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SUPER EUROBEAT

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

SUPER EUROBEAT(スーパー・ユーロビート)は、主にイタリアなどで制作されたユーロビートを収録したコンピレーション・アルバムである。日本エイベックスが発売している。

概説

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第1作目は1990年1月21日、販売元を「BEATFREAK」(ビートフリーク)、エイベックスを日本発売のローカライザーとする形態でリリースされ、第8作目までは同様の形態が取られていた。1990年11月25日発売の『SUPER EUROBEAT VOL.9』以降はエイベックス独自で発売するようになり、現在に至る。略称はSEB

シリーズ本編では2018年9月26日発売の『SUPER EUROBEAT VOL.250 ANNIVERSARY NON-STOP MEGA MIX』が、ベスト盤(あるいは、それに準ずるもの)では2024年11月6日発売の『SUPER EUROBEAT 2024』が、現時点において最も新しい作品となっている。30年以上の歴史を持つシリーズで、多くの企画や派生シリーズを生んできた。

主な歴史

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1990年 - 1994年

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  • 1990年1月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.1』
    • BEATFREAKよりリリース。第1作目となるVOL.1は、TIME社に直接制作を委託したため、TIME社関連楽曲のみの収録だった(今作はTIME RECORDSのカタログにナンバリングされている。TRD-1133)が、VOL.2からはASIA・FLEA・DISCOMAGIC作品[注 1] も収録された。この頃は全曲ノンストップ形式で収録していたが、基本的に全何曲と決められている訳ではなかったので、各CDによって曲数にバラつきがあった。また、ライセンスの関係上、日本国内での制作が実質不可能だったため、現地でのライセンス取得・生産を行い、輸入版としての体裁を成した上で販売された[注 2]
  • 1990年11月25日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.9』
    • エイベックス独自で制作した、初の作品。デイブ・ロジャースが設立したA-BEAT Cレーベル作品の収録がスタート。以後、2011年3月に発売された『SUPER EUROBEAT VOL.212』まで、20年以上もの長期間に渡り、このA-BEAT Cレーベルの新規楽曲が本シリーズへ収録された。なお、このVOL.9から9〜12曲のExtended形式での収録がスタートした。また「THAT'S EUROBEAT」のようなメドレー形式やメガミックス等のボーナストラックが最後に存在するCDもある。
  • 1991年8月10日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.14』
    • 今作より、通常版でのTIME楽曲(最初期はMacho Records)が収録され始める。以後数年間、A-BEAT CとTIMEの作品をメインとして、エイベックス制作の「和製ユーロ」や別レーベルの作品も時折収録。
  • 1992年3月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.21』
    • VOL.9より参加していた、Made Up Records作品の収録が今作をもって終了。楽曲解説の掲載開始。
  • 1992年4月23日 - 『MAHARAJA NIGHT HI-NRG REVOLUTION』シリーズ開始(以降、略称はMNHRと記載)
    • 『MAHARAJA NIGHT』のシリーズ1作品としてリリース開始[注 3]。HI-NRG REVOLUTIONと名づけた理由としては、かつてのハイエナジー的要素を多分に持った楽曲が多く見られるようになったことから、とされている[注 4]。VOL.25のみ『MAHARAJA NIGHT EURO FIRE』、VOL.26・VOL.27ではタイトルが『EURO FIRE』に変更された。また、SEBにおいてもVOL.23からサブタイトルとしてHI-NRG REVOLUTIONと表記されるようになった(VOL.45まで継続)。
  • 1992年7月23日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.25』
    • MNHRシリーズに収録された楽曲の一部が、SUPER EUROBEATのノンストップ盤に収録されるようになる。「EUROFIRE」にシリーズ名を変更した後も、VOL.26まではノンストップ盤への収録が続けられたが、シリーズ最終作であるVOL.27の収録曲はSEBのノンストップ盤には収録されなかった。
  • 1992年9月23日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.27』
    • イタリアで制作されたもの(A-BEAT CやTIMEの楽曲など)とは別に、エイベックスが日本国内で独自に制作し、本シリーズに収録していた「和製ユーロ」の収録が本作にて終了。この和製ユーロは、通算して9曲(リミックスを含めると11曲)がリリースされた。これ以降、1996年発売の『SUPER EUROBEAT VOL.63』までは原則として「A-BEAT CとTIMEの2レーベルの楽曲でシリーズ作品が構成される」形に一旦は落ち着く。
  • 1993年1月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.30』
    • シリーズ初となる、アニバーサリー(記念)盤としてリリース。これまでのシリーズ作に収録された楽曲からセレクトしたノンストップ盤となっている。尚、今作以降、(2018年9月に発売された『SUPER EUROBEAT VOL.250』までの)ナンバーの末尾が0番の作品(通称・キリ番)は、全て「ノンストップ盤CDを中心とした商品構成」にてリリースされている。また、今作でシリーズ初となる「TVCM」が打たれた。
  • 1993年5月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.33』
    • A-BEAT C楽曲における、いわゆる覆面プロジェクトである「HINOKY TEAM」名義の楽曲「HOT LOVE & EMOTION / VIRGINELLE」が、後に発売された「SUPER EUROBEAT VOL.34」に先がけてノンストップにて先行収録される。また、本CD発売前にTVCMが打たれており、公式に「SEB」という略称が使われるようになった
  • 1994年6月22日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.46』
    • リスナーからの投票結果から収録曲が決定されるリクエストカウントダウン(通称リクカン)という史上初の試みを行った。同率30位までの40曲収録。1位獲得曲は「MYSTERY IN LOVE / VIRGINELLE」[注 5]
  • 1994年11月10日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.1(再発版)』
    • 今作はBEATFREAK(BF)版VOL.1〜8をエイベックス籍で改めて制作したもので、表向きには再発版として知られている。ただし内容はBF版から大きく刷新され、主にBF版に収録された曲をExtended版(収録時間がオリジナル版と比較して削られている楽曲が多く、バージョン表記はされていない)にて再録。また、新規収録曲もある。逆にBF版のみの収録曲もあり、依然としてシリーズ内ではNon-Stopのみの収録に留まっている楽曲が幾つか存在する。発売当日にVOL.4まで同時リリースされ、12月にVOL.8までのリリースがなされた(VOL.4と8はNON-STOP MEGA MIXとしてリリース)。

1995年 - 1999年

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  • 1995年3月8日 『EUROBEAT FLASH』シリーズ開始(略称は「EbF」)
    • このシリーズは、本家SEBとはブランドが異なる[注 6] ものの、事実上の「SEBの派生シリーズ」と言えるものであった。収録レーベルはHI-NRG ATTACK[注 7]、TIME、Beaver Music(後にBOOM BOOM BEATレーベルを設立、VOL.5収録分から統一)。後にVIBRATION、DOUBLE(現SCP)、A-BEAT C、DELTA[注 8]の順で参加。本シリーズのVOL.1には当時ではシリーズを終了していた「That's EUROBEAT」後期の一部楽曲も収録していたこと、そしてTIME楽曲においてはThat's〜に収録されていたアーティストで固められていた点から、これの実質的な後継シリーズという色合いも強く出ていた[注 9]
  • 1995年9月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.60』
    • VOL.46以来となる、第2回リクエストカウントダウン企画。60位までのランキング形式で、非限定版のレギュラーシリーズとしては初の2枚組。また、オリコンチャートで最高位7位を記録、シリーズ初のオリコン一桁台入りを果たす。1位獲得曲は「SEASON (LOVING NOW) / KING & QUEEN」[注 10]
  • 1996年2月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.64』
    • 新レーベルDELTA作品[注 11]の収録開始。楽曲発表前から情報のみが先行していた[注 12]レーベルだが、SEB収録楽曲の第1弾にして、後の人気曲の一つとなる「MONEY GO! / MARKO POLO」などを収録。また、曲の収録形式が13曲のExtended Mixから18曲のEDITに変更となる[注 13]。この方式は、1枚のCDにより多くの曲を収録できるという利点と、曲が短く編集されるため本来の楽曲の全てを聴くことができないという欠点を併せ持っている。EbFもVOL.8から同じ方式を採用しているが、MNHRではこの方式を採用せず[注 14]、最後まで13曲Extended Mixでの収録であった。SEBにおいては、2008年4月2日発売の『SUPER EUROBEAT VOL.186』まで、この方式が継続された。
  • 1996年8月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.70』
    • VOL.60に続いてリクカン企画。不定期シリーズ「70分70曲」の構成を踏襲している。収録開始から間もないDELTAレーベル(2008年以降、SinclaireStyleに版権が移管した楽曲も含む)の作品は「MONEY GO! / MARKO POLO」の1位獲得を筆頭に、他の楽曲も軒並み上位を占め[注 15]、リスナーの人気を集めた。
  • 1996年 - SEBシリーズとビデオゲーム、初タイアップ
  • 1997年10月22日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.82』
    • 現・SinclaireStyleレーベルが版権を持つ楽曲として、現在においても最大級のヒット作であり、第3次ユーロビートブームの引き金になった楽曲NIGHT OF FIRE / NIKO」が本作にて初収録。リリース直後はさほど大人気の楽曲というほどでもなかったが、タレントが番組でこの曲を使用した企画を行ったことがきっかけとなり、後に大ブレイク。「第3次ブーム=パラパラブーム」の方程式を確立し、ブームの牽引役を果たした。後述のアニメ『頭文字D』でもBGMとして使用され、自動車やレースの愛好家にも定着。SEBのキリ番では、ほとんど全ての回において収録される定番曲となっていた。
  • 1998年3月18日 『EUROBEAT FLASH Vol.17』
    • EbFのノンストップ盤であるが、これまでのものとは大きく異なり未発表曲をノンストップで多数収録。本作に収録された計24曲(J-EURO2曲を除く)中17曲が新規収録曲となっている。そうした点において、後の「EUROMACH」の原型のような作品となっている。
  • 1998年4月 - 『頭文字D』放送開始
    • 本シリーズの楽曲を挿入歌として使用したアニメ『頭文字D』の第1期が放送開始。使用された曲を集めたコンピレーション『SUPER EUROBEAT presents InitialD D Selection』シリーズも順次発売された。多くの楽曲がExtended収録[注 17] されている。また、同作品をゲーム化した『頭文字D ARCADE STAGE』シリーズ(セガ)にも、アニメ版に採用された楽曲の多くが採用されている。
  • 1998年4月8日 - 「EURO FIRE」シリーズ終了
    • 「EURO FIRE」が、VOL.27をもって打ち切り[注 18]。これをもって「MAHARAJA NIGHT」を発祥とするシリーズ作品は全て終了した。
  • 1998年6月24日 『SUPER EUROBEAT VOL.89』
    • 「KINGDOM OF ROCK / DAVE RODGERS」・「ROMEO & JULIET / LOLITA」・「SPIES IN THE SPACE / GO GO GIRLS」・「DON'T LEAVE ME THIS WAY / VALENTINA」と、日本人アーティストがカバーした楽曲が4曲収録されている。
  • 1998年8月19日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.90』
    • 初の男女別リクカン。男女各45位までの計90曲。男性1位は「NIGHT OF FIRE / NIKO」、女性1位は「I WANNA DANCE / DOMINO」となった。また、F1ドライバー(当時)中野信治への応援歌として話題となった新曲「GO TO THE TOP / DAVE RODGERS」が、ボーナストラックとして収録された。
  • 1999年3月10日 - 「EUROBEAT FLASH」シリーズ終了
    • 「EUROBEAT FLASH」シリーズが、VOL.22をもって打ち切り。ベスト盤を含めると通算24作。シリーズ終了後、公式に「(形式上、リニューアルの形を取った)新シリーズの開始」が告知された。
  • 1999年8月4日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.100』
    • 100作目到達。オリコンチャート最高位2位、公称売上はシリーズ最多となる70万枚を記録した。今作発売を期に充電期間と称し、年内のリリース休止を宣言。その影響か、1999年度のベスト盤は発売されなかったが、シリーズの歴史そのものである1990年代をテーマとした『THE BEST OF '90s SUPER EUROBEAT』が12月1日に発売された。
  • 1999年9月29日 - 「EUROMACH(ユーロマッハ!)」シリーズ開始
    • SEBの派生シリーズ[注 19]。終了したEbFに代わり、新たに展開が開始されたシリーズである。EbFにおいて楽曲提供していた全レーベルが、引き続き楽曲提供している[注 20]。このシリーズの最大の特徴は、新規収録曲[注 21]をいきなりノンストップにて収録し、収録楽曲のテンポを高速化するという、本家SEBとは異なるスタイルであり、このシリーズが開始された当時にブームを巻き起こしていたパラパラに特化したものとなっている。この「EUROMACH」シリーズの収録作品は、一部の例外[注 22] を除き、CDにてEXTENDED版やEDIT版(非ノンストップ)の(再)収録はされていない[注 23]。EbFの終了とこのシリーズの展開開始(1999年9月)により、結果的にHI-NRG ATTACK、SCP、VIBRATIONの3レーベルについては2003年9月発売の『SUPER EUROBEAT VOL.141』、BOOM BOOM BEATレーベルについては2005年9月発売の『SUPER EUROBEAT VOL.161』がリリースされるまで、これらのレーベルの新規楽曲が定期的に非ノンストップにて収録される機会は、長きに渡り消滅してしまっていた。

2000年 - 2004年

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  • 2000年1月1日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.101』
    • VOL.100発売を契機に宣言されていた休止期間が終了、リリース再開。CDジャケットも近未来的なイメージにマイナーチェンジ。リニューアル企画として、SEB収録レーベルがJ-POP楽曲のリミックスを担当した、ユーロビートミックスの収録開始。この企画はVOL.119まで継続[注 24]した。本作とVOL.102には洋楽楽曲のユーロビートミックスも収録されていたが、VOL.103以降はこちらの収録はなくなった。
  • 2000年8月2日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.110』
    • ユーロビートコンピレーション史上初のオリコン総合チャート1位を獲得(初回集計時と3週目にて)。洋楽部門では6週連続1位を記録した。公称売上はVOL.100と同じく70万枚(決算報告書によると71万枚)。3枚組以上のアルバムが同チャート1位を獲得したのは、TRFTHE LIVE3』以来、4年6か月ぶりのことであった。
  • 2000年10月 - 『ParaParaParadise』発売
    • 当時のパラパラブームに乗って、本シリーズとタイアップし発売されたアーケード用音楽ゲーム『ParaParaParadise』がコナミから発売。収録曲は殆どが本シリーズの代表的楽曲である。2001年にかけて、バージョンアップ版や続編の『2ndMIX』、家庭用ゲーム機への移植版であるPlayStation 2版が発売された。
  • 2002年5月22日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.128』
  • 2002年10月30日 -『EUROMACH FINAL』
    • シリーズの区切りとして、この日に各CDに25曲を収録した2枚組のノンストップ盤として『EUROMACH FINAL』が発売された。ここまでで[注 25]、EUROMACHシリーズはベスト盤を含め、計18作がリリースされた[注 26]
  • 2002年12月18日 -『SUPER EUROBEAT VOL.133』
    • CD-EXTRAを収録開始[注 27]。PCからの読み込みによってアーティストのパフォーマンスやインタビューなどを見られるという内容(後期はPC用スクリーンセーバ収録)だが、データ収録容量の関係で(コピーコントロールCD導入以前と比較して)1曲あたりの収録時間が削られている。また、VOL.134以降の非ノンストップ盤においては、同様の理由で収録曲が15曲に減少。それに伴い、TIME作品のみが従来の6曲から3曲収録に半減した。
  • 2003年4月 - 『DEAR BOYS』放送開始
    • 『頭文字D』シリーズに続き、本シリーズの楽曲を劇中BGMに採用したアニメ『DEAR BOYS』が放送開始。制作会社や一部のスタッフが『頭文字D Fourth Stage』と同じ本作では、『頭文字D ARCADE STAGE』で使われた曲が一部採用されている[注 28]
  • 2003年8月6日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.140』
    • リクエストカウントダウン企画盤。1位獲得曲は「BABY GET MY FIRE TONITE / NUAGE」。続く2位は「THE RACE IS OVER / DAVE RODGERS」で、VOL.90以降、過去の同企画盤で1位を守り続けていた「NIGHT OF FIRE」は3位に後退[注 29]。解説書内において「月刊ユーロビート通信」連載開始。SEB初期の事情やプロデューサーインタビューなどの記事が掲載されている。本作は本編CD2枚を基本に、頭文字D使用楽曲のNon-stop mix収録CDとの3枚組仕様及び、2CD+DVD仕様という2形態での発売となった。
  • 2003年9月18日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.141』
    • HI-NRG ATTACK、SCP、VIBRATION作品の収録開始[注 30]収録曲数が18曲に戻り、コピーコントロールCD導入再開。また、今作からEVERLASTING DANCE TRAXと表記されるようになり、洋楽のユーロビートカバー収録がスタート[注 31]
  • 2004年3月17日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.146』
    • 非アニバーサリー盤としては100作ぶりの特別編成盤。「70min.70songs NON-STOP MEGAMIX」の副題の通り、不定期シリーズ「70分70曲」の構成を踏襲。SEB本編において初めて、過去にEbF・EUROMACHに収録されていた一部楽曲がノンストップにて収録された。
  • 2004年8月4日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.150』
    • 150作目到達。歴代ヒット作50曲のノンストップで構成されたDisc1とJ-EURO作品50曲NON-STOP収録のDisc2、そしてユーロビートプロデューサーのインタビューなどが収録されたDVDという内容。尚、本作を最後に「SEB本編におけるコピーコントロールCDでの発売は終了[注 32]」し、次作『SUPER EUROBEAT VOL.151』からは通常のCDに再変更されている。

2005年 - 2009年

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  • 2005年1月19日 - SEB、ギネスブックに申請
    • エイベックスがSUPER EUROBEATシリーズを「最もヴァージョン数の多いコンピレーションCDシリーズ」としてギネス申請。一部インターネットストアでの作品紹介(VOL.140等)にて、ギネス認定がされたかのような文面が確認できるが、公式にはこれに関する続報は2025年現在まで、一切なされておらず[注 33]、真偽は不明なままである。
  • 2005年6月22日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.159』
    • 本作を最後に、本編におけるVIBRATION作品の収録を停止。主要プロデューサーで作家兼シンガーのDAVIDE DI MARCANTONIOの離脱もあり、エイベックスにライセンスされた楽曲のストックが枯渇、楽曲の収録停止を余儀なくされたため[注 34]
  • 2005年9月28日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.161』
    • BOOM BOOM BEAT作品の収録開始。定価が2548円(税込)に変更となる。
  • 2006年6月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.169』
    • 本作までで、本編におけるBOOM BOOM BEAT作品の収録を一旦停止[1]。DELTA設立メンバーの一人であったブラット・シンクレアの作品が「IF YOU EVER LEAVE ME / ALE」をもって(DELTA(当時)作品としての)収録最終作[注 35] となり、後にDELTAを正式に離脱。
  • 2006年9月27日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.171』
    • Akyr Music作品としてリリースが予定されていた楽曲「RAINBOW / DOCTOR GEE」が、アーティストネームを「ODA」に変更した上でDELTA作品として収録された[注 36]。これ以降、複数のAkyr Music制作作品がDELTA作品として収録されている。
  • 2007年1月31日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.174』
    • CDが2枚組となる。1枚目は「The Latest Tracks of SEB」と称され、従来通り最新楽曲を18曲EDIT形式で収録。2枚目は企画CD[注 37]
  • 2007年2月28日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.175』
    • 新レーベル、GOGO'S MUSIC作品の収録開始。
  • 2008年4月2日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.186』
    • 新レーベル、SinclaireStyle作品の収録開始。なお、当レーベル設立後にリリースされた楽曲のSEB収録第1弾[注 38]は、「LET'S GO WILD / NIKO」。同時に、本編におけるBOOM BOOM BEAT作品の収録が再開された
  • 2008年5月7日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.187』
    • CD1枚に戻るが、収録曲数がVOl.62以来(MAHARAJA NIGHTシリーズを含めると『EUROFIRE Vol.27』以来)となる13曲のExtended Mixに変わり、価格も2300円(税込)に変更された。
  • 2008年6月4日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.188』
    • 新レーベル、DIMA MUSIC作品の収録開始
  • 2008年10月1日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.191』
    • 「ROAD TO SUPER EUROBEAT VOL.200!!」企画として、本作よりVOL.196まで、テーマ(副題)が設定された。収録曲は原則としてそのテーマに沿った楽曲を中心にセレクトされている。1曲目あるいは14曲目(本VOL.191では14曲目)に、収録曲のメガミックスメドレー(ミニノンストップ)が収録されており、それを含め計14トラックの収録となっている。
  • 2008年11月5日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.192』
    • 新レーベル、Eurogrooves作品の収録開始。新レーベルではあるが、代表プロデューサーであるSERGIO DALL'ORAをはじめ、スタッフのほとんどがTIME RECORDS関連の作家陣・ヴォーカリストで、実質的には「TIME RECORDSの日本市場向けユーロビート制作陣が丸ごと移ってきた」といえる布陣を形成している[注 39]
  • 2009年5月6日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.197』
    • レギュラーシリーズ(キリ番は除く)ではVOL.165以来、3年ぶりとなる「NON-STOP MEGAMIX」を発売。本作は「KING OF EUROBEAT」というテーマで収録曲全てが男性アーティスト、内容は旧作に未発表の新曲を織り交ぜて全曲ノンストップでの収録となっている。Vol.198(テーマは「QUEEN OF EUROBEAT」、こちらは女性アーティストの楽曲のみで構成)とVol.199(同「COLLABORATION OF EUROBEAT」)も同様の形式を採用。これらは、公式には「カウントダウン3部作」と呼ばれていた。
  • 2009年10月28日 - 『BEST OF EUROMACH 100』
    • 2002年10月30日に発売された「EUROMACH FINAL」以来、EUROMACHシリーズとして約7年ぶりのリリース(ベスト盤)となる本作が発売された。タイトルの通り「EUROMACH」シリーズに収録されていた楽曲を100曲、ノンストップにて収録。本作の発売により、EUROMACHのシリーズ作品は計19作となった。

2010年 - 2019年

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  • 2010年1月1日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.200』
    • 200作目到達。当初は2009年8月発売予定だったが延期されていた。これまでのユーロビートを100曲NON-STOPで構成したDisc1[注 40]と、J-EUROを50曲NON-STOPで構成したDisc2、松浦社長のインタビューなどが収録されたDVDという内容[2]
  • 2010年3月3日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.201』
    • 本作より、再びExtended Mixでの収録再開。曲数は全14曲で、新規収録曲の他、(100〜110番台以来となる)SEB収録レーベルがJ-POP楽曲のリミックスを担当したユーロビートミックスの収録、過去楽曲の別ヴァージョンも収録。「原点回帰」をテーマとして謳っていた。
  • 2010年8月4日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.206』
    • 新レーベル、SUN FIRE RECORDS作品の収録開始。これまで、A-BEAT Cレーベル主宰者として本シリーズの顔役として活動していたアーティスト兼プロデューサーのデイブ・ロジャースが、新たに立ち上げたレーベル[注 41]
  • 2010年12月29日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.210』
    • 主に「VOL.100」以前に収録された楽曲から50曲選曲してNON-STOP収録したDisc1と、主に『VOL.101』以降に収録された楽曲から50曲選曲し同じくNON-STOP収録したDisc2、avex社のアーティストの楽曲のユーロビートアレンジ(J-EURO)を50曲NON-STOP収録したDisc3(3枚とも全てCD)という内容となっている[3]
  • 2011年2月4日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.211』
    • 本作より、収録曲数がExtended Mix15曲に変更され、価格も2500円(VOL.217より2520円に変更)となる。なお、本作にて、『SEB211〜219[注 42]』の購入者には、それぞれ購入した種類・枚数に応じて「SEB特製オリジナル・エコバッグ(213、216、219の購入・応募が必要)」、「SEB特製Tシャツ(211〜218(213、216、219を除く)の購入・応募が必要)」、「SEB非売品CD(前述のSEB211〜219の全ての購入・応募が必要)」がもらえる、という企画が告知された。
  • 2011年9月7日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.218』
  • 2011年12月14日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.220』
    • 『VOL.219』以前に収録された楽曲から50曲選曲してNON-STOP収録したDisc1と、avex社のアーティストの楽曲などのユーロビートアレンジ(J-EURO)を中心に25曲収録したDisc2(2枚ともCD)がセットになっている。『VOL.210』以前の末尾0番の作品は、DVDなどをセットにした3枚組の物が多かったが、本作以降のベスト盤は「CD2枚セット」というシンプルな商品構成が主流となった。
  • 2012年
    • この年は、『SUPER EUROBEAT(本編)』は1作も発売されなかった[注 43]
  • 2013年1月23日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.221』
    • 当初、エイベックス社より2012年2月1日に発売される予定であったが、発売延期の後、約1年のブランクを経て発売された。収録曲数はExtended Mix15曲のままだが、Vol.210番台と異なり、過去楽曲の別ヴァージョン枠が廃止され、15曲全てが新曲となった[4]
  • 2013年3月19日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.222』
    • これまでは、基本的にSEBは毎月新譜がリリースという形が原則であったが、この『VOL.222』以降は、2か月ないしそれ以上の間隔を開けてのリリースペースに変更になった。内容的には前作221同様、収録曲数はExtended Mix15曲収録。[注 44]
  • 2014年8月20日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.230』
    • 前のキリ番『VOL.220』同様、ノンストップCD2枚組セットと言う構成で発売された。Disc1は、シリーズにおいて比較的メジャーな楽曲ばかりを集めた「鉄板曲SIDE」(ノンストップ50曲)、 Disc2は、これまであまりノンストップ盤に収録されてこなかった楽曲ばかりを集めた「神曲SIDE」(ノンストップ50曲)。
  • 2015年
    • この年は、ほぼ2か月おきに通常盤(Extended Mix)のSEB(ただし、VOL.235のみノンストップ盤)が発売された。
  • 2016年8月24日 - 「SUPER EUROBEAT VOL.240」
    • やはり、前のキリ番「VOL.230」同様、ノンストップCD2枚組セット。Disc1は、主にSEB186以前に収録の人気メジャー曲を集めた「GOLD SIDE」(ノンストップ50曲)、 Disc2は主にSEB187以降に収録された楽曲メインで構成された「SILVER SIDE」(ノンストップ50曲)。
  • 2017年12月20日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.246』
    • Extended Mix15曲収録の通常盤。帯の部分に「最後の新譜収録盤」の表記がある[注 45]
  • 2018年2月21日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.247』
    • ノンストップCD2枚組セット。Disc1は「T.Y.M PROJECT」(ノンストップ30曲)、Disc2は「横田商会」(ノンストップ30曲)によるノンストップ師弟対決。
  • 2018年4月18日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.248』
    • ノンストップCD2枚組セット。Disc1は「I.S.D」(ノンストップ30曲)、Disc2は「MIDI-WAVE」(ノンストップ30曲)によるノンストップミックス。
  • 2018年6月20日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.249』
    • ノンストップCD2枚組セット。Disc1は「B4 ZA BEAT」(ノンストップ30曲)、Disc2は「New Generation」(ノンストップ30曲)によるノンストップミックス。
  • 2018年9月26日 - 『SUPER EUROBEAT VOL.250』
    • 歴代ディレクターがディレクションした選曲で構成する、ディレクターズカットCD3枚組セット。3枚とも全てノンストップ盤で、エイベックス30周年と『SUPER EUROBEAT VOL.250』のアニバーサリーのダブル・アニバーサリー・イヤーを記念する作品となった。尚、2025年4月時点で、本作が最後の通常盤(ナンバリング作品)となっている
  • 2019年10月9日 - 『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2019』
    • 約1年ぶりとなるSEBの新作。CD2枚組で、1枚目はEXTENDED VERSIONで新曲を14曲収録、2枚目は「哀愁ユーロ・スペシャル・ミックス」(ノンストップ35曲)という構成のベスト盤となっている。なお、同作には新レーベルNickTheBeat Music[注 46]およびGReurosound[注 47]作品の収録が開始されている。

2020年 -

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  • 2020年10月28日 - 『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2020』
    • CD2枚組で、1枚目はEXTENDED VERSIONで新曲を14曲収録、2枚目は「EUROWAVE」(ノンストップ25曲)という構成となっている。なお、同作には2017年以来となるSinclaireStyleの新規楽曲2曲が収録されたほか、2010年頃より引退状態にあったローラン・ジェルメッティが正式に復帰し、DELTAの新規楽曲3曲に参加した。SUPER EUROBEAT誕生30周年記念を踏まえ、ロゴがVOL.9、10およびBEAT FREAK版VOL.1~8で使用されたものに変更された。同年12月2日にデジタル配信が開始された。
  • 2022年1月21日 - 『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2021』
    • CD2枚組で、DISC1は「NEW RELEASE EDITION」と題して新曲16曲、DISC2は「SPEED & AGGRESSIVE」と題してNON-STOP MIX30曲を収録。同作には本家では2019年以来のDAVE RODGERSによる新曲2曲が収録される[注 48]。なお、発売日はBEATFREAKよりリリースされた復刻前の『SUPER EUROBEAT VOL.1』と同じ1月21日としている。発売当日に一部曲を除いてデジタル配信も開始されている。
  • 2022年11月2日 - 『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2022』
    • 前作同様CD2枚組。DISC1は「NEW RELEASES」と題してオリジナル曲を13曲収録。DISC2は「Early 90's Selection」と題して、1990年代初頭(VOL.1~10および14)に収録された30曲をノンストップミックスで収録。発売当日に一部曲を除きデジタル配信も開始。
  • 2023年2月22日 - 『SUPER EUROBEAT PRESENTS EUROMACH SPECIAL COLLECTION』
    • 1999年からおよそ3年にわたって発売されたノンストップ盤シリーズ「EUROMACH」収録曲の一部をEXTENDED版として収録。Vol.1~Vol.4までの全4作が発売されており、それぞれ13曲収録。なお、CDのみでのリリースであり、avex社からのデジタル配信はなされていない。
  • 2023年8月2日 - 『That's SUPER EUROBEAT 2023』
    • かつてアルファレコードより発売されていた『THAT'S EUROBEAT』に収録されていた楽曲を中心に、新規にノンストップ盤として発売された企画盤。一部、avex社のCDには初収録となる楽曲もノンストップにて収録されている。
  • 2023年11月22日 - 『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2023』
    • 前作同様CD2枚組。DISC1は「NEW RELEASES」と題してオリジナル曲を14曲収録。DISC2は「Label Anthems Producers Selects Non-Stop Mix」と題し、2000年代後半以降に収録された各ユーロビートレーベルのプロデューサー選曲による代表曲28曲をノンストップミックスとして収録。ジャケットは2019年ベスト盤以来4年ぶりに女性の写真掲載が復活しており、SEBシリーズでは初の日本人女性を採用。ロゴ配置はVOL.18~89、復刻版VOL.1~8およびVOL.151~159を踏襲したものとなった。発売当日に一部曲除きデジタル配信も開始。
  • 2024年2月28日 - 『MF GHOST PRESENTS SUPER EUROBEAT × ORIGINAL SOUNDTRACK NEW COLLECTION』
    • アニメ『MF GHOST』に使用された、ユーロビートを含む主題歌や各種挿入歌などをまとめて収録したCD2枚組。ユーロビートはDISC1のみで、全21曲を「MF GHOST VERSION」と言う形でEDIT収録。発売当日にデジタル配信も開始。
  • 2024年11月6日 - 『SUPER EUROBEAT 2024』
    • 前作ベスト盤同様、CD2枚組で構成。DISC1には新規収録曲15曲、DISC2は「NON-STOP MIX "MF GHOST 1st Season EUROBEAT"」と題し、その名の通りアニメ『MF GHOST』1stシーズン内で収録された22曲のノンストップミックス収録が予定されている。なお今作では「THE BEST OF ~」という冠詞が表記されていない。ジャケットは5年ぶりにコーカソイド系女性の採用が復活した。発売当日に一部曲除きデジタル配信も開始。

シリーズの内容について

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SEB VOL.31 - 40、51 - 100、141 - 150までは末尾3番台と末尾6番台(あるいは末尾7番台)がノンストップ、xx0番台が特別編成だったが、これ以外は不特定な編成となっている。 不特定編成(ノンストップとなった回)は以下の通り。

  • 復刻版SEB VOL.1 - 8と(本格スタートした)VOL.9・10はVOL.4と8。
  • SEB VOL.11 - 20はVOL.12、15、19。
  • SEB VOL.21 - 30はVOL.22、25、28、30。
  • SEB VOL.41 - 50はVOL.43、46(リクエスト・カウントダウン形式)、47、50。
  • SEB VOL.101 - 110はVOL.104、108、110。
  • SEB VOL.111 - 140はxx3番台、xx7番台、xx0番台。
  • SEB VOL.141 - 150は143、146(70分70曲形式)、150。
  • SEB VOL.151 - 160、171 - 190、201 - 210、221 - 230はxx0番台のみ[注 49]
  • SEB VOL.161 - 170はVOL.165、170。
  • SEB VOL.191 - 200はVOL.197 - 199、200。なお、VOL.191 - 196はそれぞれ「SPECIAL MEGA-MIX」が存在する。
  • SEB VOL.211 - 220はVOL.213、216、219、220。
  • SEB VOL.231 - 240はVOL.235、240。
  • SEB VOL.241 - 250はVOL.245、247 - 249、250。

リメイクバージョンについて

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SEB VOL.150以降から過去のユーロビート楽曲のリメイクバージョンが収録されるようになる[注 50]。そのような曲には ○○2005、2006といった西暦が(○は曲名)記載されていることが多い。なお、年表記に関しては制作時期は一切無関係で、CDに収録された年(年末発売の場合は次年度表記の場合あり)が記載される。

  • 基本的にリメイクは原曲のリフ等を元にシンセを打ち直すが、「LOVE IS DANGER 2005 / LINDA ROSS」は大幅に変更が加えられた。これ以降、リフは大幅なアレンジを施したものが主流となる。
  • 移籍や引退などで歌い手がいない楽曲は原曲のヴォーカルパートをそのまま流用するが、本人が在籍している場合やヴォーカリスト変更でアーティストネームが現役で使われている場合は歌い直しで収録。ただしVOL.174あたりからこの方針は崩れ、他のヴォーカリストやアーティストネームを起用しカバーとしての制作が主流となった。
  • 基本的にリメイク版はTIMEレコードの楽曲が中心で、時折A-BEAT Cから提供される程度。特にTIME楽曲については、VOL.171から収録枠が1曲増加したことに伴い、収録が定番化した。DELTAは「NIGHT OF FIRE 2004 / NIKO」を初の年表記付きリメイク作として他に先駆けてリリースしたものの、DVDのみの収録に終わっている(後に2019年1月25日に配信された『BRATT SINCLAIRE EUROBEAT STYLE VOL.7』にExtended版が収録)。以降VOL.192までに渡ってリメイク曲のCD収録は一切なかったが、VOL.193でようやくリメイク曲によるCD収録(DOCTOR LOVE / KEVIN & CHERRY[注 51])の運びとなった。
  • 「DON'T STOP THE MUSIC / LOU GRANT」はオリジナル(VOL.85)・リメイク版(VOL.172)共々『頭文字D』劇中曲に抜擢されている。
  • VOL.183〜185と187はリメイク楽曲の収録数が2曲に増えている。VOL.188以降およびEurogrooves作品の収録開始以降TIME作品のものはなくなり、リメイク楽曲の収録機会自体も減少傾向にある。
  • BOOM BOOM BEAT(SAIFAM)はこれ以前にもSEB以外(主にFARM RECORDS・東芝EMIにて収録)でリメイク曲を出している(これらはエイベックス作品への収録は過去一度もない)が、VOL.191「KISS ME DIVINE / MARK FOSTER」(原曲は「DIVINE / MIKE HAMMER」)で初めてSEBシリーズ内でのリメイク楽曲を収録することになった。また、他社の楽曲ではあるがSUPER GT 2007〜SECOND ROUND〜に収録されている「THE SKY HIGH / MISTER MAX」は『Dancemania EURO ★ MIX HAPPY PARADISE』に収録されている「SKY HIGH / LUCYFER」のリメイクである。最近は、過去にEUROPANIC!に収録された楽曲のリメイクも行っている。
  • VOL.193は副題が「Revival Hits」のためリメイク収録が多い。「HOT VAMPIRE / GO 2」「LOOKA BOMBA / GO GO GIRLS」は、厳密に言えば別レーベルに入れ替えたリメイク。GO GO GIRLS・GO 2の合同インタビュー(YouTubeにて閲覧可能)において「相手の曲で歌いたい曲」の質問に対してお互いが選んだ曲という背景もあり、いわばリメイクバトルといった側面も窺える。

未発表曲

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  • KAMIKAZE 2010 / DJ NRG
  • TORA TORA TORA 2011 / DOMINO : CD収録は行われておらず、DOMINOの開設しているmyspace 内で一部試聴可能のみとなっていたが、2021年2月24日に配信の『EUROBEAT KUDOS Vol.25』でフル版が収録されている。なお、本バージョンは原曲のレーベルであるA-BEAT CではなくSCP制作であり、MAX版(J-EURO)の歌詞を一部流用している[注 52]。その他にも、本曲の作詞・作曲担当のアンドレア・レオナルディによるリメイクバージョンがDELTAで製作されているが、諸事情により長らくお蔵入り状態であり、2020年6月6日、SinclaireStyleより配信されたデジタルアルバム「Curiosities Killed The Beats」に収録され、ようやく公開されるに至っている。

音楽配信

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近年、エイベックス社においては、過去にリリースしたSEB等の楽曲を配信しており、その中にはCDでは内容が削られて収録された楽曲や、ノンストップオンリーの収録で終わった楽曲のExtended版も含まれている。また、それとは別に、制作レーベル自身が独自に配信しているサイトもあり、その中にはCDに収録済みの楽曲も多く存在している。その主な配信サイト及び現状などは以下の通り(特に記載がない場合は日本国内から購入可能)。

インターネット配信

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  • mora : AAC-320kbps
    • 2012年10月1日にサイトが全面リニューアル。その際にDRMが廃止され、ファイル形式も変更されたためか、過去に配信されていたデータは一旦全て削除され、現在は一部の作品のみの配信となっている。なお、サイトリニューアルの際に削除された作品は、徐々に再度追加されてきているが、一部を除く多くの楽曲はCDと同じ内容であり、EDITで収録された曲についてはEDIT版のままとなっている。
    • SinclaireStyleレーベルでは、2019年1月25日に『BRATT SINCLAIRE EUROBEAT STYLE』を14作に分けて配信開始。SEBを始め、EUROBEAT FLASH、EUROMACH等に収録[注 53]、あるいは当アルバムオリジナルのSinclaireStyleレーベルのExtended版全277曲を収録している。なお、曲順はタイトル曲の数字→ABCとなっており、VOL.11の11曲目「YOU GOT ME SPELLBOUND / LESLIE PARRISH(VOL.114収録)」までの曲が当時のDELTAレーベル時代、それ以降はSinclaireStyleレーベル時代・VOL.186 ~ 246等の収録となっている。また、2024年12月31日にVOL.15を配信。『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2020』から『SUPER EUROBEAT 2024』に収録されたSinclaireStyleレーベルの全11曲を収録している。
    • TIME、DELTA(※SinclaireStyleに後に版権が移管した楽曲も含む)に関しては、2020年10月21日より、「SUPER EUROBEAT VOL. ○○ EXTENDED VERSION TIME EDITION」・「SUPER EUROBEAT VOL. ○○ EXTENDED VERSION DELTA EDITION」というパッケージ名の下、Extended版での配信が停止していたVOL.64以降の楽曲のExtended版の配信が開始され、2020年内にVOL.64 ~ 99(ノンストップメガミックスなどの特別版である番号末尾0、3、6を除く。また、それらのみに収録されていた曲も含まない)が配信されている[5]
    • 一方で、A-BEAT Cに関しては上記の配信開始から約1か月後の2020年11月25日、「SUPER EUROBEAT VOL. ○○ EXTENDED VERSION RODGERS & CONTINI EDITION」というパッケージ名の下でVOL.64以降の配信が開始され、2020年内にVOL.64 ~ 99(特別版である番号末尾0、3、6を除く)が配信されている。また、レーベル誕生30周年を記念して、2021年1月より同レーベル楽曲が順次デジタル配信されている。ただし、現時点ではA-BEAT Cレーベルからシングル盤がリリースされている楽曲のみであり、姉妹レーベルからリリースされているユーロビート楽曲、コンピレーションのみ収録の未シングル化楽曲やプロモ盤のみリリースの楽曲、または未発表楽曲がデジタル配信されるかどうかについては現時点では不明となっている。
  • junodownload : mp3-192, 320kbps / wav, FLAC(オプション)
    • 日本においては、Akyr Music、LED系列(VIBRATION等)、SAIFAM系列、DIMA MUSIC[注 54] と、HI-NRG ATTACK、 A-BEAT Cの一部の楽曲を配信。EUROBEATを配信しているサイトでは数少ない(WAV形式、FLAC形式などの)ロスレス形式での購入も可能。なお、上記レーベル以外では「BE MY LADY / VANESSA(TIMEレーベル[注 55]、SUPER EUROBEAT Vol.5収録)」など、主に初期の一部楽曲が(コンピレーションアルバムの収録楽曲の一部として)配信されている。
    • 尚、このサイトにはリージョンプロテクトによって日本からの購入が不可能に設定されているアルバムや楽曲(これらは、日本から検索することも不可能)がかなり前(2000年代)から他にも多数存在するが、日本国内から何らかの方法で該当楽曲の直リンクを踏んでも「Due to copyright restrictions you cannot buy this product in your country」と表示され、購入は一切できない[注 56]
    • この他『EUROENERGY』というアルバムが「DEF(Dance Evolution Fire)」レーベルから日本国内でも配信されているが、それらはNORMA SHEFFIELDをはじめ、A-BEAT Cのアーティスト(の別名義)である可能性のある(この内、1曲には「IN THE SUNRISE / MEGA NRG MAN」の別Ver.が収録)アーティストの楽曲であるため、Contini SRL系列(A-BEAT C等)が何らかの形で関わっている可能性がある。ちなみに、ファイル形式は異なるものの、DEFによる同様の配信は後述のiTunes Storeでもなされている。
  • iTunes Store : AAC-256kbps(iTunes plus)
    • 2008年4月に発売したSEB VOL.186から配信がスタートした。開始当初はSEB最新作の追加配信[注 57][注 58] のみに留まっていたが、同年11月下旬から旧作や限定パッケージでの楽曲配信が順次開始(ユーロビート作品の追加配信は2010年9月まで)された。限定パッケージのみ全世界のストアにて配信が行われていたが、日本国内でのiTunes plus完全移行によってか、日本以外での配信は終了している。
    • エイベックスの配信以外にもAkyr Music、LED系列、SAIFAM系列、DIMA MUSIC、SinclaireStyle等のレーベルが(レーベル独自で)EPやアルバムで配信を行っている。
    • Akyr Musicは、海外配信分とほぼ同一内容。
    • LED系列は長らく一部の国内CD未収録楽曲のみの配信であったが、近年ではエイベックスグループがリリースしたCDに収録されていた一部楽曲も購入可能となっている。
    • HI-NRG ATTACKは、現状一部のアルバム(特に最新)に関しては日本でも配信されている。
    • SAIFAM系列はIt's EUROBEAT(海外のみ)、EUROBEAT STARSシリーズなどを配信している。
    • SinclaireStyleは「Bratt Sinclaire Eurobeat Style」シリーズ(アルバム)全14作および「Curiosities Killed the Beats」を配信している。
    • DEFは、JUNO DOWNLOADにおける配信とほぼ同一内容。
  • Amazon.co.jp : mp3-256kbps前後(VBR)
    • SEB VOL.200以降(アニヴァーサリー盤以外)とVOL.200以前の一部、および派生シリーズ作品の一部を配信。現在は毎週末頃に随時追加中である。ただし、一部の楽曲を除いて、本編ではEDIT版での収録となった楽曲に関しては、全てCD版と同じくEDITでの配信であり、本来のEXTENDEDでの配信ではない。
    • なお、エイベックスによる配信以外にもSinclaireStyleがEXTENDED版のアルバム配信(Bratt Sinclaire Eurobeat Styleシリーズ)を行っている(単曲購入も可能)。ファイル形式がこちらはMP3形式であるものの、配信されている楽曲はiTunes Storeのものと同様。

その他

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  • 1曲目と最終曲[注 59] には、スタッフ一押しの曲を収録する。
  • ナンバリングタイトルにおける通常の構成はExtended版(EDIT版)収録、そしてそれらの収録曲から選抜した楽曲のノンストップ収録が基本となっているが、不定期的に特別編成が組まれる事がある。また、xx0番台はキリ番と呼ばれ、通常とは違うアニバーサリー編成として固定化している。
  • アニバーサリー編成はノンストップ形式が基本で、一時期はリクエストカウントダウン形式も人気があった。しかし後述の諸問題もあり、VOL.160以降は行われていない。
  • アニバーサリー盤だけでなく、通常盤も時折CD2枚組となる場合がある。
  • VOL.27まで、日本アーティスト制作の楽曲(俗に言う和製ユーロ)も収録しており、一部の楽曲では、エイベックス社長(2020年現在は同社会長)である松浦勝人が、「Max Matsuura」名義でソングライターないしエグゼクティブプロデューサーとしてクレジットされている。
  • VOL.33のリリース以降、A-BEAT C楽曲の一部の作家欄に「HINOKY TEAM」名義が目立つようになる。当初は覆面プロデューサー集団とされていたが、初出時には実際の制作メンバーがクレジット記載され、その後この名義に変更された楽曲もいくつか存在する。楽曲の出版権者がプライム・ディレクション(初期においてはMusique Folio)であるという共通点から、エイベックス側がJ-EURO化を見越して付けた名義と言われている。VOL.55収録の「SEASON / VERONICA SALES」(1994年末制作)を最後に使用されなくなった[注 60]
  • VOL.133 - 139はCD-EXTRA仕様[注 61] で、PC用特典としてライブ映像やスクリーンセーバーが同梱されていた。
  • VOL.100はオリコンのアルバムチャートで最高位2位・通算47週のチャートインを記録、VOL.110に至っては初登場1位を獲得した。しかし、VOL.120が4位を記録した後、通常シリーズの売り上げは急降下。VOL.119までは安定して40 - 50位台前後の順位をキープしていたが、VOL.121以降は80 - 90位前後(圏外1回)と低迷、さらにコピーコントロールCDの導入以降、ほどなくして100位圏外[注 62] に転落。それ以降は、キリ番も初登場100位以内が関の山(VOL.220の最高位は102位と、アニバーサリー盤初の3桁順位に転落した)で、キリ番以外に至っては初登場100位以内すらおぼつかない状況が現在も続いている[注 63]。(※順位に関しては、全てoricon style調べ)。
  • 第14回日本ゴールドディスク大賞では、企画アルバムオブザイヤー(『SEB VOL.100』)とアニメーションアルバムオブイヤー(『SEB presents 頭文字D D NON-STOP MEGA MIX』)の2つを受賞。更に翌年の第15回でも同じ賞(企画は『SEB VOL.110』、アニメーションが『SEB presents 頭文字D D-BEST SELECTION』)を(2年連続)受賞となった[注 64]
  • CDジャケットは、主にヨーロッパ系コーカソイドの女性の写真が掲載されているものを中心に、様々なバリエーションが存在する。ジャケットのデザインも頻繁に変更されている。
  • VOL.101以降から制作クレジットのプロパティ項目に年式が表示されなくなった。制作した年が古い曲も多く混ざっている[注 65] ため、敢えて「新規収録曲」であると強調するためだと思われるが、年式を伏せた理由については不明[注 66]
  • SEBのアーティストの一部には他方面での活躍がある。
    • A-BEAT CのJ.STORM、POWERFUL T.、ACE WARRIORなどは、曲の解説文中に「HR/HM系」などの文言が入ることもあるが、これらのアーティストがいずれもメロディックスピードメタルなどで活動しているボーカリストの別名義プロジェクトであることを意味している。J.STORMの正体は当時Rhapsody of fireリードボーカルを担当していたファビオ・リオーネ(現在はANGRAに加入している)であり、同様にPOWERFUL T.はLabyrinthロブ・タイラントと同一人物である。
    • 上記同様にSCPのTHE SNAKEは(メロディックスピードメタルの)Arthemisのメンバーとしても活躍している。
    • 『We ♥ Tech Para』などでハイパーテクノ楽曲を出している「DJ ZORRO」は、MEGA NRG MANの別名義である。
    • ミュージシャン活動以外にも、VIRGINELLE・LOLITA(現在)のヴォーカリストであるElena Gobbi Frattiniは舞台女優、NIKOのパフォーマー(歌い手ではない)Edo Arlenghiはキックボクサー、そして世界コスプレサミット2005の個人部門のベストコスプレイヤーに選ばれたGIORGIA V.のヴォーカリストGiorgia Vecchiniなど、別の顔を持つ者はユーロビート界にも少なからず存在する。

近年の動向

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上記の各項目では主にシリーズ本編の発売があったVOL.250まで(2018年)までに関しての記述が大半を占めるが、本項では近年のSUPER EUROBEATについていくつか述べる。

本項に限り、

  • 「現在」は2022年末~2025年
  • 「従来」は2018年まで
  • 「近年」は2019年以降

を指すものとする。

シリーズ構成の変化

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過去のSEBでは毎年10作ずつ[注 67]本編を発売しながら、11月下旬前後にCD2枚組ノンストップベスト盤[注 68][注 69]を発売するのが通例となっていた。

しかし、現在は「シリーズ本編の新作の発売」を行っていないため、原則として最低限、年1回のベスト盤(あるいは、それに準ずるもの)を発売する形を取っている。 また、収録内容も現在のベスト盤はDISC1が「従来の通常盤1作程度の曲数のSEB新規収録曲」、DISC2が「テーマに沿ったノンストップ(新規収録曲ばかりではない)」と変化している。

これにより、従来と近年ではタイトル表記こそほぼ同じではあるものの、従来は「その年内に発表された本編の曲に限定したノンストップ盤」であるのに対し、近年は「単に原則その年発売である[注 70]ことを表している」のみと、ベスト盤の意味合いが異なることに注意が必要である。なお、2024年11月6日発売の『SUPER EUROBEAT 2024』からは「THE BEST OF~」の表記は消え、その存在が従来の「ベスト盤」という位置づけから、単に「その年発売の盤である」という意味合いに更に変わっている。

なお、シリーズ本編の次作となるVOL.251は、2025年6月現在でも公式でのアナウンスは一切なく、発売されていない。

「HI-BPM STUDIO」表記の復活

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HI-BPM STUDIOとは本来エイベックスがレーベルとなる前に使用されていたスタジオの名称であり、1990年代のSEBに表示[注 71]されていたものである。表示消滅後は、長らくHI-BPM STUDIOの表記は使用されずSUPER EUROBEATシリーズと単体での呼称であった。

しかし近年、特に2021年頃から突如として「HI-BPM STUDIO」表記が復活しており、2021ベスト盤からCDにも再表示されているほか、それまで「SUPER EUROBEAT」として運用されてきた公式サイト、X、YouTubeなど各種アカウント名が同時期を境に「HI-BPM STUDIO / SEB」となる[注 72]など変化の兆しを見せている。

HI-BPM STUDIO公式サイト[6]によれば、今後はSUPER EUROBEATに限らず類似ジャンル(パラパラやハイパーテクノ、ドライブ向け等)もすべて内包した「リスナーにエナジーやパワー、気分を上げる」楽曲を総称したものがHI-BPM STUDIOと表記される。

楽曲のフルバージョン配信強化

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近年、エイベックス側と楽曲を提供するレーベル側の双方でSUPER EUROBEAT関連の楽曲配信が活発化している。

まず楽曲を提供するレーベル自身が各種公式アカウントや楽曲配信を行っている例(主なレーベル:SCP、SinclaireStyle、HI-NRG ATTACK、DRM(Dave Rodgers Music)[注 73]など。他にも新曲制作はしていないが、A-BEAT Cが過去に自社シングルとしてリリースした、主に初期作品の一部がInstrumentalやRadio Editも含めて配信されている。)が多々存在する。これには「過去にSUPER EUROBEATに提供した楽曲」の他、「直接、新曲を発表する場」としての用途が現在は多数見受けられる。

次にエイベックス側(SUPER EUROBEATシリーズの名を冠したもの)については、SEBの収録形式がExtendedではなくEDITとなったVOL.64~186のうち現時点では64~99収録の楽曲[注 74]に限り、「RODGERS & CONTINI」「DELTA[注 75]」「TIME」の各レーベル別に分類され再配信されている。

また、CDとしてはすべてノンストップで「EXTENDED」あるいは「EDIT」での収録がなかったEUROMACHについても、2023年2月より一部楽曲が『SUPER EUROBEAT presents EUROMACH Special Collection Vol.1~4』として発売された[注 76]

レーベルが個別に配信しているものや、近年エイベックスが新たに発売・配信を開始しているものは基本すべてEXTENDEDであるため、初登場のCD収録当時はEDITあるいはノンストップ盤としてカットされた箇所がある楽曲も、フルバージョンにて聴取できる機会は増加している。

しかし、これらは「過去の数々の失敗(特に、①SEB64~186およびEbF8~22を、楽曲の一部をカットして収録するEDIT盤、あるいはノンストップ・オンリー(例:EbF17など)にて販売したこと ②キリ番(末尾0)の商品構成の失敗(1993年の「SUPER EUROBEAT Vol.30」以降、25年もの長期に渡り似た楽曲構成のノンストップ盤を中心とした「似た内容の商品構成」を続け、消費者に飽きられたこと) ③「EUROBEAT FLASH」を廃止し、ノンストップ・オンリーの「EUROMACH」を商品展開したこと ④SEB191~199並びにそれ以降のSEBでの担当作品における、当時の女性プロデューサーによる商品展開の失敗)により、SEB251以降の発売が事実上、不可能になった社内事情を最優先で考慮したもの」であり「ベストなリリースタイミングを失ったことへのリカバー」という要素が強く、エイベックスの松浦会長が初期に公言した「SEBが終わる時はエイベックスが終わる時」という公約を守るために、何とか最低限、年別ベスト盤(あるいは、それに準ずるもの)のリリースを継続し、形式的に維持しているのが現実である。

脚注

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注釈

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  1. ^ 多くの楽曲は、「THAT'S EUROBEAT」、「EUROBEAT FANTASY」等の他社のコンピレーションシリーズに収録済みだった。
  2. ^ 上述の通り、リリース当時の日本国内では上記レーベルのほとんどが他社によって押さえられていた状況への対策としての側面もあった。「国外制作ならライセンス違反に該当しない」という解釈をもって、表向きの批判をかわしていた。後に松浦勝人も「他社の圧力・非難が相当になってきたので、オリジナル制作を模索しはじめた」という旨のコメントを出している。
  3. ^ 表向きはディスコ「MAHARAJA」の所属DJがセレクトした楽曲を収録するという売り文句だったが、実際はSEBと同様、A-BEAT CとTIMEの楽曲で殆どが占められている(なお、『MNHR VOL.24』および『MAHARAJA NIGHT EURO FIRE Vol.25』には、SCP(当時はDOUBLE)の初期楽曲の一部がA-BEAT C作品扱いで収録されている)。また、基本的にSEBのNon-Stop版発売月にリリースされ、該当月の新曲をフォローする役割もある事から、事実上、SEBを補完する存在として扱われている。事実、後述のEbF・EUROMACHのみの参加だったレーベルのSEB本編に参戦するまでは、SEB本編に収録楽曲が収録された唯一のSEB関連シリーズであった。
  4. ^ また、解説では『ハイエナジーという言葉を正しく使ったCD』と表記されている。
  5. ^ この楽曲はMNHR VOL.6に収録された「HEART ON FIRE / JULIET」を荻野目洋子がJ-POPとしてカバー、その楽曲を制作元であるA-BEAT Cが新たにリメイクした非常に珍しい楽曲だった。
  6. ^ 本シリーズと、初期の「ユーロマッハ!」は「avex(・trax)」ではなく「cutting edge(カッティングエッジ)」ブランドでのリリースであった。
  7. ^ なお、VOl.1とVol.2に収録されている一部の楽曲のアレンジが、アナログ盤(シングル)での該当曲のヴァージョンとは大きく異なっていたが、Vol.4からはほぼ全ての楽曲においてCD・アナログ盤共に同じアレンジで統一されている。
  8. ^ 後に、SinclaireStyleに権利が移管した楽曲も含まれる。
  9. ^ そうしたことからか、本シリーズはSEBとはあまり関係を持たず、シリーズとして独立した形でノンストップ盤を出していたため、本シリーズへの収録楽曲は『MAHARAJA NIGHT』シリーズ以外において「他のコンピレーションCDへの楽曲収録」は殆どなかった。
  10. ^ KING & QUEENのアーティストアルバム『SEASON』に収録。アナログ盤での正式タイトルは「LOVING NOW」だが、CD収録の際にタイトルが変更され、「SEASON / VERONICA SALES」とは歌詞・アレンジが違う別ヴァージョンとして扱われた。
  11. ^ 同レーベルで製作された2006年までの楽曲のうち、同年まで在籍のブラット・シンクレアがプロデュース、あるいは製作に関与した楽曲の殆どの版権は、2008年以降SinclaireStyleレーベルに移管している。
  12. ^ SEB VOL.63の解説など。また、VOL.64のブックレットの解説では、ディレクターがDELTAレーベルから新たに届けられた楽曲を絶賛している文章が確認出来る。
  13. ^ ただし、VOL.34以降のExtended Mix盤においても、曲の長さをカットされたものは複数存在しており、これは他のシリーズでも同様である。
  14. ^ 曲数の増加分は全てDELTAの収録枠に割り当てられた。MNHRでは収録数が変わらなかったからか、DELTA作品はこのシリーズでは一度も収録されていない。
  15. ^ リクエスト受付対象期間にリリースされたVOL.64、65、67収録の計15曲中、11曲がランクインを果たした。
  16. ^ 本作で使われているのは『THE BEST OF NON-STOP SUPER EUROBEAT 1995』に収録されたバージョンを使用。ちなみに初出はSEB VOL.52。
  17. ^ 「I NEED YOUR LOVE / DAVE SIMON」など、SEB本編収録分と比較して長めに収録されているだけで、実際には楽曲の一部がカットされており、EDIT版と定義される楽曲も少なくない。
  18. ^ 名前の元であったディスコ「MAHARAJA」の閉店により、VOL.26から「MAHARAJA NIGHT」の名が使われなくなった。
  19. ^ EbFと異なり、「SUPER EUROBEAT presents」と銘打たれ、SEBの派生シリーズという位置付けが明確になされている。
  20. ^ ただし、VOL9からBOOM BOOM BEAT、VOL11からVIBRATIONの新規楽曲が収録されなくなった
  21. ^ ただし『1』と『2』では「既に制作されてエイベックス社にライセンスされていたが、未発表だった曲」および「EUROBEAT FLASH (Vol.11以降)」で使われた曲を使用しており、全曲完全新規収録曲となったのは『EUROMACH 3』以降(ただし『EUROMACH 5』収録の「HONEY HONEY / MILK AND COFFEA」のみ、EUROBEAT FLASH Vol.14に収録済み)。
  22. ^ 過去の「EUROBEAT FLASH」・「頭文字D」シリーズなどのCDに収録された楽曲やSEB177、181、184のDISC2に収録の一部楽曲、SEBに再収録された「777 / FASTWAY」等。
  23. ^ 現在は、一部レーベルの一部の楽曲に限り、音楽配信を通じてEXTENDED版を聴くことが可能である(詳しくは音楽配信の節を参照のこと)。
  24. ^ VOL.104、108、113、117はNON-STOPのため収録されていない。
  25. ^ 当初、本作の発売をもって「シリーズ完結」としていたものの、その後の2009年10月28日には、EUROMACHシリーズとして7年ぶりのリリース(ベスト盤)となる『BEST OF EUROMACH 100』が発売された。
  26. ^ しかし、HI-NRG ATTACKとSCPの楽曲が50位中に計33曲ランクインしたのに対し、VIBRATIONと3Bの楽曲(この2レーベルのロゴは、表示すらされていない)はわずか1曲ずつに留まったこと、また、解説書内にはその順位結果を知ることとなる購入者・リスナーに対し、予め釘を刺す形で結果に対する「誹謗中傷の自粛を呼びかける内容の文面が記載された」ことなどから、ランキングの信憑性が疑問視されることとなった。
  27. ^ コピーコントロールCDでのリリースを回避するため。規定上の部分と収録容量の都合での回避。この企画はVOL.139まで使われた。
  28. ^ なお17話で使われた「BABY FACE / PAMSY」は当時CDにも収録されなかった幻のナンバーだった。ちなみに、CDに収録された(EDIT版)のは、その4年後の2007年に発売されたVol.178。
  29. ^ 同企画の次作となったVOL.160では「BABY GET MY FIRE TONITE」は72位と大幅に順位を落とし、同ランキングにおいて「NIGHT OF FIRE」が再び1位を獲得した。
  30. ^ これらのレーベルの参戦に伴い、これまではSEB本編とは独立していたEbF/EUROMACH収録楽曲の一部がキリ番やベスト盤に収録されるようになった
  31. ^ カバー化された主なアーティストはBon Jovi、t.a.t.u.など。VOL.149まで継続(VOL143、146は除く)。なお、この企画終了後も時折ユーロカバーの収録があり、中でもVOL.193ではユーロカバーが4曲収録されている。
  32. ^ ただし、SEB本編や「SUPER EUROBEAT Presents」等の派生作品においても、レンタル用・プロモーション用のディスクでは2006年12月発売の作品までコピーコントロールCDでのリリースを継続していた他、エイベックス社の一部の他の作品(一部のアニメ関連作品、クラシック作品等)ではレンタル用・プロモーション用ではない市販ディスクでもコピーコントロールCDでの発売が継続されていた。
  33. ^ SUPER EUROBEAT VOL.180の月刊ユーロビート通信にて「ヴァージョン数がSEBを上回るシリーズの存在が判明した」と記載されている。SAIFAMがリリースしているエアロビクス盤(通称)が通算200作を超えており、それを指しての発言とみられる。ただし、SEBについても「SEB単体でのヴァージョン数」か派生盤も含めての表記かは断言されておらず、詳細・比較内容については不明。
  34. ^ エイベックスとの契約終了後もVIBRATIONはLED RECORDS総帥であるLUIGI STANGAが作家兼プロデューサーとして新作のリリースを続けていたが、夏物語2009(EMI MUSIC JAPAN)での収録作を最後に、新作ユーロビートのリリースは確認されていない。
  35. ^ この「IF YOU EVER LEAVE ME / ALE」も、「NIGHT OF FIRE / NIKO」等と同様、2008年以降はSinclaireStyleに版権が移管されている。
  36. ^ 当初、Akyr Music作品としてデモ版が公式サイトに公表されていたが、Akyr Musicとエイベックス間では契約関係が存在しなかったこともあり、SEBに収録される予定はなかった。二人の主要プロデューサー離脱以降のDELTAは新体制での制作レベルの立て直しが甘く、エイベックスとのライセンス契約が難航したことが大きな理由となり、ジェルメッティの一時引退に伴うAkyr Music廃止前後までは、Akyr Musicからリリース予定であった一部の楽曲が(Akyr Musicのレーベル名は伏せた上で)DELTA楽曲として提供されていた。
  37. ^ 今回は過去楽曲のExtended版を収録。以降、Non-stop mix、Remix集の順で企画内容のローテーションが組まれ、VOL.186まで継続(VOL.180は除く)。2枚組への変更に伴い、価格も3000円(税込)に変更された。また、初出がノンストップ等で収録され、これまで楽曲の一部分カットなしのEXTENDEDで聴くことができなかった楽曲の一部が174、177、181、184で収録されている。
  38. ^ このSinclaireStyleレーベル設立の際、「NIGHT OF FIRE / NIKO」を筆頭にシンクレアが制作・プロデュースを担当した楽曲(一部を除く)を中心に、それまでDELTAレーベルが保有していた楽曲の約半数の版権がSinclaireStyleレーベルに移動している。このため、本当の意味でのSinclaireStyleレーベルが版権を持つSEB収録楽曲の第1弾は、SEB VOL.64収録の「LET ME BE YOUR BABY / VICKY VALE」、あるいは「MUSIC FOREVER / D.ESSEX」となる。
  39. ^ Eurogrooves作品の収録開始後もTIME RECORDSの新曲が時折収録されたが、蔵出しによるものか新規に卸したものかは不明。
  40. ^ 先発されたベスト盤との兼ね合いからか、EbF・EUROMACH楽曲と2009年度の楽曲は一切収録されていない。
  41. ^ SUN FIRE RECORDS作品の収録開始後もA-BEAT Cの新曲が時折収録されたが、蔵出しによるものか新規に卸したものかは不明。
  42. ^ 当初は『BEST OF NON-STOP SEB』も対象になっていたが、7か月後、諸事情により中止、対象から外れることになった(※Vol.218の封入チラシより)。
  43. ^ ただし、シリーズの派生商品として「SEB Presents」を冠した『SUPER HATSUNE BEAT Vol.1』が2012年3月14日に発売されている。
  44. ^ なお、前作221に収録されている「WILD BOYS / RICH HARD」について、後にアレンジ面での誤りが発覚しており、そのお詫びの文章が2013年当時のウェブサイトに掲載されていた。その後、本作222で同曲のオリジナルミックスが16曲目にて収録されている。
  45. ^ ただし、本作発売から約2年後の2019年10月9日に発売された『THE BEST OF SUPER EUROBEAT 2019』に、EXTENDED VERSIONにてSEB新規収録楽曲が14曲収録され、それ以降も年1回のペースで発売されるベスト盤(あるいは、それに準ずるもの)などにおいて、新規収録楽曲及び、過去にノンストップでしか収録されていなかった楽曲の一部がEXTENDEDにて収録されるようになった。
  46. ^ Hi-NRG ATTACKレーベルにレーベル設立当初から長らく在籍し活躍してきた、 Roberto Festariが独立してかつて主宰していたレーベル。なお、レーベル名および本人のアーティスト名義としてNICK FESTARI(ニック・フェスタ―リ)を使用。
  47. ^ TIME・Hi-NRG ATTACK・BOOM BOOM BEAT・DELTAを渡り歩いてきた、Roberto Gabrielli(ロベルト・ガブリエッリ)が独立して主宰しているレーベル。
  48. ^ この新曲2曲に関しては過去にアーケードで稼働している『頭文字D THE ARCADE』の期間限定のキャンペーンに伴う描き下ろしとして収録され、後に当アルバムに収録されるという異色の経緯を持っている。
  49. ^ 2004年から2007年までと2009年以降はノンストップの回は本シリーズに使わない代わりに、『SEB presents SUPER-GT(旧:JGTC SP)』シリーズで本シリーズ感覚(+旧作も混じる)のノンストップを起用していることが多かったが、Vol.190まではキリ番と「THE BEST OF NON-STOP SEB」のみに留まっており、これ以外のノンストップの回は全く行われない状況になっている。
  50. ^ 現時点では、エイベックス系列のCD収録済みの楽曲が対象。リメイク自体はこれまでにも少数ながら存在しているが、アーティストアルバムやnon-stop版のみの収録に留まったものがほとんど。
  51. ^ 音楽配信の『EUROBEAT MASTERS VOL.20』では「DOCTOR LOVE 2009」と表記していた。他にも、ネット配信では別表記の楽曲あり。
  52. ^ SEB VOL.164収録の「FUKU WA UCHI」もSCPの、NON-STOP SEB 2009に初収録の「SUPER MEGA STARS(NIKOとのデュエット)」はSINCLAIRE STYLEの作品であり、この頃から原曲のレーベルを飛び出し、様々なレーベルで曲の制作に当たっているようである。
  53. ^ リリース当時はDELTAレーベルからのリリースで、後にSinclaireStyleレーベルに版権が異動した楽曲も含まれる。
  54. ^ 現状、日本において本サイトから購入できるDIMA MUSICの楽曲は、AVEX社等の日本のレコード会社にライセンスされていない一部楽曲のみであり、AVEX社等の日本のレコード会社にライセンスされた楽曲については、配信自体は開始されているものの、それらの楽曲は日本からの購入は不可能な設定となっている。
  55. ^ 厳密には、TIMEレーベル自身も本サイト(junodownload)での音楽配信を行ってはいるが、現状、ユーロビートに関しては(レーベル自らの配信という形では)1曲も配信していない。なお、TIMEレーベル配信のユーロビート以外の楽曲(例:AVEX社のSUPER DANCE FREAKシリーズに収録されていた楽曲の一部等)は現状、日本からも購入可能。
  56. ^ 原則として、購入可能に設定されている国(アメリカ等)の住所と、その現地で作成したクレジットカード類が必要で、かつ現地からネット接続を行う必要がある。
  57. ^ ただし、VOL.186のDISC-2や190、191〜196のMega-mixの配信はされていない。なおVOL.197、198はNON-STOP MEGA MIXだが、後日一部楽曲を除きExtended版で配信された。
  58. ^ 2010年6月発売のSEB Vol.204から通常版+収録曲全て(各tr.13のJ-EUROは除く)のInstrumental版を入れた形で配信。なおVOL.205以降、一部のボーナストラック楽曲はCD収録分以外に更に別Ver.が配信されている。
  59. ^ ユーロビートカバーなどの企画楽曲が最終曲となる場合は、その手前に収録される。
  60. ^ これ以降にJ-EURO化された(特にA-BEAT Cの)楽曲は、J-EURO版に限り作家欄に”Groove Surfers”などのプロジェクト名が付けられるようになった(一部例外あり)。
  61. ^ SEB VOL.73 - 99とその間に発売したSEB関連作品もCD-EXTRAだったが、自社プロバイダ「avex network」(※現在はサービス終了)入会ツール収録のためで、作品に関するコンテンツはない。
  62. ^ 当時のオリコンアルバムチャートでは、ランキング対象は100位までだった(現在は300位)。
  63. ^ xx0番台(アニバーサリー盤)の収録曲に関して(主に大ヒットしたVOL.100以降)、主にパラパラ人気の高い楽曲、頭文字D関連曲、1989年〜1993年頃の後に「ユーロクラシックス」と称される楽曲の一部といった特定の楽曲が毎回のように収録されており、一つ前のxx0番と比較して、変化に乏しい「収録曲(商品内容)の硬直化」が起こっていた。毎回、多少の新曲追加はあるものの、上位は似たような楽曲で占められ、違いと言えば曲順・スタッフの違いによる変化が若干感じられる程度である。また、回によっては日本人アーティストによるJ-EURO作品のNON-STOP盤もセットで何度かリリースされているが、このJ-EURO作品についても収録曲の硬直化傾向が見受けられる。この、収録曲・商品内容の硬直化によってxx0番台は目新しさを失い、ファンに飽きられてしまう状況に陥った。そうした状況の中、過去のリクエストカウントダウン(リクカン)において、組織票により特定の楽曲(主に個人的に好きな曲や、マイナーとされている曲)をランクインさせることで、硬直化した商品内容に少しでも変化を加えようとする、一部のファンの動きが表面化した(後に、組織票については「エイベックス側としては認めている」という旨の声明が出されている)。リクカンは160を最後に行われていないが、160以降のxx0番台の商品内容を見る限り、この商品内容の変化に乏しいという傾向は、直近の盤(220、230、240)でもさほど変わってはいない。また、1993年1月に発売されたVOL.30以降、長きに渡りキリ番が毎回必ず「NON-STOP盤CDのセット(あるいは、NON-STOP盤CDを商品の中心としたセット)」であることも、ただでさえ変化に乏しいキリ番の商品内容の硬直化に拍車をかけている。
  64. ^ ライブパフォーマンスでは第14回ではDave RodgersとNikoが、第15回ではDOMINOが歌った。
  65. ^ 例えば、「DREAMIN’ OF YOU / LOLITA」(Believe / Folder5)のオリジナル)は初収録のSEB VOL.105では年式は伏せていたが、2001年4月に発売した「SEB presents JGTC-SPECIAL 2001」では年式が1997年と表示されていた。このように年式が伏せている曲も、SEB VOL.110〜150のxx0番台や146、「SEB presents」関連の一部作品には表示していることがある。
  66. ^ ちなみに近年では2008年11月発売のVOL.192に「A SIMPLY MELODY / VALERY SCOTT」が収録されているが、カタログナンバーから2000年制作と判明している(この曲はFARM RECORDSのShibuya Style 109からの再録である)。
  67. ^ おおむね1990年代後半~2011年まで。1999年と2009年は翌年のVOL.101や200の発売に合わせ発売数が少なかったほか、2000年はVOL.104と105、107と108の同時発売などにより13作となった。そして2012年休止後のVOL.221(2013年)からは、発売頻度の減少も重なり毎年6作程度となっている。
  68. ^ 1991年から2018年まで(後に挙げる例外を除く)、1枚あたり25曲前後の収録。 1999年は90's BESTと年度ベストではなく年代ベストであった。2011年および2018年は本編で210番台、240番台とノンストップ形式の作品が多かったため発売せず。2012年はシリーズ本編が休止中だったためベスト盤の発売もなし。
  69. ^ 1991年はプロモーションCD付属により3枚組であったほか、休止期間を経た2013年以降は発売頻度減少がベスト盤にも影響し、CD2枚組から1枚のみとなった。 また、1992年から1994年のみノンストップ盤ベストの他に非ノンストップでEDIT版よりも短い各曲2~3分尺を収録したものも発売しており、ベスト盤が年2作であった時期もある。
  70. ^ 例外あり。2021年ベストは2022年1月の発売である(主な歴史も参照)。
  71. ^ VOL.9から88までCDのディスクに表示されていた。VOL.17まではCDジャケットにも表示。
  72. ^ Xなどの@で始まるユーザー名などは変更されていないため、単純にSEB公式と名乗っていた名残が残っている。YouTubeのユーザー名については実装がHI-BPM STUDIO変更後であるためHi-BPM STUDIO表記である。
  73. ^ 過去に「GO GO'S MUSIC」と「SUN FIRE」の2つに分かれていた元A-BEAT Cの主要メンバー(DAVE RODGERS・DOMINO・KAIOHの親子をはじめとした、過去の両レーベルとA-BEAT Cに加え、その他のレーベルで活動していた一部の作家やヴォーカリスト)などの多くが参加した新レーベル。
  74. ^ 『SUPER EUROBEAT Vol.96』等のノンストップ盤のみに収録された楽曲は対象外。
  75. ^ 同レーベルで製作された楽曲のうち、2008年以降SinclaireStyleレーベルに版権が移管した楽曲もここに含まれる。
  76. ^ 2024年8月7日に発売された『SUPER EUROBEAT presents EUROMACH Special Collection Vol.4』までで、シリーズ展開停止。

出典

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  1. ^ 尚、その後も「SUPER GT」シリーズ、「SPEED & POWER STYLE」シリーズには引き続き継続収録された。
  2. ^ 解説書には、楽曲を提供しているプロデューサーや、trf松平健など各著名人から寄せられたコメントが掲載されている。
  3. ^ これは、商品構成としては過去の多くの末尾0番(NON-STOP)を踏襲したものとなっているが、本作は「選曲の傾向」が従来とは若干異なり、過去にあまりNON-STOP盤に収録されていなかった楽曲(新旧問わず)がNON-STOPで複数収録されている。
  4. ^ 尚、本作には企画楽曲として、SEBに参加する各レーベルが参加し、レーベルの垣根を越えたコラボレーション楽曲である「SEB 4 U / SEB ALL STARS feat. DJ BOSS」が収録されている。
  5. ^ SUPER EUROBEAT / パラパラ公式 [@avexsebofficial]「【配信情報】 「SUPER EUROBEAT VOL.64 EXTENDED VERSION TIME EDITION」がいよいよ配信スタート このシリーズは今後続々と配信にてリリース予定ですので、お見逃しなく 【Download & Streaming】 t.co/qDmfjJZURE #EUROBEAT #SEB #avex」2020年10月22日。X(旧Twitter)より2020年11月15日閲覧
  6. ^ ABOUT”. HI-BPM STUDIO -SUPER EUROBEAT-. エイベックス株式会社. 2025年3月7日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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リリース元であるエイベックス社による公式サイト

本シリーズに収録されている各楽曲レーベルの公式サイト