PayPal

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paypal
PayPal Inc.
PayPal logo.svg
略称 PayPal
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カルフォルニア州サンノゼ
設立 1998年
業種 電子商取引
純利益 20億2300万ドル
主要株主 ebay.Inc
外部リンク www.paypal.jp
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PayPal(ペイパル)とは、電子メールアカウントとインターネットを利用した決済サービスを提供するアメリカの企業である。PayPal口座間やクレジットカードでの送金や入金を行う。

1998年12月設立。親会社はアメリカの大手オークションサイトeBayである。

概要[編集]

世界最大規模の海外オークションサイトeBayの膨大な取引を支える決済サービスとして、アメリカを中心に世界中で広く普及している。190の国と地域で利用でき、21通貨以上に対応。2011年2月現在、世界中で2億2000万のアカウントが開設されている。

金銭の授受をPayPalが仲介するため、取引先にクレジットカード番号や口座番号を知らせる必要がなく、安全なサービスであると謳われている。

利用方法[編集]

日本ユーザーの利便性向上を目的に、2007年3月よりサイト全体の日本語表示が開始され、日本国内の電話問い合わせカスタマーサポートが新設された。

準備[編集]

通販サイト側でPayPalに対応していればこれらの準備は不要であり、PayPalの決済ページでクレジットカード番号・個人情報などを入力するだけである。

  1. アカウントを取得し、PayPal口座を開設する。
  2. クレジットカード番号を登録する。
  3. 銀行口座からPayPal口座に入金する(アメリカ国内のみで利用できるサービス)。

送金[編集]

  • 送金先のメールアドレスを指定して、PayPal口座から送金を行う。口座の残高が不足している場合は、クレジットカードおよび登録してある銀行口座から引き落とされる。
  • 送金者に手数料は掛からないが、受け取り側には金額に応じて手数料が掛かる。
  • Skype(3.2.0.53以降)からPayPal口座に送金することもできる。

入金[編集]

日本ではPayPal口座への銀行からの振込み入金は不可能。

振替(引き出し)[編集]

PayPal口座からの引き出しは、銀行口座への振込で行われる。米国内の銀行口座への引き出しには2~3日かかり、手数料は不要。日本の銀行口座に引き出す場合の引き出し手数料は、5万円未満が250円、5万円以上は無料。

口座の種類[編集]

以下の3種類の口座がある。

  • パーソナル - 個人の支払い向け
  • プレミア - 個人事業主向け
  • ビジネス - 法人向け

どの種類でも、無料で即座に口座が開設でき、口座維持手数料も無料である。

プレミアとビジネスの違いは

  • 名称が法人名かどうか
  • 複数人のアクセスができるかどうか

の違いのみである。

パーソナルとプレミア/ビジネスの違いは、パーソナルの場合は、PayPal 間の振込手数料が無料なのに対して、プレミア/ビジネスは有料であり、また、PayPal でクレジットカードなどから、売上を立てる場合、パーソナルの方が決済手数料が高い。

しかし、2010年4月1日より、資金決済法の変更が原因で、日本国内ペイパル同士及び日本から海外へのパーソナル送金ができなくなり、その代わりプレミア及びビジネスアカウント同様、ペイパルに手数料を徴収することが義務付けられた。

決済手数料[編集]

クレジットカードなどを使用しない場合、PayPalの日本国内の口座間の送金は無料である。

クレジットカードなどによる、決済手数料は以下の通りである。外貨建ては外国為替手数料もかかる。

  • 日本から日本へ 円建て - 3.4% + 40 円
  • 日本から米国へ 円建て - 3.9% + 40 円
  • 日本から米国へ 米ドル建て - 3.9% + $0.30 USD

外国為替手数料としては以下の2つの選択肢がある。

  • PayPal の外国為替機能を利用。米ドルの場合、3.5%+スプレッド。
  • クレジットカード会社の外国為替機能を利用。米ドルの場合、1.63%+スプレッドである事が多い。

ショップとの連動[編集]

ショップと連動させるためのAPIが公開されている。

ショッピングカートとの連動[編集]

オンライン上の非常に多くのショッピングカートがPayPalと連動できるようになっている。

今すぐ購入ボタン[編集]

商品の種類が1種類しかない場合は、購入のためのリンクボタンをPayPalから作成することが出来る。かつてはその支払の画面は英語しかなかったが、現在は日本語を含め多言語対応している。

購読と定期支払い[編集]

一定間隔で(1ヶ月など)定額を課金するタイプに使用できる。

SOAP[編集]

ショップと高度な連携が必要な場合は、SOAPを使い、PayPalサービスと通信することができる。

PayPal買い手保護制度[編集]

PayPal買い手保護制度がある。ただし、下記商品に関しては返金の対象外[1]

  • デジタルコンテンツを含む無形商品(配信など)- ただし999円以下などは保護対象となる場合もある
  • サービス
  • その他10項目

関連項目[編集]

参照[編集]

外部リンク[編集]