THAT'S EUROBEAT

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THAT'S EUROBEAT(ザッツ・ユーロビート)は、かつてアルファレコードから発売されていた、ユーロビート系の曲を多く収録していたコンピレーション・アルバムである。 1980年代後半から1990年代前半のバブル時代に、ディスコをにぎわせた名曲のほとんどが、このシリーズに収録されていた。

概要[編集]

毎回、数曲の曲を収録したコンピレーションアルバムがほとんどないころにシリーズが開始されたものである。

シリーズの前身は、『THAT'S Hi-Nrg(ザッツ・ハイエナジー)』という、カセットテープで発売されたシリーズとなっている。収録曲の最後に、曲をメドレー形式にしたものや、アーティストの声だけを収録したヴァージョン(MYOMとも呼ばれる)が収録されていた。

なお、前身のシリーズと、このシリーズに収録されている曲をノンストップミックスした、『THAT'S EUROBEAT NONSTOP MIX(ザッツ・ユーロビート・ノンストップミックス)』や、その年の年間ベスト盤である『THAT'S EUROBEAT THE COMPLETE WORKS(ザッツ・ユーロビート・ザ・コンプリートワークス)』など、色々な派生シリーズが発売された。

シリーズ開始当初は、CD・カセットテープ・LP版の3媒体で発売されていたが、のちにCD・カセットテープのみのリリースへと変わっていった。

発売されていた期間は、1986年から1994年の8年間に及んでいる。

開始当初は、人気のあるユーロビート・ブームに乗っていたが、後にジュリアナ東京の登場や、スーパー・クラブ・グルーヴィン(Super Club Groovin')[1]スーパー・ユーロビート(SUPER EUROBEAT)などほかのシリーズが発売され、人気がそちらへ集中したことなどが響いた。

シリーズ本作はVol.44、ノンストップミックスはVol.14が最終作となり、発売が終了された。

約2年後の1996年ごろから、THAT'S EUROBEATシリーズの復活版として「THAT'S EUROBEAT NOW」(ザッツ・ユーロビート・ナウ)シリーズが発売開始された。ただし、リリース開始後約1年後の1997年にシリーズを発売していたアルファレコードの倒産により、シリーズが終了している。それ以降のリリースはない。

主な楽曲[編集]

ここでは、ディスコ、クラブなどで盛り上がった曲をはじめ、ファンの間で印象に残った楽曲を代表として挙げていく。

楽曲の表記の見方は、曲名(リミックス名) / アーティストならびバンド、グループ名 (収録ナンバー,トラック数)
後にBaBeをはじめ、1987年に東京地区マハラジャ社長の成田勝、2005年に安良城紅TDKのCMで使用された)、2006年にMi、2009年には玉置成実(「ヤッターマン」の5代目エンディングテーマに起用)がカヴァーした。
  • BOOM BOOM (Let's Go Back To My Room) (U.S. REMIX) / PAUL LEKAKIS (Vol.3,1)
  • EVER AND EVER (High "E" Version) / VENICE (Vol.12,8)
  • BOOM BOOM DOLLAR(BOOM BOOM MIX) / KING KONG & THE DJUNGLEGIRLS (Vol.13,1)
  • POWER OF MAGIC(HIGH ENERGY BEAT MIX) / ALPHATOWN (Vol.14,1)
  • CHA-CHA-CHA (JAPAN VERSION) / MARK FARINA (Vol.16,1)
  • EVERY LITTLE TIME(SUPERMIX) / JENNY KEE (Vol.18,2)
  • JAPAN JAPAN(SAMURAI EDIT) / ALPHATOWN (Vol.20,1)
  • BAD DESIRE(REMIX) / F.C.F. (Vol.20,5)
  • RELIGHT MY FIRE(1990 VERSION) / MARK FARINA FEATURING BETTY BOO (Vol.20,6)
ダン・ハートマン(Dan Hartman)が1979年に発売した楽曲のカバー。
  • SAMURAI(SAYONARA BEAT) / F.C.F. (Vol.21,1)
  • TOUCH ME - FEEL ME - KISS ME(MIX VERSION) / GIPSY & QUEEN (Vol.21,2)
  • ROCK & ROLL(STONES VERSION) / MALCOLM J. HILL (Vol.21,4)
  • TAKE MY HEART(EXPLOSIVE MIX) / JENNY KEE (Vol.22,6)
  • COLOR OF LOVE / ALAN BARCKLAY (Vol.22,9-c)[2]
  • RUSSIAN(GORBY MIX) / MARK FARINA (Vol.23,1)
  • AI NO CORRIDA(MAN VERSION) / BEACH CLUB (Vol.23,4)
  • TAKE ME TO THE TOP(ULTIMATE MIX) / CHRIS (Vol.24,1)
  • RADIO(BELLISSIMO MIX) / CHIP CHIP (Vol.24,2)
  • SING(BOOM BOOM EDIT) / FEMMINUCCE (Vol.24,4)
  • DANCING IN THE STREET(POWER VERSION) / THE GANGSTARS (Vol.24,9)
  • Roppongi Suicide(NRO'S VERSION) / Asia Gang (Vol.25,1)
アン・ルイスの「六本木心中」のカバー。
  • FLY UP IN THE SKY(EXTENDED MIX) / DOLLY (Vol.43,3)
  • FOOLING WITH YOUR HEART(EXTENDED MIX) / LISA JOHNSON (Vol.44,1)

脚注[編集]

  1. ^ その後も「スーパー・クラブ・グルーヴィン ハウスレボリューション」(Super Club Groovin' HOUSE REVOLUTION)、「ハウスレボリューション」(HOUSE REVOLUTION)、「スーパー・ダンス・フリーク」(SUPER DANCE FREAK)へと名称を変え、2002年2月に発売された「スーパー・ダンス・フリーク Vol.90~R&B/ヒップホップ・パーティーAV8スペシャル」(Super Dance Freak 90 -R & B / Hip Hop Party Av8 Special)まで約12年発売され続けた。
  2. ^ イタロ・ミックス(ITALO MIX)の中の一曲。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]