室堂

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室堂(むろどう)

  1. 室堂 - 立山の登山拠点(立山室堂)。標高約2,450m
  2. 室堂 - 白山の登山拠点(白山室堂)。標高約2,450m。
  3. むろどう - 列車の名前。

本項では「立山室堂(立山の登山拠点)」について解説する。


立山から望む室堂平と大日連峰
手前の建物が重要文化財の室堂
奥の大きな建物は現在の室堂小屋

室堂(むろどう)および室堂平(むろどうだいら)は、富山県中新川郡立山町芦峅寺にある[1]立山火山の活動によって形成された弥陀ヶ原溶岩台地の上部地域である。

目次

[編集] 概要

飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰にあり、一帯は中部山岳国立公園の特別保護地区及び特別地域である[2]。 近年では、室堂といえば室堂ターミナル[3]周辺の室堂平一帯を指す。

室堂は立山黒部アルペンルートのコース上にあり、立山剱岳登山の拠点となっている。 室堂ターミナル付近にあるミクリガ池ミドリガ池立山火山火口湖であり、地獄谷では現在でも火山性ガス硫黄などの噴出物がある。周辺に遊歩道が整備され観光スポットとなっている。この地下から湧き出す温泉は、周辺のホテル山小屋などの宿泊施設に供給されている。

[編集] 由来

本来「室堂」とは室堂ターミナルから徒歩10分ほどのところにある江戸時代の建物のことで、元来は修験者が宿泊したり祈祷を行った堂であり、のちに立山に登拝する宗教登山者の基地となった。建材として美女平タテヤマスギが使われている。この建物は「室堂小屋」あるいは「立山室堂」と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。

新たな室堂山荘を隣接地に新築した上で、それまで山小屋として使われていたこの室堂小屋の建物は大規模な復元修理が行われた後、貴重な歴史的建造物として保存され、内部が有料で一般公開されている[4]。現存する建物は加賀藩の援助で18世紀に建てられたものだが、最初のものは14世紀に建てられたと考えられている。

[編集] 立山玉殿の湧水

立山玉殿の湧水

立山玉殿は室堂駅の東100m程に位置する「玉殿岩屋」に湧く「立山開山記」[5]にも記載されている湧水を言う。1968年昭和43年)立山黒部アルペンルートの立山連峰を貫く立山トンネル掘削作業中に雄山の直下の破砕帯から日量2万t、水温2 - 5℃の地下水が噴出した。この水が室堂バスターミナル後方の場所まで引かれ水飲み場が設けられている。また、この水はホテル立山水道水としても利用されている。ほか「立山黒部サービス」ではこの湧水を全国に販売している。なお、市販されている湧水では全国で一番高いところで採取されている。水飲み場は5月下旬から10月下旬迄利用できる。1985年昭和60年)立山玉殿の湧水として、名水百選[6]の一つに指定された。

[編集] 周辺施設など

[編集] 交通アクセス

富山県富山市方面から
立山駅まで電車や自家用車などで移動、そこから立山ケーブルカー立山高原バスを乗り継いで室堂ターミナルへ至る。自動車では富山平野から観光バス利用で立山有料道路を使って到達できるが、マイカー規制により自家用車は乗り入れできない。[11]

長野県大町市方面から
扇沢駅まで自家用車や路線バスで登り、そこから関電トンネルトロリーバス黒部ダム駅へ、ダム上を歩き黒部湖駅から黒部ケーブルカーに乗る。黒部平から立山ロープウェイ、そして立山トンネルトロリーバスと乗り継いで室堂ターミナルに到達する。

これ以外の方法では本格的な登山となる。

[編集] その他

NTTドコモ北陸[12]は、2008年3月25日午前0時で、立山室堂地区における「mova」の利用を停止した。4月1日以降は3Gサービス「FOMA」などしか利用できなくなった。NTTドコモグループが2Gのサービスを打ち切ったのはこれが初めてであった。

ソフトバンクモバイルでも同様に、同年3月24日午前0時に2Gのサービスを停止し、4月1日に3Gのサービスを開始した。

なお、auはこれ以前より3Gの利用が可能であった。ウィルコムもサービスエリアであるとしているが、イー・モバイルは圏外である。

[編集] 関連項目

[編集] 室堂の風景

TATEYAMA-MURODOU-DAIRA.JPG 20 Tateyama from Mikurigaike 1998-7-17.jpg Mt Oku-dainichi02s4592.jpg 20090503yukinoohtani02.JPG
雄山から望む室堂平 立山ミクリガ池室堂山荘 パノラマロードから望む大日連峰 雪の大谷

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

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  1. ^ その郵便番号は930-1414。
  2. ^ 1934年(昭和9年)12月4日に指定。中部山岳国立公園の概要 環境省、2011年2月12日閲覧。
  3. ^ 立山高原バスターミナル、立山トンネルトロリーバス駅、ホテル立山が一体となった建物である。
  4. ^ かつて山小屋として使用された建物としては日本最古である。
  5. ^ 立山信仰と立山曼荼羅の解説 - 立山博物館
  6. ^ 立山玉殿の湧水 - 名水百選 -環境庁
  7. ^ 立山自然保護センター 富山県、2011年2月12日閲覧。
  8. ^ 富山県立山センター 富山県、2011年2月12日閲覧。
  9. ^ 登山者のための山小屋として、日本最古の山小屋は、1906年(明治39年)に松沢貞逸が開業した白馬山荘
  10. ^ 夏期山岳診療所 日本登山医学会、2011年2月12日閲覧。
  11. ^ 称名滝から、八郎坂を登って徒歩で登ってくることができる(立山古道)。
  12. ^ (2008年7月1日NTTドコモに合併、北陸支社に改組)
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