船の科学館
Museum of Maritime Science |
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| 施設情報 | |
| 専門分野 | 船舶 |
| 管理運営 | 財団法人日本海事科学振興財団 |
| 開館 | 1974年7月20日 |
| 所在地 | 〒 東京都品川区東八潮3-1 |
| 位置 | 北緯35度37分13.2秒 東経139度46分20.5秒 / 北緯35.620333度 東経139.772361度 座標: 北緯35度37分13.2秒 東経139度46分20.5秒 / 北緯35.620333度 東経139.772361度 |
船の科学館(ふねのかがくかん Museum of Maritime Science)は、1974年(昭和49年)7月に竣工・開館した東京都品川区東八潮の東京臨海副都心にある博物館。2011年9月末日をもって本館展示を休止したものの、同年10月より南極観測船「宗谷」の展示公開を中心とした博物館活動に移行している。現在も、各種のイベントを継続して実施中である。
目次 |
[編集] 概要
船舶や海運、海洋開発、海上保安に関する事柄を中心に展示する海事博物館である。船舶の構造・歴史の解説や、エンジンなど各種機器の展示を行ってきた。開館当時は東京臨海副都心で最初の建築物といえる建物で、1978年(昭和53年)からおよそ1年間にわたって同館周辺で開催された宇宙科学博覧会では1期・2期の両期で1100万人もの来場者を集めた。開館以来、同館の運営には日本財団(旧・日本船舶振興会)がボートレースの収益を元に支援を行っており、競艇とも関わり合いの深い施設である。
[編集] 休館
2011年9月30日をもって本館展示を無期限で休止し、「羊蹄丸」の展示保存を終了した。本館建屋は展示休止時点で築40年弱という施設老朽化の他、同年3月11日に発生した東日本大震災の影響でホールの天井が落ちるなどの影響を受けていた。[要出典]「羊蹄丸」については維持費負担の点から国内法人に無償譲渡する方針で、譲渡先の選定が進められている。休館は同年7月1日に公表され、同月20日から休館日までは謝恩価格として入館料を大人200円まで引き下げた。
翌10月1日以降は、南極観測船「宗谷」の公開と屋外展示物の公開、体験教室プールにおける各種イベントの開催により博物館活動を継続している。今後、本館展示や収蔵品を撮影した画像等を公式ホームページに掲載し、インターネットを通じて公開するという「バーチャル博物館」の試みを推進するとともに、本館展示のリニューアルを検討するとしているが、老朽化した施設の処置も含め具体的な内容は明らかでない[1]。
[編集] 本館
2011年10月より展示休止中。
建物自体がクルーズ客船「クイーン・エリザベス2号」をモチーフにした船の形をしている。展示内容も実物の船の構造にあわせ、1階が機関関連展示及び船の歴史、ブリッジを模した構造の6階が操舵室関連展示になっていた。船の煙突・マストに相当する部分は展望台。
また、海上保安庁の信号所(東京港内交通管制室)も本館3階にあり、業務をガラス越しに見学できる。博物館の中心に設置されている船舶用ディーゼルエンジン(実物)は、建物の建設に先立って現地に搬入・設置され、その後に建物が建設された。
[編集] 別館
以下施設は2006年頃まで「本館・宗谷・羊蹄丸共通入館券」という本館入館券に大人300円(小児200円)増しの券、あるいは羊蹄丸と宗谷の入館のみの「羊蹄丸券(同600円(小児300円))」の入館券が必要であった。その後「本館・宗谷入館券」となり羊蹄丸が名目上無料開放された後、2008年頃に本館・宗谷共通入館券も撤廃された。無料開放後の羊蹄丸・宗谷は本館入館券を提示のうえ無料入館するか、(入館券が無い場合)運営維持のための募金箱へ善意を求められる形態となっている。なお、公開施設が宗谷のみとなった本館休止以降、入館料は無料となっている。
[編集] 南極観測船「宗谷」
詳細は「宗谷 (船)」を参照
[編集] 青函連絡船「羊蹄丸」
詳細は「フローティングパビリオン羊蹄丸」を参照
- 2011年9月30日保存展示終了[1]。年間3,000万円の維持費を本館休館中に支出できないため、無償譲渡される予定である。
- 過去には「マリンウェディング」と呼ばれる結婚式が船内のホールで行われることもあった。
[編集] 屋外展示
- 潜水艇「たんかい」
- 深海潜水艇「PC-18(模型)」
- 深海大気潜水服「JIM」
- 双胴船「マリンエース」 - 日本で初めて完成した実験船。
- 超伝導電磁推進装置 - ヤマト1に搭載されていたもの。船体は神戸海洋博物館にて屋外展示されている。
- 海底ハウス「歩号1世」
- 九十九里の木造漁船
- 長崎五島列島の大瀬崎灯台(復元)
- 三重安乗埼灯台(移築)
- 東京灯船の灯器
- 大型スクリュープロペラ
- ナヒーモフ号主砲
- 戦艦「陸奥」主砲砲身一門
- 笹川良一像(孝養の像など)
[編集] 過去の展示物
- 二式大艇 - 2004年4月末、海上自衛隊鹿屋航空基地資料館へ移管。
- 2003年5月から2004年2月まで、東シナ海にて九州南西海域工作船事件で自沈、引き上げられた不審船(北朝鮮の武装工作船)が展示。この工作船は2004年12月10日から横浜海上防災基地内の「海上保安資料館横浜館」にて展示されている。
- しんかい2000 - 2006年7月15日から8月31日まで、屋外特設会場で企画展示[2]。
- 戦艦大和(1/20模型) - 映画「連合艦隊」に使用した大型模型を野外展示。2007年頃、劣化のため撤去。
- トルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタテュルク騎馬像 - トルコ政府寄贈の像の取り扱いが国際問題化したため新潟県の旧柏崎トルコ文化村から修復で移され短期野外展示。2010年5月、和歌山県東牟婁郡串本町へ移設された。
[編集] 体験教室プール
2008年で遊泳の営業を終了したシーサイドプールを利用し、体験学習教室を実施。
詳細は「船の科学館体験教室プール」を参照
[編集] レストラン・売店
- シーサイドレストラン海王
- 一般団体向けメニュー、修学旅行向け特別メニュー、個人向けメニューがある。多目的ホールも併設し、結婚式の披露宴、研修会、セミナーなど幅広い利用が可能。
- 2008年10月に「平成21年6月末日をもって閉店する」旨の告知があったが、営業を継続することとなった。
- マリンショップ
- 船舶に関連したお土産や模型、プラモデル、書籍など販売。
[編集] 交通機関
- 新交通システム・鉄道線
- ゆりかもめ『船の科学館駅』から徒歩2分。
- りんかい線『東京テレポート駅』から徒歩12分。
- 路線バス・『船の科学館駅前』下車
- 都営バス:海01系統(門前仲町駅・豊洲駅方面)・虹01系統(浜松町駅方面)・波01系統(品川駅方面、波01系統は日曜運休)
- 京浜急行バス:井30系統・森30系統・森40系統(大井町駅・大森駅方面)
- 水上バス
羊蹄丸傍にある「青海客船ターミナル」を『船の科学館前』船着場としている。同ターミナルは運航日のみ開設される。
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- 「い・ち・に・ち ゆらり旅」航路(年間15日程度運航)
[編集] 付属施設
- 東京海洋会館
船の科学館を運営する日本海事科学振興財団が、日本財団の支援のもと1974年に新宿区百人町(大久保駅近く)の不動産を買収して設置した「船の科学館付属研修施設」である。1988年12月に閉館した。
- ホテル海洋
東京海洋会館の建て替えにより21階建ての高層ホテルとしたもので、1992年開業。低層部はコンベンション施設で占められており、運営は引き続き日本海事科学振興財団の直営であった。2005年にリプラスロードへ売却され運営権が異動。その後、親会社のリプラスが経営破綻したことにより、オリックス不動産傘下でビジネスホテル ブルーウェーブインを運営する子会社ブルーウェーブが買収し、改装のうえ2010年7月20日にサービスアパートメント形態のマンスリーマンション・ウィークリーマンション「ハンドレッドステイ東京新宿」として開業している。
[編集] その他
1979年12月30日に放送された、『西部警察』第12話「ビッグバッド・ママ」で登場。 13号埋立地に停泊している貨物船で国外逃亡を企む犯人グループが東京都観光汽船のすみだ2号をジャックし貨物船に乗り込もうとした所を船の科学館に追い込み逮捕した。 本館がバックで映った他、海上での銃撃戦のシーンで「宗谷」も映った。
[編集] 出典
- ^ a b “船の科学館 本館展示の休止について”. 財団法人 日本海事科学振興財団 (2011年7月1日). 2011年7月8日閲覧。
- ^ “船の科学館における有人潜水調査船「しんかい2000」の展示協力について”. 海洋研究開発機構 (2006年7月13日). 2011年10月3日閲覧。
[編集] 外部リンク
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