センテナリアン

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センテナリアンcentenarian)とは、100歳以上の人物(長寿者)のことである。

日本語では「百寿者」とも表現する[1][2][3]

110歳以上の人物を指すスーパーセンテナリアンは、センテナリアン1,000人につき約1名しか存在しない[4][5][6]。115歳以上となると非常に稀有で、有史以来現在まで記録されたのは50人にも満たない。国際連合2012年の推定で、世界中に推計31万6,600人のセンテナリアンがいると発表した[7]。更に、寿命が世界中で増加し、世界の人口も急速に増加しているため、100歳以上の人々の数は将来急速に増加すると予想されている[8]

現状[編集]

アメリカ合衆国2019年7月1日現在、センテナリアンの人数が世界最多で推計100,322人(男性:23,472人、女性:76,850人)となっており、統計を取り始めた1950年以降、初めて10万人を突破した[9][10]。これは国民3,270人につき1人に相当[9]

日本はアメリカ合衆国に次いで2番目にセンテナリアンの数が多く、2020年9月現在、推計80,450人[11]。なお、調査が始まったのは1963年だが、この時は153人のみであった[11]。その後、1998年に10,158人、2003年に20,561人、そして2009年には40,399人と、短期間のうちに数が倍増。国立社会保障・人口問題研究所による2017年の将来推計人口調査によると、2050年までには532,000人(死亡率が中位推計の場合)に上るとの予測が成されている[12]。一方で、この数は100万人に達するとの試算もある[13]

日本の平均寿命の高さを、炭水化物中心の食事と健康的な生活に求める専門家は多い。都道府県別でセンテナリアンが都道府県内に占める人口10万人当たりの人数は2020年9月現在、全都道府県で最も高く2019年を除き2013年以降県内人口に占めるセンテナリアンの割合が高かった島根県で127.60人であり全国平均と比較して200%、次いで高知県は119.77で全国平均の188%、第3位の鳥取県は109.89人で全国平均の172%、かつて長寿県と謳われた沖縄県も138%とそれぞれ多くなっている[11]
また沖縄県民の平均寿命が高かった時期があり、その高い要因が食事以外に裏付けられる要因が4つあり、後に長寿学研究でも言及されていた[14]。なお、2020年における日本国内のセンテナリアンの人数は約1,568人に1人、対して沖縄県はこの平均を上回り、2019年で約1,196人に1人となっている。しかしながら、沖縄県を人口比で上回る都道府県が18県あり、その中で島根県高知県は900人に1人以上はおり、最も多い島根県は約784人に1人であった[15]

センテナリアン人口[編集]

国際連合人口部による推計値では、1950年に23,000人、1990年に110,000人、1995年に150,000人、2000年に209,000人、そして2005年に324,000人という[16]。また、2009年には455,000人に膨れ上がっている[17]。これらの古い推定値は、アメリカ合衆国などが行う全国的な調査結果が考慮されていないことに注意[18]。 また、2012年の国連の推定によると、世界中の100歳以上の高齢者は316,600人に過ぎないことになっている[19]

下表は、国ごとのセンテナリアン人口の最新の推計値を、最古のものと比較出来るよう纏めたものである。なお、入手可能な資料から作成しているため、年度は国によって異なる。

国名 最新の推計 (年) 最古の推計 (年) 人口100,000人当たりの数
アンドラの旗 アンドラ 7 (2002)[20] 10.2
アルゼンチンの旗 アルゼンチン 3,487 (2010)[21] 8.7
オーストラリアの旗 オーストラリア 4,252 (2011)[22] 50 (1901) 18.8
オーストリアの旗 オーストリア 1,371 (2014)[23] 232 (1990),[24] 25 (1960)[24] 16.1
バルバドスの旗 バルバドス 114 (2016)[25] 39.9
ベルギーの旗 ベルギー 2,001 (2015)[26] 23 (1950)[27] 16.9
ブラジルの旗 ブラジル 23,760 (2010)[27] 12.5
カナダの旗 カナダ 11,517 (2020)[28] 30.30
中華人民共和国の旗 中国 54,166 (2013)[29] 4,469 (1990),[27] 17,800 (2007)[30] 4.02
チェコの旗 チェコ 625 (2011)[31] 404 (2006) 5.9
デンマークの旗 デンマーク 889 (2010)[27] 32 (1941)[32] 16.1
エストニアの旗 エストニア 150 (2016)[33] 42 (1990)[24] 11.4
フィンランドの旗 フィンランド 908 (2019)[34] 11 (1960)[24] 16.4
フランスの旗 フランス 20,944 (2020)[35] 100 (1900)[36] 32.27[35]
ドイツの旗 ドイツ 17,000 (2012)[37] 232 (1885)[38] 21
ハンガリーの旗 ハンガリー 1,516 (2013)[39] 76 (1949), 227 (1990)[40] 15.3
アイスランドの旗 アイスランド 32 (2015)[41] 3 (1960)[24] 9.7
インドの旗 インド 27,000 (2015)[7] 2.1
アイルランドの旗 アイルランド 389 (2011)[42] 87 (1990)[24] 8.5
イスラエルの旗 イスラエル 3,061 (2017)[43] 35.1
イタリアの旗 イタリア 19,095 (2015)[7] · [44] 99 (1872)[32] 31.5
日本の旗 日本 80,450 (2020)[11] 111 (1950),[27] 155 (1960)[45], 54,397 (2013)[46] 63.76
メキシコの旗 メキシコ 7,441 (2010) 2,403 (1990) 6.6
オランダの旗 オランダ 1,743 (2010)[47] 18 (1830)[48] 10.4
ニュージーランドの旗 ニュージーランド 297 (1991)[49] 18 (1960)[24] 5.9
ノルウェーの旗 ノルウェー 636 (2010) 44 (1951)[32] 13.1
ペルーの旗 ペルー 2,707 (2013) 1,682 (2011)[50] 8.4
ポーランドの旗 ポーランド 2,414 (2009) 500 (1970)[51] 6.3
ポルトガルの旗 ポルトガル 4,066 (2015) 38.9
ロシアの旗 ロシア 20,582 (2019)[52] 6,700 (2007) 14
シンガポールの旗 シンガポール 724 (2011)[53] 41 (1990)[24] 13.7
スロベニアの旗 スロベニア 224 (2013)[54] 2 (1953)[55] 10.9[54]
南アフリカ共和国の旗 南アフリカ 15,581 (2011)[56] - 30.1
大韓民国の旗 韓国 3,159 (2015)[57] 961 6.19
スペインの旗 スペイン 12,244 (2019) [58] 4,269 (2002) [59] 26.00
スウェーデンの旗 スウェーデン 2,207 (2019)[60] 46 (1950) 21.4
スイスの旗 スイス 1,306 (2010) 7 (1860)[32] 16.6
タイ王国の旗 タイ 18,969 (2019)[61] 28.5
トルコの旗 トルコ 5,293 (2015)[62] - 6.7
イギリスの旗 イギリス 13,170 (2018)[63] 107 (1911)[32][64] 21.5
アメリカ合衆国の旗 アメリカ 100,322 (2019)[9] 2,300 (1950)[65] 53,364 (2010),[66] 30.56
ウルグアイの旗 ウルグアイ 519 (2011)[67] 15.8[68]
世界(推計) 451,000 (2015)[7] 316,600 (2012)[19], 23,000 (1950) 6.2
都道府県別センテナリアン人口比
(2020年9月)[11]

なお、日本国内のセンテナリアンの都道府県別で示した表は2020年9月時点で以下の表となる[11]

都道府県 都道府県別
センテナリアン人口
都道府県別
センテナリアン人口順位
男性 女性 10万人当たりの
センテナリアン人口
10万人当たりの
センテナリアン人口順位
女性比率
北海道 3,867 4 501 3,366 73.66 29 87.0
青森県 685 44 78 607 54.98 39 88.6
岩手県 910 32 97 813 74.16 27 89.3
宮城県 1,332 22 187 1,145 57.76 38 86.0
秋田県 748 41 94 654 77.43 25 87.4
山形県 877 36 117 760 81.35 21 86.7
福島県 1,369 19 189 1,180 74.16 28 86.2
茨城県 1,569 18 188 1,381 54.86 40 88.0
栃木県 1,042 28 126 916 53.88 41 87.9
群馬県 1,347 21 164 1,183 69.36 30 87.8
埼玉県 2,941 8 379 2,562 40.01 47 87.1
千葉県 2,878 9 346 2,532 45.98 45 88.0
東京都 6,694 1 811 5,883 48.09 42 87.9
神奈川県 4,362 2 566 3,796 47.42 43 87.0
新潟県 2,070 12 245 1,825 93.12 12 88.2
富山県 892 35 114 778 85.44 17 87.2
石川県 919 31 115 804 80.76 22 87.5
福井県 637 45 88 549 82.94 20 86.2
山梨県 781 40 97 684 96.30 8 87.6
長野県 1,972 13 229 1,743 96.24 9 88.4
岐阜県 1,277 24 152 1,125 64.27 34 88.1
静岡県 2,398 10 275 2,123 65.81 33 88.5
愛知県 3,156 7 337 2,819 41.79 46 89.3
三重県 1,119 27 128 991 62.83 35 88.6
滋賀県 864 37 106 758 61.10 37 87.7
京都府 1,926 14 217 1,709 74.56 26 88.7
大阪府 4,116 3 430 3,686 46.72 44 89.6
兵庫県 3,397 6 386 3,011 62.15 36 88.6
奈良県 895 34 93 802 67.29 32 89.6
和歌山県 741 42 75 666 80.11 23 89.9
鳥取県 611 46 53 558 109.89 3 91.3
島根県 860 38 115 745 127.60 1 86.6
岡山県 1,627 17 170 1,457 86.08 16 89.6
広島県 2,392 11 311 2,081 85.31 18 87.0
山口県 1,365 20 164 1,201 100.52 5 88.0
徳島県 579 47 72 507 79.53 24 87.6
香川県 908 33 96 812 94.98 11 89.4
愛媛県 1,283 23 160 1,123 95.82 10 87.5
高知県 836 39 81 755 119.77 2 90.3
福岡県 3,524 5 355 3,169 69.04 31 89.9
佐賀県 707 43 82 625 86.75 15 88.4
長崎県 1,230 25 115 1,115 92.69 13 90.7
熊本県 1,752 15 196 1,556 100.23 6 88.8
大分県 999 30 116 883 88.02 14 88.4
宮崎県 1,037 29 123 914 96.64 7 88.1
鹿児島県 1,744 16 194 1,550 108.86 4 88.9
沖縄県 1,215 26 142 1,073 83.62 19 88.3
全国 80,450 9,475 70,975 63.76 88.2

伝統[編集]

アメリカ合衆国で100歳を
迎えた時に贈られる大統領からの長寿を祝う手紙
年度中に100歳を迎える高齢者に対し、内閣総理大臣から
のお祝い状及び銀杯[69]
銀杯の構図[69]
また、2016年度以降は純銀から洋白へ変更している[70]

100歳の誕生日に贈り物を進呈するなど、何らかの祝賀を行う国は多い。例えばアメリカ合衆国では、伝統的に大統領手紙を送り、長寿のお祝いとしている。NBCトゥデイでも、1983年以降新たにセンテナリアンとなった人物を紹介。

イギリス並びにコモンウェルスでは、女王が挨拶状(かつては電報)を送付。アイルランドでは2,540ユーロの報奨金が出されるとともに、大統領から手紙が送られる。これはアイルランド生まれであれば、海外へ移住していても貰えるのが特徴である[71]。日本ではと共に総理大臣から祝状が送られ、長寿と生涯の繁栄を祝う[72]スウェーデンでは国王または女王から電報が届く[73]

また多くの文化において、100歳まで生きることを願う旨を、祈りの言葉に取り入れている。ヒンドゥー教徒の間では、高齢者に触れた者は「100歳まで生きますように」と声を掛けられることが多い。

スウェーデンの伝統的な誕生日のに「100年間生きられますように」との一節がある。ユダヤ教で祈りを捧げる際、「100歳まで生きるかもしれない」と言うのが一般的である。ポーランドには長寿を願う歌に「スト・ラト」(Sto lat、直訳すると「100歳」)があり、世界中のポーランド系住民を含め、誕生日に歌われることが極めて多い。

イタリアでは誕生日になると、100歳以上生きられるかどうかを占う[74]。皆が100歳まで幸福に生きられるようにとの願いを込めて、「チェント・アンニ」("Cent'anni"、「100歳」の意)と言うイタリア人もいる。ギリシアでは誕生日を祝う場合、「ナ・タ・エカトスティシス」(na ta ekatostisisνα τα εκατοστήσεις、意訳すれば「100歳の誕生日を迎えられますように」)という表現で締める。

古代におけるセンテナリアン[編集]

いわゆる古典古代におけるセンテナリアンの存在が史料から示唆される。なお、一般に、過去を対象にした統計は財産や権力を有する集団の属性が普通の人々の属性よりも強く反映される。

紀元前400年における平均余命は、わずか30年ほどと推定されているが、Grmek および Gourevitch の推測によれば、古代ギリシアでは生後5年を過ぎた子供は(すなわち当時乳幼児期に一般的だった疾患をすべて生き延びた子供は)比較的高齢まで生存することがじゅうぶん見込めたという。

古代文明を対象としたある統計では、古代ギリシアの男性は平均で45年生き、女性は36.2年生きたとしている(サンプル数・男性91、女性55)。注目すべきことに平均余命の男女差が現代と逆になっているが、これは当時の出産の死亡率が現代よりもずっと高く、女性の平均余命を押し下げているためである。また平均的な市民にとって衛生や食生活(いわゆる地中海食)、運動に気を配ることは一般的だったが、古代ギリシアの市民は実質的に全員に兵役が課されていたことから現代にくらべて負傷することが多く、このことは男性の平均余命をさげている[75]

3世紀半ばの哲学史家ディオゲネス・ラエルティオスは、ある程度信頼できるセンテナリアンについての記述としては最古に類するものを残している。ディオゲネスによると、前2世紀の天文学者ヒッパルコスは、原子論を唱えたデモクリトスが確かに109年生きたとしているという(前470/460年頃 - 前370/360年頃)。古代におけるデモクリトスについてのその他の証言もすべてデモクリトスが少なくとも90年以上生きたとしているようである。しかしこの長寿は、90年以上生きた同時代の他の哲学者にくらべて劇的に突出していたわけではなかったらしく、そのような哲学者には、例えば、クセノパネス(前570/565年頃 - 前475/470年頃)、懐疑論の祖であるピュロン(前360年頃 - 前270年頃)、数学者・天文学者のエラトステネス(前285年頃 - 前190年頃)がいる。デモクリトスのケースは史料に基づくことから、寿命が154年とも157年とも290年ともいうエピメニデス(前7世紀から前6世紀)のような例とは区別される。

古代ギリシア・ローマ以外でも、多数の歴史的人物が100歳を超えて生きたとされる。エジプト学者の説くところによると、第6王朝のファラオであるペピ2世は100年以上生き(前2278年頃 - 前2184年頃)、治世は94年に及んだという[76]。もっともこれには議論があり、治世は64年であったとされることもある[77]。また、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世第1回ニカイア公会議の招集を決意させたコルドバのオシウス英語版が102年生きたと伝えられているほか、ドイツのベネディクト会ベルノルト・フォン・コンスタンツ英語版が著した『年代記』1097年の条には、エステ家の祖であるアルベルト・アッツォ2世・デステの死が「すでに100歳を超えて」いたとの注釈とともに記されている[78]。結論としては、古代におけるセンテナリアンは非常に稀だったにしても存在しなかったとは考えられない。

センテナリアン研究[編集]

イタリアで行われた調査によると、健康なセンテナリアンはビタミンA及びビタミンEを多く摂っており、これが長寿を迎える上で重要という[79]。しかし、他の要因が重要な役割を果たすサルディニアのセンテナリアンには当て嵌まらないとして、これに反する調査もある[80]

ポーランドで実施された予備研究では、健康な若年層の男性とは対照的に、上シレジアのセンテナリアンは血清中のビタミンEが乏しい一方で、赤血球中のグルタチオンジスルフィドレダクターゼカタラーゼの活動が活発であることが分かっている[81]

デンマークの研究でも、センテナリアンは赤血球中のグルタチオンジスルフィドレダクターゼの活動が活発であることを発見。認知機能や身体能力が最も高い層で、この酵素の活動が最も活発な傾向にあったという[82]

また、センテナリアンをに持つ者は、ナイーブB細胞の数が多いとの研究もある。長生きの親の子どもも長寿を迎えることはよく知られるが、受け継がれた遺伝子が重要であるにも関わらず、その理由は分かっていない[83]

なお、FOXO3A遺伝子が平均寿命に肯定的な影響を与えることが知られており、100歳以上の人間に極めて多く見られるという。これは世界共通の模様[84]

100歳以上の男女には、この他にも社会的物理的環境に関する共通の要因があると、ボストン大学ニューイングランドセンテナリアン研究所長のトマス・T・パールズ博士は言う。その要因とは、友達が多く親戚との絆が強い、自尊心がかなりある、などである[85]

加えて、センテナリアンの子は同年代に比べて心臓血管の状態が良好との調査もある[86]

ジョン・W・サントロックの著書『寿命の伸長に対する局所的アプローチ』では、下記の5つの要因が長寿に最も重要としている[14]

  1. 遺伝と家族健康歴
  2. 健康。例えば体重、食事、喫煙の有無、運動量など
  3. 教育水準
  4. 性格
  5. 生活様式[14]

また、センテナリアンに最も多いのが未婚女性で、ホロコーストのような惨事を経験すれば、ストレス貧困にうまく対応するようになり、長寿に至る傾向があるという[14]

かつて平均寿命が都道府県別で最も高かった沖縄県でセンテナリアンの数が多い要因については、以下の5つが挙げられている[14]

  1. 日々の食生活で穀類野菜を多く採る一方、類や乳製品はあまり口にしない
  2. 本土の住民に比べ、明らかにストレスが少ない生活様式
  3. 地域社会の面倒見が良く、高齢者が孤立せず、介護を受けるケースが多い
  4. 他国の平均よりも退職年齢が遅い上、歩きや庭いじりなどの活動を重視
  5. 目的意識が霊的な問題への関与に由来し、祈りがストレスや諸問題を和らげてくれる(ユタを指すと思われる)[14]

韓国仁荷大学が行った歴史研究によると、宦官のセンテナリアン率が3%を上回っており、去勢を施されていない男性に比べて、平均14 - 19歳長生きするという[87]

日本におけるセンテナリアン論争[編集]

2010年、日本国内のセンテナリアンの数に疑義が生じる事態となった(高齢者所在不明問題)。これは、一連の報道により数十万人の高齢者が「行方不明」になっていたためである[88][89][90][91]

同年7月には、戸籍上は111歳となっていた東京都「最高齢」の男性が、実は約30年も前に死亡していたことが発覚し[92]警察が105歳以上とされている人物の調査に乗り出す事態となった。

その後、少なくとも200人が行方不明となっているのが分かっており、8月初頭に始まった全国調査でその数が更に増え続けた[93]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ クローズアップ現代 “百寿者” 知られざる世界 ~幸せな長生きのすすめ~”. 日本放送協会 (2014年10月15日). 2016年5月17日閲覧。
  2. ^ 百寿者調査で分かってきた 知られざる長生きの世界”. 日経BP社 (2015年4月15日). 2016年5月17日閲覧。
  3. ^ 百寿者研究”. 慶應義塾大学医学部. 2016年5月17日閲覧。
  4. ^ Emergence of supercentenarians in low-mortality countries. North American Actuarial Journal, 2002, Vol.6, No.3, pages 54-63 (PDF)”. 2010年11月4日閲覧。
  5. ^ Supercentenarians.org”. Supercentenarians.org. doi:10.1016/S0531-5565. 2010年11月4日閲覧。
  6. ^ Supercentenarians by H. Maier, J. Gampe, B. Jeune, J.-M. Robine and J.W. Vaupel. Springer 2010”. Springerlink.com. 2010年11月4日閲覧。
  7. ^ a b c d PEW: World’s centenarian population projected to grow eightfold by 2050 Retrieved 22 April 2016.
  8. ^ “Life expectancy to soar”. BBC News. (2002年5月9日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/health/1977733.stm 
  9. ^ a b c アメリカ合衆国国勢調査局 (2020年6月17日). “National Population by Characteristics: 2010-2019 Tables>Median Age and Age by Sex>Annual Estimates of the Resident Population by Single Year of Age and Sex: April 1, 2010 to July 1, 2019(全国人口の特徴:2010-2019表>中央年齢別とと性別年齢>年齢別と性別の居住者人口の年間推定:2010年4月1日から2019年7月1日) (Excel)”. 2020年7月12日閲覧。
  10. ^ 2010年初、アメリカ合衆国国勢調査局は国内のセンテナリアンの推計値を3分の1にまで減らしている。"Resident Population. National Population Estimates for the 2000s. Monthly Postcensal Resident Population, by single year of age, sex, race, and Hispanic Origin, July to September 2010"も参照のこと
  11. ^ a b c d e f “百歳高齢者表彰の対象者は41,802人” (プレスリリース), 厚生労働省, (2020年9月15日), https://www.mhlw.go.jp/content/12304250/000672203.pdf 2020年9月15日閲覧。 
  12. ^ 日本の将来推計人口(平成29年推計)詳細結果表 出生中位(死亡中位)推計 表1-4:総数,高年齢区分(70歳以上,80歳以上,90歳以上,100歳以上)別総人口および年齢構造係数”. 国立社会保障・人口問題研究所 (2017年7月). 2020年5月5日閲覧。
  13. ^ “Japan centenarians at record high”. BBC News. (2008年9月12日). http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7612363.stm 2010年11月4日閲覧。 
  14. ^ a b c d e f Santrock, John. (2008). Physical Development and Biological Aging. In Mike Ryan, Michael J. Sugarman, Maureen Spada, and Emily Pecora (Eds.), A Topical Approach to Life-Span Development (pp. 129-132). New York: McGraw-Hill Companies, Inc.
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関連項目[編集]

外部リンク[編集]