1965年のワールドシリーズ

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1965年のワールドシリーズ
チーム 勝数
ロサンゼルス・ドジャースNL 4
ミネソタ・ツインズAL 3
シリーズ情報
試合日程 10月6日 - 10月14日
MVP サンディー・コーファックス(LAD)
のちの殿堂表彰者 ウォルター・オルストン(LAD/監督)
ドン・ドライスデール(LAD)
サンディー・コーファックス(LAD)
ハーモン・キルブルー(MIN)
チーム情報
ロサンゼルス・ドジャース(LAD)
監督 ウォルター・オルストン
シーズン成績 97勝65敗
ミネソタ・ツインズ(MIN)
監督 サム・ミール
シーズン成績 102勝60敗
ワールドシリーズ
 < 1964 1966 > 

1965年のワールドシリーズは、1965年10月6日から10月14日まで行われたメジャーリーグワールドシリーズである。

概要[ソースを編集]

第62回ワールドシリーズ。アメリカンリーグがワシントン・セネタース時代の1933年以来32年ぶりの出場を果たしたミネソタ・ツインズと、ナショナルリーグが2年ぶり出場のロサンゼルス・ドジャースとの対戦となった。結果は4勝3敗でロサンゼルス・ドジャースが2年ぶり4回目の優勝。

MVPは2勝(1敗)2完封のサンディー・コーファックスが選出。MVP制定以来初の2度目(2年ぶり)の受賞となった。

試合結果[ソースを編集]

表中のR得点H安打E失策を示す。日付は現地時間。

第1戦 10月6日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ドジャース 0 1 0 0 0 0 0 0 1 2 10 1
ツインズ 0 1 6 0 0 1 0 0 X 8 10 0
  1. : マッドキャット・グラント(1-0)  : ドン・ドライスデール(0-1)  
  2. :  LAD – ロン・フェアリー1号ソロ(2回グラント)  MIN – ドン・ミンチャー1号ソロ(2回ドライスデール)、ソイロ・ベルサイエス1号3ラン(3回ドライスデール)
  3. 観客動員数: 47,797人 試合時間: 2時間29分
2回にドジャースとツインズがそれぞれソロで1点を取り迎えた3回、ツインズは無死1、3塁からベルサイエスに3ランが出て勝ち越し、さらに2死満塁とドライスデールを攻め立てると、アール・バッティーフランク・クイリチの連続適時打で3点を追加しドライスデールをKO。グラントは9回に1点を失うが完投し、ツインズが先勝。

第2戦 10月7日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ドジャース 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 7 3
ツインズ 0 0 0 0 0 2 1 2 X 5 9 0
  1. : ジム・カート(1-0)  : サンディー・コーファックス(0-1)  
  2. 観客動員数: 48,700人 試合時間: 2時間13分
カートとコーファックスの両左腕の投げ合いで0-0で迎えた6回、ツインズは相手失策から1死3塁とするとオリバとキルブルーに連続適時打が出て2点を先取。直後の7回、ドジャースは1死2、3塁から8番ジョン・ローズボロの右前打で1点を返し、なおも2、3塁として9番コーファックスのところでこの年打率3割・7本塁打のドライスデールを代打に送るが三振、続くモーリー・ウィルスも倒れ追いつけず。その裏、ドジャース2番手のロン・ペラノスキーは暴投で1点を失うと、続く8回には2死満塁から9番カートに2点適時打を打たれ勝負あり。カートは完投し、ツインズがホームで連勝。

第3戦 10月9日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ツインズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
ドジャース 0 0 0 2 1 1 0 0 X 4 10 1
  1. : クロード・オスティーン(1-0)  : カミロ・パスカル(0-1)  
  2. 観客動員数: 55,934人 試合時間: 2時間06分
ドジャースは4回、パスカルを攻め1死満塁からローズボロの2点適時打で先制、続く5回には2死2塁からジョンソンの2塁打で1点を追加、続く6回にもツインズ2番手ジム・メリットからウィルスの2塁打で4-0とする。ドジャース先発オスティーンはツインズ打線を5安打に抑え完封、ドジャースが1勝目。

第4戦 10月10日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ツインズ 0 0 0 1 0 1 0 0 0 2 5 2
ドジャース 1 1 0 1 0 3 0 1 X 7 10 0
  1. : ドン・ドライスデール(1-1)  : マッドキャット・グラント(1-1)  
  2. :  MIN – ハーモン・キルブルー1号ソロ(4回ドライスデール)、トニー・オリバ1号ソロ(6回ドライスデール)  LAD – ウェス・パーカー1号ソロ(4回グラント)、ルー・ジョンソン1号ソロ(8回プレイス
  3. 観客動員数: 55,920人 試合時間: 2時間15分
ドジャースは初回にウィルスの1塁内野安打から1死1、3塁とするとフェアリーの2ゴロで1点を先取、2回にはバント安打で出塁のパーカーが盗塁とグラントの暴投で3塁に進み、ローズボロの2ゴロを2塁手クイリチが失策し2点目。ツインズが4回と6回、ドジャースが4回にそれぞれソロで加点し1点差で迎えた6回裏、ドジャースはジム・ギリアムの四球とウィリー・デービスの右前打で無死2、3塁としグラントをマウンドから引きずり下ろすと、代わったアル・ワーシントンからフェアリーとジョンソンの連続適時打で3点を加え突き放した。ドライスデールは7回以降得点を許さず完投、第1戦3回途中KOの汚名を晴らした。

第5戦 10月11日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ツインズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1
ドジャース 2 0 2 1 0 0 2 0 X 7 14 0
  1. : サンディー・コーファックス(1-1)  : ジム・カート(1-1)  
  2. 観客動員数: 55,801人 試合時間: 2時間34分
ドジャースは初回、2塁打のウィルスをギリアムの右前打で返し先制、さらにデービスの犠打が三塁手キルブルーの暴投を誘い、一塁からギリアムが生還し2点目。3回にはジョンソンとフェアリーの連続適時打で2点を加えカートをKO。ドジャースは4回にギリアムの適時打で5-0とすると、7回には2死1、2塁からコーファックスが適時打を放ち、ウィルスも続き7-0として試合を決めた。コーファックスはツインズ打線を4安打10奪三振に抑え完封、ドジャースが3連勝で王手をかけた。

第6戦 10月13日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ドジャース 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 6 1
ツインズ 0 0 0 2 0 3 0 0 X 5 6 1
  1. : マッドキャット・グラント(2-1)  : クロード・オスティーン(1-1)  
  2. :  LAD – フェアリー2号ソロ(7回グラント)  MIN – ボブ・アリソン1号2ラン(4回オスティーン)、マッドキャット・グラント1号3ラン(6回リード
  3. 観客動員数: 49,578人 試合時間: 2時間16分
王手をかけたドジャースは第3戦完封のオスティーンを先発させるが、ツインズは4回、先頭のバッティーが相手失策で出塁すると、続くアリソンが2ランを放ち先制。さらに6回、ツインズはドジャース2番手リードを攻め2死1、2塁とすると9番グラントが左中間に3ランを放ち5-0。直後の7回にドジャースはフェアリーのソロで1点を返すが、グラントは後続を抑え完投、ツインズが3勝3敗のタイに持ち込んだ。

第7戦 10月14日[ソースを編集]

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
ドジャース 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 7 0
ツインズ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1
  1. : サンディー・コーファックス(2-1)  : ジム・カート(1-2)  
  2. :  LAD – ジョンソン2号ソロ(4回カート)
  3. 観客動員数: 50,596人 試合時間: 2時間27分
カートとコーファックスの3度目の顔合わせで始まった第7戦は、4回にドジャース先頭のジョンソンが左翼ポール直撃の先制ソロを放つと、続くフェアリーが右翼へ2塁打、さらにパーカーの右前打でフェアリーが生還し2-0となった所でカートは早くも降板。ツインズはその後細かい継投でドジャースの追加点を阻むが、打線はコーファックスの前に8回までわずか2安打と沈黙。そして9回、ツインズは1死からキルブルーがようやくチーム3本目の安打を放つが、コーファックスは続くバッティーを三球三振に打ち取ると、最後はアリソンを空振り三振に仕留め2試合連続の完封、ドジャースが2年ぶりにワールドチャンピオンとなった。

参考文献[ソースを編集]