トウモロコシ茶

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トウモロコシ茶
Oksusu-cha.jpg
トウモロコシ茶
各種表記
ハングル 옥수수차
漢字 玉――茶
(玉薥薥茶)[注釈 1]
発音ススチャ
日本語読み: おくすすちゃ
[とうもろこし]ちゃ
RR式 oksusu-cha
MR式 oksusu-ch'a
英語表記: corn tea
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トウモロコシ茶 (: 옥수수차: corn tea)は、トウモロコシを原料とした茶外茶。韓国で広く親しまれている[1]。ノンカフェイン飲料であり、ほのかに甘い香りが特徴的である。海外ではコーン茶とも呼ばれることもある。韓国内では麦茶と並び、多くの飲食店で提供される穀物茶のひとつ。

概要[編集]

伝統的には乾燥させたトウモロコシの粒を炒り、煮出してトウモロコシ茶とする[2]大韓民国では家庭で作られるほか、現代ではティーバッグペットボトル飲料として市販もされている[2]。韓国の民間療法では、むくみの改善や血圧低下、胆汁の分泌促進などに効果があるとされている[1]。むくみの改善については、トウモロコシに含まれるカリウム利尿作用が影響すると考えられる[1]

また、韓国ではトウモロコシのひげ(雌蕊)を煮出す茶もある[2]。こちらはオクスススヨムチャ옥수수수염차: トウモロコシのひげ茶)と呼ばれ、カリウムとポリフェノールを含む[1]。民間療法においては、利尿作用のほか尿道炎英語版浮腫結石に対する改善効果があるとされている[1]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 玉薥薥(オスス)」の「薥薥(スス)」は朝鮮の国字表記であるが、「수수(スス)」は元来モロコシ(タカキビ、コーリャンとも言う)のことである。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 佐藤幸子 et al. 2019, p. 17
  2. ^ a b c 鈴木寿美子 (2019年8月7日). “食材「トウモロコシ」の知られざる働きとそのレシピ”. 米沢日報. 2020年6月14日閲覧。

参考文献[編集]

  • 佐藤幸子、渡邉菜月、浜守杏奈、松岡康浩「韓国の伝統茶について」『実践女子大学生活科学部紀要』第56号、実践女子大学、2019年3月、 9-22頁、 doi:10.34388/1157.00002026ISSN 2433-6645NAID 120006622032

関連項目[編集]