「島越駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
m 外部リンクを変更。
Cewbot (会話 | 投稿記録)
m Bot作業依頼: Template:駅情報への地図引数挿入 - log
6行目: 6行目:
|pxl = 300px
|pxl = 300px
|画像説明 = 2015年
|画像説明 = 2015年
{{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}}
|地図={{Infobox mapframe|zoom=14|frame-width=280|type=point|marker=rail}}
{{location map|width=240|Japan Iwate|label=島越駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=島越駅位置図(岩手県)|float=center}}
{{location map|width=240|Japan Iwate|label=島越駅|mark=MUTCD I-12.svg|marksize=12|caption=島越駅位置図(岩手県)|float=center}}
|よみがな = しまのこし
|よみがな = しまのこし

2020年2月15日 (土) 06:41時点における版

島越駅
2015年
しまのこし
SHIMANOKOSHI
岩泉小本 (8.5 km)
(2.0 km) 田野畑

地図

島越駅の位置(岩手県内)
島越駅
島越駅
島越駅位置図(岩手県)
所在地 岩手県下閉伊郡田野畑村1-1-20
北緯39度54分57.5秒 東経141度56分22.7秒 / 北緯39.915972度 東経141.939639度 / 39.915972; 141.939639座標: 北緯39度54分57.5秒 東経141度56分22.7秒 / 北緯39.915972度 東経141.939639度 / 39.915972; 141.939639
所属事業者 三陸鉄道
所属路線 リアス線
キロ程 125.6 km(起点)
電報略号 シコ
駅構造 高架駅
ホーム 1面1線
乗降人員
-統計年度-
39人/日
-2018年-
開業年月日 1984年昭和59年)4月1日
テンプレートを表示
ホーム
旧駅舎(2010年5月)
東日本大震災後の島越駅
津波の直撃を受けた駅舎は消失し、高架橋は崩落した。(2011年6月29日)

島越駅(しまのこしえき)は、岩手県下閉伊郡田野畑村にある三陸鉄道リアス線である。

駅の愛称は「カルボナード」。宮沢賢治の童話『グスコーブドリの伝記』の舞台の一つ、カルボナード火山島に由来する。

歴史

駅構造

  • 簡易委託駅
  • 再建された駅は松前川より北側の築堤に隣接するかさ上げ盛土の上に移転している。震災前は駅舎もホームも松前川の南側にあった。
  • 駅舎は八角形の塔屋や屋根に初代駅舎の面影を持つ。中央にある改札口、コンコースを挟んで北側に待合室と展示室、南側にきっぷ売場・駅務室と売店・飲食スペースがある。塔屋にはらせん階段が付けられていて、2階の展望台に行くことが出来る。なお、クウェートの援助によって再建されている。
  • ホームは単式ホーム1面1線であり、駅舎とは同じ高さに併設されている。
  • この付近の路線は震災前の高架構造から津波防波堤を兼ねた築堤に変更されている。
  • 駅前広場は2016年に完成した。

利用状況

1日乗降人員推移 [7]
年度 1日平均人数
2014年 63
2015年 61
2016年
2017年
2018年 39

駅周辺

旧駅舎の駅前広場には前述の津波にも流失しなかった宮沢賢治の詩碑(「発動機船 二」)[8]及び旧駅舎よりホームへ向かうための階段が震災遺構として保存されている。

  • 県道44号岩泉平井賀普代線
  • 島越漁港〔北山崎断崖クルーズ(旧・北山崎めぐり観光船)[9]乗船場〕 - 徒歩約8分[注 2]
  • 島越海水浴場(震災の復旧工事用地となっているため閉鎖中)
  • 島越郵便局(震災による津波で局舎が全壊したため、窓口業務及びATM共休止中)

その他

隣の駅

三陸鉄道
リアス線
岩泉小本駅 - 島越駅 - 田野畑駅

脚注

注釈

  1. ^ この新駅舎オープン(使用開始)当日の扱いについて三鉄では、駅前広場および周辺施設の未整備を理由に「プレオープン」として式典の類を執り行わず、平成27年(2015年)に「正式オープン」予定としている[5]
  2. ^ 「断崖クルーズ」乗船場(島越港)に至る当駅からの片道所要時間に関しては、2014年7月30日現在、三鉄が「徒歩8分」と案内している[5]のに対し、「断崖クルーズ」を運航する「陸中たのはた(クルーズ観光船発着所)」は「徒歩5分」と案内している[10]

出典

  1. ^ “三陸鉄道「国の支援なければ、もはや何も…」”. 読売新聞. (2011年4月5日). オリジナルの2011年4月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110408174345/http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110405-OYT1T00559.htm 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  2. ^ “島越駅舎が待望の着工 田野畑、三陸鉄道北リアス線”. 岩手日報. (2013年12月10日). オリジナルの2013年12月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20131213143406/http://www.iwate-np.co.jp/311shinsai/y2013/m12/sh1312101.html 2014年7月27日閲覧。 《》
  3. ^ “三鉄が4月全線再開 南リアス線5日、北リアス線6日”. 岩手日報. (2014年1月2日). オリジナルの2014年1月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140103035922/http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20140102_2 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  4. ^ “三陸鉄道、島越駅駅舎再建に遅れ”. 読売新聞. (2013年9月22日). オリジナルの2014年1月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140111145542/http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20130922-OYT8T00332.htm 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  5. ^ a b "島越駅窓口営業再開のお知らせ" (Press release). 三陸鉄道. 16 July 2014. 2014年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月30日閲覧《》
  6. ^ “三陸鉄道 津波で全壊の駅舎を再建”. NHKニュース. (2014年7月27日). オリジナルの2014年7月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140727052210/http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140727/k10013324151000.html 2014年7月27日閲覧。 《》
  7. ^ 国土数値情報(駅別乗降客数データ)2011-2015年 - 国土交通省、国土数値情報(駅別乗降客数データ)2018年 - 国土交通省 、2019年9月3日閲覧
  8. ^ “岩手・田野畑 流失の宮沢賢治詩碑見つかる”. 河北新報. (2011年7月26日). オリジナルの2011年10月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20111020072834/http://www.kahoku.co.jp/spe/spe_sys1062/20110726_02.htm 2014年7月27日閲覧。 ※現在はインターネットアーカイブに残存
  9. ^ 観光船3年4カ月ぶり復活 岩手・田野畑の北山崎”. まちむらの宝. 全国町村会. 2014年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月30日閲覧。《》
  10. ^ 北山崎断崖クルーズ” (PDF). 2014年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月30日閲覧。《》

関連項目

外部リンク