マツダ・ユーノス300

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マツダ・ユーノス300
MAEPE/MA8PE型
フロント
概要
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1989年 - 1992年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 4ドアハードトップ
(4ドアクーペ
エンジン位置 フロント
駆動方式 前輪駆動
パワートレイン
エンジン F8-DE型 1,789cc 直列4気筒
JE-ZE型 1,998cc 直列4気筒
最高出力 84kW(115PS)/6,000rpm
110kW(150PS)/6,500rpm
最大トルク 156Nm(16.0kgm)/5,000rpm
184Nm(18.8kgm)/4,500rpm
変速機 5MT
4AT
前:ストラット
後:ストラット
前:ストラット
後:ストラット
車両寸法
ホイールベース 2,575mm
全長 4,550mm
全幅 1,695mm
全高 1,335mm
車両重量 1,220kg-1,280kg
その他
トレッド 前:1,460mm
後:1,465mm
最小回転半径 5.4m
系譜
後継 マツダ・ユーノス500(事実上)
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ユーノス300EUNOS 300)は、マツダが展開していた販売店ブランドユーノスで、1989年から1992年にかけて販売された、Dセグメントに属する4ドアハードトップクーペである。

概要[編集]

1989年10月発売。当時マツダが推し進めていた販売店舗網の多チャンネル化に伴い、1988年11月に発売されたペルソナをベースに、フロントグリルや丸型4灯テールランプといった主要パーツの一部意匠変更を施したモデルで、マツダが展開していた販売店ブランド「ユーノス」のミディアムモデルとして位置づけられていた。

主要パーツの一部意匠変更のほか、ペルソナには装着されないスポーツシートや灰皿が専用装備として設けられるなど差別化は図られたものの、当時競合車が多数存在した4ドアピラーレスハードトップ市場において販売は思うように振るわず、最終的に4,746台が生産されるにとどまるなど苦戦を強いられた。

1992年をもってベース車であるペルソナと同時に生産終了となり、同年に発売されたプレミアムコンパクト4セダンのユーノス500が事実上の後継となった。

ラインナップ[編集]

グレード名称 生産年度 車両型式 排気量 新車価格 備考
1.8 タイプA (5MT) 1989年10月-1992年4月 E-MA8PE 1,789cc 191.0万円 ペルソナとの主な相違点
・外装:カラーフォグランプ、丸型4灯テールランプ、リアスポイラーの標準装備化。
・内装:スポーツシート、4本スポークステアリング、灰皿の標準装備化。
1.8 タイプA (4AT) 200.3万円
1.8 タイプB (5MT) 204.2万円
1.8 タイプB (4AT) 213.5万円
2.0 タイプA (5MT) E-MAEPE 1,998cc 210.0万円
2.0 タイプA (4AT) 219.3万円
2.0 タイプB (5MT) 223.2万円
2.0 タイプB (4AT) 232.5万円
1.8 タイプX (4AT) 1991年3月-1992年4月 E-MA8PE 1,789cc 211.3万円 BBS社製アルミホイールなどを装着した特別仕様車「タイプX」を新設定。
2.0 タイプX (4AT) E-MAEPE 1,998cc 228.3万円

関連項目[編集]

外部リンク[編集]