信任状捧呈式

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信任状捧呈式(しんにんじょうほうていしき)とは、日本へ着任した外国の特命全権大使および特命全権公使が、派遣国の元首から託された信任状を天皇に提出する儀式のこと。信任状呈式と表記される場合もある[1]

目次

解説[編集]

皇居外苑を走行する儀装馬車列
儀装馬車列で皇居に向かうパキスタン国ヌール・ムハマド・ジャドマニ特命全権大使

信任状捧呈式は日米和親条約による開国から大政奉還までは征夷大将軍が、王政復古の大号令以降は天皇が執り行ってきた。現在の駐日大使の信任状は、日本国憲法第7条第9号(外国の大使及び公使を接受すること)により、天皇が接受する。この際の儀式は皇居で行われるが、日本へ新たに赴任した国の大使(外交官)は東京駅から宮殿南車寄までの移動手段として自動車か儀装馬車を選ぶことが出来ることになっており、多くの大使は馬車での皇居移動を選ぶという[2]。なお2007年から2012年まで行われた東京駅復元工事の際には明治生命館からの出発に変更された。自動車では大使館又は大使公邸から宮殿までの往復で送迎されるが、馬車では大使館又は大使公邸から東京駅(工事中は明治生命館)まで自動車で送られ、馬車に乗り換える。馬車での送迎を希望しても、天候等の事情で自動車送迎に切り替えられるときもある。

このとき大使の随行員が乗る馬車と警護皇宮警察警視庁騎馬隊を加えた馬車列を編成する。

2011年3月の東日本大震災の際に馬車列が通る皇居の正門の瓦が一部崩れたため、一時的に馬車列による大使の送迎は中止されたが、同年10月末に修理が完了したため11月25日のデンマークスウェーデン両国大使の信任状捧呈式より馬車列が復活した[3][1]

新任大使の送迎に馬車を使用する国は、現在では日本の他、イギリスオランダスペインなど、ごく一部の立憲君主国に限られている[2]

脚註[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]