「表参道高校合唱部!」の版間の差分

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2015年8月15日 (土) 22:15時点における版

表参道高校合唱部!
舞台地・表参道周辺
ジャンル テレビドラマ
脚本 櫻井剛
演出 石井康晴
池田克彦
吉田秋生
出演者 芳根京子
志尊淳
吉本実憂
城田優
時代設定 2015年
製作
プロデューサー 高成麻畝子
大澤祐樹
制作 TBS
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2015年7月17日 - 9月(予定)
放送時間金曜 22:00 - 22:54
放送枠金曜ドラマ (TBS)
放送分54分
公式サイト

特記事項:
初回15分拡大(22:00 - 23:09)。
2015年8月28日は『世界陸上北京』中継(17:45 - 22:54)のため休止予定。
テンプレートを表示

表参道高校合唱部!』(おもてさんどうこうこうがっしょうぶ)は、TBS系の「金曜ドラマ」(毎週金曜22:00 - 22:54)にて2015年7月17日から放送されている日本のオリジナル・テレビドラマ芳根京子は本作が連続ドラマ初主演作となる。

あらすじ

東京原宿表参道にある「表参道高等学校」がドラマの舞台。合唱の名門校である同校の合唱部は廃部寸前の危機に立たされた。そんな中、香川県から転校してきた香川真琴ら合唱部員が、合唱部の建て直しに奔走する姿を描く。

キャスト

表参道高校

生徒間には区分が存在し、上位から「1軍」「2軍」「圏外」とされ、合唱部を含む「圏外」生徒はオタク不登校生徒などが属し、上位生徒から関わりを避けられる空気がある[1]

生徒

香川 真琴
演 - 芳根京子(幼少期:山田望叶
香川県小豆島出身。地元の高校では合唱部に所属していた。パートはアルト。両親の離婚危機で母の実家がある東京に引っ越すことになり、表参道高校に転校。合唱部に存在する“伝説の愛の歌”を見つけ出し離婚寸前の両親の仲を修復させる目的がある。合唱に対する熱意で、廃部寸前にあった合唱部の活動を復興させようとしている。
夏目 快人
演 - 志尊淳
1軍メンバー。帰宅部。何かと真琴に協力する。重い病気を抱えている。「パートのバランスが悪いから調整するために一緒に歌え」という顧問の有明の指示により合唱部と共に合唱を始めそのまま入部。パートはテノール
谷 優里亞
演 - 吉本実憂(幼少期:松井紗弥乃
1軍メンバーで、タレントとしても活動。真琴たち合唱部を敵視。家庭環境は複雑で中学時代はいじめられていた。ホームレスである実父・良一に、時折お金を援助している。ある日の夜、良一にお金を渡しているところを、偶然近くを通りかかった祐に見られてしまい[注 1]、彼を口止めする為にクラスで窃盗事件を起こし、「祐が財布からお金を抜き取るのを見た」という自身の嘘の証言を信用したクラスメイトと共に彼を不登校・引きこもりになる程に精神的に追い込んだ。事件の真相を知った快人から、他の生徒に口外しない代わりに合唱部に手出ししないよう告げられるが、その後も合唱部顧問である有明が訴訟を起こされるよう仕向けるなどしていた。芸能活動の為に実父との縁を切ろうとしたが、合唱部の後押しにより実父との仲を修復させる。後に合唱部員に土下座で謝罪をし、その際に「合唱部に入部するなら今までの罪を許す」という真琴が出した条件により合唱部に入部。パートはソプラノ。入部のきっかけになった曲は幼少期に両親の前で歌ったTRAIN-TRAIN
引田 里奈
演 - 森川葵
優里亞の取り巻きだったが、合唱部を陥れる為の優里亞の作戦により合唱部に入部する。合唱部と共に練習を重ねるうちに徐々に合唱の魅力や真琴の真っ直ぐな性格に惹かれ、優里亞の元から離れ正式に合唱部員となる。パートはソプラノ。ネットアイドル「ネコ娘」の正体。
桜庭 大輔
演 - 堀井新太
2軍メンバー。野球部に所属。得意な野球を生かして表参道高校に推薦入学を果たすが、ある日の試合中に左目にデッドボールを受けたことで視力が大幅に低下してしまい、その影響で部活内での成績が振るわなくなり、他の部員からも疎まれていた。しかし、病気で入院している父・勲の期待を裏切るまいと、勲に対しては部活内での自分の現状をごまかしていた。野球部の紅白戦に勲が観戦に来ることを知り、野球部長に試合に出して欲しいと土下座して懇願し、部長からの「1本もヒットを打てなかったら野球部を辞める」という条件を受け入れ、試合に出場する。合唱部の声援を受けながら奮戦するも、健闘虚しくヒット0本に終わってしまい、約束通り、野球部の退部が決定する。試合終了後、勲に自分の本音を明かし、嘘をついていたことを詫びた上で、野球をやめる事を了承してもらい、正式に合唱部に入部する。パートはバス
宮崎 祐
演 - 高杉真宙
窃盗の疑いをかけられてから引きこもっていたが、真琴たちの説得で合唱部に復活する。あまり上手くはないが歌がとても好きで熱心に個人練習を重ねていた。大輔とは中学時代からの親友。パートはバス。
佐々木 美子
演 - 萩原みのり
合唱部員。パートはアルト。クラスでは圏外で根暗だが合唱部員の前ではお喋りな性格になる。クールで真琴にはよく冷静なツッコミを入れている。中学時代に廉太郎の誘いがきっかけで合唱を始めた。廉太郎に密かに恋心を抱いている。
相葉 廉太郎
演 - 泉澤祐希
合唱部部長。パートはバス。自分が合唱部をまとめようという責任感が強い。美子とは中学からの仲。学年一の秀才で頭がいい。
桐星 成実
演 - 柴田杏花
2軍メンバー。ピアノが得意。パートは伴奏とソプラノ。「合唱にはピアノが必要でしょ」という理由で合唱部に入部。音楽を心から愛している。
竹内 風香
演 - 小島梨里杏
1軍メンバー[2]。優里亞の取り巻き。女優を目指していて、優里亞の上から目線な態度に腹を立てていて復讐を試みる。
相原 ほのか
演 - 長谷川ニイナ
1軍メンバー。優里亞の取り巻き。常に風香と行動を共にしている。
山田 アンドリュー
演 -
合唱部員。パートはテノール。ハーフ。普段は弱気な性格だが合唱部の事に関してははっきりと感情を露にする。

教師

鈴木 有明
演 - 城田優
音楽教師。合唱部顧問。大学生時代に教育実習で真琴のいるクラスを担当し、真琴に歌うことの楽しさを伝えた。表参道高校合唱部の顧問になってから、5年前の周二とのトラブルがきっかけで当時の合唱部員の反発を買い、信頼を失った。それ以来、有明自身も合唱に対する情熱を失っていたが、真琴達の奮闘を目の当たりにし、地区のイベントに向けて合同練習に励む彼らを指導する中で周二とも和解したことで立ち直り、改めて顧問として部を立て直すべく奮闘する。
瀬山 えみり
演 - 神田沙也加
英語教師。真琴の担任にして合唱部副顧問。初めは合唱部を廃部に導こうとしていたが徐々に合唱部の味方に付くようになり、次第に顧問の有明にも惹かれていく。
大曽根 徳子
演 - 高畑淳子
校長。かつて合唱部の顧問をしており、真琴の両親も教え子。
天草 五郎
演 - デビット伊東
教頭。たびたび合唱部を廃部に追い込もうとする。

小豆島

蓮見 杏子
演 - 葵わかな
真琴の親友で同じ合唱部に所属していた。現在も真琴とは電話でのやりとりを続けている。ニックネームはハスミン。

香川家

香川 真弓
演 - 松本来夢(幼少期:馬場柚那
真琴の実妹。真琴が母と東京に移り住んだ後も父親と同居。
香川 雄司
演 - 川平慈英(高校時代:千葉一磨
真琴の実父。小豆島で讃岐うどん店を営む。表参道高校合唱部OB。学生時代は岡ヤンキーと呼ばれ恐れられていたが美奈代に対してはその頃から一途だった。
香川 美奈代
演 - 堀内敬子(高校時代:佐藤玲
真琴の実母。雄司と離婚調停中で、東京の実家に身を寄せる。表参道高校合唱部OG。学生時代はマドンナと呼ばれており生徒会活動などをしていた。

原田家

原田 万歳
演 - 平泉成
美奈代の実父。真琴の祖父。そば屋を営む。雄司を毛嫌いする。真琴に、困った時の対処策として「10秒ジャンプ」を教える。
原田 知世
演 - 立石涼子
美奈代の実母。真琴の祖母。

谷家

谷 薫
演 - 原沙知絵
優里亞の母。克己と再婚。小柄な娘とは違い長身でスタイル抜群の美女。若いころは女優を目指していたが優里亞を妊娠した事により女優の夢を諦めた。その代わりに優里亞に自分の夢を果たさせようとする。
谷 克己
演 - 山田純大
優里亞の継父。芸能関係の仕事をしていて優里亞の芸能活動をサポートしている。
谷 俊介
演 - 濱田龍臣
優里亞の義弟。
島田 良一
演 - 加藤虎ノ介
優里亞の実父。事業に失敗し、現在はホームレス。優里亞の芸能活動の邪魔をしないようにと東京を離れた。

その他

服部医師(第2話・第4話)
演 - 宮尾俊太郎
快人の主治医。

ゲスト

第1話

彦摩呂(本人役)
かつて真琴の父が営む讃岐うどん屋にグルメリポーターとして来たことがある。
森田正光(本人役)
TBS本社前で優里亞とともに天気予報を伝える。[3]
演 - 西川史子
有明が入れ込むキャバクラ嬢。第3話にも出演。若くて可愛らしい男性がタイプ。

第2話

宮崎 夕子
演 - 阿部朋子
祐の母。

第3話

桜庭 勲
演 - 小市慢太郎
大輔の父。病気で入院中。

第4話

小山田周二
演 - 中河内雅貴
表参道高校の元合唱部員。吃音があり、物事に消極的になっていたが、合唱部の練習を見学・体験したことで、歌っているときだけはどもらない自分に気づき合唱部に入部。友達もできて部活動を楽しんでいたが、音のズレが激しかったため大会で勝つことしか頭になかった有明に一方的に叱責された上、大会では歌わない(「口パク」をする)ように命じられた[注 2]ことで自殺を図るほどに傷つき退学。以来、アルバイトを転々とする毎日を送っていたが、真琴達の練習を渋々手伝ったことが縁で確執のあった有明と和解し、合唱の楽しさを再認識した。
小山田 綾子
演 - 古村比呂
周二の母。第3話の終盤から登場。優里亞の差し金に乗り、有明を被告とする訴訟を周二に起こさせる。
弁護士
演 - 牧村泉三郎
周二の代理人。第3話の終盤から登場。
長谷川 達郎
演 - ミスターちん
合唱部が参加する「原宿まつり」実行委員。

第5話

スタッフ

合唱曲

出典:[5]

話数 曲名 作詞 作曲 備考
1 涙そうそう 森山良子 BEGIN 1998年森山良子によりCD発売、2000年にBEGIN、2002年に夏川りみによりカヴァー
大地讃頌 大木惇夫 佐藤眞 1962年「土の歌」の終曲として作曲
信じる 谷川俊太郎 松下耕 2004年度第71回NHK全国学校音楽コンクール
中学校の部の課題曲
気球にのってどこまでも 東龍男 平吉毅州 1974年度第41回NHK全国学校音楽コンクール
小学校の部の課題曲
大きな古時計 H.クレイワーク 1962年NHK『みんなのうた
Over Drive YUKI TAKUYA 1995年JUDY AND MARYが発表
2 ひとつの朝 片岡輝 平吉毅州 1978年度第45回NHK全国学校音楽コンクール
高等学校の部の課題曲
翼をください 山上路夫 村井邦彦 1971年フォークグループ赤い鳥が発表
3 マイバラード 松井孝夫 1987年中学校教諭が作詞作曲
ひとつの朝 片岡輝 平吉毅州 1978年度第45回NHK全国学校音楽コンクール
高等学校の部の課題曲
TOMORROW 岡本真夜 1995年岡本真夜によりCD発売
4 ぜんぶ さくらももこ 相澤直人 2008年発表、2009年の第62回全日本合唱コンクール全国大会で都留文科大学合唱団に歌われた
女々しくて 鬼龍院翔 2009年にゴールデンボンバー により発表
サボテンの花 財津和夫 1975年財津和夫がリーダーを務めるニューミュージックグループ、チューリップにより発表
夏の思い出
※、※2
江間章子 中田喜直 1949年放送のNHKのラジオ番組『ラジオ歌謡』で
石井好子が歌った、日本を代表する夏の唱歌
学園天国 阿久悠 井上忠夫 1974年にフィンガー5により発表、
1989年に小泉今日子によりカヴァー
5 翼をください
※、※3
山上路夫 村井邦彦 1971年フォークグループ赤い鳥が発表
Over Drive
※、※3
YUKI TAKUYA 1995年JUDY AND MARYが発表
Tomorrow
※、※3
岡本真夜 1995年岡本真夜によりCD発売
TRAIN-TRAIN 真島昌利 1988年THE BLUE HEARTSにより発表

※編曲:井上一平(番組オリジナルアレンジ)

※2:このドラマのキャスト・オーディションの時の歌の課題曲[6]

※3:路上コンサートヴァージョン

ロケ地

  • 表参道高校合唱部 - 大乗淑徳学園、淑徳与野高等学校・中学校
  • 小豆島のフェリーターミナル - 小豆島・大部港フェリー乗り場
  • 旧音楽室がある建物 - 相模女子大学
  • 表参道・表参道ヒルズ

放送日程

各話 放送日 サブタイトル 演出 視聴率[7]
第1話 7月17日 歌の力で奇跡を起こす!! 石井康晴 6.6%
第2話 7月24日 誰にだって必ず居場所はある! 6.9%
第3話 7月31日 夢をかけた…最後の1打席! 池田克彦 5.6%
第4話 8月7日 過去の償い…暴かれる真実 吉田秋生 5.6%[8]
第5話 8月14日 私には支えてくれる仲間がいる 石井康晴 %
(視聴率は関東地区・世帯、ビデオリサーチ社調べ)

注釈

  1. ^ ただし、祐はそのホームレスが優里亞の実父であること、優里亞が渡した封筒の中身がお金であることを知らない。
  2. ^ この一件は、表参道高校の一部の生徒の間では「パワハラ事件」として知られている。

脚注

  1. ^ ものがたり、金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』公式サイト、TBSテレビ、2015年8月9日閲覧。
  2. ^ トッキュウ3号役の梨里杏が改名 最初の挑戦は青春ドラマ”. ORICON (2015年6月17日). 2015年6月17日閲覧。
  3. ^ この時はおりしも台風11号が接近していたが、偶然にも台風についての話題を述べていた。
  4. ^ Little Glee Monster、初ドラマ主題歌決定 “高校の合唱部”舞台の青春ストーリーを彩る(2015年6月26日)、リアルサウンド、2015年6月26日閲覧。
  5. ^ 合唱監修・福永一博先生のオモコー合唱紹介コーナー、金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』公式サイト、2015年8月1日、7日、15日閲覧。
  6. ^ 部活少女からヒロインへ!芳根京子の素顔とは?、ニュースウォーカー、2015年8月8日閲覧。
  7. ^ 表参道高校合唱部!、スポニチアネックス、2015年8月8日閲覧。
  8. ^ 「表参道高校合唱部!」「僕らプレイボーイズ」:7日放送の金曜ドラマ視聴率、一挙公開!]、SOCIETAS、2015年8月12日閲覧。

関連項目

  • ジョック - アメリカ学校社会における最上位階層。これと女性版の「クイーンビー」が本作における「1軍」にあたる。
  • ナード - 同じ概念の下位階層。本作における「圏外」。

外部リンク

TBS 金曜ドラマ
前番組 番組名 次番組
アルジャーノンに花束を
(2015年4月17日 - 6月12日)
表参道高校合唱部!
(2015年7月17日 - 9月〈予定〉)
コウノドリ
(2015年10月 - 12月〈予定〉)