なら歴史芸術文化村

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なら歴史芸術文化村
地図
施設情報
専門分野 文化財、芸術交流
事業主体 奈良県
管理運営 やまとの道コンソーシアム(株式会社ネクスト・アクシス 株式会社まほろばホールディングス 太平ビルサービス株式会社)
建物設計 大建設計[1]
開館 2022年令和4年)3月21日[2][3]
所在地 632-0032
奈良県天理市杣之内町437-3
最寄駅 天理駅
最寄IC 天理ICまたは天理東IC
外部リンク 公式ウェブサイト
プロジェクト:GLAM
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なら歴史芸術文化村
所在地
632-0032
杣之内町437-3[4]
登録路線 国道25号
登録回 第55回 (29016)
登録日 2021年6月11日[5][6][7]
開駅日 2022年3月21日[2][3][8]
営業時間 9:00 - 18:00
(伝統工芸品ショップ・農産物直売所)
9:00 - 17:00
(情報発信スペース)
外部リンク
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テンプレート プロジェクト道の駅

なら歴史芸術文化村(なられきしげいじゅつぶんかむら)は、奈良県天理市杣之内町(そまのうちちょう)にある[2][3]複合文化施設である。道の駅としても登録されており[3]道の駅なら歴史芸術文化村(みちのえき なられきしげいじゅつぶんかむら)の名称で登録されている[6][7]

概要[編集]

2022年令和4年)3月21日に開業[2][3]奈良県が総工費約100億円をかけて整備した[2][3][9]

奈良県内に散在する文化財修復施設を集約し、修復に必要な伝統工芸の人材育成をすすめ、文化財や芸術に触れる機会を設け観光、産業の振興、賑わいの創出を行うことを目的としている[5][10]日本では初めてとなる、4分野(仏像彫刻絵画書跡等・歴史的建造物考古遺物)の文化財修復工程の見学が1年を通して実施している[2][3][9]

また、当施設の総括責任者として、近畿日本鉄道(近鉄)の元社員で広報を担当していた福原稔浩が就任している[3][11][12]

当初は「奈良県国際芸術家村」の仮称で整備され、平成30年度重点道の駅として選定されている[13]

施設[編集]

施設は4棟で構成されている[5][9]

休館日[編集]

アクセス[編集]

公共交通機関

周辺[編集]

脚注[編集]

  1. ^ “【歴史文化を世界へ】奈良県天理市の「国際芸術村」が起工 世界のクリエイティブ融合の場に”. 建設通信新聞. (2018年7月12日). https://www.kensetsunews.com/web-kan/215209 2022年3月21日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h i “なら歴史芸術文化村が開村 歴史文化伝える拠点に”. 朝日新聞デジタル. (2022年3月22日). オリジナルの2022年3月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220322134807/https://www.asahi.com/articles/ASQ3P7375Q3PPOMB004.html 2022年8月10日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m “「なら歴史芸術文化村」オープン 文化発進、観光拠点に”. 奈良新聞デジタル. (2022年5月13日). オリジナルの2022年5月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220513081452/https://www.nara-np.co.jp/web/20220509145721.html 2022年8月10日閲覧。 
  4. ^ a b c d e f g h 『道の駅ハイパーガイドブック2022-2023』八重洲出版、2022年4月28日、173頁。 
  5. ^ a b c 「道の駅」の第55回登録について 〜今回6駅が登録され、全国で1,193駅となります〜』(PDF)(プレスリリース)国土交通省道路局、2021年6月11日https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001408475.pdf2022年3月21日閲覧 
  6. ^ a b c 国交省、「道の駅」6駅を新規登録。新たに「防災道の駅」も選定開始、広域的防災拠点として重点支援”. トラベルWatch (2021年6月11日). 2022年8月10日閲覧。
  7. ^ a b c 「道の駅」新たに6駅追加 キャンプカーOK・文化財修復施設・沖縄北端部など特色豊か”. 乗りものニュース (2021年6月12日). 2022年8月10日閲覧。
  8. ^ “なら歴史芸術文化村が21日にオープン 文化財修復を公開”. 日本経済新聞. (2022年3月18日). https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF186HU0Y2A310C2000000/ 2022年3月21日閲覧。 
  9. ^ a b c d e f 「なぜ?」に答える、奈良の歴史芸術文化を発信する複合施設”. Lmaga.jp (2022年4月17日). 2022年8月10日閲覧。
  10. ^ 基本理念及び基本方針” (PDF). 奈良県. 2022年3月21日閲覧。
  11. ^ 近鉄「名物広報マン」が転身、畑違いの第2の人生”. 東洋経済オンライン (2022年1月10日). 2022年8月10日閲覧。
  12. ^ “福原稔浩 元近鉄名物広報マン「なら歴史芸術文化村」総括責任者”. 中日新聞Web. (2022年4月1日). オリジナルの2022年4月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220401131529/https://www.chunichi.co.jp/article/445348 2022年8月10日閲覧。 
  13. ^ 平成30年度重点道の駅 - 国土交通省
  14. ^ ちょいのりサービス「mobi」合弁会社の事業開始』(プレスリリース)KDDI、2022年4月21日https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2022/04/21/6010.html2022年8月10日閲覧 
  15. ^ 「なら歴史芸術文化村」へのアクセスについて』(プレスリリース)奈良交通、2022年7月27日https://www.narakotsu.co.jp/news/news_1393.html2022年8月10日閲覧 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]