チョウマメ

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チョウマメ
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: マメ目 Fabales
: マメ科 Fabaceae
: チョウマメ属 Clitoria
: チョウマメ C. ternatea
学名
Clitoria ternatea L.
和名
チョウマメ、蝶豆
英名
Clitoria ternatea

チョウマメ蝶豆、学名:Clitoria ternatea L.)は、マメ科の植物。

多年草だが、冬までに寒さで枯れてしまうことがあり、一年草として扱うことが多い。タイではอัญชัน (アンチャン)と呼ばれるほか、英語圏ではバタフライピー(Butterfly pea)と呼ばれている。葉は飼料、未熟豆は食用に使われることが多い。

日本では株式会社バタフライピ―研究所が「バタフライピ―」を紹介したことで認知された。[1]

特徴[編集]

青色を発色するデルフィニジン系色素の一種であるテルナチンが含まれており[2]、チョウマメの花の搾り汁によって、お菓子などの染料として使用することが多い。チョウマメの抽出液は鮮やかな青色をしている。バタフライピー抽出液にライムレモンをいれると、紫色に変化する特徴がある[3]

食品・飲料として[編集]

前述のように、花の搾り汁を使いお菓子にしたり、花茶として、青いハーブティーなどが作られる。ご飯に加えて青いご飯も楽しむことができる。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 報道制作局, 琉球朝日放送. “バタフライピー産業推進団体が発足”. QAB NEWS Headline. 2023年8月23日閲覧。
  2. ^ バタフライピーによる美容・健康効果”. molfon. 2021年1月27日閲覧。
  3. ^ バタフライピーへの圧倒的なこだわり - 日本初バタフライピー専門ブランドmolfon”. molfon. 2021年1月27日閲覧。

外部リンク[編集]