Fortinet

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フォーティネットインク
Fortinet, Inc.
Fortinet logo.svg
種類 株式会社
市場情報 NASDAQ: FTNT
略称 FTNT
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
899/901 Kifer Road Sunnyvale,
CA 94086 USA
設立 2000年
業種 情報・通信業
事業内容 ネットワークセキュリティ
コンピュータセキュリティ
代表者 ケン・ジー(Ken Xie/謝青)
従業員数 5,200名
主要株主 ケン・ジー(Ken Xie)
マイケル・ジー(Mike Xie)
主要子会社 フォーティネットジャパン株式会社等
外部リンク http://www.fortinet.com
特記事項:
創業者のケン・ジーの実弟マイケル・ジーも創業の1人で現在、CTOを務める。[1]
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フォーティネットジャパン株式会社
Fortinet logo.svg
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本の旗 日本
106-0032
東京都港区六本木7丁目7番7号
Tri-Seven Roppongi
設立 2002年2月
業種 情報・通信業
事業内容 ネットワークセキュリティ
コンピュータセキュリティ
代表者 デクラン・フィッツパトリック
資本金 1,000万円
純利益 9972万1000円
純資産 6億8411万9000円
総資産 16億8293万4000円
決算期 12月31日
主要株主 米国Fortinet, Inc. (100%)
関係する人物 岡本吉光 [2]
外部リンク http://www.fortinet.co.jp/
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フォーティネット(Fortinet,Inc.)は、NetScreen Technology社(現 ジュニパーネットワークス)の創業者で社長兼CEOを務めたケン・ジー(Ken Xie/謝青)が2000年(平成12年)に創業した統合脅威管理(UTM)の開発、製造メーカーである。本社はアメリカ合衆国カリフォルニア州サニーベールに置く。2002年に設立された日本法人のフォーティネットジャパン株式会社は米国本社100%出資の子会社で本社は東京都港区六本木に置く。その他名古屋、大阪、福岡、仙台にオフィスを置く。統合脅威管理製品(UTM)の開発、製造メーカーとしては世界最大手である。

沿革[編集]

  • 2000年(平成12年) - Fortinet,Inc.設立
  • 2002年(平成14年) - フォーティネットジャパン株式会社設立
  • 2008年(平成20年) - 名古屋オフィス開設
  • 2018年(平成30年) - 仙台オフィス開設

事業所[編集]

  • 本社 - 東京都港区六本木7丁目7番7号 Tri-Seven Roppongi 9階
  • 大阪オフィス - 大阪府大阪市北区曽根崎二丁目12番7 清和梅田ビル6階
  • 名古屋オフィス - 愛知県名古屋市中村区名駅4-24-16 広小路ガーデンアベニュー3階
  • 福岡オフィス - 福岡県福岡市中央区天神1-9-17 福岡天神フコク生命ビル15階
  • 仙台オフィス - 宮城県仙台市青葉区中央1-2-3 仙台マークワン19階

製品[編集]

  • Fortinetの製品名は、すべて「Forti-」が付く。
  • Fortinetのハードウェアおよびソフトウェアはすべて自社開発、または買収してラインナップに取り込んでいる。
  • FortiGate
・同社の主力UTM製品である。
・自社設計のASICを搭載しており、高いスループットを実現している。ミッドレンジ以上はNP(ネットワークプロセッサ:ファイアウォールとIPSec、パケット転送処理を受け持つ)とCP(コンテンツプロセッサ:アンチウイルス、IPS、SSLの処理を高速化する)、エントリーレベルはSoC(NP、CP、CPU、メモリをワンチップ化)である。
・Firewall、IPsec-VPN、アンチウィルス、アンチスパム、IPS、Webコンテンツフィルタリング、アプリケーション制御、無線LANコントローラ機能を1台で提供することが可能である。
・Firewall、IPsec-VPN、アプリケーション制御機能以外は、別途ライセンスを購入することにより使用可能となる。
・アンチウィルス、アンチスパム、IPS、Webコンテンツフィルタリング、アプリケーション制御のデータベースはFortinet社独自のデータベースを使用する。
・製品名は2~4桁の数字+英1字で表される。数はFortiGateの性能を示し、桁が多く数が大きいほど高性能である。英字は世代を表す。
・2021年現在のラインナップ
 - エントリーレベル(数2桁):FortiGate 30E、FortiGate 40F、FortiGate 50E、FortiGate 60E、FortiGate 60F、FortiGate 80E、FortiGate 80F
- ミッドレンジ(数3桁):FortiGate 100E、FortiGate 100F、FortiGate 200E、FortiGate 200F、FortiGate 300E、FortiGate 400E、FortiGate 500E、FortiGate 600E、FortiGate 800D
 - ハイエンド(数4桁):FortiGate 1100E、FortiGate 1500D、FortiGate 1800F、FortiGate 2000E、FortiGate 2200E、FortiGate 2500E、FortiGate 2600F、FortiGate 3300E、FortiGate 3400E、FortiGate 3600E、FortiGate 3700D、FortiGate 3800D、FortiGate 3960E、FortiGate 3980E、FortiGate 4200F、FortiGate 4400F
- ウルトラハイエンド:FortiGate 6300F、FortiGate 6500F
 - シャーシベース:FortiGate 5001E、FortiGate 7030E、FortiGate 7040E、FortiGate 7060E
- 仮想アプライアンス:FortiGate VM。主要なハイパーバイザーに対応している。VMware ESXiおよびNSX-T、Microsoft Hyper-V、Citrix Xen、KVM qemu、Nutanix AHV。またAmazon AWSやMicrosoft Azure、Google Cloud Platformでも利用できる。最大vCPU数によりライセンスが構成される。
  • FortiManager
・FortiGateを管理・監視するためのアプライス製品である。
・2021年現在の製品ラインナップ
 - アプライアンス:FortiManager 200F、FortiManager 300F、FortiManager 1000F、FortiManager 2000E
 - 仮想アプライアンス:FortiManager VM。管理デバイス数によりライセンスが構成される。
 - クラウド:FortiManager Cloud。Fortinetのクラウドにより提供されている。また、AWS、Azure、GCPなどでも提供されている。
  • FortiAnalyzer
・FortiGateのログ、イベントデータの収集分析・レポート作成等を行うアプライアンス製品である。
  • FortiAP

  ・FortiGateの無線コントローラによって管理される、無線LANアクセスポイント。

  ・製品名は数3字+英1字で構成される。数字は、[MIMO][ラジオ数][アンテナ内蔵は1、外付は3]となっている。英字は世代を示している。4x4MIMOの3ラジオ・内蔵アンテナのモデルだと、FAP-431Fとなる。

  ・旧MeruのアクセスポイントはFortiAP Uシリーズ(FAP-UxxxF)として区別される。コントローラはFortiWLMシリーズが対応する。

  ・クラウド管理として、FortiAP Cloudが提供されている。基本的な機能は無償で利用可能である。

  • FortiSwitch

  ・FortiGateのスイッチコントローラによって管理可能なスイッチ

  • FortiAuthenticator - 認証アプライアンス製品である。
  • FortiCASB - クラウドアクセスサービスブローカー
  • FortiCamera/FortiRecorder - ネットワークビデオカメラ。
  • FortiClient - エンドポイントセキュリティ・ソフトウェア
  • FortiDDoS - DDoS保護のためのアプライアンス製品である。
  • FortiDB - データベースの脆弱性評価(VA)等を行うためのアプライアンス製品である。現在は終売。
  • FortiMail - メールセキュリティ
  • FortiSandbox - サンドボックスのためのアプライアンス製品である。
  • FortiSIEM - セキュリティ情報イベント管理のアプライアンス製品である。
  • FortiADC
・負荷分散を行うためのアプライアンス製品である。
・日本では 2016年より FortiADC D シリーズの販売が開始された。Fortinet 社が提供していた FortiADC D シリーズ製品であり、
 2013年3月22日に Fortinet 社により買収された Coyote Point Systems 社の Equalizer をベースとする負荷分散装置 FortiADC E
 シリーズとは異なる。
・Fortinet 社が提供する負荷分散ソリューションとして FortiADC E シリーズやその他の負荷分散装置が複数存在したが、
 既にハードウェアの高パフォーマンス・ソフトウェアの高機能を実現していた FortiADC D シリーズが Fortinet 社の
 メインストリームの負荷分散装置として採用された。
・製品モデル
 - FortiADC 4000F、FortiADC 2000F、FortiADC 1000F、FortiADC 400D、FortiADC 300D、FortiADC 200F、FortiADC 100F の他、
  バーチャルアプライアンスとして FortiADC VM01、VM02、VM04、VM08 の4種が提供されている。
  (ちなみに、VM の後の数字はアサイン可能な仮想 CPU 数。)

一次代理店及び販売店[編集]

  • 一次代理店
・図研ネットウエイブ株式会社
三井情報株式会社
SCSK株式会社
SB C&S株式会社
・シーティーシー・エスピー株式会社
・株式会社ピーエスアイ
・ネットワンパートナーズ株式会社
・株式会社データコントロール
・株式会社ネットワールド
株式会社ネットワークバリューコンポネンツ
・株式会社ディアイティ
・株式会社日立ソリューションズ
  • 販売店
キヤノンシステムアンドサポート株式会社
・シャープマーケティングジャパン株式会社
  • MSSPパートナー
株式会社大塚商会
 ※MSSPパートナーとはManaged Security Service Providerの略称で、フォーティネットジャパンがFortinet製品の
  提供に加え運用監視サービス等も提供できると認定した企業である。

脚注[編集]

  1. ^ ASCII.jp (2009/8/12) 創業者に聞いたFortiGate登場と強さの秘訣 2009年11月25日 閲覧。
  2. ^ リバーベッドテクノロジー株式会社代表取締役社長。過去にフォーティネットジャパンの社長を務めた。

外部リンク[編集]