マリオット・インターナショナル

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マリオット・インターナショナル
Marriott International
Marriott hotels logo14.svg
種類 公開会社
市場情報 NASDAQ: MAR
略称 マリオット
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
メリーランド州ベセスダ
設立 1927年
業種 サービス
事業内容 ホテル
代表者 アーン・M・ソレンソン/CEO
外部リンク http://www.marriott.com/(英語)
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マリオット・インターナショナル (: Marriott InternationalNASDAQ: MAR) は、アメリカ合衆国ホテルチェーン及び運営会社である。2017年現在、世界最大のホテルチェーンである。

歴史[編集]

設立[編集]

オーランド・ワールドセンター・マリオット(オーランド
ルネッサンス・メイフラワー・ホテル(ワシントンD.C.
JWマリオット・ギャラクシー・マカオ(マカオ
リッツ・カールトン・モスクワ(モスクワ

アメリカにおいて禁酒法が施行されている1927年に、J・ウィラード・マリオットヒュー・コルトンという2人の男がノンアルコールビールを扱う居酒屋(店名「ホットショップ」)を開業した。質の高い料理を提供したこの居酒屋は高い評判を呼び、順調に業績を伸ばして行った。

機内食事業進出[編集]

1937年には飛行機機内食事業を開拓する。この機内食事業の誕生のきっかけは、1937年のある日、マリオットがワシントンD.C.郊外のフーバー飛行場に隣接する「ホットショップ」で、乗客が機内に持ち込む飲食物を買っていることに気づいたことによる。

第二次世界大戦後の民間航空の成長期には、機内食事業が順調に業績を伸ばし、1963年には10の空港と25の航空会社にサービスをするようになり、1966年には海外進出を果たす。機内食事業開拓後も大学病院などの給食事業などのフード産業に進出するなど、事業範囲を拡大していく。 

ホテル事業進出[編集]

1957年にはホテル事業に進出し、第1号となるホテルをバージニア州アーリントンに開業した。開業から10年後の1966年の時点では、わずか6軒だったホテルも1977年を境に急激に増やし、1981年には100軒目を突破するなど急成長した。

急激に運営ホテルを増やした背景には、それまで巨額のローンが足枷となってホテルの数を増やせずにいたが、いったん建設したホテルを投資家や外部企業に売却し、その投資家や外部企業との間に運営契約を結ぶという現在も続く手法に切り替えたことにある。

現在マリオット・コーポレーションが運営するの多くのホテルは、建物を所有する投資家や外部企業と、運営会社であるマリオット・コーポレーションとの契約で成り立っている(例 ザ・リッツ・カールトン東京は、建物は三井不動産が所有している)。

ホテル専業化[編集]

1967年には「ホットショップ」から、「マリオット・コーポレーション」に商号を変更した。ホテル事業が拡大したマリオット・コーポレーションは、1989年にかつての中心事業だったレストラン・機内食部門を売却し、ホテル運営事業専業の会社となった。

1993年に分社化し、ホテル運営事業はマリオット・インターナショナルとなる。1995年には、世界の主要ホテルチェーン運用会社として初めてウェブサイトでの予約システムの提供を始めた。

同年4月に、ジョージア州アトランタに拠点を置く高級ホテルチェーン運営会社の「ザ・リッツ・カールトン」の株式の49パーセントを手に入れ、その後1998年には完全に傘下に入れた。

世界最大のホテルチェーンに[編集]

2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロ事件では、ワールドトレードセンター内にあったホテルが崩壊したほか、その後旅行業を襲った不況によりグループ内再編を余儀なくされた。

しかしその後経営効率化が進んだことで業績が好転し、2015年11月16日に、同業で同じくアメリカに本拠を置くスターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイドを買収することで合意したと発表した。

買収総額は約122億ドル。2016年4月に両社の株主総会で承認され、ホテル数は計5500余りとなり、客室数は世界で110万室。これにより世界最大のホテル企業が誕生した[1]

運営ブランド[編集]

マリオット[編集]

  • コートヤード・バイ・マリオット英語版
    中規模のホテルを中心とした中価格ホテルブランド。
  • フェアフィールド・イン・バイ・マリオット英語版
    低価格ホテルブランド。
  • スプリングヒル・スイート・バイ・マリオット英語版
    部屋が広い割りに低価格なホテルブランド。1998年にフェアフィールド・イン・バイ・マリオットの内、スイートルーム主体のホテルを分割して開設された。
  • レジデンス・イン・バイ・マリオット英語版
    長期滞在型ホテルブランド。
  • タウンプレイス・スイート・バイ・マリオット英語版
    長期滞在型ホテルブランド。
  • マリオット・エグゼクティブ・アパートメンツ
    アパートに近い長期滞在型ブランド。
  • マリオット・コンフェレンス・センターズ
    会議設備が発達したブランド。

ザ・リッツ・カールトン[編集]

1998年に傘下に入る。マリオット・インターナショナルから独立した運営をとっているが、宿泊や飲食などの利用でマリオット・ポイントの獲得が可能であるなど[2]、傘下ブランドの一つとして扱われている。

スターウッド・ホテル&リゾート[編集]

マリオット・インターナショナルは、「シェラトン」や「ウェスティン」、「セントレジス」などのブランドのホテルを運営する「スターウッド・ホテル&リゾート」の買収手続きを2016年9月23日に完了し傘下に入れた。これによりマリオット・インターナショナルは、30のホテルブランド、110か国で5700軒のホテル、110万の客室を擁する世界最大のホテルチェーンとなった。ホテルブランドの統合などは行われていないが、地域オフィスの統合やマリオット・リワードポイントの相互加算などが行われている。

日本での展開[編集]

マリオット・インターナショナルのグローバル・セールスオフィスが、東京都港区新橋渋谷区恵比寿に置かれており、日本国内における傘下ホテルのセールスやマーケティングなどの業務を行っている。現在日本国内で展開している傘下ホテルは下記のとおりである。なお、スターウッド・ホテル&リゾートについては、スターウッド・ホテル&リゾートに記載している。

  • 中部/東海

オープン予定ホテル[編集]

  • JWマリオットホテル奈良(奈良県奈良市
    奈良県が奈良警察署・県営プール跡地に整備を進める複合施設に2020年開業予定。
  • 東京エディション虎ノ門(東京都港区、東京ワールドゲート内) - 2020年春~夏に開業予定[9]
  • 東京エディション銀座(東京都中央区) - 2020年春~夏に開業予定[9]
  • ACホテル・バイ・マリオット東京銀座 - 2020年夏開業予定[10]

かつて運営していたホテル[編集]

宿泊業以外での展開[編集]

  • ロイヤル・マリオット・アンド・エスシー - ロイヤル(現在のロイヤルホールディングス)および住友商事との三社共同出資で1990年に設立された給食事業者。2008年にロイヤルコントラクトサービスに改称、マリオットとの提携は解消されている。

脚注[編集]

  1. ^ 米マリオットがシェラトン買収 世界最大チェーンに”. 日本経済新聞 (2015年11月16日). 2015年11月18日閲覧。
  2. ^ マリオットリワード
  3. ^ “高級ホテル競争が激化”. ワールドビジネスサテライト (テレビ東京). (2013年2月7日). オリジナル2013年2月11日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20130211043956/http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_34935 
  4. ^ 【ザ・プリンス さくらタワー東京】マリオット・インターナショナルと提携 株式会社プリンスホテル 2013年9月3日
  5. ^ 株式会社プリンスホテル マリオット・インターナショナルと提携し、日本のホテルとして初めて「ザ・プリンス さくらタワー東京」が「オートグラフ・コレクション」に加盟します。 株式会社プリンスホテル 2013年9月3日
  6. ^ パシフィカ・キャピタル、都内のオフィスビルから外資系ホテルへのコンバージョン計画を発表 パシフィカ・キャピタル 2016年5月11日
  7. ^ パシフィカ・キャピタル、国内初のマリオットのブランド、モクシー・ホテルを今年 11 月に都内で開業予定 パシフィカ・キャピタル 2017年1月11日
  8. ^ 「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」ホテル計画において マリオット・インターナショナルとの提携を決定 ~平成26年春、関西初のマリオットブランド「大阪マリオット都ホテル」が誕生~ 近畿日本鉄道株式会社・株式会社近鉄ホテルシステムズ 2011年7月6日
  9. ^ a b 世界が注目するラグジュアリーライフスタイルホテルブランド 『エディション』日本初進出 2020 年 東京 虎ノ門・銀座にデビュー 森トラスト株式会社 2017年7月5日
  10. ^ マリオット・インターナショナルの「ACホテル」がアジア初進出 「ACホテル・バイ・マリオット東京銀座」を 2020 年夏に開業 東武鉄道 2017年10月4日

外部リンク[編集]