愛国駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 愛国駅 | |
|---|---|
駅舎正面(2007年8月撮影)
|
|
| あいこく - Aikoku | |
|
◄北愛国 (4.3km)
(5.7km) 大正►
|
|
| 所在地 | 北海道帯広市愛国町 |
| 所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
| 所属路線 | 広尾線 |
| キロ程 | 11.0km(帯広起点) |
| 電報略号 | アコ |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 1面1線 |
| 乗降人員 -統計年度- |
742人/日 -1981年(昭和56年)- |
| 開業年月日 | 1929年(昭和4年)11月2日 |
| 廃止年月日 | 1987年(昭和62年)2月2日 |
| 備考 | 広尾線廃線に伴い廃駅 |
1977年の愛国駅と周囲約500m範囲。下が広尾方面。周囲は札内川流域の平坦な畑作地帯。 無人化に伴ない、既に駅裏側(下り)ホームは撤去されているが、線路はそのまま残されている。駅舎も開業以来の木造のものが残され、その横にある帯広側の貨物ホームにも引込み線が残されている。駅裏の広尾方面にはストックヤードがあって、貨物線が帯広側から分岐した後さらに2線に分岐してヤードの中央に敷かれており、かつて道路の整備される昭和30年代中頃までは札内川で採取された川砂の搬出に使用されていたが、これらも撤去されずに残されている。赤茶色の細長いものは保線用のレールの束。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。
愛国駅(あいこくえき)は、北海道帯広市愛国町にあった、日本国有鉄道(国鉄)広尾線の駅(廃駅)である。広尾線の廃止に伴い1987年に廃止された。
同線には幸福駅があり、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともにブームを巻き起こした。
目次 |
[編集] 駅構造
廃止時点では、単式ホーム1面1線を有する無人駅であったが、当初は相対式ホーム2面2線を有する列車行き違い可能駅であった。
[編集] 駅名の由来
駅名の由来となった地名は「愛国青年団」という名の開拓団があったことによる。
[編集] 歴史
- 1929年(昭和4年)11月2日 - 鉄道省広尾線の駅として開業。一般駅。
- 1974年(昭和49年)12月15日 - 貨物・荷物取扱い廃止。無人化。
- 1979年(昭和54年)8月1日 - 駅舎改築。記念乗車券4万5千枚販売。
- 1987年(昭和62年)2月2日 - 廃止。
[編集] 駅跡・周辺
愛国駅の駅舎は改修され、交通記念館となっている。館内では当時使用していた切符、パネル、蒸気機関車(19671号)を展示している。記念館横には愛国駅から幸福駅までの片道乗車券を模したモニュメントが設置されている。
また、記念館を含む周辺は公園として整備され、ハート型の噴水、遊具、バーベキュー小屋などが設置されている。
- 愛の国郷土博物館
- 北海道道595号愛国停車場線・北海道道962号愛国停車場古舞線
- 国道236号
- 帯広広尾自動車道帯広川西インターチェンジ
- 愛国簡易郵便局
- 十勝バス「愛国」停留所
[編集] 「愛の国から幸福へ」ブーム
詳細は「幸福駅#「愛の国から幸福へ」ブーム」を参照
1973年(昭和48年)3月、NHKの紀行番組で幸福駅と共に紹介され、一大ブームとなり、 愛国駅は、南へ2つ目の幸福駅とともに、縁起の良い地名として取り上げられ、「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで全国的な人気を博した。1978年(昭和53年)7月、「愛国→幸福」の乗車券発売枚数が10,000,000枚を突破。釧路鉄道管理局により駅前に記念碑が設置される。現在は駅前の商店で乗車券のレプリカが専用のケース(キーホルダー)と共に販売されているほか、十勝バスでも愛国→幸福のバス乗車券を販売する。
-
駅構内に保存されている国鉄9600形蒸気機関車の19671号機(2007年8月撮影)
-
駅前に放置されている国鉄ヨ3500形貨車を利用した国鉄売店跡(ヨ4353号車)(2007年8月撮影)
[編集] 隣の駅
|
|||||