有明パークビル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京臨海副都心 > 有明 (江東区) > 有明パークビル
有明パークビル
有明パークビルの位置(東京都区部内)
有明パークビル
情報
用途 ホテル、店舗、事務所[1]
設計者 安井建築設計事務所[1]
構造設計者 安井建築設計事務所[1]
施工 竹中三井佐藤日本国土東亜・日本建設企業共同体[1]
建築主 東京国際貿易センター[2]
構造形式 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造[1]
敷地面積 9,899.44 m² [1]
建築面積 7,712.02 m² [1]
延床面積 70,113.76 m² [1]
状態 完成
階数 ホテル棟 地下3階、地上22階、塔屋1階
オフィス棟 地下3階、地上8階[1]
高さ 89.5m[1]
エレベーター数 17基[1]
駐車台数 253台[1]
着工 1997年5月[1]
竣工 1999年5月[1]
開館開所 1999年6月29日[2]
所在地 東京都江東区有明3丁目7番11号
座標 北緯35度37分58.2秒 東経139度47分35.3秒 / 北緯35.632833度 東経139.793139度 / 35.632833; 139.793139 (有明パークビル)座標: 北緯35度37分58.2秒 東経139度47分35.3秒 / 北緯35.632833度 東経139.793139度 / 35.632833; 139.793139 (有明パークビル)
テンプレートを表示

有明パークビル(ありあけパークビル)は、東京都江東区有明三丁目にある超高層ビルである。

概要[編集]

都などが出資する第三セクターであった東京国際貿易センター(2003年社団法人東京国際見本市協会と統合。東京ビッグサイトとなる)が建設した複合ビルで、核施設となる「東京ベイ有明ワシントンホテル」と共に、1999年6月29日に開業した[2]

外観は首都高速湾岸線や新交通・ゆりかもめの視線にアピールするよう、緩やかにそして大きくカーブした形状に横方向のラインを強調したフォルム、鮮烈な白色タイルのベースと紫青色のラスタータイルのストライプによって、時間によって肌合いがデリケートに変化するよう造形した[3]

国際展示場駅から東京国際展示場(ビッグサイト)への人の流れを重視し[3]、これに面してビルの主エントランスである透明なアトリウムを置き[3]、ホテルの主エントランスについては、車がアプローチできるビッグサイト側に設けられている[3]

オフィス棟を一つの棟に完結させた一方で、ホテルと商業店舗を高層・低層に分けながら、一つの形態におさめた[3]。この低層(1~3階)にデイリーヤマザキマクドナルドココスなどの商業店舗・ホテルロビーとレストラン、宴会場を配している[3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 新建築 1999, p. 244.
  2. ^ a b c 「都の3セクが建設、有明パークビル、29日オープン」『日本経済新聞』東京版 1999年6月26日
  3. ^ a b c d e f 新建築 1999, p. 192.

参考文献[編集]

外部リンク[編集]