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マツダの車種一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マツダ > マツダの車種一覧

マツダの車種一覧(マツダのしゃしゅいちらん)では、マツダが現在販売している車種、今後発売予定の車種、以前に発売していた車種、過去に発表したコンセプトカーなどについて記述する。

日本国内現行車種

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乗用車

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外観 車種名
(日本国外での
車種名)
初登場年 現行型 現行車種の概要 主な生産工場
発表 大幅改良
(マイナーチェンジ)
セダン

MAZDA3 SEDAN
MAZDA3セダン 2019年 2019年5月24日
(国内初代)
ファミリアアクセラの系譜を引き継ぐ、Cセグメントクラスの4ドアセダン。今回の登場を機に、他国向け同様の「MAZDA3」に改名。 防府第1工場
クロスオーバーSUV

CX-60
CX-60 2022年 2022年9月15日[1] 防府第2工場

CX-5
CX-5 2012年 2016年12月15日
(2代目)
2021年11月8日 日本での発売日は2016年2月2日。
マツダのグローバル販売の1/4を占めるミドルクラスのSUV。
2.0Lと2.5Lガソリン、2.2Lディーゼルターボに加え、日本仕様には2.5Lガソリンターボが加わった。
北米市場では2.5L自然吸気と同ターボを設定。
ロシア・中国・ベトナム・マレーシアでも製造
1. 宇品第1工場
2. 宇品第2工場
3. 防府第2工場

CX-30
CX-30 2019年 2019年10月24日(初代)[2] 宇品第1工場

CX-3
CX-3 2015年 2015年2月27日
(初代)
2018年5月17日
(大幅改良)
マツダのSUVラインアップ中、最小となるコンパクトSUV。
エンジンは2.0Lガソリンに加え、2018年5月の大幅改良時に、新開発の1.8Lディーゼルターボが設定された。
タイでも製造
1. 宇品第1工場
2. 防府第1工場

MX-30
MX-30 2020年 2020年10月08日(初代)[3] 宇品第1工場
CX-80 CX-80 2024年 2024年10月10日 防府第2工場
コンパクトカー/ハッチバック

MAZDA3 FASTBACK
MAZDA3ファストバック 2019年 2019年5月24日
(初代)
ファミリアとアクセラの系譜を引き継ぐ、Cセグメントクラスのハッチバック。
先代にあたるアクセラでは「スポーツ」を名乗っていたが、今回の登場を機に、車名を他国向け同様「MAZDA3」に、ボディタイプを「ファストバック」に改名した。
防府第1工場

MAZDA2
MAZDA2 1996年 2014年9月11日
(通算3代目)
(デミオとして4代目)
国内市場専用の軽自動車を除き、マツダのボトムエンドを担うBセグメントクラスのコンパクトモデル。
2019年9月の一部改良を機に、デミオから海外向け名称とほぼ同じ「MAZDA2」へ改称。
エンジンは1.5Lのガソリンとディーゼルターボを搭載するが、欧州を含め海外市場向けは1.5Lガソリン車が中心。
米国・カナダ・中国では未発売。
メキシコ・タイ・ベトナムでも製造
防府第1工場
スポーツカー/オープンカー/クーペ

ROADSTER
(画像はMX-5)
ロードスター 1989年[注 1] 2015年5月20日
(4代目)
累計生産台数100万台超のギネス認定記録を持つ、後輪駆動(FR)の2シーターライトウェイトオープンスポーツ。
4代目は、徹底的な小型軽量化をはかることで、1t前後まで重量が軽減されている。
海外では「MX-5」、米国のみ「MX-5 MIATA」として販売[4]
日本仕様のエンジンは、専用チューンが施された4気筒 1.5Lのみ。対して、北米・東南アジア・豪州等、多くの輸出先が2.0Lのみ。欧州市場では両方が選択可能。
宇品第1工場

ROADSTER RF
(画像はMX-5 RF)
ロードスターRF 2006年 2016年11月10日
(2代目)
マツダロードスターをベースに、電動格納式ルーフを採用したリトラクタブルハードトップモデル。
ルーフから車両後端まで、なだらかに傾斜するラインが特徴的な「ファストバック」スタイルを採用している。
海外では「MX-5 RF」、米国のみ「MX-5 MIATA RF」として販売。
パワートレーンは、専用チューンが施された4気筒 2.0Lのみとなる。
宇品第1工場
軽自動車

FLAIR CROSSOVER
フレア
クロスオーバー
2013年 2020年2月27日
(2代目)
スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両はハスラー
廉価グレードや5MT車の設定が無い点が「ハスラー」との相違点。
スズキ 湖西工場
静岡県

FLAIR WAGON
フレアワゴン 2012年 2017年12月22日
(3代目)[5]
スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両はスペーシア/スペーシアカスタム/スペーシアギア
NA・ターボともに全グレードが「マイルドハイブリッド」搭載モデルである。
「フレアワゴン」・「フレアワゴン カスタムスタイル」・「フレアワゴン タフスタイル」の3シリーズを設定。
スズキ 湖西工場
静岡県

FLAIR
フレア 2012年[注 2] 2017年2月23日
(2代目)
スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両はワゴンR
ベース車両に存在する廉価グレードの設定が無く、全グレードが「マイルドハイブリッド」搭載モデルである。
スズキ 湖西工場
静岡県

CAROL
キャロル 1962年[注 3] 2021年12月23日
(8代目)
スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両はアルト
「アルト」に用意されている「5AGS」車は設定が無い。
スズキ 湖西工場
静岡県

SCRUM WAGON
スクラムワゴン 1989年[注 4] 2015年3月5日
(5代目)
スズキからのOEM供給を受けて販売する車種で、ベース車両はエブリイワゴン
中間グレードの「PZターボのみ「ロールーフ」、その他のグレードは「ハイルーフ」ボディを採用している。
スズキ 磐田工場
静岡県

商用車

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外観 車種名 初登場年 現行型 備考 生産工場
発表 大幅改良
(マイナーチェンジ)

BONGO BRAWNY VAN
ボンゴブローニイバン 1983年 2019年4月23日[6]
(3代目)
- トヨタ自動車からのOEM供給を受けて販売する車種で、2019年にリリースされた3代目のベース車両はハイエースおよびレジアスエース(後者は2020年5月販売終了)。
ボディタイプは「標準ボディ・標準ルーフ」のみとなり、エンジンは2WD車が2.0Lガソリンと2.8Lディーゼルターボ、4WD車が2.8Lディーゼルターボを搭載。
トヨタ車体 いなべ工場
三重県

BONGO VAN
BONGO TRUCK
ボンゴバン/
ボンゴトラック
1966年 2020年7月17日
(5代目)
ダイハツ工業からのOEM供給を受けて販売する車種で、2020年にリリースされた5代目のベース車両はグランマックス[7]
4代目はマツダで最後まで自社製造していた商用車で1.8LDOHCガソリンエンジンを搭載。
日産自動車には「バネットバン/トラック」として1994年4月から2017年6月まで、また三菱自動車工業には「デリカバン/トラック」として1999年11月から2011年10月までOEM供給を実施していた。
Astra Daihatsu Motor(アストラ・ダイハツ・モーター)
インドネシア

FAMILIA VAN
ファミリアバン
(10代目)
1963年 2018年6月21日 トヨタ自動車からのOEM供給を受けて販売する車種で、2018年にリリースされた10代目のベース車両はプロボックスおよびサクシード(後者は2020年5月販売終了)。
エンジンは1.5L自然吸気のみで、ベース車両に追加されたハイブリッド車の設定はない。
長らくマツダの屋台骨を支える主力車種であったが、2004年以降は商用バンのみが販売を継続している。
なお、バンの7~9代目以降は日産自動車からOEM供給されていた。
ダイハツ工業 京都工場
(京都府)

TITAN
タイタン 1971年 2023年8月
(7代目)
マツダが販売する小型・中型トラック。
4代目までは自社開発されていたが、2004年6月発売の5代目以降はいすゞ自動車からのOEM供給を受けて販売している。
ベース車両はエルフ
安全装備はベース車両とは異なりグレード別設定。
いすゞ自動車 藤沢工場
神奈川県

SCRUM VAN
スクラムバン 1989年 2015年3月5日 スズキからのOEM供給を受けて販売する軽自動車規格の商用バン
ベース車両はエブリイ
スズキ 磐田工場
静岡県

SCRUM TRUCK
スクラムトラック 1989年 2013年9月13日
(4代目)
スズキからのOEM供給を受けて販売する軽自動車規格のトラック
ベース車両はキャリイ
スズキ 磐田工場
静岡県

日本国外専売車種

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車種 初登場年 現行型 備考 生産工場
発表 大幅改良
(マイナーチェンジ)
セダン

MAZDA2 SEDAN
MAZDA2 セダン 2008年[8] 2015年
(2代目)[9]
2023年 MAZDA2の4ドアセダン版。
東南アジアや南米を中心に販売。
日本ではマツダ教習車として架装され販売。
オートアライアンス
(タイランド)
Co.,Ltd.(タイ
マツダデメヒコビークルオペレーション
メキシコ

EZ-6
EZ-6 2024年 2024年 中国市場専売車。
長安汽車の共同開発した電気自動車とプラグインハイブリッド車である。
コンパクトカー/ハッチバック

MAZDA2 Hybrid
MAZDA2 ハイブリッド 2022年 2022年 2024年 欧州市場専売車。
トヨタ自動車からのOEM供給を受けて販売するモデルで、ベース車両はトヨタ・ヤリス
クロスオーバーSUV

CX-50
CX-50 2022年 2022年
北米市場専売車。 マツダ・トヨタ・マニュファクチャリング・U.S.A.
アメリカ

CX-90
CX-90 2023年[10] 2023年 主に北米向け車種。 防府第2工場
CX-70 CX-70 2024年 2024年 主に北米向け車種。
2列シートを備えた5人乗りである。
防府第2工場
ピックアップトラック

BT-50
BT-50 2006年 2020年
(3代目)
2024年 豪州・東南アジア・南米を中心に販売。
いすゞ・D-MAX(3代目)の姉妹車
泰国いすゞ自動車 (IMCT)
(タイ)

過去の販売車種

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乗用車

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外観 車種名 初登場年 販売終了年 世代数 日本国外での車名 備考
ミディアムクラス

ROADPACER
ロードペーサー 1975年 1979年 1代 ホールデン社製のボディにロータリーエンジンを搭載した4ドアセダン。

SENTIA
(画像は2代目)
センティア 1991年 2000年 2代 MAZDA 929 ルーチェの後継モデルにしてマツダの最上級車種であった。
ボディは4ドアハードトップのみ。

Ẽfini MS-9
アンフィニMS-9 1991年 1993年 1代 アンフィニ店で販売された初代センティアの姉妹車。

LUCE
(画像は5代目)
ルーチェ 1966年 1991年 5代 MAZDA 929 マツダの基幹車種の一つ。
ロータリーエンジン搭載車の日本国外での呼称はRX-4。
4ドアセダンは生産全期間で設定。
特に3代目は「ルーチェサルーン」称した。
4ドアハードトップは3代目以降のモデルに設定された。
タクシー向けは1995年まで継続。

Cosmo
コスモ4ドアハードトップ/サルーン 1981年 1990年 1代 マツダの基幹車種の一つ。
3代目モデルは4代目ルーチェと姉妹車の関係になり、2ドアハードトップに加え4ドアハードトップ・4ドアセダン(コスモサルーン)も設定された。
4ドアモデルが設定されたのは、この3代目のみ。

Millenia
(画像は中期型)
ユーノス800
ミレーニア
1993年 2003年 1代 MAZDA Millenia
Xedos 9
国内市場では、1993年から1997年まで「ユーノス800」として販売された。
4ドアセダンのみの設定。

Ẽfini MS-8
アンフィニMS-8 1992年 1997年 1代 クロノスファミリーの一つ。
4ドアハードトップのみの設定。
ミドルクラス

Capella
(写真は7代目)
カペラ 1970年 1991年
2002年
7代 MAZDA 626 マツダの基幹車種の一つ。
4ドアセダン、ハードトップ、5ドア、ワゴン等
多彩なボディタイプが用意されていた。
1991年から1994年まで販売を休止していた。

CRONOS
クロノス 1991年 1995年 1代 MAZDA 626 マツダの基幹車種の一つ。
国内市場ではカペラの後継モデルであったが、海外市場では引き続き「マツダ626」として販売された。
4ドアセダンのみの設定。

Ẽfini MS-6
アンフィニMS-6 1991年 1994年 1代 MAZDA 626 クロノスファミリーの一つ。
クロノスの5ドアハッチバック版として、
アンフィニ店で販売された。

Autozam Clef
オートザム・クレフ 1992年 1994年 1代 クロノスファミリーの一つ。
オートザム店で販売されたクロノスの姉妹車。
4ドアセダンのみの設定。

EUNOS 500
ユーノス500 1991年 1999年 1代 Xedos 6 クロノスファミリーの一つ。
4ドアセダンのみの設定。
国内市場では1996年3月で販売終了となったが、海外市場では欧州を中心に1999年まで販売された。

Persona
ペルソナ 1988年 1992年 1代 5代目カペラをベースとした4ドアハードトップ。
エクステリアだけでなく、インテリアデザインにもこだわったモデルであった。

EUNOS 300
ユーノス300 1989年 1992年 1代 ユーノス店で販売されたペルソナの姉妹車。

Savanna
サバンナ 1971年 1978年 1代 MAZDA RX-3 ロータリーエンジンモデル専用車。
4ドアセダン・2ドアクーペ・スポーツワゴンが設定されていた。

Grand Familia
グランドファミリア 1971年 1978年 1代 MAZDA 808
MAZDA 818
MAZDA Mizer
サバンナの姉妹車で、レシプロエンジンモデルのみの設定。
4ドアセダン・クーペに加え、商用のバンが用意された。

AXELA SEDAN
アクセラセダン
2003年 2019年 3代 Mazda3 ファミリアの系譜を引き継ぐ、Cセグメントクラスの4ドアセダン。

MAZDA6 SEDAN
MAZDA6セダン 2002年 2024年 3代 カペラの系譜を引き継ぐ、Dセグメントクラスの4ドアセダン。
コンパクトセダン / ハッチバック

CAROL 600
キャロル600 1962年 1964年 1代 軽自動車版のキャロル360の小型車版。
「クリフカット」デザインが斬新な印象を与える4ドアセダン。

Familia
(画像は9代目)
ファミリア 1964年 2003年 9代 MAZDA 323 マツダの基幹車種の一つ。
バンモデルの販売は1963年から。バンは2019年現在もOEMで継続している。
セダンモデルは4代目を除き、ハッチバックモデルは4代目以降設定された。

LANTIS
ランティス 1993年 1997年 1代 MAZDA 323F
MAZDA 323 Astina
4ドアハードトップと4ドクーペ(5ドアハッチバック)
が設定された。

FAMILIA ASTINA
ファミリアアスティナ 1989年 1994年 1代 MAZDA 323 Astina 7代目ファミリアの5ドアハッチバックモデル。
リトラクタブルヘッドランプを採用した斬新なデザインが特徴であった。
EUNOS 100 ユーノス100 1989年 1994年 1代 ユーノス店で販売されたファミリアアスティナの姉妹車。

Autozam Revue
レビュー 1990年 1998年 1代 Mazda 121 初代フォード・フェスティバをベースとした、
コンパクトな4ドアセダン。
キャンバストップも用意された。

Familia S-WAGON
ファミリア S-ワゴン 1998年 2004年 1代 MAZDA 323 9代目ファミリアの5ドアモデル。
販売戦略上「S-ワゴン」と呼称されたが、
あくまでも“ショートワゴン”的な5ドアハッチバックである。

VERISA
ベリーサ 2004年 2015年 1代 2代目デミオをベースとした国内市場専用のコンパクトカー。
本革シートを用意する等、「プレミアム・コンパクト」という位置づけであった。

AXELA SPORT
アクセラスポーツ
2003年 2019年 3代 mazda3 ファミリアの系譜を引き継ぐ、Cセグメントクラスのハッチバック。
ラインアップは概ね「セダン」と共通だが、「ハイブリッド」モデル
は未設定である。
ワゴン
LUCE ルーチェワゴン 1966年 1988年 - マツダの基幹車種の一つ。
ワゴンモデルは初代と2代目に設定された。
なお、3代目では商用のバンのみの設定となった。

Familia
ファミリアワゴン 1985年 1994年 - マツダの基幹車種の一つ。
ワゴンモデルは初代と6代目に設定されていた。

Capella CARGO
カペラカーゴ・カペラワゴン 1987年 1999年 - MAZDA 626 マツダの基幹車種の一つ。
ワゴンは5代目で「カペラカーゴワゴン」として初設定。
6代目販売時は先代モデルを改良し「カペラワゴン」に改称して継続販売された。
7代目でセダンと共に新型に切り替わっている。
Savanna Sports WAGON サバンナスポーツワゴン 1971年 1978年 1代

MAZDA6 WAGON
MAZDA6ワゴン 2002年 2024年 3代 「MAZDA6」のステーションワゴンモデル。
クーペ / コンバーチブル

Luce Rotary Coupe
ルーチェロータリークーペ 1969年 1972年 1代 ロータリーエンジン専用の少量生産モデルであった。

Luce Hardtop
ルーチェハードトップ 1972年 1978年 1代 2代目モデルに設定されたルーチェの2ドアハードトップ。

Cosmo Sport
コスモスポーツ 1967年 1972年 1代 世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載した
2シータースポーツ。
特撮TV番組、「帰ってきたウルトラマン」にて
「マットビハイクル」として登場し人気を博した。

Cosmo
(写真は3代目)
コスモ 1967年 1996年 4代   コスモAP・コスモL・コスモ。
世代数にはコスモスポーツ・ユーノスコスモ含む。

Eunos Cosmo
ユーノス・コスモ 1990年 1996年 1代 国内市場専用モデル 量産車世界初にして世界唯一の、3ローターロータリーエンジンを搭載した高級パーソナルクーペ。

Savanna Coupe
サバンナクーペ 1971年 1978年 1代 MAZDA RX-3 ロータリーエンジンモデル専用車。
4ドアセダン・2ドアクーペ・スポーツワゴンが設定されていた。
日産・スカイラインの連勝記録を止めたロータリーエンジン搭載車。
RX-3は日本国外とモータースポーツでの名称。

Grand Familia Coupe
グランドファミリアクーペ 1971年 1978年 1代 MAZDA 808
MAZDA 818
MAZDA Mizer
サバンナの姉妹車で、レシプロエンジンモデルのみの設定。
4ドアセダン・クーペに加え、商用のバンが用意された。

RX-7
(写真は3代目)
RX-7 1978年 2002年 3代 MAZDA RX-7 初代および2代目は「サバンナRX-7」、
3代目は発売当初「アンフィニRX-7」後に「マツダRX-7」。
ロータリーエンジン専用スポーツカー。
トヨタ・2000GT同様、北米の法規に適合させるため、初代からリトラクタブル・ヘッドライトを使用している。

RX-8
RX-8 2003年 2012年 1代 MAZDA RX-8 RX-7の系譜を受け継ぐロータリーエンジン搭載の4ドアクーペ。
観音開き式のリアドア「フリースタイルドア」を採用し、スポーツ性能のみならず、利便性にも配慮がなされたモデルであった。

Capella Hardtop
カペラクーペ・ハードトップ 1970年 1987年 4代 MAZDA 626 初代・4代目は「カペラクーペ」、
2代目・3代目は「カペラハードトップ」として販売された。

Capella C2
カペラC2 1987年 1991年 1代 MAZDA MX-6 5代目カペラの2ドアクーペ版。

MX-6
MX-6 1992年 1995年 1代 MAZDA MX-6 クロノスをベースとした2ドアクーペ版。ボディパネルは完全専用設計であった。

Etude
エチュード 1987年 1990年 1代 国内市場専用モデル 6代目ファミリアをベースにファッショナブルに仕立てた3ドアハッチバッククーペ。
販売低迷に苦しみ、短期間で販売終了となった。

Eunos Presso
ユーノスプレッソ 1991年 1998年 1代 MAZDA MX-3 7代目ファミリアをベースに開発された3ドアクーペ。
発表当時は世界最小のV6エンジンとなるV6 1.8リッターエンジンの搭載が話題となった。

Autozam AZ-3
オートザムAZ-3 1991年 1998年 1代 MAZDA MX-3 オートザム店で販売されていたユーノスプレッソの姉妹車。

LANTIS
ランティス4ドアクーペ 1993年 1997年 1代 MAZDA 323F 4ドアハードトップと4ドクーペ(5ドアハッチバック)が設定された。
FAMILIA cabriolet ファミリア・カブリオレ 1986年 1989年 1代 MAZDA 323 6代目ファミリアに設定された同車唯一のオープンモデル。
SUV/クロスカントリー/ピックアップトラック

PROCEED
(写真は5代目)
プロシード 1965年 2009年 5代 Bシリーズ プロシードとBシリーズは小型ピックアップトラック。OEMとしてフォードブランドでも販売。
初代には輸出専用のロータリーエンジン搭載の「ロータリーピックアップ」も設定された

PROCEED MARVIE
プロシードマービー 1990年 1999年 1代 プロシードベースのSUV。乗用車ベースのトリビュートの登場に伴い、一代限りの生産に終わった。

PROCEED LEVANTE
プロシードレバンテ 1995年 2001年 2代 日本市場専売車 スズキ・エスクードのOEM車

Tribute
トリビュート 2000年 2011年 2代

CX-7
CX-7 2006年 2012年 1代

CX-8
CX-8 2017年 2023年 1代 3列シートを備えた6~7人乗りの大型SUV。

CX-4
CX-4 2016年 2024年 1代 中国市場専売車

CX-9
CX-9 2016年 2024年 2代 3列シートを備えた7人乗りの大型SUV。
ミニバン/1BOX

BONGO
(画像は2代目)
ボンゴブローニイワゴン 1983年 2010年 2代 E2000 等 3代目ボンゴの全幅・ホイールベースを延長した上位車種。
3代目ボンゴに先駆けて発売された。

BONGO
(画像は3代目)
ボンゴワゴン 1978年 1999年 2代(ワゴンのみ) BONGO 2代目は「ボンゴマルチワゴン」、3代目は「ボンゴワゴン」として販売された。
BONGO BONDY ボンゴ・ボンディ 1979年 1983年 1代 BONGO 2代目ボンゴマルチワゴンの姉妹車。マツダオート店で販売されていた。
EUNOS CARGO WAGON ユーノスカーゴワゴン 1990年 1993年 1代 3代目ボンゴワゴンの姉妹車。ユーノス店専売モデル。

BONGO FRIENDEE
ボンゴフレンディ 1995年 2005年 1代 ボンゴワゴンの後継モデルとなるミニバン。
ルーフ部分が電動で持ち上がる「オートフリートップ」の採用が話題となった。

MPV
MPV 1990年[注 5] 2016年 3代 Mazda MPV(2代目まで)
Mazda 8(3代目以降)

VX-1
VX-1 2013年 2017年[11] 1代 インドネシア専売車種。スズキ・エルティガのOEM供給車。

PREMACY
プレマシー 1999年 2018年 3代 Mazda5

BIANTE
ビアンテ 2008年 2018年 1代
軽自動車

R360 coupe
R360クーペ 1960年 1969年 1代 オールアルミVツインエンジンをはじめ、ラバースプリング、マグネシウムプラスチックなどの非鉄部材の多用により軽量化を図った。
現在のシティコミューターのようなコンセプトで、早すぎた登場とも言える。

Chantez
シャンテ 1972年 1976年 1代 日本市場専売車

Autozam AZ-1
オートザムAZ-1 1992年 1995年 1代 日本市場専売車

Laputa
ラピュタ 1999年 2005年 1代 日本市場専売車 スズキからKeiのOEMを受けて販売された車種。

SPIANO
スピアーノ 2002年 2008年 1代 日本市場専売車 スズキからアルトラパンのOEMを受けて販売された車種。

AZ-WAGON
(写真は4代目)
AZ-ワゴン 1994年 2012年 4代 日本市場専売車 スズキからワゴンRのOEMを受けて販売された車種。

AZ-OFFROAD
AZ-オフロード 1998年 2014年 1代 日本市場専売車 スズキからジムニーOEMを受けて販売された

車種

商用車

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車種 初登場年 販売終了年 世代数 日本国外での車名 備考
3輪
DA型3輪トラック
CTL型3輪トラック
DB型3輪トラック
DC型3輪トラック
GA型3輪トラック
GB型3輪トラック
GCZ型3輪トラック
HB型3輪トラック
KC36型3輪トラック
LB型3輪トラック
MRA型3輪トラック
PB型3輪乗用車
TCS型3輪トラック
VB型3輪ライトバン
K360 1959年 1969年 1代 軽オート三輪。R-360クーペと共通のVツインエンジンを搭載。
ダイハツミゼットの対抗車種。愛称はケサブロー。
T600 1959年 1971年 1代 K360をスープアップした小型オート三輪。
T1100/T1500 1957年 1970年代初め 1代
T1500/T2000 1957年 1974年 1代 オート三輪1960年代ダイハツ工業と市場を二分した名車。
4輪
CTD型ダンプカー
B1500 1961年 1965年 1代 プロシードの先代車種
ロンパー(D1100 / D1500 / D2000) 1958年 1965年 1代 クラフトの先代車種
クラフト 1965年 1代
Eシリーズ(E2000 / E2300 / E2500)
BOXER ボクサー 1968年 1代
TITAN dash タイタンダッシュ 2000年 2010年 1代 ボンゴブローニイトラック後継
マイクロバス
DUA型マイクロバス
ライトバス 1966年 1972年 1代 パークウェイ先代車種
パークウェイ 1972年 1997年 2代
軽4輪
B360 1961年 1968年 1代

Porter
ポーター 1968年 1976年 1代 日本市場専売車

Porter Cab
ポーターキャブ 1969年 1989年 1代 日本市場専売車
タクシー / 教習車

Customcab
カスタムキャブ 1989年 1995年 1代 HB型ルーチェをベースにしたタクシー専用車

Capella
カペラ MAZDA 626
LUCE ルーチェ MAZDA 929
無人牽引車
ロボコン ※1970年代半ばまで構内作業用の電動無人牽引車の製造販売を行っていた。
種類も豊富で、特に6トン以上の牽引力を有する中・大型無人牽引車の製造は、
国産ではマツダが先駆けであった。
昭和40年代に発行された「自動車ガイドブック」にも掲載されている。

コンセプトカー

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1967年
1970年
1974年
1981年
1983年
1985年
1987年
1989年
1991年
1993年
1994年
1995年
1997年
1999年
2000年
2001年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2014年
2015年
2016年
2017年
2023年
2024年

過去の販売製品(自動車以外)

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  • コルク(東洋コルク工業時代)
  • 九九式短小銃(太平洋戦争中)
  • さく岩機(マツダ株式会社に社名変更後も一貫して「TOYOさく岩機」のブランドで展開。1989年に子会社のマツダアステック株式会社に事業移管後、同社を2002年にスウェーデンのサンドビックグループに営業譲渡し撤退。)
  • 工作機械(1929年の東洋工業時代に製造を始め、1989年に事業を子会社のトーヨーエイテック株式会社に移管。)

日本国外向け車名解説

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仕向け地により、日本国内とは異なる車名となる場合がある。

  • Mazda8 - MPV
  • Mazda6 - アテンザ
  • Mazda5 - プレマシー 2010年7月にフルモデルチェンジされる。
  • Mazda3 - アクセラ
  • Mazda2 - デミオ 「121」の後継で、本来「1」となるところ、「I」(アイ)と紛らわしいため「2」とした。
  • Xedos 9 - ユーノス800/ミレーニア 日本国内では「9」系(ルーチェ/センティア)の下位で「8」。
  • Xedos 6 - ユーノス500 日本国内では「6」系(クロノス他)の中で唯一小振りなため、「5」とされた。
  • 110S - コスモ
  • RX-2 - カペラロータリー
  • RX-3 - サバンナロータリー
  • RX-4 - ルーチェロータリー
  • RX-5 - コスモAP
  • Bシリーズ - プロシード フォード製V6・V8搭載車もある。
  • Eシリーズ - ボンゴ/ボンゴ ブローニイ
  • Tシリーズ - タイタン

委託生産車種

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フォードからの委託生産車種

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フォードへの委託生産車種

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起亜自動車への委託生産車種

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トヨタ自動車への委託生産車種

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  • サイオン・iA(マツダ2セダン(デミオ)) - 北米専売車種
  • ヤリスセダン(2代目)(マツダ2セダン(デミオ)) - 北米・南米専売車種

フィアット・クライスラー・オートモービルズへの委託生産車種

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脚注

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注釈

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  1. ^ マツダブランドへ移行したのは1998年。それ以前はユーノスブランド
  2. ^ AZ-ワゴンは1994年
  3. ^ 初代販売終了の1970年から2代販売開始の1989年まで空白期間が存在する。1989年から1997年まではオートザムブランド
  4. ^ 初代と2代は商用車登録。乗用車登録に移行したのは1999年の3代目以降。1989年初頭と1997年以降を除きオートザムブランド
  5. ^ 北米市場では1988年に先行登場。1991年から1997年まではアンフィニブランド

出典

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  1. ^ 「MAZDA CX-60」の販売を開始』(プレスリリース)マツダ株式会社、2022年9月15日https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2022/202209/220915a.html2022年9月16日閲覧 
  2. ^ 「MAZDA CX-30」の受注が好調』(プレスリリース)マツダ株式会社、2019年12月25日https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201912/191225b.html2020年1月11日閲覧 
  3. ^ マツダ、新型コンパクトSUV「MAZDA MX-30」を発売』(プレスリリース)マツダ株式会社、2020年10月8日https://newsroom.mazda.com/ja/publicity/release/2020/202010/201008a.html2020年10月8日閲覧 
  4. ^ 【MAZDA】日本での活動|地域別の活動
  5. ^ マツダ、新型「フレアワゴン」「フレアワゴン カスタムスタイル」を発表』(プレスリリース)マツダ株式会社、2017年12月22日http://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2017/201712/171222a.html2018年2月24日閲覧 
  6. ^ マツダ、新型「ボンゴブローニイバン」を発表』(プレスリリース)マツダ株式会社、2019年4月23日https://www2.mazda.com/ja/publicity/release/2019/201904/190423a.html 
  7. ^ 企画・開発はダイハツ工業およびトヨタ自動車と共同で行っている。
  8. ^ マツダ、広州国際モーターショーで新型『Mazda2』 セダンを世界初公開 - マツダ 2007年11月19日
  9. ^ マツダ、タイ国際モーターエキスポで新型「Mazda2」セダンを世界初公開 - マツダ 2014年11月21日
  10. ^ Mazda Announces Pricing and Packaging For First-Ever 2024 Mazda CX-90』(プレスリリース)MAZDA NORTH AMERICAN OPERATIONS、2023年2月7日https://news.mazdausa.com/2023-02-07-Mazda-Announces-Pricing-and-Packaging-For-First-Ever-2024-Mazda-CX-902023年7月2日閲覧 
  11. ^ Mazda Indonesia Stop Penjualan Mazda VX-1”. OTOMART (2017年3月16日). 2018年3月13日閲覧。
  12. ^ Mazda RX-7 Gr.Sに驚愕”. グループ B マニア (2014年2月24日). 2024年5月19日閲覧。
  13. ^ a b c d e ロードスター「スピードスター」コンセプト”. NBロードスターアーカイブ (18 Feb 2020). 19 May 2024閲覧。
  14. ^ SEMA 2016: MAZDA MX-5 MIATA RF AND MX-5 SPEEDSTER CONCEPTS DEBUT IN SIN CITY” (英語). マツダ株式会社 (November 1, 2016). May 19, 2024閲覧。