龍泉洞
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龍泉洞(りゅうせんどう)とは岩手県岩泉町にある鍾乳洞。総延長1,200m(日本59位)。日本三大鍾乳洞に選ばれている。岩泉湧窟(いわいずみわっくつ)ともいう。
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[編集] 概要
全長は2.5km以上とも5km以上とも言われている。しかし実際には40年以上前に洞窟探検家が潜水事故を起こして以来調査されていないので、あくまでも予測の数値である。水深98mの第3地底湖、120m以上ある第4地底湖(未公開)等、全部で7つの地底湖を持っていることで知られている。1938年(昭和13年)12月14日に洞窟及び生息するコウモリ類が「岩泉湧窟及びコウモリ」として日本国の天然記念物に指定されている。キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリ、モモジロコウモリ、ウサギコウモリ及びテングコウモリの5種のコウモリ類が確認されており、洞窟内からコウモリ類が飛び出すのを見ることもある。
観光整備工事中の1967年(昭和42年)に龍泉洞入口の向かい側に龍泉新洞が発見され、洞内から多数の土器・石器などが発見された。龍泉新洞はトレース調査により龍泉洞の下流部分にあたるとされているが、実際に水中部を潜り調査したことはない。だが、いくらかの調査に基づいて、龍泉洞の水が再度地下にもぐりこみ、清水川の下を「第二の川」のように流れ、龍泉新洞の「泉」で湧いていることが判っている。おおよそ5分ほどで、龍泉洞のしみこむ地点から、龍泉新洞の「泉」まで、到達していると言われる。
龍泉洞の水は世界でも、有数の透明度を誇っていることでも有名。これは、地下深くに潜り込んだ沢の水が、地底湖で湧出するためである。良質の腐葉土によって濾過され、また、地中の石灰質を多く溶かし込んでいるので、味がしっかりとしたものとなっている。名水百選に選定されている。
岩泉町(龍泉洞)近くに日本洞穴学研究所がある。最近では、安家洞が日本で最長の洞窟であると騒がれているため、龍泉洞はそれほど学術的には注目されていない(但し非公開にされている地域は、研究されているから除く)が、その美しさゆえに、デート・スポットとして、関東や近隣の都市から車で多くの男女がやってくる。
[編集] 歴史
- 1938年(昭和13年) - 「岩泉湧窟及びコウモリ」として国の天然記念物に指定。
- 1962年(昭和37年)12月 - 洞窟探検家による死亡事故。
- 1967年(昭和42年) - 龍泉新洞発見。
- 1981年(昭和56年)- NHK特集「竜泉洞探検」撮影:須賀次郎。
- 1998年(平成10年) - 安家洞のテレビ番組前に潜水撮影(第1地底湖)。
- 2007年(平成19年) - 日本の地質百選に選定。
[編集] アクセス
あるいは、小川タクシー(時刻表による路線バス的な乗合タクシー、龍泉洞までは190円)安家洞線…龍泉洞・安家洞方面(土曜休日運休)。 なお電話でタクシーを呼んで純粋なタクシーとして行った場合は1500円前後かかる。
または岩泉駅から徒歩でも20~30分なので、行けない距離ではない。
[編集] 関連事項
[編集] 参考文献
- 花井正光 「岩泉湧窟およびコウモリ」 『日本の天然記念物』 加藤睦奥雄ら監修、講談社、1995年、728頁、ISBN 4-06-180589-4。
[編集] 外部リンク
- 龍泉洞(岩泉町)
- 国指定文化財 データベース(文化庁)
- いわての文化情報大辞典 - 岩手県地域振興部NPO・文化国際課

