(6・7号)

チャイム・車内放送[編集]

チャイムは、「スーパー北斗」(281系気動車)と同じで、終点のみ車掌による放送だった。2006年3月18日からは、始発駅発車後は「アルプスの牧場」、帯広駅到着前と発車後および上り列車の南千歳駅到着前は「ハイケンスのセレナーデ」、終着駅到着前は「鉄道唱歌」とされた。2007年10月1日からは、終着駅到着前が「アルプスの牧場」となった以外はオリジナルの7打音チャイムとなったほか、両始発駅発車後は客室乗務員による放送のあと英語による自動放送が流れるようになった。

利用状況[編集]

1986年(当時は「おおぞら」としての運行)に帯広空港丘珠空港を結ぶ航空路線が廃止され、鉄道が航空機を追い出した例として挙げられている[14]。釧路 - 札幌間の都市間バスの運行本数が少ないこともあり、1997年の「スーパーおおぞら」運転開始以降は一貫して高い乗車率を誇る。年間を通じて増結が常態化しており、特に利用が多い大型連休お盆年末年始を中心とした冬期間は、最大11両編成で対応している。

しかし近年では、道東自動車道の延伸や都市間バスの増発、さらには前述した本列車の減便・減速の影響により、鉄道の優位性は徐々に低下しつつある。

根室本線優等列車沿革[編集]

戦後の展開[編集]

  • 1949年昭和24年)9月15日:函館駅 - 釧路駅間を函館本線・根室本線経由で運行する急行列車3・4列車が設定される[報道 2]
    • この列車は、札幌駅以東を準急列車として運行された。また、運行区間が長距離となったため、同区間は夜行列車として運行された。
  • 1950年(昭和25年)10月1日:3・4列車の運行区間を根室駅まで延長。ただし、釧路駅以東は普通列車として運行される。また、函館本線・根室本線経由で函館 - 釧路間を運行する準急列車405・406列車が設定される。この列車は小樽駅以東は普通列車の扱いとなる。
  • 1951年(昭和26年)4月1日:3・4列車に「まりも」の名称が与えられる[7][報道 2]
  • 1955年(昭和30年)6月1日:405・406列車、列車番号を407・408列車に変更し、全区間を準急列車化。これに伴い、網走発着編成(石北本線経由)を連結。
    • なお、この列車は函館本線内を夜行列車として運行されていた。
  • 1958年(昭和33年)7月15日:407・408列車の釧路発着編成に「狩勝」(かりかち)の列車名が与えられる[7]
  • 1959年(昭和34年)9月22日:釧路駅 - 根室駅間を運行する準急「ノサップ」の運転開始に伴い、「まりも」の運行区間を函館駅 - 釧路駅間に短縮。
  • 1961年(昭和36年)
    • 4月15日:「狩勝」に56系気動車が導入。これに伴い、「狩勝」が急行列車に昇格し、運行区間を札幌駅 - 釧路駅間に変更する[7]
    • 6月15日:「狩勝」に函館本線経由で函館駅 - 根室駅間を毎日運行する季節列車を1往復増発する。

特急「おおぞら」の運転開始[編集]

おおぞら
JNR Hokkaido kiha80 ozora.jpg
キハ80系「おおぞら」
帯広駅 1986年8月
概要
種類 特別急行列車
運行開始 1961年10月1日
運行終了 2001年6月30日
後継 特急「スーパーおおぞら」
旧運営者 Japanese National Railway logo.svg 日本国有鉄道(国鉄)→
JR logo (hokkaido).svg 北海道旅客鉄道(JR北海道)
路線
起点 函館駅
終点 旭川駅釧路駅
使用路線 函館本線室蘭本線千歳線石勝線根室本線
技術
車両 80系気動車札幌運転所函館運転所
183系気動車(札幌運転所・函館運転所・釧路運輸車両所
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 非電化
運行速度 最高100 km/h (62 mph)(80系)
最高110 km/h (68 mph)(183系)
テンプレートを表示
  • 1961年(昭和36年)10月1日サンロクトオのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 北海道初の特急列車として室蘭本線・千歳線経由で函館駅 - 旭川駅間に「おおぞら」が運行開始[1][2][3][4]
      小樽駅を経由しない列車は当時「奇抜なもの」とされ、2015年現在でこのスタイルに近い列車は「北斗」・「スーパー北斗」である。
      運転開始当時の函館駅 - 旭川駅間の途中停車駅は東室蘭駅苫小牧駅・札幌駅で、主要都市と観光地のみに停車するようになっていた。観光シーズンには洞爺駅登別駅にも停車していた。
    • 毎日運行の季節列車「狩勝」(下り)2号・(上り)1号を定期列車化し、運行経路を函館駅 - 釧路駅間(室蘭本線・千歳線経由)とする。また、この列車の名称を「摩周」(ましゅう)とする[7]
      「摩周」は、従来気動車急行の「アカシヤ」を延長する形を採ったが、同時に稚内駅発着(宗谷本線経由)の「宗谷」・網走駅発着(石北本線経由)の「オホーツク」を連結した多層建て列車となる。
    • 急行「まりも」の釧路駅 - 根室駅間を廃止し、函館駅 - 釧路駅間のみの運行となる[7]
  • 1962年(昭和37年)
    • 2月1日:札幌駅 - 帯広駅間を運行する急行列車として「十勝」(とかち)が運行開始[7]
    • 4月1日:帯広駅 - 釧路駅間を運行する準急列車として「ぬさまい」が運行開始[15][7]
    • 5月1日:旭川駅発着(富良野線経由)の「狩勝」を1往復増発する。また、「ぬさまい」の使用車種を気動車に変更する。
    • 10月1日:「おおぞら」に釧路駅発着編成を連結開始[16][3][4]。これに伴い、「狩勝」は旭川・札幌 - 釧路間(富良野線経由)での運行となる。
  • 1963年(昭和38年)6月1日:札幌 - 根室間を運行する急行列車として「阿寒」(あかん)が設定される[7]
  • 1964年(昭和39年)10月1日:従来、函館駅 - 釧路駅・網走駅間を運行していた「摩周」・「オホーツク」を統合し、特急「おおとり」が運転開始[1][15][17][7][5][18][4]
  • 1965年(昭和40年)10月1日:「まりも」の運行系統を札幌駅で分割。「まりも」は札幌駅 - 釧路駅間の運行となる[報道 2]。なお、函館駅 - 札幌駅間は「ていね」となる[19]
  • 1966年(昭和41年)3月5日:準急制度の改変により、「ぬさまい」を急行列車に格上げ[7]
  • 1967年(昭和42年)3月1日:「おおぞら」の旭川駅発着編成を分離。「おおぞら」は函館駅 - 釧路駅間(室蘭本線・千歳線経由)での運行となる[3]
  • 1968年(昭和43年)10月1日ヨンサントオのダイヤ改正に伴い、「まりも」・「阿寒」・「十勝」として運行されていた急行を統合し、「狩勝」に変更[7][報道 2]。ただし、根室→函館間(函館本線経由)運行の1本のみ「ニセコ」3号とする。
  • 1970年(昭和45年)10月1日:「おおとり」の釧路発着編成を分離し、「おおぞら」を1往復増発[5][4]。2往復体制となる。
  • 1972年(昭和47年)3月15日このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
    • 北斗」1往復の運行区間を延長して「おおぞら」に変更。「おおぞら」は1往復増発して3往復となるが、増発した1往復には旭川発着編成を再度連結するようになる。
    • 札幌→根室間を運行していた「狩勝」(下り)2号の釧路→根室間を「ノサップ」として分離。
  • 1975年(昭和50年)7月18日:「狩勝」(下り)1号・(上り)2号の旭川 - 富良野間を普通列車に格下げ。
  • 1978年(昭和53年)10月2日このときのダイヤ改正により、根室発函館行きの「ニセコ」(上り)2号を札幌駅で分割。これに伴い、「狩勝」夜行列車を含めた4往復体制となる。
  • 1980年(昭和55年)
    • 2月10日:「おおぞら」5・4号に183系気動車を導入。
    • 10月1日このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
      • 「おおぞら」のうち、5・4号は札幌 - 釧路間とし、3・2号の旭川駅発着編成を廃止。これ以降「おおぞら」の滝川以北乗り入れはなくなる。
      • 「狩勝」の旭川駅乗り入れ(富良野線経由)を終了。
      • 小樽駅 - 釧路駅間運行の夜行普通列車「からまつ」廃止に伴い、代替として夜行「狩勝」に普通車自由席を連結。
      • 帯広駅 - 釧路駅間運行の「ぬさまい」を廃止。
        廃止時の停車駅:帯広駅 - 幕別駅 - 池田駅 - 豊頃駅 - 浦幌駅 - 音別駅 - 白糠駅 - 釧路駅
        • 昭和40年代は厚内駅にも停車していた。

石勝線開業以降[編集]

キハ183系「おおぞら」
(大沼駅付近 1986年8月)
キハ183系「おおぞら」
(札幌駅 1986年8月)
キハ183系「おおぞら」
(長都駅付近 1992年)
札幌駅に進入するキハ183系「おおぞら」
(1998年8月)
新富士駅を通過する「リレーとかち」
(2005年8月)
  • 1981年(昭和56年)10月1日:石勝線千歳空港駅(現在の南千歳駅) - 新得駅間開業[6][新聞 1]に伴うダイヤ改正により、以下のように変更。
    • 「おおぞら」全列車を石勝線経由に変更し、1往復を除き札幌駅 - 釧路駅間の運行とする[3]。この経路変更に伴い、岩見沢駅滝川駅富良野駅への停車を取りやめる。
      1往復は函館駅発着であったが、苫小牧駅 - 千歳空港駅 - 札幌駅 - 千歳空港駅 - 追分駅と停車し、千歳空港駅に重複して停車する珍しい列車となった。
    • 2往復が183系、1往復が82系による運転となる。
    • 「狩勝」のうち、札幌駅 - 帯広駅間運行の列車と札幌駅 - 釧路駅間運行の夜行列車を石勝線経由に変更し、石勝線経由の急行を「まりも」に変更[7][報道 2]。これに伴い、「狩勝」は札幌駅 - 釧路駅間(滝川駅経由、上り1本は根室発)2往復とする。
  • 1982年(昭和57年)11月15日このときのダイヤ改正により、以下のように変更する。
    • 「おおぞら」の全列車がキハ183系に変更。同時に食堂車の営業も終了。
    • 「まりも」の夜行列車に14系客車が導入される。
    • 「狩勝」の1往復に旭川駅発着列車(富良野線経由)を再び連結。ただし、富良野線内は普通列車とする。
  • 1984年(昭和59年)2月1日:このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 「おおぞら」を札幌駅 - 釧路駅間で1往復増発。4往復体制となる。
    • 「狩勝」の根室発札幌行きで運行する列車のうち、根室駅 - 釧路駅間を「ノサップ」に分離。これに伴い、定期列車としては根室本線全線を運行する優等列車は消滅する。また、札幌駅 - 釧路駅間運行1往復の帯広 - 釧路間を普通列車化。
  • 1985年(昭和60年)3月14日このときのダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 「まりも」の昼行列車を特急に格上げして「おおぞら」に統合し、札幌駅 - 帯広駅間で2往復増発。「おおぞら」は6往復体制となり、札幌駅 - 帯広駅間1往復に82系が復活する。
    • 帯広発釧路行きの快速列車として「ぬさまい」が運転を開始。
  • 1986年(昭和61年)11月1日国鉄最後のダイヤ改正に伴い、以下のように変更する。
    • 「おおぞら」を札幌駅 - 釧路駅間で1往復増発。札幌駅 - 帯広駅間の1往復を釧路駅発着に延長する。函館駅発着を廃止し、札幌駅発着に統一する[3][4]。この時点で「おおぞら」7往復となり、全列車が183系で運行されるようになる。
    • 「狩勝」の1往復を廃止。「狩勝」は札幌駅 - 釧路駅間運行の1往復(帯広駅 - 釧路駅間は普通列車)のみとなる。なお、廃止した「狩勝」の代替として旭川駅・滝川駅 - 帯広駅間(富良野線経由)を運行する快速列車として「十勝」(とかち)が運行される。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1990年平成2年)9月1日:以下のように変更する。
    • 「おおぞら」のうち、帯広駅発着の列車を「とかち」に変更[7]。これに伴い、「おおぞら」は6往復に縮小。
    • 急行「狩勝」を廃止し[7]、快速列車に変更。旭川駅発着の「十勝」も廃止し、列車名を統一(以降は狩勝 (列車)を参照)。
  • 1991年(平成3年)7月27日:「とかち」の一部にキサロハ182形が導入され、特急「スーパーとかち」が運行開始[7]
  • 1993年(平成5年)3月18日:このときのダイヤ改正により、夜行急行「まりも」が「おおぞら」13・14号に編入される[3][7][報道 2]
  • 1994年(平成6年)
  • 1997年(平成9年)3月22日283系気動車を導入し、同系列で運行される列車を「スーパーおおぞら」として運転開始[6]。「スーパーおおぞら」3往復・「おおぞら」4往復(うち夜行列車1往復)の体制となる。
  • 1998年(平成10年)
    • 4月11日:快速「ぬさまい」廃止。
    • 12月8日:「おおぞら」1往復を「スーパーおおぞら」に変更する[20]

2000年代の動き[編集]

  • 2000年(平成12年)3月11日:すべての「おおぞら」・「スーパーおおぞら」、「とかち」・「スーパーとかち」が新札幌駅に停車するようになる[報道 10]
  • 2001年(平成13年)7月1日:この時のダイヤ改正により、以下のとおり変更[報道 1]
    • 「おおぞら」の昼行全列車が「スーパーおおぞら」に統一され、全列車3時間台で運転されるようになる[3]
    • 白糠駅停車列車を5往復に増やし、「スーパーおおぞら」1往復(9・10号)を新たに停車させる。
    • 「スーパーおおぞら」の全列車で文字放送サービスを開始。
    • 夜行便の「おおぞら」13・14号を「まりも」に変更[3][7][報道 2]
  • 2004年(平成16年)12月29日 - 12月31日2005年(平成17年)1月2日 - 1月4日8月13日 - 8月15日:特急「とかち」・「スーパーとかち」に接続して帯広駅 - 釧路駅間を運行する臨時特急「リレーとかち」を運転[報道 11]
  • 2006年(平成18年)
    • 3月18日:「スーパーおおぞら」が全車禁煙化[報道 9][報道 12]
    • 12月17日:「スーパーおおぞら」用の283系気動車にグレードアップ指定席を導入開始。2008年(平成20年)3月までに完了[報道 13]
  • 2007年(平成19年)10月1日:ダイヤ改正により、次のように変更[報道 14]
    • 札幌駅 - 帯広駅間の「スーパーとかち」7号・「とかち」4号を釧路駅発着に延長し、1往復増発。
    • 釧路発札幌行き始発を7時台から6時台に、札幌行き最終を18時台から19時台に変更。
    • 基本編成を7両化。
    • 夜行特急「まりも」は、週末や繁忙期などにのみ運転される臨時列車に格下げ[報道 2]
  • 2008年(平成20年)8月31日:「まりも」同日発車列車を最後に廃止。これに伴い、道内のみ運行する定期夜行列車は消滅[7][報道 2][報道 3][報道 4]
  • 2009年(平成21年)
    • 2月16日:20時14分「スーパーおおぞら」12号が札幌駅に到着した際、7号車の4軸目から異臭が発生。ブレーキ部品の脱落等が確認された[報道 15]
    • 4月:「スーパーとかち」用の261系1000番台にグレードアップ指定席を導入開始。同年秋までに完了[報道 16]
    • 9月30日:3号車に設置されていたテレホンカード公衆電話が廃止[報道 17]
    • 10月1日:ダイヤ改正に伴い、「スーパーとかち」と「スーパーおおぞら」2・13号の基本編成が6両となる[報道 18]。「スーパーおおぞら」13号の運転時刻を繰り上げる。
    • 11月14日:特急「スーパーとかち2号」が柏林台駅 - 西帯広駅間を走行中、5号車床下の推進軸が脱落し、損傷したエンジンが停止する事象が発生[報道 19]
    • 12月17日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 20][報道 21]。2010年(平成22年)4月9日に解除[報道 22]

2010年代の動き[編集]

  • 2010年(平成22年)
    • 10月:「スーパーおおぞら」3往復(1・7・9号、上り6・8・14号)の基本編成が6両に戻される[注釈 2]
    • 12月16日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 23][報道 24]。2011年(平成23年)4月6日に解除[報道 25]
  • 2011年(平成23年)
    • 5月27日:「スーパーおおぞら」14号が、清風山信号場内で脱線・炎上し、乗客と乗務員あわせて39人が負傷する事故(石勝線特急列車脱線火災事故)が発生[報道 5][報道 6][新聞 2][新聞 3]
    • 6月12日:午前11時50分頃、釧路発札幌行き特急「スーパーおおぞら」6号の自動列車停止装置(ATS)南千歳駅手前で作動し、動けなくなった。運転士が再出発させたところ、再びATSが作動して停車したため、ATSのスイッチを切って徐行し、同駅に到着後に運転打ち切り[新聞 7]
    • 7月21日:5月の事故の影響で、キハ283系気動車の機材繰りがつかなくなったため、2013年10月31日までの間、「スーパーおおぞら」1往復(2・13号)と「スーパーとかち」1往復(5・8号)の編成が、繁忙期をのぞいてグリーン車なしの5両編成に変更される。また、これ以外の列車についても当面の間、バリアフリー対応設備車両を連結しない編成で運行した[報道 26]
    • 10月20日:「スーパーおおぞら」用の283系にて、グリーン車の座席改装を開始。2013年(平成25年)3月までに完了。この改装に伴い、グリーン車で実施されていたオーディオサービスは10月31日で終了[報道 27]
    • 12月13日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 28][報道 29]
    • 12月28日 - 12月31日:札幌駅 - 釧路駅間で全車指定席の臨時特急「おおぞら」81号をキハ183系5100番台「クリスタルエクスプレス トマム & サホロ」で運行[報道 30]
  • 2012年(平成24年)
    • 1月2日 - 1月4日:釧路駅 - 札幌駅間で全車指定席の臨時特急「おおぞら」82号をキハ183系5100番台「クリスタルエクスプレス トマム & サホロ」で運行[報道 30]
    • 1月6日:新得駅に停車中の特急「スーパーとかち」において、屋根上にバラストが乗っているのが確認される[報道 31]
    • 1月9日 - 10月14日:1月6日の事象を受け、「スーパーとかち」・「スーパーおおぞら」全列車において、南千歳駅 - 帯広駅・釧路駅間の単線トンネル内で減速運転(最高速度100 km/h)を実施[報道 31][報道 32]
    • 2月26日:石勝線の東追分駅(現・東追分信号場)で札幌発釧路行き「スーパーおおぞら」13号の配電盤にあるエアコンのスイッチの配線が劣化して破損し、白煙が送風口から客室内に入るトラブルが発生。このトラブルの後、同型車両のスイッチをすべて交換[報道 33][新聞 8]
    • 9月21日:午前8時35分頃、トマム駅付近を走行中の札幌発釧路行き「スーパーおおぞら」1号の運転士が、運転席から発煙しているのを発見。客席にも煙が入り、1号車の乗客を2号車に避難させ、停車したトマム駅で前照灯のスイッチを切ったところ煙は止まり、同駅にて運転打ち切り。前照灯の電気配線のショートが原因[新聞 9]
    • 12月1日:同日から2013年(平成25年)3月31日まで、特急「スーパーとかち」のうち、261系充当列車の車内販売を一時休止[報道 34]
    • 12月3日:車両に付着した雪や氷が走行中に落下してバラストが飛散する現象を防止するため、南千歳駅 - 札幌駅間で減速運転(最高速度120 km/h)を開始[報道 35][報道 36]。2013年(平成25年)4月15日に解除[報道 37]
  • 2013年(平成25年)
    • 7月15日:「スーパーおおぞら」3号の3号車配電盤から出火するトラブルが発生[報道 38][報道 39]
    • 7月17日 - 7月18日:15日に発生したトラブルに伴う車両変更により「スーパーおおぞら」の一部列車が運休[報道 40]
    • 7月18日 - 8月31日:15日に発生したトラブルにより当核列車の調査・修繕に時間を要するため、車両の使用を見合わせ。この影響で、7月31日まで札幌発釧路行きの「スーパーおおぞら」5号・11号と釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」4号・10号が運休[報道 41]
    • 8月1日 - 10月31日:札幌発釧路行きの「スーパーおおぞら」11号に代わり「スーパーおおぞら」9号が運休。また、釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」4号の運休に伴い「スーパーおおぞら」6号が白糠駅・浦幌駅・トマム駅に臨時停車[報道 42]。当初8月31日までの予定だったが、10月31日まで継続となった[報道 43][報道 44][報道 45][報道 46]
    • 11月1日:ダイヤ変更により以下のように変更[報道 7][報道 8]
    • 1往復を減便(札幌発釧路行きの「スーパーおおぞら」13号と釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」14号の運行を取りやめ)。
    • 一部列車で実施されていたグリーン車・バリアフリー対応設備車両の非連結を解消。
    • 最高速度が110km/hに引き下げられ、所要時間が平均で従来より20分長い4時間11分、最速列車で3時間59分となる。
      これにより、 札幌駅で「スーパーおおぞら」8号から「オホーツク」7号の接続と「スーパーおおぞら」12号から「スーパーカムイ」47号の接続ができなくなる。
  • 2014年(平成26年)
    • 3月15日:ダイヤ改正により、「スーパーおおぞら」・「スーパーとかち」の運転時刻を若干変更[報道 47]
    • 8月30日:ダイヤ改正により、以下のとおり変更[報道 48]
      • 釧路発札幌行きの「スーパーおおぞら」2号の時刻を7時台から6時台に繰り上げ、札幌発釧路行きの9号の時刻を16時台から17時台に繰り下げる。さらに、12号の所要時間を約10分短縮する。
      • 「スーパーおおぞら」12号が追分駅・新夕張駅・占冠駅・十勝清水駅・芽室駅を通過し、2号が占冠駅・十勝清水駅・芽室駅に停車するようになる。
      • 「スーパーおおぞら」2号から「スーパー北斗」8号、「スーパーおおぞら」12号から「スーパーカムイ」45号へ接続できるようになる。
  • 2015年(平成27年)4月1日:「スーパーおおぞら」2往復(下り1・11号、上り2・12号)の車内販売を廃止[報道 49]

列車名の由来[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 『特急おおぞら&北海道の特急列車』 1頁では11両編成運行時の画像が掲載されている[10]
  2. ^ 『JR時刻表』2010年9月号掲載の編成図では7両編成であったが[21]、『JTB時刻表』2010年10月号の編成図では6両編成になっている[22]

出典[編集]

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  2. ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 122-123頁
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n 『特急・急行トレインマーク図鑑』 10-11頁
  4. ^ a b c d e f g h i j k 『鉄道ジャーナル』 通巻242号 24頁
  5. ^ a b c 『特急・急行トレインマーク図鑑』 14頁
  6. ^ a b c d 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 82-83頁
  7. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 『特急・急行トレインマーク図鑑』 12頁
  8. ^ 鉄道ジャーナル 2014年1月号「JR北海道の特急気動車 苦渋の決断と今後 減速・減便ダイヤ変更に至った実情と特急「スーパーおおぞら」「北斗」の現状」(鉄道ジャーナル社
  9. ^ 列車ガイド 特急スーパーおおぞら(283系)|列車編成
  10. ^ 『特急おおぞら&北海道の特急列車』 1頁
  11. ^ 『列車編成席番表〈2009夏・秋〉』
  12. ^ 『特急おおぞら&北海道の特急列車』 61頁
  13. ^ 『鉄道ファン』通巻639号 別冊付録 2頁
  14. ^ 『これでいいのか、特急列車 JR・民鉄特急全列車徹底分析』
  15. ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 74-75頁
  16. ^ 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 72-73頁
  17. ^ 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 100-101頁
  18. ^ 『特急・急行トレインマーク図鑑』 13頁
  19. ^ 『特急・急行トレインマーク図鑑』 9頁
  20. ^ 鉄道ジャーナル』第33巻第2号、鉄道ジャーナル社1999年2月、 92頁。
  21. ^ 『JR時刻表』 2010年9月号
  22. ^ 『JTB時刻表』 2010年10月号

報道発表資料[編集]

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新聞記事[編集]

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参考文献[編集]

書籍[編集]

雑誌[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]