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佐藤眞

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佐藤 眞
生誕 (1938-08-24) 1938年8月24日
出身地 日本の旗 日本 茨城県水戸市
死没 (2026-09-21) 2026年9月21日(88歳没)
学歴 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、同専攻科修了
ジャンル 合唱、管弦楽、オペラ、器楽など
職業 作曲家、指揮者
担当楽器 ピアノ
公式サイト 佐藤眞 オフィシャルウェブサイト

佐藤 眞(さとう しん、1938年(昭和13年)8月24日 - 2026年(令和8年)9月21日)は、日本の作曲家、指揮者。東京藝術大学名誉教授、日本現代音楽協会名誉会員。

人物

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茨城県水戸市生まれ。1961年(昭和36年)東京藝術大学音楽学部作曲科卒業、1963年(昭和38年)同専攻科修了。作曲を下総皖一および池内友次郎に師事した[1]。東京藝術大学音楽学部教授を務め、2006年に退官。東京藝術大学音楽学部名誉教授、日本現代音楽協会名誉会員[1]。

代表曲に、全国の合唱団や学校現場で広く歌われている「大地讃頌」(カンタータ『土の歌』の終曲)がある。ほかに4曲の交響曲、複数のオペラ、ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、管弦楽のための協奏曲など、管弦楽・声楽の両分野にわたる作品を発表している[2]。

指揮者としても活動している。またピアニストとして1993年12月に天満敦子と共演し、『望郷のバラード』(日本初演)、『クロイツェルソナタ』、『チャルダーシュ』を演奏、CD化されている(concert imagine、IMG-1001)。11度が届く大きな手の持ち主であり、「大地讃頌」のピアノ伴奏におけるオクターヴ和音の連続にもその特徴が反映されているという[3]。

主な受賞に、日本音楽コンクール作曲部門第1位および特別作曲賞(1961年)、芸術祭賞(文部省主催)、トリノ市賞(1972年)、イタリア賞音楽部門グランプリ(1975年、イタリア放送協会主催)、芸術祭大賞(文化庁主催)、第2回下総皖一音楽賞(1990年)[要出典]がある[1]。

2026年9月21日、誤嚥性肺炎のため死去[4]。88歳没。

主要作品

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以下の作曲年は、特記なき限り『日本の作曲20世紀』(音楽之友社、1999年)掲載の作品表に拠る。

同書は1999年7月刊行のため、それ以降の作品は日本現代音楽協会「日本の作曲家とその作品」等を出典とした。

オペラ

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  • 『ツレップ』(1965年、田中澄江 作 3幕4場)[2]
  • 『雪女風土記』(1966年、竹内勇太郎 作 2幕)[2]
  • 『奇跡の手』(1967年)[2]
  • 『芥子の天人』(1971年、小池タミ子 作)[2]
  • 『犀』(1994年、イヨネスコ 原作)[2]
  • ジングシュピール『ディオニュゾス』(2010年)[5]
  • 『ビロン』(仮題・自作台本で作曲中)[要出典]

交響曲

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協奏曲

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  • ピアノとオーケストラのための協奏曲(1983年) - 芸術祭大賞[2]
  • 管弦楽のための協奏曲(1987年)[2]
  • ヴァイオリンと管弦楽のための協奏曲(2005年)[5]

管弦楽

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  • ピアノと管弦楽のための嬉遊曲(1964年)[2]
  • シンフォニック・ファンタジー『空と子ども』(1965年、女声合唱と管弦楽)[2]
  • 管弦楽のための変奏曲(1970年)[2]
  • ソプラノと管弦楽のための交響的瞑想『死の淵より』(1973年)[2]
  • 交響的変容(1975年、オルガンと管弦楽)[2]
  • オーケストラのためのラプソディー(1978年)[2]
  • 弦楽のための前奏曲(1989年)[2][5]
  • 交響詩『北の大地』(1990年、混声合唱と管弦楽)[2]
  • 管弦楽のためのバラード(1992年)[2]
  • 交響三部作『甲斐』(1996年)[7]
  • 交響詩『富士』(2012年)[5]

音楽詩劇(テープ音楽)

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(朗読、合唱、電子音響と管弦楽による)

  • 音楽詩劇『海の怪音』(1962年)[2]
  • 音楽詩劇『ハイランドの乙女』(1963年)[2]
  • 音楽詩劇『蝶を追え!』(1972年)[2]
  • 音楽詩劇『鯨の願い』(1976年)[2]

テレビのための作品

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演劇付随音楽

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  • 音楽物語『宝島』(1962年、合唱と管弦楽)[2]
  • 『象』(1962年、フルート、2トランペット、ヴィブラフォン)[2]
  • 『AとBと一人の女』(1962年、弦楽四重奏)[2]

電子音楽

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  • 『SS52』(1991年)

室内楽・器楽

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  • ピアノのための即興曲第1番(1959年)[2]
  • 9人の奏者のための室内コンポジション(1960年)[2]
  • 木管合奏のための即興曲(1964年)[2]
  • ピアノのための即興曲第2番(1970年)[2]
  • 打楽器のための音楽1985(1985年)[2][5]
  • ピアノ・ソナタ(1989年)[2][5]
  • ヴァイオリンとピアノのための『カプリッチョ』(1991年)[2][5]
  • 『飛翔のとき』(1993年、混声合唱と金管)[2]
  • 弦楽四重奏曲(1997年。のち第1番とされ、2014年に改訂)[2][5]
  • 無伴奏ヴァイオリンのための『幻想曲』(1997年)[2][5]
  • 2台ピアノのための『ブルレスク』(2002年)[5]
  • ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための『ノヴェレッテ』(2011年)[5]
  • チェロとピアノのための『エレジー』(2013年)[5]
  • クラリネットとピアノのための『幻想曲』(2015年)[5]
  • ヴィオラとピアノのための『哀歌』(2016年)[5]
  • 弦楽四重奏曲第2番[要出典]
  • ファゴットとピアノのための『パストラーレ』[要出典]
  • オルガンのための『前奏曲、間奏曲、フーガ』[要出典]
  • ピアノ、ヴァイオリン、チェロのための『バラード』[要出典]

歌曲

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  • バリトンとピアノのための『5つの歌曲』(1959年)[2]
  • ソプラノとピアノのための『5つの歌曲』(1992年)[2][5]
  • ソプラノ、女声合唱とピアノのための『花びらの冠』(1998年)[2]

合唱

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  • 『ひぐらし』(1959年、混声合唱)[2]
  • 『朝』(1960年、女声合唱とピアノ)[2]
  • 『雪の幸福』(1961年、女声合唱とピアノ)[2]
  • 混声合唱のための組曲『蔵王』(1961年、第16回文部省芸術祭合唱部門参加作品としてニッポン放送の依頼により作曲、1991年改訂)[2]
  • 『野は春ぞ』(1962年、混声合唱)[2]
  • 混声合唱のための組曲『旅』(1962年)[2]
  • 混声合唱と管弦楽のためのカンタータ『土の歌』(1962年、日本ビクター委嘱。終曲「大地讃頌」は広く知られる)[2]
  • 混声合唱のための2つのファンファーレ(1962年)[2]
  • 『これでおしまい』(1962年、混声合唱とピアノ)[2]
  • 『ひかりのなかで』(1962年、児童合唱とピアノ)[2]
  • レクイエム『眠れ幼き魂』(1962年、独唱4声、混声合唱と管弦楽)[2]
  • 『登る太陽』(1963年、混声合唱)[2]
  • 『新わらべうた』(1963年、混声合唱)[2]
  • 『変なひと』『夕べの丘に』(1963年、アンサンブル)[2]
  • 混声合唱組曲『若い合唱』(1963年)[2]
  • 混声合唱組曲『若人のうた』(1964年)[2]
  • 『月』『帰帆』『ベートーヴェン・スプリング・ソナタ第一印象』『海のバリエーション』(1964年、男声合唱)[2]
  • 『20のわらべうた』(1964年、混声合唱)[2]
  • 『花の中にねむる』(1964年、女声合唱とピアノ)[2]
  • 『闇と水仙』(1965年、女声合唱とピアノ)[2]
  • カンタータ『能登』(1966年、混声合唱、2台のピアノと打楽器)[2]
  • 混声合唱とピアノのための3つの詩『仔馬たちのエチュード』(1968年)[2]
  • 『ふるさとの独活』(1977年、混声合唱)[2]
  • 『みえない樹』(1977年、昭和52年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲)[2]
  • 合唱組曲『海』(1980年)[2]
  • 混声合唱のためのドラマ『星からの招待』(1984年)[2][5]
  • 『鳩』(1984年、混声合唱とピアノ)[2]
  • 『カナカナ』『月光の青い猫』『こころはことり』(1987年、混声合唱とピアノ)[2]
  • 『時代-飛び立つ鳥は』(1988年、昭和63年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲)[2][5]
  • 『心の梢に』『自然よ』『蝶』(1991年、混声合唱とピアノ)[2][5]
  • 『いっぽんの欅の木が』(1993年、平成5年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲)[2]
  • 『水の国・川の街』(1995年、児童合唱または女声合唱とピアノ)[2][5]
  • 『舞』(2001年、女声合唱とピアノ)[5]
  • 合唱幻想曲『ふるさと』(2002年、児童合唱、混声合唱と管弦楽)[5]
  • 組曲『別府鶴見火山』(2006年、2007年改訂、混声合唱とピアノ)[5]
  • 組曲『生きてゆく』(2006年、2007年改訂、児童合唱とピアノ)[5]
  • 『富士鑚仰』(2012年、混声合唱と管弦楽)[5]
  • 混声合唱とピアノのための組曲『水の惑星』[要出典]
  • 混声合唱とピアノのための組曲『美しい星に』[要出典]

子どものための作品

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ピアノ曲

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  • 『おとぎの国のパレード』『春のゆりかご』(1985年)[2]
  • 『翔くんのドミソ・マーチ』(1986年)、『翔くんのドレミファ・ワルツ』(1987年)、『翔くんのラドミ・タンゴ』(1988年)、『翔くんのラシドレ水鉄砲』(1989年)、『翔くんとねずみくんのドレミファバネラ』(1990年)、『翔くんの無人島探検』(1991年)、『翔くんのコロッケ・ポルカ』(1992年)、『翔くんの抹茶アイス』(1995年)、『翔くんのガーリック・ステーキ』(1996年)、『翔くんの合格ランチ』(1997年)、『翔くんとアトラスのワンダフル・スイミング』(1998年)、『翔くんとロビンのジャンピング・キャッチ』(1999年)[2]
  • 『鎮守の森の村祭り』(1994年)[2]
  • 以上の多くはこどものためのピアノ曲集『翔くんのピアノファンタジー』(カワイ出版)に収められている[7]

歌曲

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  • 『ふしぎなでんき』(1961年)[2]
  • 『むぎわらぼうし』『おもちゃのおうち』『あるきなさいよ雪だるま』『のらねこちゃん』『とんびがかいた』『はしるの大すき』(1962年)[2]
  • 『パチリコパチリコなんだろな』『どんぐり』『みんななかよし』『たのしいお山』『はるがきたから』『ねことのみ』『へんな子のうた』『かぜとおちば』『ちょっとだけまっててね』(1963年)[2]
  • 『ぼくのクレヨン』『たねまきちちんぷい』(1964年)[2]
  • 『つばめがくすくす』(1965年)[2]
  • 『ふなとぼく』(1990年)、『サインはグー』(1992年)、『ひよこがピッピッ』(1996年)[2]

団体歌・校歌

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脚注

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出典

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  1. 1 2 3 “プロフィール”. 佐藤眞 オフィシャルウェブサイト. 2026年8月26日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 「佐藤眞」『日本の作曲20世紀』音楽之友社〈ONTOMO MOOK(音楽芸術別冊)〉、1999年7月1日。
  3. ↑ “教育芸術社 『音楽教育』”. 2016年4月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年12月21日閲覧。
  4. ↑ “「大地讃頌」など手掛けた作曲家の佐藤眞さん死去、88歳…合唱曲中心に学校などで広く歌い継がれる”. 読売新聞オンライン. 読売新聞社 (2026年9月28日). 2026年9月28日閲覧。
  5. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 “日本の作曲家とその作品(作曲家・作品検索)”. 日本現代音楽協会. 2026年8月26日閲覧。
  6. ↑ “佐藤 眞:交響曲第3番”. 全音楽譜出版社. 2026年8月26日閲覧。
  7. 1 2 “作品”. 佐藤眞 オフィシャルウェブサイト. 2026年8月26日閲覧。

参考文献

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  • 『日本の作曲20世紀』ONTOMO MOOK(音楽芸術別冊)、音楽之友社、1999年7月1日。

関連項目

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外部リンク

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