弥山 (広島県)
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| 弥山 | |
|---|---|
山上からの眺め |
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| 標高 | 535 m |
| 所在地 | |
| 位置 | 北緯34度16分47秒 東経132度19分11秒 |
| 山系 | (独立峰) |
| 種類 | 火成岩 |
弥山(みせん)は広島県廿日市市宮島町の宮島(厳島)の中心にそびえる山。古くからの信仰の対象になっている。
目次 |
[編集] 概要
山頂には三階建ての展望台がある。伊藤博文は「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と絶賛した[1]。
周辺海域(瀬戸内海)および島全体として、瀬戸内海国立公園内に位置しており、弥山の山麓は、世界文化遺産として登録されている厳島神社の世界文化遺産区域内にあたる。
北側斜面には、国の天然記念物となっている「瀰山原始林」が存在し、暖温帯性針葉樹のモミと南方系高山植物ミミズバイの同居やヤグルマの群落など、特異な植物・植生の分布が見られる。登山中には鹿に出会うこともある。
806年に弘法大師(空海)が弥山を開基し、真言密教の修験道場となる[2]。 山頂付近には御山神社(みやまじんじゃ)、山頂付近から山麓にかけては大聖院の数々本お堂、裾野には厳島神社を配し、信仰の山とし古くから参拝者が絶えない。
山名については、山の形が須弥山に似ていることからという説や、元は「御山」(おやま、みやま)と呼んでいたのが「弥山」となったという説などがある。なお、山頂にある三角点の名称は「御山」である。
[編集] 登山経路
大聖院コースから見た厳島神社
宮島桟橋から厳島神社まで来るとその周辺から山頂まで主に7つの登山経路が存在する。
- 宮島ロープウエーコース
- 紅葉谷駅から宮島ロープウエーに乗り、獅子岩駅で下車し山頂に登ることができる。
- 紅葉谷公園入口から紅葉谷駅までは無料のシャトルバスも運行されている。
- 紅葉谷コース
- 紅葉谷公園から紅葉谷川に沿って登ることができる。坂道が多いコースで、所要時間は約90分[2]。
- 夕日観音コース
- 紅葉谷公園から夕日観音を経由する。
- 大聖院コース
- 大聖院から仁王門跡を経由する。石段が多いコースで、所要時間は90分〜120分。
- 大元公園コース
- 大元公園から岩屋大師を経由する。所要時間は約120分。
[編集] 弥山の七不思議
- 消えずの霊火(きえずのれいか)
- 平安時代(大同元年(806年))、弘法大師(空海)が宮島で修行をした時に焚かれた護摩の火がおよそ1200年間、昼夜燃え続け、元火の絶えない霊火。不消霊火堂(きえずのれいかどう)にある。大茶釜の湯は、万病に効く霊水と言われている。広島平和記念公園の平和の灯の元火の一つとなった。
- 干満岩(かんまんいわ)
- 大きな岩の側面に開いた小さな穴で、その中の水は海の潮が満ちると溢れ、潮が引くと乾くと言われている。
- 曼荼羅岩(まんだらいわ)
- 弥山本堂の南側に数十畳の大岩があり、弘法大師が筆したものを、石面に梵字と真字で「三世諸物天照大神宮正八幡三所三千七百余神云々」と彫り込まれている。
- 錫杖の梅(しゃくじょうのうめ)
- 弥山本堂のすぐ脇の梅の木で、弘法大師が立てかけた錫杖が、根を張り八重紅梅が美しく咲き始めたといわれている。また弥山に不吉な兆しがあるときは咲かないともいわれている。
- 時雨桜(しぐれざくら)
- 晴天の日でも、この桜の木の下だけは時雨のように露が落ちていたといわれる桜。現在は枯れてしまい現存しない。
- 龍頭の杉(りゅうとうのすぎ)
- 旧正月元日の夜から6日間、宮島周辺の海面にたくさんの灯火が現れる。これを「龍灯」といい、この龍燈が最もよく見えた弥山の大杉が龍灯杉と伝えられていた。現存していない。
- 拍子木の音(ひょうしぎのおと)
- 人気のない深夜に拍子木の音が聞こえると言われ、天狗の仕業だろうと伝えられている。
[編集] 出典
- ^ JTB るるぶ情報版 中国4 広島 宮島 尾道 呉 岩国 '10 2009年8月1日初版発行 p21
- ^ a b 社団法人宮島観光協会
[編集] 関連項目
- 厳島(宮島)