キクガシラコウモリ

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キクガシラコウモリ
保全状況評価
LOWER RISK - Near Threatened
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
Status iucn2.3 NT.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: コウモリ目 Chiroptera
亜目 : コウモリ亜目 Microchiroptera
上科 : Rhinolophoidea
: キクガシラコウモリ科
Rhinolophidae
亜科 : キクガシラコウモリ亜科
Rhinolophinae
: キクガシラコウモリ属 Rhinolophus
: キクガシラコウモリ
R. ferrumequinum
学名
Rhinolophus ferrumequinum
(Schreber, 1774)
和名
キクガシラコウモリ
英名
Greater horseshoe bat

キクガシラコウモリ(菊頭蝙蝠、Rhinolophus ferrumequinum)は、動物界脊索動物門哺乳綱コウモリ目(翼手目)キクガシラコウモリ科キクガシラコウモリ属に分類されるコウモリ

目次

[編集] 分布

ユーラシア大陸イギリス日本モロッコ

[編集] 形態

体長6.3-8.2cm。尾長2.8-4.5cm。下唇の裸出板は2つに分かれる。鼻葉をの花に例えたことが和名の由来とされる。

[編集] 生態

夜行性で、昼間は洞窟や民家等で休む。繁殖期を除いて雌雄別々の群れを形成し生活する。冬季になると洞窟等で冬眠する。

食性は動物食で、コガネムシカゲロウなどの昆虫類を食べる。森林等を低速で飛行しながら獲物を捕食し、時には樹上や地表にいる獲物も捕食する。

繁殖形態は胎生。1回に1頭の幼獣を産む。母親は、幼獣が口で擬乳頭を後肢が母親に抱きついた状態のまま飛翔することが多い。メスは多くの個体が生後3年で性成熟する。20年以上生きた例もある。

[編集] 人間との関係

ねぐらや冬眠場所である洞窟の減少等により、生息数は減少している。

日本では1929年(昭和4年)12月17日に「西湖蝙蝠穴およびコウモリ」、1938年(昭和13年)12月14日に「岩泉湧窟及びコウモリ」として、西湖蝙蝠穴と岩泉湧窟の個体が国の天然記念物に指定されている[1][2]

2003年のSARSアウトブレイク以降、中国国内に棲息するキクガシラコウモリがSARS-コロナウイルス(SARS-CoV)に類似したウイルスを保有していることが分かり、SARS-CoVの大元の保有動物として注目されている。

[編集] 画像

[編集] 脚注

  1. ^ 花井正光 「岩泉湧窟およびコウモリ、西湖蝙蝠穴およびコウモリ」 『日本の天然記念物』 加藤睦奥雄ら監修、講談社、1995年、728頁、ISBN 4-06-180589-4
  2. ^ 岩泉湧窟及びコウモリ(いわての文化情報大辞典) - 岩手県地域振興部NPO・文化国際課

[編集] 関連項目

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

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