相楽郡

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京都府相楽郡の位置(1.笠置町 2.和束町 3.精華町 4.南山城村)

相楽郡(そうらくぐん)は、京都府山城国)の

人口44,182人、面積178.24km²、人口密度248人/km²。(2016年10月1日、推計人口

以下の3町1村を含む。

郡域[ソースを編集]

1879年明治12年)に行政区画として発足した当時の郡域は、上記3町1村のほか、以下の区域にあたる。

歴史[ソースを編集]

古代[ソースを編集]

もとは「さがらかのこおり」と読んだ。相楽郡には、山城国の国分寺があった。

式内社[ソースを編集]

延喜式神名帳に記される郡内の式内社

神名帳 比定社 集成
社名 読み 付記 社名 所在地 備考
相楽郡 6座(大4座・小2座)
祝園神社 ハフソノノ 月次新嘗 祝園神社 京都府相楽郡精華町祝園 [1]
和伎坐天乃夫支売神社 ワキノニ- 月次新嘗 和伎坐天乃夫支賣神社 京都府木津川市山城町平尾 [2]
綺原坐健伊那大比売神社 カムハラノ- 綺原坐健伊那大比賣神社 京都府木津川市山城町綺田山際
相楽神社 サカラカノ
サカラノ
相楽神社 京都府木津川市相楽
岡田鴨神社 ヲカタノカモノ 月次新嘗 岡田鴨神社 京都府木津川市加茂町北 [3]
岡田国神社 ヲカタノクノ 月次新嘗 (論)春日神社 京都府木津川市加茂町大野 勝手神社摂社 [4]
(論)岡田国神社 京都府木津川市木津大谷
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近世以降の沿革[ソースを編集]

  • 慶応4年
  • 明治4年
  • 明治4年11月22日1872年1月2日) - 第1次府県統合により、全域が京都府の管轄となる。
  • 明治初年 - 大平尾村が平尾村に合併。(91村)
  • 明治5年(1872年) - 石垣村が綴喜郡井手村に合併。(90村)
  • 明治8年(1875年) - 枝村・大路村・千童子村・上津村・南川村・小寺村が合併して木津村となる。(85村)
  • 明治9年(1876年)(78村)
    • 北笠置村・南笠置村が合併して笠置村となる。
    • 上有市村・下有市村が合併して有市村となる。
    • 東村・登大路村・仏生寺村・口畑村が合併して例幣村となる。
    • 法花平尾村が高尾村に、林村が上狛村に合併。
  • 明治12年(1879年4月10日 - 郡区町村編制法の京都府での施行により、行政区画としての相楽郡が発足。郡役所が木津村に設置。
  • 明治14年(1881年) - 木津村の一部(旧・木津宿23町)が分立して木津町となる。(1町77村)
  • 明治15年(1882年) - 南村(現・木津川市)が改称して美浪村となる。

町村制以降の沿革[ソースを編集]

1.棚倉村 2.高麗村 3.狛田村 4.上狛村 5.稲田村 6.山田荘村 7.祝園村 8.相楽村 9.木津村 10.当尾村 11.加茂村 12.瓶原村 13.西和束村 14.中和束村 15.東和束村 16.湯船村 17.笠置村 18.大河原村 19.高山村(紫:木津川市 青:笠置町 桃:精華町 赤:和束町 橙:南山城村)
  • 明治22年(1889年4月1日 - 町村制の施行により、以下の各村が発足。特記以外は全域が現・木津川市。(19村)
    • 棚倉村 ← 綺田村、平尾村
    • 高麗村 ← 椿井村、北河原村、神童寺村
    • 狛田村 ← 下狛村、菱田村(現・精華町)
    • 上狛村(単独村制)
    • 稲田村 ← 北稲八間村、南稲八妻村、植田村(現・精華町)
    • 山田荘村 ← 山田村、乾谷村、柘榴村、東畑村(現・精華町)
    • 祝園村 ← 祝園村、菅井村(現・精華町)
    • 相楽村 ← 吐師村、相楽村
    • 木津村 ← 木津町、木津村、梅谷村、市坂村、鹿背山村
    • 加茂村 ← 里村、高田村、大野村、観音寺村、法華寺野村、北村、兎並村、美浪村、銭司村
    • 当尾村 ← 辻村、尻枝村、南下手村、北下手村、森村、高去村、勝風村、大畑村、岩船村、西小村、東小上村、東小下村、北大門村、南大門村
    • 瓶原村 ← 例幣村、西村、河原村、岡崎村、井平尾村、奥畑村
    • 西和束村 ← 石寺村、白栖村、撰原村、下島村(現・和束町)
    • 中和束村 ← 釜塚村、別所村、南村、杣田村、木屋村(現・和束町)
    • 東和束村 ← 原山村、門前村、園村、中村(現・和束町)
    • 湯船村(単独村制。現・和束町)
    • 笠置村 ← 笠置村、切山村、有市村、飛鳥路村(現・笠置町)
    • 大河原村 ← 南大河原村、北大河原村、野殿村、童仙房村(現・南山城村)
    • 高山村 ← 田山村、高尾村(現・南山城村)
    • 田村新田が綴喜郡井手村の一部となる。
  • 明治26年(1893年11月22日 - 木津村が町制施行して木津町となる。(1町18村)
  • 明治32年(1899年7月1日 - 郡制を施行。
  • 大正12年(1923年)4月1日 - 郡会が廃止。郡役所は存続。
  • 大正15年(1926年)7月1日
    • 郡役所が廃止。以降は地域区分名称となる。
    • 上狛村が町制施行して上狛町となる。(2町17村)
  • 昭和3年(1928年2月11日 - 加茂村が町制施行して加茂町となる。(3町16村)
  • 昭和6年(1931年10月1日 - 狛田村・祝園村・稲田村が合併して川西村が発足。(3町14村)
  • 昭和9年(1934年1月1日 - 笠置村が町制施行して笠置町となる。(4町13村)
  • 昭和17年(1942年)7月1日 - 木津町に相楽郡を管轄する相楽地方事務所を設置。
  • 昭和26年(1951年)4月1日(4町9村)
    • 相楽村が木津町に編入。
    • 川西村・山田荘村が合併して精華村が発足。
    • 当尾村・瓶原村が加茂町に編入。
  • 昭和29年(1954年12月15日 - 西和束村・中和束村・東和束村が合併して和束町が発足。(5町6村)
  • 昭和30年(1955年)4月1日(6町4村)
    • 大河原村・高山村が合併して南山城村が発足。
    • 精華村が町制施行して精華町となる。
  • 昭和31年(1956年
    • 8月1日 - 上狛町・高麗村・棚倉村が合併して山城町が発足。(6町2村)
    • 9月30日 - 湯船村が和束町に編入。(6町1村)
  • 平成19年(2007年3月12日 - 山城町・木津町・加茂町が合併して木津川市が発足し、郡より離脱。(3町1村)

変遷表[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 右記のほか今井新田が記載されているが詳細不明。
  2. ^ a b 木津郷9村(上津村・南川村・枝村・梅谷村・小寺村・千童子村・鹿背山村・大路村・市坂村)の惣郷持ち。本項では村数に数えない。
  3. ^ 記載なし。
  4. ^ 記載では管轄が小泉県ではなく京都府となっているが、平尾村と一体に扱われることがあったため混同されたとみられる。

参考文献[ソースを編集]