BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋

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BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋
放送方式 収録放送
放送期間 2022年10月7日 - 2022年12月30日
放送時間 金曜 21:00 - 22:00(60分)
放送回数 13
放送局 FM COCOLO
パーソナリティ 櫻井敦司
公式サイト 公式サイト
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BUCK-TICK 櫻井敦司とくるみちゃんの部屋』(バクチクさくらいあつしとくるみちゃんのへや)は、FM COCOLOで2022年10月7日から2022年12月30日に放送したラジオ番組。

番組概要[編集]

周年記念を迎えるアーティストがリレー形式で番組を担当する「THE MUSIC OF NOTE」で、デビュー35周年を迎えるBUCK-TICKの櫻井敦司が番組DJを担当した。番組タイトルを考える際、スタッフから他の案もあったが、櫻井から「くるみちゃん(櫻井の愛猫)はどうでしょう」と打診があり、タイトルが決定した。

出演者[編集]

パーソナリティ
アシスタント
  • ちわきまゆみ(ミュージシャン、ボーカリスト、ラジオパーソナリティ)
鳴き声
  • くるみちゃん、まるちゃん、がっちゃん(櫻井敦司の愛猫達)

放送時間[編集]

  • 金曜 21:00 - 22:00(2022年10月7日 - 12月30日)

コーナー[編集]

  • 「FIVE YEARS」
第2回から第12回までのコーナー。櫻井敦司のこれまでのライフと世の中の出来事を振り返るコーナーとして5年ごとに区切り、ちわきまゆみからの質問や世の中の思い出話とともに櫻井敦司の言葉で語られた。
  • 「くるみちゃんのともだち」
Twitterで募集され、リスナーの飼い猫の写真や名前、特徴やエピソードを紹介するコーナー。

猫を愛でる、ただ愛でるだけのコーナーで、櫻井敦司の語りと愛猫の鳴き声の録音がランダムに登場した。 Twitterに投稿されたリスナーの愛猫を褒め、最後には愛猫と友達になってほしいと言う。 募集したハッシュタグは「 #あっちゃんくるみちゃん 」。お留守番をしている他の猫が気にかかる方は「ときどきがっちゃん」「ときどきまるちゃん」をつけて投稿することを勧めた。

  • 「金曜夜のドライブタイム」
ちわきまゆみとドライブや車についての思い出を語るコーナー。

櫻井敦司から「富士山の周りをぐるぐる回る」という話が第1回放送から登場する。第2回では『中央フリーウェイ』が中央高速道路で山へ向かう話、第5回では甲州街道で山梨に行く話、第7回では富士山五合目まで星空を見に行く話、第8回では特急あずさ号に目的もなく乗り行って帰ってくるだけの話、第12回目にはお正月には箱根や富士山に行っていた話、最終回の第13回も富士山の周りをぐるぐるまわる話があり、富士山の話は何度か登場した。 コーナーの最後はエンジン音が止まり、車のドアがバタンと閉まる音で終わる。

その他にも、リスナーからのメールを読むコーナーやオンエアする曲への思いを語る時間もあった。

放送内容[編集]

第1回[編集]

2022年10月7日金曜日

  • 冒頭あいさつ

「こんばんは。BUCK-TICK櫻井敦司です」と始まり、メジャーデビュー35周年にて初のラジオ番組を持つこと、過去に BUCK-TICKメンバー5人だけでラジオ番組を担当していたことがあるが一瞬で終わったこと、一人喋りが初めてでどうしていいかわからず読んでいるだけだということ、ラジオ番組の担当は3か月間だがレコーディングやツアーの間でみなさんに声を聞いてもらえるのはなんと幸せなことでしょうか、など語る。
また、タイトル命名のいきさつを「堅苦しいのもなんだなぁと思って、くるみちゃんどうでしょうと言ったらみなさん顔がパッと明るくなりましたので、これでいいんだなと思いました」「スタッフの皆さんとまじめに考えたタイトルでございます」と語っている。
その後、自身は何十年も猫と共に暮らしており、今は三匹の猫を飼っていると話す。くるみちゃん、まるちゃん、しゅが(あだ名はがっちゃん)という名で、番組ハッシュタグにも使用され、そのハッシュタグを紹介する時にたびたび笑いながら話す。
ハッシュタグはひらがなだということで、「全部ひらがなです」という言葉をさらに笑いながら紹介する。タイトルにくるみちゃんしか出てこないのでまるちゃんとがっちゃんがちょっとかわいそうですがというお叱りの言葉を受けたことから、「まるちゃんとがっちゃんを気にかける方は、ときどきまるちゃん、ときどきがっちゃんをつけてやってください。全部ひらがなです」と、一言一言に笑いをもらしながら話した。

  • ちわき登場

BUCK-TICK「GUSTAVE」が流れた後にちわきがアシスタントとして登場。
ラジオ番組のタイトルを「まじめにビクタースタジオの大きな会議室で決めた皆さんの想像の斜め上」と語る。
1パートだけ一人でやってみた感想は?というちわきの質問には「ガラにもなく緊張しますね。ラジオの向こうで色んな方が聴いていると思うと余計なことを喋らないようにしようと」と答え、ちわきからは「いっぱい余計なことを喋っていただこうと思う」と返ってきた。
その後、前月9月23日・24日に行われた横浜アリーナで行われたDebut 35th Anniversary LIVE「BUCK-TICK 2022“THE PARADE”〜35th anniversary〜」についてちわきから話が出ると、レコーディングやツアーもありスケジュールが詰まっていたが、「どこかの誰かさんがコロナに感染して」と自身の新型コロナウイルス感染で療養した際に時間ができたことを挙げ、その時にメニューの流れを考えたという。2日間違うセットリストだったため、選曲についてちわきに聞かれると、色々スケジュールが詰まっており、皆が知っている曲から自分たちの色や皆と楽しみたい曲、そして新曲を織り交ぜた話をした。選曲から特別な思いや現代の日々にリアルに胸を打つメッセージ性を感じたちわきに対し、今のニュースを忘れて楽しみたい時にどうかなと最初は思ったが、聞いてくれる皆の心に何か湧き上がってくれたらいいと語った。
メジャーデビュー35周年記念日に発売されたコンセプトベストアルバム『CATALOGUE THE BEST 35th anniv.』について、ちわきはジャケットやマスタリングについても詳しく紹介した。メンバーそれぞれのジャケットについて、DISK1「RIBELO」のジャケットがヤガミトールでマスタリングはアメリカ、DISC2「GOTIKA」のジャケットが星野英彦でマスタリングはイギリス、DISC3「ELEKTRIZO」のジャケットが今井寿でマスタリングがドイツ、DISC4の「FANTAZIO」のジャケットが櫻井敦司でマスタリングがフランス、DISC5「ESPERO」のジャケットが樋口豊でマスタリングが日本、ということを紹介した。星野英彦がイギリスに合いますよねと振られた櫻井は「どうなんでしょう」と笑いながら答えた。今井寿がドイツに合いますねと振られた際は「悔しいかな合いますね」と笑って答えた。櫻井敦司が「おフランス。お似合いじゃないですか」振られた際、櫻井は「いえいえ、そんなそんな」と謙遜したような返答をする。各国のマスタリングについては「各国の今風の音なんでしょうね。リズム隊は輪郭がはっきりしている」ことをあげ、勉強になったと語っている。
今の曲作りの環境は音楽的に恵まれていること、昔は1日に100枚サインを書かなくてはいけない忙殺された忙しさがあったことを語る。オリジナルメンバーで35周年を迎えることはなかなかなく貴重なことを振られると、櫻井は「そうですよね、なかなかおみかけしません」と肯定し、ちわきから「仲がいいですよね?」と念を押すように聞かれると「いいっていうか、悪くはないでしょうね。昔みたいに四六時中ベタベタ一緒にいるわけではない、音楽を通じてやれてきていますね。いい年なんであまりベタベタしていても気持ち悪い」と笑った。ちわきとのリハーサルでは「あまりに長くいるからヤガミの萌えポイントがもうわからない」と語っていたという。

同時発売されたライブ映像作品『魅世物小屋が暮れてから〜SHOW AFTER DARK〜 in 日本武道館』についてもちわきから紹介がある。
ちわきは「長い長い拍手がずっと続いていたこと」や「ライブをずっと見たかったという思い」などに感動したことを挙げ、櫻井もその時の拍手について「熱いものを届けたいというのはすごく伝わってきました」と語っている。
それに応えたいというバンドの思いのようなものが武道館に充満した濃密な夜だったというちわきに対し「言葉がない分、心が伝わってきた」と語った。
武道館もいいが横浜アリーナも似合うというちわきには「もう…嬉しいことを」とその言葉に照れ笑いのような受け答えをした。
横浜アリーナ公演を2日間やったことについて、櫻井はピンスポットが当たることが多かったそうで、お客さんの表情が見えづらいが、それがかえって自分の世界に入り込めたことや、自己陶酔型なので魅せようという気分になったことを語る。
5人の存在感はもちろんだが、レーザーが出たりプロジェクションマッピングが出たり火が出たりと35周年ドカスカだったとちわきが振ると、スタッフ長い方が多いため、言葉では言わないが35周年をお祝いしてくれているのではと答えた。
暗闇の中に明るい光を一筋見せてもらったようだ、と語るちわきには、「やっぱりコンサートなので楽しく、メッセージの受け取り方については色々あると思うがワクワクして余韻にひたって家に帰るまでがコンサート、修学旅行じゃないですけど」と笑いも取り入れながら答えた。

  • 「くるみちゃんのともだち」

初回のため、櫻井敦司の愛猫の紹介を行う。
くるみちゃんはベンガルという種類で7歳になった。毛の色は俗にいうヒョウ柄で獣という感じ、女の子で人懐っこいが度が過ぎると櫻井の体にとびかかってきてやんちゃだと紹介した。
まるちゃんはスコティッシュフォールドという種類で、最初はコロコロして可愛かったが今はおなかを出して寝ているだけの男の子で5歳、おなかが空いたらトコトコやってくるのが可愛いという。
しゅがちゃん(がっちゃん)はベンガルという種類で2歳、おっとりしている。
暗闇だとくるみちゃんとがっちゃんの区別がつかないと語る。
くるみちゃんのともだちを作るべく作られたレギュラーコーナーで、Twitter上で募集されることを案内。
ハッシュタグ「 #あっちゃんくるみちゃん 」は含み笑いをしながら読み上げる。


  • 「金曜夜のドライブタイム」

アシスタントのちわきが再び登場。櫻井は「待ってました」と迎える。
櫻井は18歳から車に乗っている話に始まり、今まで何台くらい乗っていたかというちわきからの質問に対しては「数えてみると、1、2…7、8…でもそんなあれですね、1台を長く乗っていたので台数としてはそんなに多くないと思うんですけど」と思い出しながら答えた。
BUCK-TICKのレコーディングを山中湖付近で行っていたことについては、カーナビもない時代に発見と驚きと自然に癒されたため山中湖のレコーディングは苦ではなかったと語る。若いころは一日中ドライブしており、音楽を聞きながら風景が変わって、都会から逃げるように走るのが好きだったと語る。
何かを探すように運転していたこと、現実からの逃避、家族が亡くなってあてもなくさまよい富士山に癒されたこと、レコーディングの後に夜中に富士山の周りをぐるぐるドライブしていたことを挙げている。

ドライブソングとして櫻井が選曲した井上陽水の「積荷のない船」を流し、この曲を聞きながら運転することもあるという。

  • リスナーからのメールが来ており、櫻井のラジオDJを「こんな日が来るとは」という内容だった。「あっちゃんがんばって」という応援メッセージに「あっちゃんがんばります」と返した。


友川カズキの「ワルツ」を流した後に、「いかがだったでしょうか。友川カズキさんのコンサートの映像を見たのですが、ギター一本でかき鳴らす。とっても衝撃的でした。“生きていると言ってみろ”という叫びというか歌というか皆さんも機会があったら触れてみれはいかがでしょう。とても心震わせます」と紹介した。

  •  この時間は僕の趣味の部屋ということで、と本について紹介する。

本は自分の世界に入っていけるので、読書は好きだという。 夏目漱石『こころ』を、Kという方が出てきます。はい、そこまでです、と紹介した。 沼田まほかるの 『猫鳴り』『痺れる』『ユリゴコロ』『九月が永遠に続けば』を挙げ、とても好きな世界だという。また、吉田修一の 『犯罪小説集』『国宝』『悪人』『怒り』 も紹介する。
好みの本については、あまりハッピーなものは読まない、読めない、ハッピーなものは切なくなってしまうので読めないという。是非おすすめの本があったら教えてくださいと話し、「こんな終わり方でいいのかな」とBUCK-TICKのLOVE PARADEを紹介した。
曲が終わると「初めての放送でしたが皆さんいかがだったでしょうか。いかがもなにもありませんよね。支離滅裂だと思います。選曲は、どうしたんだっていう選曲ですし猫の話ばっかりですし。35年でこんなに緊張するものだったんですね、ラジオって。勉強になります。ちわきさんのおかげでなんとかしのげました。12月までこんな感じでお届けしていきます。BUCK-TICK櫻井敦司とくるみちゃんの部屋、これからもよろしくお願いいたします。あの、まじめにやっております」と語り、BUCK-TICKのツアーが始まること、関西公演があることやラジオでツアーの様子を届ける話をして「また来週」と第1回を締めた。


【オンエアリスト】

1:GUSTAVE/ BUCK-TICK
2:さよならシェルター/ BUCK-TICK
3:猫/ THE MORTAL
4:積荷のない船/ 井上陽水
5:ワルツ/ 友川カズキ
6:LOVE PARADE/ BUCK-TICK

第2回[編集]

2022年10月14日金曜日

  • 冒頭あいさつ

「先週初めての一人DJ、良かったのか、良くなかったのか、全くわかりません。ですが、今週もやらせていただきます。改めて、タイトルの“BUCK-TICK櫻井敦司とくるみちゃんの部屋”、この番組が始まる前にスタッフの皆さんと濃密な会議をいたしまして、考えに考え抜いたその果てがこれです。BUCK-TICK櫻井敦司とくるみちゃんの部屋、まじめに考えました。そしてこのタイトルももう笑わずに言えるようになってきました」と時折笑いながら話した。
「くるみちゃん、まるちゃん、しゅが、しゅがはがっちゃんでいいです。という三匹を飼っています。この番組は僕たち猫たちの部屋に来てもらったかのようにリラックスしてもらえたらいいなと思っています。番組ハッシュタグは#あっちゃんくるみちゃん です。全部ひらがなです」とハッシュタグ以降を笑いながら説明した。
また、ときどきまるちゃん、ときどきがっちゃんのくだりは吹き出しながら笑って紹介する。
「それではノリノリでいきたいと思います」と、BUCK-TICKの「舞夢マイム」を流した。

  • リスナーからのメッセージ紹介

「あっちゃんとくるみちゃん、すごいパワーワードすぎて」というメッセージには「全部言うと何言ってんのこの人みたいになりますよね」と答えた。
「あっちゃんくるみちゃんのルーティーンを知りたいにゃ」というメッセージには「あっちゃんくるみちゃんいつも一緒にいるわけではないんですが、甘えてくるときはもう僕のわきの下をぐりぐりぐりぐり頭で押してくるんですね。僕がかまいたいなぁというときは隠れる時が上手なので、いつもでかける時にいないってなるんですね。そんなルーティーンでございます。いかがでしょうか。僕も猫うらやましいなっていつも思ってます。一日中寝てすごしていますもんね。僕も猫みたいなもんだって言われますが」というと、くるみちゃんの鳴き声が登場し、「くるみちゃん鳴いた。やっぱ可愛いなぁ」と、笑い、引き続きメッセージをお待ちしていますとメッセージを募集した。

  • 「FIVE YEARS」1971年櫻井敦司5歳の思い出

ちわきから「櫻井敦司さん、2週目、いい感じじゃないですか」と褒められると「自分の立ち位置がどこにあるのかわからなくなってしまいました」と答え、ちわきは途中から大笑いし「大丈夫です。35周年と言うことで引き受けていただきましたけど」と番組タイトルについても触れた。櫻井は「こんなもんなんですよ、いつも格好つけていますけど」と2人で笑った。ちわきから「ステージの魔王と言われる櫻井さんとは違う面を、この番組では」と言われ、「はぁ。」と答えるとちわきも「はぁ。」と合わせて笑った。
ちわきは「FIVE YEARS」のコーナータイトルについて「デヴィッド・ボウイの「FIVE YEARS」に乗せて、櫻井さんのこれまでのライフと世の中のヒストリーを5年ごとに振り返っていくコーナーです」と説明した。
櫻井は内向的で、1歳上の兄は外で泥だらけになって遊んで元気のあるタイプだったが自分は真逆で部屋の隅でぬいぐるみや人形で疑似家族ごっこで遊んでいた。
ちわきから「お友達を作るのも奥手だったか」と聞かれると「苦手というか内気で物静かだった」と答えた。
兄と対照的な兄弟で、兄の背中を見て兄にくっついてやっと人の中に入っていけるし、人見知りも凄くて「なんだお前いたのか」と言われるタイプだったという。
ちわきから「当時から目力が強かったのかなと想像しますが」と聞かれ「そうですね、昔の写真を見ると睨んでいますね、何かを拒絶しています」というとちわきは「睨んでいますか」と相槌を打ち櫻井と笑った。
5歳のころの記憶は断片的に覚えており、櫻井の父親については乱暴者で酒を飲んで暴れるような人でいつもびくびくして過ごした話、暗い部屋で震えている感じでずっとその思い出ばかりだという。
1971年について、今思うと相当昭和感の強い時代と言うちわきに「そうですよね」と話を合わせ、「今また昭和がブームだったりするけど、味のある時代だった」と振り返った。
横綱大鵬引退、銀座にマクドナルド1号店、8月の円変動相場制開始、ヒット曲として小柳ルミ子わたしの城下町』、加藤登紀子知床旅情』、尾崎紀世彦また逢う日まで』などの世の中の話があり、一つ一つについて「うん、うん」と相槌を打ち、ヒット曲についてはすべてよく覚えているという。
母親が歌番組が好きで、当時の白黒テレビを「今わからない人いっぱいいると思うですけどリモコンもない時代で」など思い出しながら説明し、ちわきと当時のテレビあるある話をするように「テレビまで歩いて行ってね、パチパチ、しかも映像出るまでに」とちわきが言うと「あっ、時間、結構かかりましたね」と話を弾ませた。櫻井は「よく、叩いてね」と、テレビが映らない時にテレビを叩いた思い出などを語った。アンテナが家の中にあった話をちわきがすると「ありました、ありました。それで遊んでいるとすっごく怒られて」と笑いながら話した。
母の影響で歌番組を見ていたのかという質問に、「そうですね、ほんっとに好きでお母さん見てて。僕はどっちかというと子どものマンガとか見たかったんですけど、お付き合いで見せられていましたけど、それが今に至って、メロディーとかやっぱり昔の曲っていいんだなって思います」と語った。
このコーナーのBGMとして流れていた『知床旅情』について、今聞いてもいい、じんと来ますと語っている。
洋楽のスリー・ドッグ・ナイトの「ジョイ・トゥ・ザ・ワールド」、ロッド・スチュワートの「マギー・メイ」、キャロル・キングの「イッツ・トゥー・レイト」を挙げたちわきに対し、「今思うとこれかと思いますが、5歳には洋楽というものがわかっていなかった」と語った。 昭和をイメージした曲として櫻井は藤圭子の「圭子の夢は夜ひらく」を紹介した。

歌が終わると、ちわきは「歌の世界が櫻井と重なる」と言い、「幼少の時に植え付けられたんだと思います」と答えた。

  • 「くるみちゃんのともだち」

「今日まず1匹目の猫ちゃんは、ちわきミトンちゃん」とちわきまゆみの弟の愛猫を紹介。 種類はヒマラヤンの長毛で、写真を見て「とても優雅な気品が漂っている。気高そうですね。僕も昔ヒマラヤンを飼っていたことがありまして全然違うなって。僕が飼っていたのは玄関マットと同じ柄になっちゃってよく踏みそうになっていた」と笑って語った。 ちわきから「あっちゃんの口から“ちわきミトンちゃん”と。本当にうれしいです。この喜びを皆さんにもお分けしたい」と募集へつながる振りがあった。 猫ちゃんの写真やお名前、種類、特徴がありましたら「#あっちゃんくるみちゃん」をつけてツイートしてください、と募集した。 また、リスナーからのお便りで、櫻井の似顔絵について「僕の不吉な似顔絵と可愛い猫ちゃんの絵」や「僕が白い被り物をしていますけどいいですね、かぶってみましょうか」「これは王道のイケオジ、イケメンじゃないかイケジジイ、チケットが取れたのでって風にイラストをいただきました」など絵の感想も言いつつ紹介した。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

幼少期のスーパーカーブームの話から、頑張って仕事をしてスーパーカーに乗れた話をした。ゴーカートのような車も持っていたことがあるという。ずっとマニュアル車に乗っていてオートマは楽してるみたいな感じだったが、今ではオートマしか乗れない、楽でございます、と語る。松任谷由実中央フリーウェイ』について、中央高速道で山に向かうところがいいという話をする。

  • 「週替わりのコーナー」今夜の一杯

第2回放送で週替わりのコーナーとして紹介された。芋焼酎の魔王、赤ワイン、バローロなどが好きだと挙げていた。酒に欠かせないものとして音楽を挙げている。つまみとして、赤ワインにはチーズ、焼酎にはこの時期はおでんがいいと言っている。


【オンエアリスト】
1:舞夢マイム/ BUCK-TICK
2:圭子の夢は夜ひらく/ 藤圭子
3:Slave to Love/ Bryan Ferry
4:中央フリーウェイ/ 荒井由実
5:さよならべいべ/ 藤井風
6:夜明けのスキャット/ 由紀さおり
7:ダンス天国/ BUCK-TICK


第3回[編集]

2022年10月21日金曜日

  • 冒頭あいさつ

「#あっちゃんくるみちゃん」がTwitterトレンド最高3位になったことを報告した。「これはどう捉えたらいいでしょうか。自分でも何が起こっているのかまだわかっていない状態でございます」と語った。 その後、番組に寄せられたメッセージを読み上げる。放送日が今井寿の誕生日だったため、「21日は今井さんのお誕生日ですね。ツアー中ですがお祝いされるんでしょうか。今までメンバーの皆さんにいただいたり贈ったもので印象に残っているものを教えてください」という質問に対し、「この場をお借りして言わせてもらいますが、今井さんばっかりなんですよね、ツアーで祝っていただけるのは。僕とかユータもそうなんですけど、ユータってベースのユータくんなんですけど、1月と3月生まれで、僕3月生まれなんですけど、この時期はいつもレコーディングだとか内にこもった作業が多いのでお祝いは無しです。何故かいつも秋のツアーで今井さんに当たる。それだけで幸せなんじゃないでしょうかね」と語る。「ステージでみなさんに歌ってもらったりHAPPY BIRTHDAYしてもらっていますけど、今コロナなんで声は出せないので気持ちだけあげてください。僕も気持ちだけあげます」と少し笑いながら続けた。
また、リスナーからのリクエストで、リスナーの名前を一人一人を読み上げ、「僕も聞いていただきたいと思っています」とBUCK-TICKのJUST ONE MORE KISS Ver.2021を流した。


  • 「FIVE YEARS」1976年櫻井敦司10歳の思い出

ちわきの登場を「お待ちしておりました…助けてください」と迎え入れる。 超内向的な性格は変わらない話を、当時のヒット曲と交えて語る。ちわきから、10歳の櫻井敦司について「どんなお子さん?」と聞かれると、「なんの代わり映えもなく超超内向的になっていきます」と答える。小学生になりましたけども、とちわきに振られると、「友達を作るのはあまり得意ではなかった」と答えた。
好きな学科は?と聞かれると、「う~ん」と言いながら少し考え、「国語はなんとなく。自分の物語の中に入っていくというのいうので、わりと好きと言うか」と答えた。本を読むのは好きで、この頃から妄想、空想、妄想癖があったと答えた。音楽は自身の母親が歌謡曲を聞いていたのを隣で聞かされて、だんだんと曲の好みが出てきたり歌手のうまさがわかってきたという。
世の中の出来事として、ロッキード事件、記憶にございませんという言葉もこのころのようだというちわきに「ありましたね、はい」と相槌を打ち、アントニオ猪木対モハメド・アリによる異種格闘技戦には「テレビで見ていた」と話す。アントニオ猪木の寝技でモハメド・アリの足を狙うアリキックについて、「なんと形容していいのかわからない戦い、その場で考えたのか作戦だったのか知りたい」とちわきと話した。ヒット曲としてイルカ (歌手)なごり雪』、中島みゆき時代』、太田裕美木綿のハンカチーフ』、ABBAダンシング・クイーン』、QUEENボヘミアン・ラプソディ』、ウイングス『心のラブソング』などをちわきが紹介。
10歳の櫻井にとっては学校より家庭がすべてであり、そこから救ってくれたのが音楽であった。特にイルカ (歌手)の『なごり雪』はリアルできいており、思い入れがあるという。
ちわきからの歌の世界に行きたいという気持ちがあったのかという質問に対し、引っ込み思案で人前で自分が何かをするということを考えていなかったことや目立たないようにしていたことを挙げ、そう感じたことはなかったと答えた。授業中は目立たないように、先生に当てられないように微妙に体の位置をずらしていて、いるのかいないのかわからないと通知表に書かれていたと語る。その後だんだん変わっていくことになる、というちわきに「まだ10歳のころは本当に超超内向的で夢ばっかり自分の空想を描いていた」と答えた。昭和の時代の物悲しさ、陰鬱な雰囲気がある反面、大人たちはパワフルでがむしゃらで、その時代の子どもであり、家庭内の暗い部分や幼少期の暗い思い出が今のアーティスティックな部分に影響を与えていることも語っている。
当時活躍していたロック御三家のCharについて、大人になった時に話す機会があり、嬉しかった思い出を語っている。
また、Charから「演奏するの嫌だったよ」と聞いた時、大人の世界を感じたそうで、自分の思い描いた音楽というのがプロモーションやテレビ番組になると少し歪曲されてやらなければならない時代だったのではないか、と語った。
ロック御三家の世良公則に10年前に会ったこともあるそうで、ガッチガチになって何もしゃべれなかったことを語る。「昔、シングルレコードをたくさん持っていました」と伝えたところ、とても優しい声で「おお、ありがとう」と言ってくれた、と嬉しそうに話した。
原田真二には会ったことがないという。櫻井敦司の初めて買ってもらったレコード『キャンディ (原田真二の曲)』をオンエアした。この曲へのリクエストも来ていたそうで、「いい曲ですよね」とリスナーの名前を呼び、語りかけるように話した。


  • 「くるみちゃんのともだち」

応募してきたリスナーのTwitterネームに少し笑いながら、リスナーから寄せられた黒猫の写真について、「真っ黒で可愛いですね、耳がピーンとして。こういう黒猫、絵になりますよね」と絶賛した。「黒猫も欲しいがすでに3匹いるので、黒猫は次の機会に」と言うと、がっちゃんの鳴き声が登場し「がっちゃん…がっちゃん鳴いた…」と嬉しそうに発言した。
愛猫のがっちゃんの鳴き声をやっと録音できたため、この回から放送し、「どんな印象でしょうか?印象も聞かせてください」と反応を求めた。 コーナー専用ハッシュタグ「#くるみちゃんのともだち」誕生。
櫻井からのリクエスト曲として、「これから寂しい秋が来る。心に傷のある私、あなた、癒されてください」と 因幡晃わかって下さいを流した。
2匹目の猫として、くるみちゃんと同い年の7歳の猫を紹介する。BUCK-TICKの2018年のツアーNO.0で販売されたグッズの猫じゃらしが大好きで10本買ったがもう在庫がないのでまたグッズとして販売して欲しい、というリクエストに、僕が可愛いのを考えますと答えた。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

「いい車ですね」というちわきの言葉でコーナーが始まり、押し殺すように笑ったのち、「ええ、そうですね」と答える。 今はいい車の櫻井さんですけれど、とちわきが言うと櫻井は笑って相槌が打てなかった。そののち、バンド初期のころの機材車を櫻井が運転していた話をする。櫻井は運転が大丈夫な方で、他のメンバーを「みなさん、だいじょばない人だった」「免許持っていない人もいたし東京を運転なさったことがないというだいじょばない人もいた」と笑って語っている。
ちわきから「バンドマンの一番大事な友達というべきハイエース的な」と聞かれると、何万kmも走っているボロッボロの安いハイエースをバンドメンバーでお金を出して買った話をする。 そのハイエースに機材を積み込み、メンバーとローディーを乗せ、自分たちで地方のライブハウスにお願いして、地元のバンドに手伝ってもらい「トップバッターでいいんで出させてください」とお願いしたという。今となってはいい思い出だが当時は食うに困って悲惨なものだったという。
皆が想像しているようなキラキラしている今とは違う状態だったことや、東名高速道路でもう少しでサービスエリアという辺りでボロボロのハイエースがガス欠で止まってしまった話などをした。その時はレンタカーとハイエースの2台で移動しており、櫻井はレンタカーに乗っていた。ハイエースが待てど暮らせど来ず、向こうから路肩をのろのろやってくるハイエースが見えたという。ハイエースチームがサービスエリアまで来た話は始終笑って話した。古いハイエースを運転しているうち、櫻井はガソリンを少なく使う運転方法などを会得したそうで、「アイドリングの時点でギアを入れ替えていく」と具体的に説明した。バンドのスタートを「泣き笑い」と例えた。ちわきが「今はこんなにキラキラしているけどそんな時代もあった」というと「キラキラしてもいないんですけどね」と笑いながら謙遜し、「渋い感じに?でもステージではキラキラして素敵ですけど」と言われると控えめな声で「ありがとうございます」と返事をした。
ドライブソングとして、根津甚八 (俳優)のテレビドラマ(あまく危険な香り (テレビドラマ))のオープニング曲山下達郎あまく危険な香りを流した。

  • リスナーからのメッセージ紹介

以前に櫻井とテレビ番組で共演したヒロシが猫を飼い始めた話題であり、アドバイスを、というものだった。「実は横浜アリーナ公演にも来てもらい、猫を飼う話があった」と話した。アドバイスとして、なるべく一緒にいればいるほど思い出が増えるし、どんどん愛情が増えるしキャンプに行けないんじゃないか、インドアになるんじゃないかと答えた瞬間にがっちゃんの鳴き声が登場し「ずるいタイミング」と笑う。くるみちゃんよりもがっちゃんの方が太い声をしている、野性的なのかな?と言い、今度はまるちゃんの声も録りたいと語った。 その後、泉谷しげるの「翼なき野郎ども」を流す。


  • 「週替わりのコーナー」Twitterからのメッセージ

「櫻井さんにお勧めの本」ということで原田マハの『サロメ』を紹介された。櫻井はオーブリー・ビアズリーの表紙の絵と共に気に入っているそうで、「もし読まれていない方はぜひ手に取っていただきたい」と櫻井からもお勧めの本だという。

最後にBUCK-TICKのMement moriを流した。 また、リスナーからのリクエストで「くるみちゃん、まるちゃん、がっちゃん3匹も出演してください」とのリクエストに「叶わぬでしょうね。スタジオがめちゃくちゃになりますね」と笑った。
その後、「もう3週目になりますか。全く慣れませんね。しどろもどろでお聞き苦しくて申し訳ありません。次あるかどうかわかりません。次頑張ります」と言い、BUCK-TICKのツアーについて関西公演を中心にスケジュールを案内し、「みなさん素敵な週末をお迎えください」と囁くように語って3回目を終えた。


【オンエアリスト】
1: JUST ONE MORE KISS Ver.2021/ BUCK-TICK
2: キャンディ (原田真二の曲)/ 原田真二
3: わかって下さい/ 因幡晃
4: あまく危険な香り/山下達郎
5: 翼なき野郎ども/ 泉谷しげる
6: Mement mori/ BUCK-TICK

第4回[編集]

2022年10月28日金曜日

  • 冒頭のあいさつ

「明日はひさびさの関西、神戸に行きまーす。空元気を出してみました」というあいさつに始まり、翌日のコンサートのために神戸に行くという話をしている。神戸にはチャーリー・コーセイの店があり、BUCK-TICKとして遊びに行ったこともあり、神戸公演に家族で来てくれたこともあるという。
リスナーからの質問で「アリーナのライブを拝見しました。櫻井さんの腕がたくましくなっていましたが何か筋トレをしていますか?」や「筋トレやヨガをしていますか?」と筋トレの質問が複数きていた。筋トレは続かずコンサートの前に独学のストレッチをしている話をしている。「スタイルを維持しているが若さの秘訣は何ですか?」という質問に対し、若くないと謙遜しながらも秘訣は歌うことと語っている。 「今日の一曲目で」と言ってBUCK-TICKの「Romance」を流した。

  • 「FIVE YEARS」1981年櫻井敦司15歳の思い出

こんばんは、というちわきの声に「ちわきさんが入ってくるとグッとしまりますね」と迎え入れた。15歳の櫻井敦司の思い出、ということで、ちわきから「多感、反抗期」とのキーワードが出たが、反抗期らしきものはなかったと語る。中学生になった櫻井敦司さんはどんな感じだったんですか?というちわきに対し、「今までずっと内向的を売りにしてきましたが、15歳にして、相変わらず内向的です」と答える。中学校ではメンバーとの出会いがあったのかというちわきに対し、BUCK-TICKメンバーとはまだ出会っていないことを語る。女子が気になって気になって仕方がなかったこと、好きな女子がいたが恥ずかしくてモジモジしてしまったこと、女子と話をすることはできなかったこと、男友達とは話せるけど女の子としゃべるなんてとんでもなかった話などをする。櫻井には兄貴と父がおり、家にいる女性は母親だけで女子の免疫がなかった。また、母親からは櫻井自身を「女の子だったらよかったのに」とよく言われており、「だからこんなになっちゃったのかもしれない」と笑った。ちわきから、男の子は気になる女の子にいじわるしちゃったりするが、と聞かれると、今だったらできないけどスカートめくりとか放課後に好きな子の笛を吹くとかあったようだが自分はできなかった、その反動が今きていると笑って答えている。 ちわきは世の中の出来事として、チャールズ皇太子ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)結婚、コンビニエンスストアのファミリーマート開業、スペースシャトル・コロンビア打ち上げ、貸しレコード店大流行を挙げる。貸しレコード店について櫻井は「こんなに安いのか」と思ったが、レンタル料金だったという。ちわきからの、そういうものを借りませんでしたか?という質問に対しては「あまりお金も持っていなかったので、借りるってより友達から借りていました」と答えた。なめ猫については、猫の好きな櫻井さんとしては、とちわきに振られるとグッズを持っていたと答えた。ヒット曲として五輪真弓恋人よ』、松任谷由実守ってあげたい』を挙げると、「守ってあげたい」はシングル盤を持っていたという。ほかに寺尾聰ルビーの指環』、竜鉄也奥飛騨慕情』、近藤真彦スニーカーぶる〜す』、キム・カーンズベティ・デイビスの瞳』、ダイアナ・ロスライオネル・リッチーエンドレスラブ』、ケニー・ロジャースレイディ』、映画は『エレファント・マン』、『ブルース・ブラザーズ』をこの年と作品として挙げている。このころの櫻井のミュージックライフは、とちわきに聞かれると、櫻井はベストテン番組をよく見ていた話をした。沢田研二については「綺麗、美しい、色気がすごい、歌も素晴らしい、何とも言えない甘さとかたさ、素晴らしい声」と絶賛している。エキゾティクスについても、ちょっとロカビリーっぽい曲もあり、それに加えてニュー・ウェイヴ (音楽)な感じもあったので「めちゃくちゃ好きだった」という。表現する側に行くことについて、そのころはまだまだ憧れであり友達の家で友達のお姉さんから洋楽を知るようなそういう段階だったと語る。テレビを見てやってみたいと思ったことは?というちわきに対しては、別の次元で別の世界だと答えた。櫻井は「中学生の時に音楽室に忍び込んでドラムを叩いて怒られた」と語っている。当時、ドラムは身近にある楽器だったという。今でも叩くことがあるかと聞かれると、今は叩かずヤガミトールのドラムセットの椅子にちょこーんと座ることもあると語る。 今日の選曲を紹介するにあたり、冒頭のチャーリー・コーセイについて再び話題に上がる。チャーリー・コーセイの店についてどんな店かと聞かれると、最初に行ったときは広くて開放的な店で、二回目に行ったときは自分でギターを弾いて楽しむようなプライベートな空間で居心地のいい店で贅沢な経験だったことを語る。 また、テレビアニメルパン三世については、峰不二子のことを「同世代の男性にはグッとくると思う」と語り、アニメだけど大人な世界だったという。 曲が終わると、ちわきから「明日は神戸ですね、神戸国際会館、みなさんお楽しみに」と案内があると櫻井は「行きまっせ」と言い、ちわきと櫻井は笑った。

  • 「くるみちゃんのともだち」

リスナーからの猫でシャムネコを紹介する。「かごに入っていますけど、可愛いですね、この鼻が真っ黒で」と、メッセージと交互に感想を加えながら読み上げる。 くるみちゃんのお友達になれるかにゃ?というメッセージに「にゃれます!」と答え、がっちゃんの鳴き声が登場し、「がっちゃんが友達になります」と言った。 また、「猫といえばロバート・スミス (ミュージシャン)、違うか。僕もリクエストしたんですね」と他にもリクエストをしたリスナーの名前も挙げ、「東京都の櫻井敦司さんからのリクエストで」とThe Cureの「The Love Cats」を流した。 2匹目の猫として、シンガプーラを紹介する。「くるみちゃんのお友達、『なるよ~』っていう感じでしたかね。『なるよ~』って」と笑う。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきの「乗っていい?」に櫻井が「いいよ」と答え、車の走りだす音がし、「今週もドライブしましょうかね」「ああ、行こうか」とのやり取りが行われる。その後、ちわきと櫻井の小さな笑い声があり、ちわきから「いきなりの小芝居、失礼しました」とコーナーが始まる。最近は櫻井が車でラジオを聞いていると話が振られる。2011年の東日本大震災を機に、車を運転していると外の状況がわからないため車ではラジオを聴くようになったと語っている。またバンド黎明期の車のBGM用にカセットテープを編集していた話を「RECとPLAYを同時に押す作業」と具体的に語った。どんな曲を聴いていたかと聞くちわきに対し、地元の先輩のBOOWYを挙げる。氷室京介については先輩であり恩師も同じ先生であるため「お前も氷室と同じで言うことを聞かない」と言われたという。氷室京介の伝説についてちわきから質問があると「伝説ありますが、ちょっとラジオで言えないような氷室さんの名誉にかかわる、いやでも、真面目な…真面目と言ったら逆に怒られる」と時折声を強めたり何と言っていいのかわからないように言葉を選びながら笑いながら話した。デートミュージックを作ったかというちわきからの質問に対しては、「下心バンバンで」カセットテープを編集したという。ラブな感じを醸し出す、それはBOOWYとかTHE MODSじゃないよね?というちわきに対し、「中にはロマンチックな曲もございましたから、そういうのを狙って、これでいけるかなみたいな」と楽しそうに語る。群馬は車社会なので、そこら中にナンパをする輩が車でうろうろしており、歩いている女性をナンパしたという。車同士で公園に集まったりするんですよ、と説明した時、小さい声で「何言ってるんだろう」と笑った。ちわきは「いやいや面白いです」というと櫻井は「女の子も、いい男いないかなみたいな」と説明した。女子もめかしこんで「いい男いないかしらぁ~」みたいな感じで、と櫻井が言い、ちわきは「面白そう~!行ってみたい」というと櫻井は「ハハハ!」と高らかに大笑いし、「今も」というと「今もあるんですかね」などたいそう盛り上がった。今もあるんじゃないですかね、車がないと生活できないし、と言っている。 ドライブいいですね、とちわきから話があると、一人のパーソナルな空間でもできるし、みんなでワイワイ、今は家族でと運転は好きだと語っている。 回を重ねるごとに好評となったちわきと櫻井の小芝居が始まったのはこの回からである。 今日はサイケデリックな曲を選んでいただきました、とちわきから振られ、昔から大好きだという The Doorsの「People Are Strange」を流した。

  • リスナーからのメッセージ紹介

本日男の子を出産した、というリスナーからのメッセージを紹介した。 お産中、好きなBGMをかけていいというのでもちろんBUCK-TICKを用意したというリスナーに、「ありがとうございます。大丈夫ですか?うちらで」とメッセージと感想を織り交ぜながら読み上げた。 息子が出てきた瞬間にかかっていた曲がAlice in Wonder Undergroundで絶妙なアンサンブルで感動したという。「うちらのBGMで大丈夫ですかね、とにかくおめでとうございます」と言い、名前を再び読み上げ「ありがとう」と言った。 その後、もうすぐハロウィンですね、と言い、Marilyn Mansonの「This Is Halloween」を流した。

  • 「週替わりのコーナー」おすすめの映画

リスナーからおすすめの映画を教えてというリクエストがきていたため、『太陽がいっぱい』を挙げる。小さいころ、アラン・ドロンの美しさにひかれたという。ストーリーももちろんいいが、危うさがあってすごく好きな俳優だ、と語る。あんな顔に生まれたらどんな人生なんだろうと幼心に思ったという。ベトナム戦争の『地獄の黙示録』も挙げている。 色々あるがみなさんも教えてください、と言っている。 また、リクエストを送ったのが高崎在住ということに気が付き、「あ、これ高崎の人ですね、群馬県高崎市」と言っている。 今日のラストソングとしてBUCK-TICKの「Rain」をかけた。

曲が終わると、リクエストを送ったリスナーのメッセージを読み上げた。 「Rain」が大好きだからコンサートでぜひやってほしいというリスナーには「やりますよ~」と答えた。 あっちゃんを30年以上大好きだというメッセージに「わ~お」と笑って答え、「このまま大好きでもいいですか」と読み上げ、「どうしよっかなー」と笑い、「お願いします」と答えた。 「そろそろ4週目お別れのお時間です。まだまだお聞き苦しい点が多々あるとは思いますが最後まで聞いていただいてありがとうございます。何回やっても慣れないですね。声は震えるわ、しどろもどろになるわ、ちわきさんに助けてもらってようやくここにいられます。また来週会えるかにゃ。だんだんふざけてきたぞ」というと、終わりに「にゃーん」と猫の鳴き声が入る。 最後にBUCK-TICKの関西公演のお知らせをし、4回目を〆た。


【オンエアリスト】
1: Romance/ BUCK-TICK
2: ルパン三世主題歌 2/ チャーリー・コーセイ
3: The Love Cats/ The Cure
4: People Are Strange/ The Doors
5: This Is Halloween/Marilyn Manson
6: Rain/ BUCK-TICK

第5回[編集]

2022年11月4日金曜日

  • 冒頭あいさつ

リスナーから「ツアー中に欠かせないものは」という質問に対し、「お酒がないと動きません、ガソリンです」と語っている。 高崎公演に行く予定だという群馬県のリスナーから「故郷で、今と昔で変わったところは?」という質問に対し、「街並みがだいぶ違いますね」と答えている。僕が生まれたところはあまり変わっていないが、昔は水田と桑畑ばかりだったが今は色々な商業施設ができていてここは本当に藤岡なのかと思うことがある。しかしちょっとはずれるとやっぱり藤岡らしくほのぼのしている、と答えた。 複数のリスナーからのリクエスト、そして櫻井本人からもリクエストとのことでBUCK-TICKの「BOY septem peccata mortalia」を流した。

  • 「FIVE YEARS」1986年櫻井敦司20歳の思い出

「今日振り返るのは1986年、櫻井敦司さん20歳。もう20歳はBUCK-TICKやってらっしゃるんですよね」というちわきに「ええ、BUCK-TICKしてました」と答える。 高校に入学してからのメンバーとの出会い、それから20歳までの思い出も語る。 櫻井は出身校の群馬県立藤岡高等学校を「ガッチガチの男子校」と語っている。最初に出会ったのは同級の今井寿であり、1年生の時に同じクラスになった。その時は遊ぶ仲間が違い、櫻井は他校の生徒と遊んでいた。今井寿は華奢で真面目だったという。その翌年、星野英彦樋口豊が入学し、今井寿の仲のいい友達と一緒に今井寿の実家である今井商店で5人でバンドを組む話になった。櫻井はドラムを担当し、高校3年生の時にはアマチュアバンドとして地元で練習したりコンテストに出ていた。 その当時はBOOWYはデビューしており、氷室京介のことを「本当の高校の先輩、真面目な先輩、カッコいい先輩」と語っている。 BUCK-TICKの前身バンド「非難GO-GO」についてちょっとくせのあるようなバンド名と語っている。ちわきは改名後のBUCK-TICKというバンド名について「すごくよくできている」と言い、櫻井は「今井さんのセンスですね」と答えている。 ドラム時代の櫻井はボーカルを志望するようになり、ヤガミトールのバンドでボーカルをやらせてくれと頼む。そのことについて「アニイのバンドにボーカルをやらせてくれって直談判に行ってやんわり断られた。BUCK-TICKのドラムがいなくなっちゃうよって言われて、ショボショボ帰っていきました」と語っている。しかし色々なタイミングが重なって、BUCK-TICKのボーカルを替えたいという話が今井寿と樋口豊から出ており、藤岡にいる櫻井に電話がかかってきた。次のボーカル候補者は地元のアマチュアバンドの後輩だった。ボーカルとしての経験があるその候補者に対し、櫻井は経験も実績もなく歌っている姿を見せたこともなく、最初は心配されたが櫻井は押し通したという。 今まで内気だった櫻井がバンドを組むことも驚きだが、ボーカルをおすことも驚きだったのではというちわきに、その時は父親も亡くなっていて、自分の人生このまま中途半端でいいのかと考えるようになったと語った。みんなにくっついてドラムをやっているだけだったが先頭に立って燃え尽きたかったという。 ドラムが抜けるため、アマチュアバンドを辞めて働いていたヤガミトールを、実弟の樋口豊が無理やり引っ張ってバンドに加入させた話をする。櫻井は「弟が兄貴を『行くぞ!』って」と笑いながら繰り返した。 ちわきが「ゆうた君にそういう部分があるんですね」というと櫻井は「ゆうた君はもうあれですよ、根性ありますから。やんちゃですよ」と語る。ちわきが「私たちが見ているといつも笑顔で」というと「あれに騙されてはいけません。あれはかりそめの、うその姿です」と笑った。その時は櫻井はまだ地元にいて仕事もせずぷらぷらしていたという。自分はボーカルになりたい、東京に行きたいという気持ちは何となく伝えてはいたが、自分が東京に行ってしまったら母親と兄だけになってしまう上に母親は心配性なので何となく中途半端にいた。最終的には「いいよ、行ってらっしゃい」と言ってくれて家出同然で東京に出たという。 上京時は女の子の家に転がり込んで、絵にかいたようなひもという立ち位置だったという。アルバイトを始めては辞め、始めては辞めをしていた。新宿小田急百貨店地下の婦人靴売り場に履歴書を持って行った。接客業をしたことがなかったが、裏方で何かしていたらいいのかと思っていたら接客するように店長に言われた。「櫻井君、接客業なんだから、お似合いですねとかサイズをお出ししますよとか言わなきゃダメだよ」と言われ、棒読みで「お似合いですね」と言っていたという。 また、世の中の出来事として、ハレー彗星大接近、ファミコンソフト「ドラゴンクエスト」発売を挙げる。ドラゴンクエストについては、なけなしのお金をはたいて買ったという。空前の猫ブーム、映画「子猫物語」、マンガ「ホワッツマイケル」については、「チャトランと、踊る猫ですよね」と笑う。ヒット曲として石井明美CHA-CHA-CHA』、少年隊仮面舞踏会』、プリンスKISS』、バナナラマヴィーナス』、音楽テレビ番組のミュージックステーションがこの年の10月から放送開始などをちわきが紹介する。また、BUCK-TICKの活動としてインディーレーベルの太陽レコードから1stシングル「TO SEARCH」が発売されたことも挙げられる。 ライブハウスで自分たちのワンマンライブができるようになるとレコード会社の方が見に来るようになり、そこで出会ったのが太陽レコードの社長だったという。その当時はインディーズが流行り始めたころで、まずはインディーズなんだという流れがあったという。そこで、ガス欠と戦いながらおんぼろのBUCK-TICK号で地方を回るようになったという。 この5人が出会い、この5年で櫻井はだいぶ変わったとちわきから振られると「自分から何かをやりたいという衝動は自分の中でも初めての感情だった」という。それはそのあとも続いて現在に至る、というちわきの話には、「刹那的であったり、そういうのはずっと変わっていないけど周りの状況はめまぐるしく変わった」と返した。 そして、櫻井が好きなアーティストと言えば、といってDavid Bowieの名が挙げられる。ソロの時にカバーしたことを挙げ、10代のころから好きなDavid Bowieさんです、と言って「Life On Mars?」を紹介した。

曲が終わると「激動の二十歳、成人式はやったんですか?」という質問に「一応地元で、貸衣装に身を包み」と答える。燕尾服を着たが、そういうのも嫌だったが一応やっておけということでやったという。写真はないのかというちわきの質問に「もうないんじゃないでしょうか。あっても燃やすと思います」と笑い、ちわきは「燃え尽きてしまえ~」と前述のボーカルへ志願した時の櫻井の話から言葉を借りて話を合わせた。

  • 「くるみちゃんのともだち」

いつも舌をしまい忘れてしまうんだ僕は、というリスナーの猫を紹介する。猫が舌をしまいわすれてしまうのは猫あるあるで、リスナーの猫は黒猫で、赤い舌がコントラストになっていて赤さが際立っていることを挙げる。 櫻井家の愛猫は、くるみちゃんがいつもアホみたいな顔でベロをしまい忘れるという。毛づくろいして忘れてしまい、舌が乾いてどこかに引っかかっているようで写真を撮ろうとするが、写真を撮ろうとするとベロをしまい忘れていることに気が付いて引っ込めてしまうという。笑いながらその話をしていると、くるみちゃんの鳴き声が登場し、「タイミングずるいですよね」と笑う。最近ツアーで家を空けているから新鮮ですよね、と嬉しそうに笑った。 2匹目の猫として、リスナーの愛猫のマンチカンを紹介。車のハンドルが写真に写っており、「すごく格好いいハンドルが見えて、ハンドルに手をかけていて可愛い」と言っている。「あっちゃんと同じで車が好きです。運転中はケージに入っています。くるみちゃん、まるちゃん、がっちゃんはドライブ好きですか?」という質問に「近所に動物病院があるんですけど、ケージを出した瞬間に誰もいなくなります。こういうお宅、たくさんあるんじゃないですか」と笑いながら答える。 この回から櫻井の愛猫のまるちゃんの鳴き声が登場する。やっと録音できたという。のどの音を「ぐるぐる」と言い、寝ている時にこれをやられると癒しどころか寝られないという。


  • 櫻井敦司からのリクエスト曲

土屋昌巳との思い出を語る。土屋の経歴を「元ジャパン (バンド)というイギリスのロックバンドのギタリストでもあり、一風堂 (バンド)」のボーカリストでもあります」と紹介した上で、土屋から歌詞を書いていただけませんかと要望があった話をする。「あの一風堂の土屋昌巳さんからそんなことを言われるなんて身に余る光栄」だと思い、最初は歌詞を2曲書いていたらどんどん燃えてきて、土屋から「櫻井さん、一緒に歌うってことは可能でしょうか」と聞かれ「恐れ多いですけどすごく光栄なことです」と答えてまず1曲、最初は掛け合いのように歌ったという。もう1曲は「櫻井さんに歌っていただきたいんですが」と言われ、その日から眠れなくなってしまったという。 大好きな曲です、土屋さんありがとう、と言い、土屋昌巳の「小さな森の人」を紹介した。 土屋さんとこの作品を残せたのは一生の思い出と語っている。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきとの小芝居では「今日はどこ行く?」と聞かれ「甲州街道でも行こうかな…甲州街道はもう秋なのさ」と答える。ちわきは「いつも笑いますね、このコーナー」と言うと櫻井も笑う。 リスナーからの質問で、おすすめのドライブコースを聞かれ、上毛三山の話をふられる。ちわきに、走りに行きました?と聞かれると「行きましたね~その当時。車を買ってもらった、まだそんな身分ですね。スカイラインっていうのに乗って、東京から関越に向かっていると赤城山がどーんと迎えてくれて、その奥に行くと伊香保温泉があって、その奥に榛名富士、富士山の形をした榛名富士と榛名湖がありまして。その奥に行くと長野県境、浅間山ですね。鬼の押し出し、浅間山って噴火した山ですね。群馬で車を持っている人は必ず行きますね」と詳細に説明した。また甲州街道が好きだといい、「さっき、甲州街道はもう秋なのさってRCサクセションの曲にいけば良かったですね」と笑う。都心からどんどん山梨の方面に国道20号線を使っていくという。高速道路は退屈してしまうという。相模湖を抜けて山中湖河口湖に行く話、富士五湖巡りをしたい話などを語る。今年はもう富士山が初冠雪した話などをする。落ち葉が枯葉になって切ない、切ないんです、という。都心から離れて山の方面に行くとどんどん自分が浄化されるという。「汚れた俺様が綺麗になれる一瞬なのでございます」とちわきと笑いながら話す。ちわきは「浄化されるんだね。魔王の浄化ですって、みなさま」と笑う。 また、ドライブソングとして「横文字でいっちゃうぜ」と「ビー・イー・ディーって言うのかな、ベッドって読んでいいのかな、今言った話とは真逆なんですけど都会がすごく似合う、ゆっくりクルージングするような感じで、違うと思います」と B.E.Dの「Before I Leave Featuring Chloe Myers」を紹介した。

  • リスナーからの質問

最近はまっている食べ物は何ですか、という質問に対し「どストライクな、ど直球な質問ありがとうございます」と言い、「はまっているのはですね、今ツアー中でもありますので、その土地土地の美味しいものをいただけることが楽しみ」と答える。群馬は海なし県でもあるため、魚でこんなに美味しいものがあるのかと驚いたり、この間金沢に行ったときは美味しいお寿司をいただいたと答えている。他のリスナーからは好きなラーメンを聞かれ、「私の好きなラーメンは冷やし中華です。おすすめのラーメン屋さんを聞いてみたい」というリスナーに対し「僕はこう見えて、どう見えて?麺類すごく好きなんですね」と笑いながら語る。「三食麺でもいいぐらいですね。もちろんラーメンもうどんも蕎麦もパスタも好きなんです。好きなラーメンも、いやぁ何でもいいなぁ…とんこつもですし、しょうゆももちろんですし、ただ苦手なのはフォー、ベトナムの麺。ベトナムの麺に悪気はないんですが、パクチーがとっっっ…ても苦手なんで、それだけです。好きなラーメンは冷やし中華でも何でも好きです、麺類全部好きです。おすすめのラーメン屋さんは僕が聞きたいぐらいです」と答える。
曲の紹介では、1976年のFIVE YEARSの10歳の時にかければ良かったな、と言い 丸山圭子どうぞこのままを紹介した。

そろそろお別れのお時間、ということで、リスナーからのリクエストに添えられたメッセージに次々に答えている。 「あっちゃん、緊張して聞いております」というメッセージには「僕は緊張してしゃべっています」と返事をし、 「今一番大切にしていることは」というメッセージに「そうですね、喉ですね。ツアー中なので、頑張りまーす」と返事をし、 「ラジオを聞けて嬉しい」というメッセージに「僕も嬉しいです」と答えている。
最後に「それではみなさん、素敵な夢を見てください。悪夢なんか見ないで。ありがとうございました。またお会いしましょう」と言い、みなさんからいただいたリクエスト、としてBUCK-TICKの「形而上 流星」を紹介した。


【オンエアリスト】
1: BOY septem peccata mortalia/ BUCK-TICK
2: Life On Mars?/ David Bowie
3: 小さな森の人/ 土屋昌巳
4:Before I Leave Featuring Chloe Myers/ B.E.D
5: どうぞこのまま/ 丸山圭子
6: 形而上 流星/ BUCK-TICK

第6回[編集]

2022年11月11日金曜日

  • 冒頭あいさつ

(番組の紹介があったのみ)

  • リスナーからの質問

香水を使っていますか?という質問に答えた。リスナーは、以前BUCK-TICKグッズで販売された「qüan vie nnâ sigue eÿe(甘美な死骸)」を良い香りだといい、櫻井はそれに対し「ありがとうございます」とコメントをした。また、自身がつける香水については「僕は今、普段は全く香水は使わないんですが、コンサートの時には違う自分と言いますか、日常の自分とはちょっと変えて香水をつけています。それと、何年か前に僕の知り合いが亡くなりまして、熊本の。彼女だな、ま、彼なんですけど。彼女の形見の革ジャンをいただいて、お仲間の方に。あっちゃん着てくださいということで彼女が着ていた革ジャンをいただきまして、今日も形見を着てきたんですけど、この残り香が気になっていまして、故人を思い出せるとみたいなことで匂いを探して、匂いを探すってのもあれですけど、近しい匂いをテスターで、色んなお店に行って、僕は何をやっているんだろうと。女性のお客さんに交じってテスターでクンクンクンクンやってまして、ちょっとそれに近いのかなというものをほんとに最近発見できた。CHANELだったみたい、なのかな。ほんとのことはわかんないんですけど、CHANELのCHANCEという、これをコンサート前につけるだけです。普段は絶対つけませんので。コンサートの時気分を変えるアイテムでございます」と語った。
その後、今日の一曲目としてBUCK-TICKの「胎内回帰」を流し、曲が終わるとリクエストをしたリスナーの名を読み上げ、「僕も大好きな曲です」と加えた。


  • 「FIVE YEARS」1991年櫻井敦司25歳の思い出

ちわきから「BUCK-TICKがデビューしてグググッと上り調子のころではないでしょうか」と聞かれ、忙しかった話をした。ツアーに、レコーディングに海外にとめまぐるしく、毎日が変化の連続だったという。
それから「個人的な話でしめっぽい話が多くなってしまって恐縮ですが」としたうえで、24歳で自身の母親をガンで亡くした話をする。悪の華ツアーの札幌公演からの帰り、普段だと飛行機で帰ってきてからでもみんなと飲みに行くのが通常だったが、その日は頭が割れるように痛かったため寝ると言ったときに櫻井の兄から母親の訃報がはいったという。翌日が葬式、その翌日が福島県の公演だったが、そこからツアーの記憶がないという。来てくれた方々には失礼だが何か月か記憶がなく、脳が記憶を消そうとしているのか、と語っている。
また、母親を亡くした喪失感を次作の『狂った太陽』に吐き出したという。スピード、MAD、JUPITERという代表曲も収められているこの作品は、第33回日本レコード大賞優秀アルバム賞も受賞しており、そのことをちわきが読み上げると「ああ…そうなんですか」と笑いながら聞き、ちわきは「ご本人は賞のことを覚えていないかもしれない」とフォローした。
この頃、公私ともに変化があったといい、エンジニアの比留間との出会いを挙げる。初めてレコーディングで手伝ってもらい、レコーディングに対する意識、ボーカルに対する意識が変わったという。ちわきは「今のBUCK-TICKの原形」というと櫻井も肯定し、「それまではデビューして右も左もわからず、ロンドンレコーディングだ!などということも経験し、道筋を見つけた」と語った。
世の中の出来事として、音楽的にはQUEENフレディ・マーキュリーがエイズであることを公表した翌日に45歳で亡くなった話については、「死は突然忍び寄る」ということを感じたという。
世界的にはソビエト連邦ミハイル・ゴルバチョフが大統領を辞任する話などが出た。8月にクーデターが起こってゴルバチョフが軟禁され、その時はクーデターは失敗に終わったがその後ゴルバチョフは大統領を辞任しソビエト連邦は崩壊する、とちわきが言うと「今につながってくる話ですね」と櫻井も相槌を打ちながら話をした。
セクシーな話として、という切り口で宮沢りえの写真集『Santa Fe』が発売され記録的な売り上げを達成した話などが出た。「世の男性はみなさん買われたんですかね、僕は見たことないんですけど」と笑った。そして「衝撃的なニュースだった。恥ずかしくて買えなかったっていうのもあるのかな」と言う。番組スタッフは買っていない人が多数だという。
ジュリアナ東京オープンについては「行ったことがない、苦手だ」という。
千代の富士引退、ヒット曲として邦楽は小田和正ラブストーリーは突然にCHAGE and ASKASAY YES』、KAN愛は勝つ』の流行、洋楽はグランジブーム、ニルヴァーナ (アメリカ合衆国のバンド)『スメルズ・ライク・ティーン・スピリット』、アルバム『ネヴァーマインド』大ブームやカート・コバーンが衝撃的だったという。この当時はMTV全盛期だったことを挙げ、今井寿は流行りをうまく取り入れていた話もする。
また他のヒット曲としてマイケルジャクソンBlack Or White』、井上陽水少年時代』を挙げると「おお~、この年なんですか」と相槌を打った。映画では『羊たちの沈黙』、『ターミネーター2』などが挙がった。
名前が挙がるたびに櫻井は「ああ、この年か」「ああ」など相槌を打ちながら聞いていた。
次の選曲としてちわきが「櫻井さん、また今日も選曲が冴えています」というと笑いながら「めちゃくちゃな選曲です」と返し、 Einsturzende Neubauten の「Blume」を流した。
曲が終わると、この曲がかかることがすごいと言ってちわきと櫻井で笑った。 ちわきは、ブリクサ・バーゲルトは来日した際、駅の改札で切符を切る音を録音していた話をする。


  • 「くるみちゃんのともだち」

BGMがまるちゃんのブヒブヒいう音に似ている、と言いながら始まった。まるちゃんの鳴き声が飛び出すと笑い、「まるちゃん、返事したの。ほんっとに図体はでかいんですけど鳴き声は乙女」と笑う。
1匹目の猫として、リスナーの名前の面白さに笑い、紹介されたわがままBODYの猫について、うちにもわがままBODYのまるちゃんがいると語った。寒くなってくるとまるちゃんに膝の上に乗られ、身動きが取れないという。録音してあるまるちゃんの鳴き声が飛び出すタイミングについて「絶妙」と笑う。


  • リスナーから質問

観葉植物を育てているかと言う質問に対し「なぜか毎回枯れる。なぜなんでしょう?なぜか?家に何か変なものがいるのか?」など何度か語調を変えながら不思議がって話した。それから「あまり言いたくはないが」とした上で、BUCK-TICKのツアーグッズの「ヤガミプロデュースhair LABO」を紹介する。良かったらスキンヘッドにでもして遊んでくださいと言った。
「12月の大阪でのライブ楽しみにしています」というメッセージには関西弁のようなイントネーションで名前を紹介し、「大阪行きまっせー」と答えた。
「アニイのグッズの話とはだいぶ雰囲気を変えていきます」と言い、「僕のイギリスの友達のレイモンドワッツの曲」と紹介しPIGの「Cry Baby」を流した。
曲が終わると、レイモンドワッツとの出会いは刺激的だった話をした。
「Cry Baby」の前にかけた曲はブリクサ・バーゲルトの「Blume」だったが、両方とも日本語で歌われているという共通点を挙げた。
また、レイモンドワッツがブリクサと会うという話をしたこともあったそうで、「やっぱり繋がっているんだ」と思ったという。



  • 「金曜夜のドライブタイム」

ツアートラックの思い出を語る。今ツアーである「BUCK-TICK TOUR THE BEST 35th anniv.」は11トントラック3台を使用している。櫻井は、よくファンからツアートラックを見ましたとか一緒に写真を撮らせてもらったと聞くという。「自分の知らないところで盛り上がってくれているので、ツアーっていいなと思います」と語る。街中で遭遇することについては、そういうのって面白いですねと返した。11トントラックは相当大きく、櫻井の兄が乗っていた11トントラックの助手席に乗せてもらった思い出を「見晴らしが良く感動的」と語る。ちわきから「昔のB-T号とは違うよね」と言うと「B-T号とは」と苦笑し、「比べものというか同じセクションには入りません」と2人で笑った。
ツアートラックについては、時間通りに届けることや視野は広いが車体が長いこと、そのハンドルテクニックに感心している。過去に自分のツアーのトラックにはサービスエリアで乗ったこともあり、気分は良かったが、これを動かすと思うと怖かったと語った。
ツアーについては自分たち5人だけでできるものではなく、夜通し運転してくれるスタッフや足場や鉄骨を組み立ててくれる人がいるからコンサートを開けるということに触れ、またそういうことをしみじみと感じるツアーであることを語った。
スタッフについては、楽しんでやってくれている感じであり、トラックの荷台に荷物を積むときはこうしたらいいなど創意工夫をしており、仕事だが楽しんでくれたらいいと思っているという。
余談として、倉敷公演の時に櫻井がホワイトボードに猫の絵を落書きしたが、誰か撮ってくれないかなという下心もあったという。
3匹の猫を描いたが、一番大きく描かれた絵がくるみちゃんで、自身のラジオ番組を意識したことを語る。
次の曲の紹介として、素晴らしい作曲者が作ってくれて、手前味噌だがいい曲なので聞いて欲しいと言い、自身の曲「転生」を流した。
曲が終わるとちわきは「素敵なナンバーです。引き続きいいツアーを、そしてまた来週のドライブも楽しみにしています」と言うと櫻井は「ああ、楽しみにしていてくれ」と囁くように返した。この回はこの櫻井の返し以外に小芝居がなかった。

  • 「くるみちゃんのともだち」

2匹目の猫について、「猫さん、猫さんたち、ですね」と紹介する。「これね、素晴らしいんですよ。真っ白な姉妹ネコ。そして名前が美しい。ゆきみちゃん、つきみちゃん。うわぁ…素晴らしい。真っ白です。可愛い。まるちゃんと同じ…ああ!スコ姉妹!スコ姉妹です」「スコ姉妹ですよ、みなさん、聞きました?初めての単語ですよ」「真っ白で可愛い」「これ見たいなぁ…本物見たい」と興奮し、感激したように紹介する。
また、くるみちゃんとまるちゃんとがっちゃんの鳴き声が3匹まとまって飛び出したため大笑いし、「三段とびですね!初めて聞きます」と言った。
CM明けも「ゆきみちゃん、つきみちゃん、ありがとう」と続き、「くるみちゃんも喜んでいます」というとくるみちゃんの鳴き声が登場し、「がっちゃんも喜んでいます」というとがっちゃんの鳴き声が登場する。「まるちゃんも喜んでます」というとまるちゃんのぐるぐるが流れ、櫻井は大笑いし、「このぐるぐるはみなさんに届いているのでしょうか」と笑う。「あ~あ」と言いながらもまた笑い、「えーと、なんだっけな、メッセージを紹介します」とリスナーからのメッセージを紹介した。
ラジオのDJの話が来た時は、「乗せられたってことでしょうかね」と言い「それは冗談として、せっかく35周年なので、何でもやってみようか、皆が喜んでくれるなら」ということを話していた。
DJ以外にも新たに挑戦したいことという質問に対しては、やってみたいことは色々あるが、とにかく面倒くさがりの不精だから何もしたくないが一人旅でローカル線に乗って旅がしたい、おやじくさいんですけどね、と答えた。
沢田研二の「君をのせて」を紹介する時は「僕の大好きなジュリー、沢田研二さん」と紹介した。
沢田研二の曲の後に、僕がやりたいことがありました、ということで「猫カフェの店長」を挙げた。「店長です」と言いたい、という。
猫に囲まれてすごせるならそれもいいかなと思います、という。

  • 「週替わりのコーナー」おすすめの映画

「あっちゃんこんばんは。毎週身悶えしながら聞いています」というリスナーに「どんな状態でしょう」と笑いながら答える。 映画監督クリント・イーストウッド主演の映画「グラン・トリノ」がおすすめというリスナーに「僕も観ました。やり場のないラスト、でも素敵です」と答えた。
ラストソングとして、BUCK-TICKの「idol」を流した。

ラジオDJについて「ラジオを聞きました」「最近こなれてきたのではないか」と言われることもあるという。全然こなれていないのでご安心くださいと答えた。
また翌日の札幌公演について「もう札幌も寒いですよね」と言い、関西公演のスケジュールを案内する。
最後に「みなさん、寒くなってきましたのでお風邪など召さないようにお気を付けください」「それでは素敵な週末をお過ごしください」 と第6回をしめた。


【オンエアリスト】
1: 胎内回帰/ BUCK-TICK
2: Blume/ Einsturzende Neubauten
3: Cry Baby/ PIG
4: 転生/ 櫻井敦司
5: 君をのせて/ 沢田研二
6: idol/ BUCK-TICK

第7回[編集]

2022年11月18日金曜日

  • リスナーからの質問で、月食惑星食の話になり、月食の日は月を見上げている人を見ていたという話をする。月は絵にもなるし詩にもなると語っていた。
  • 「FIVE YEARS」1996年櫻井敦司30歳の思い出

札幌公演はそれほど寒くなかった話、地元高崎公演の話ではメンバー紹介で上毛カルタをからめたが県外の人は何を言っているんだという感じだったと思います、と語る。上毛カルタの説明をし、子どものころの思い出も語る。ちわきに「“さ”」とふると「三波石と共に名高い冬桜」と即答し、三波石について「地元にある変な…」と言ってしまう。ちわきは「地元ならではの気安さが出ましたね」とフォローし、櫻井は「はい、不思議な石があって」と説明した。星野英彦を紹介した際の「ほ」がなかなか出なかったと言うがコンサートで考えていた時間は2秒もなかった。 ツアーの思い出の後に、30歳のころの思い出を語る。BUCK-TICKが事務所を独立したのが30歳であった。また、写真集の撮影でネパールに行っていた際に襲われた人生最大の病気である腹膜炎の思い出も語る。 世の中の出来事として、安室奈美恵の流行、オアシスワンダーウォール』、スパイスガールズWannabe』、渥美清の死去、野茂英雄メジャーリーグで日本人初のノーヒットノーラン達成、O-157流行があった。それを聞いたうえで「安室ちゃんとは程遠いのですが」と前置きし、自前の音源を持ち込み、遠藤ミチロウの『好きさ好きさ好きさ』を流した。

  • 「くるみちゃんのともだち」

リスナーからの質問で「櫻井が帰宅したときに最初のお迎えしてくれる猫は」というものに対して、玄関のドアを開けるとくるみちゃんが飛び出してくる恐れがあるため、リビングに通じるドアを閉めてあり、そのドアの下に二つガラス窓があり、透けて見えるため、「何者かが二匹こちらを見ている」と最初から最後まで笑いながら説明した。 その後に、自前で音源を持って来た若林ケンの『嘆きの天使』を流した。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

富士山の五合目までドライブができるルートがあり、その中でも一番人気のないルートで夜一人で五合目まで行った話をした。失ったものを求めて富士山に行くと語り、満天の星空に月、そこに贅沢さを感じるという。太陽からは嫌な孤独感を感じるという。

  • リスナーからの質問

「美術館にはよく足を運びますか」に対し、伊東の湖にある池田20世紀美術館に行った話をする。居心地の良さ、空気の良さなどが気に入っているという。

【オンエアリスト】
1:Moon さよならを教えて/ BUCK-TICK
2:好きさ好きさ好きさ/ 遠藤ミチロウ
3:嘆きの天使/ 若林ケン
4:Calling You/ Jevetta Steele
5:人間の証明のテーマ/ ジョー山中
6:凍える/ BUCK-TICK

第8回[編集]

2022年11月25日金曜日

  • 「FIVE YEARS」2001年櫻井敦司35歳の思い出

ちわきの「35歳、男盛り」の振りに対し、櫻井は「ざかりですかね…まあ、盛ってます」と返した。 BUCK-TICKとしては11月に19thシングル『21st Cherry Boy』リリースをしたがバンドというよりユニットとしての活動が多かった話をする。櫻井敦司、今井寿、レイモンド・ワッツ、サシャ・コニエツコで組んだSCHWEINについて語る。また、2000年から始まったTHE DAY IN QUESTION、ちわきは世の中の出来事として「ハリーポッター」シリーズの流行、ジャネットジャクソンの『ALL FOR YOU』、アリシア・キーズ『フォーリン』、レニークラビッツ『アゲイン』、ザ・ストロークス『ラスト・ナイト』、ゴリラズ『Clint Eastwood』など多岐にわたるアーティストの活躍を挙げている。櫻井は大好きなボーカリストとしてDEAD ENDを挙げ、MORRIEとの親交を語った。

  • 「くるみちゃんのともだち」

リスナーからの猫団子について、うちはバラバラで寝ているという話をする。くるみちゃんはウオーターサーバーの上に寝ている。 リスナーからの裏返っている猫については、まるちゃんも2/3の時間は裏返っているという。くるみちゃんは裏返る時に頭の骨をコンという音を立てるという。

  • リスナーからの質問

「好きな温泉地」への質問は「もちろん群馬ですよ」と答えた。また、上毛カルタの好きな絵札「世のちりあらう四万温泉」の四万温泉を挙げた。箱根の温泉にも車や電車で行くという。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきの「今日はどの車で行く?」のふりに、櫻井は「君で」と答え、「今のは放送できますかね?」と笑った。櫻井の歴代乗った車の話をし、車体の色は基本的に白か黒が多いがコスワーススーパー7という車の色は黄色で、目立つ色でないとトラックにぺしゃんこにされてしまいそうだという。高速道路にETCがない時代は係員が手を伸ばして券を渡してくれたという。また、首都高速道路で車が炎上した話もした。車に乗っている時に歌詞を思いつくこともあるが、路肩に止めてメモすることはなく、後でもし思い出せなかったら縁がなかったとして諦めるという。

  • リスナーからのメッセージに「あちゃーん、こんばんは」と書いてあり、「あ、これ気に入っちゃった」と笑いながら読む。「来週仕事で初めて群馬に日帰り出張をしますが、あちゃーんもこの路線に乗ったのかと思うと電車移動も楽しみです。あちゃーんは群馬に帰る時は車だと思いますが、電車に乗ることはありますか?」との質問に、「あちゃーんあるよ。いっぱい電車乗るよ」と答え、「結構電車が好きなんですよ。好きな路線がいっぱいある。特急が好きです」と答える。新幹線は風景を楽しむというより仕事という感じだという。酒を片手に特急列車に乗り、風景を見ながら音楽を聞きながら行って帰ってくる時もあるし、温泉に一泊することもあるという。また、「富士急に乗るんだよ、あちゃーんは。誰かに乗せてもらって偉そうにしているのとは違うんだよ、あちゃーんは」と、自身のリフレッシュ方法や特急あずさ号に目的もなく乗ったことについて語る。
  • 最後の曲が終わると、「いかがだったでしょうか?だんだん調子に乗ってきましたでしょうか?僕。何でもおっしゃってください。スルーします。冗談です」と笑う。リスナーからの質問を紹介し、「あちゃーんに質問です」と読み上げる。衣装についての質問で、リスナーの文に「シースルーのロングスカートっぽい衣装が好きでふが」と誤字があり、それを読み上げ、「あちゃーんいいよ、こういうの好きだよ」とフォローし、衣装は長年八木さんという方に作ってもらっている話をする。衣装のざっくりとした形、素材、帽子、小物などスケッチを描いて八木さんにファックスを送ってすり合わせて作ってもらうという。ラジオと同時進行で行われているツアーの衣装について「今回ショートパンツにガーター、今回ガーターはしていない、ニーハイですね」と真面目なトーンで語るが、「今回ガーターはしていない」という言葉を笑いながら再度口にし、着たいものを着ればいい、男がどうのとか女がどうのとか関係ない、食べたいものを食べる、飲みたい酒を飲む、あちゃーんそれでいいんだよと思います、と語り、「調子に乗ってふざけました」と笑う。最後に「金曜の夜、幸せに過ごしてください。あちゃーんも幸せに過ごすよ」と締めくくった。

【オンエアリスト】
1: Django!!! -眩惑のジャンゴ-/ BUCK-TICK
2: Embryo Burning/ MORRIE
3: My Way-A Mi Manera/ Gipsy Kings
4: Livin' La Vida Loca/ リッキー・マーティン
5: Time To Say Goodbye/ サラ・ブライトマン
6: Cuba Libre/ BUCK-TICK

第9回[編集]

2022年12月2日金曜日

  • リスナーからのメッセージで、東大寺の境内に猫段という階段があり、そこで転ぶと猫に生まれ変わる話を知る。猫段の話は知らなかったそうで、ケガしない程度に転び来世は猫に生まれ変わりたいと言う。野良でもいいから生まれ変わりたいとの話をしていた。
  • 「FIVE YEARS」2006年櫻井敦司40歳の思い出

ちわきの「40歳」との言葉に櫻井は「渋くなってきました」と答えた。30代の3という数字から4になることに抵抗があり、響きの重さを感じたという。 節目ではないが2004年のソロ活動の話に触れ、ショートムービー『ロンギヌス』の九段会館公開の司会をしたちわきから「寝ている映像があるが本当に寝ていたのか」という質問があった。撮影も終盤で緊張感が解けて寝ることができたという。今後の活動として俳優は気が進まないが声優はやってみたいという。声優は厳しい世界なのでBUCK-TICKという下駄をはかずにオーディションから参加したいという。 2006年はシングル『蜉蝣 -かげろう-』リリース、翌年は20周年BUCK-TICK FEST『ON PARADE』があり、その時のエピソードを語っている。 世の中の出来事ということで、トリノオリンピック荒川静香が金メダル、青島幸男死去、ジェームスブラウン死去、音楽配信サービス開始、着メロ開始などに相槌を打ちながら聞いた。

  • 「くるみちゃんのともだち」

猫の名前を、違う名前で呼ぶことはありますか?とのリスナーからの質問に対し、しゅがちゃんはすでにがっちゃんと呼んでいること、まるちゃんのことはブヒと呼び、くるみちゃんのことは小僧みたいなのでくるきちと呼ぶこともあると語る。リスナーの猫の「お手とおかわりが得意」というメッセージに対し、くるみちゃんは逃亡することが得意と語っている。

  • リスナーからの質問

「大人になって良さがわかったことはありますか?」との質問に、お酒の味と答えている。父親が酒におぼれていたので「自分はああならないぞ」と思っていたが、酒が逃がしてくれませんと語っている。また他のリスナーからお化け屋敷や絶叫系について聞かれ、以前騙されて乗ったらキャーキャー言ってしまい周りの子どもから指をさされたという。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきの「待った~?」とのふりに、櫻井は「いやそんなことないよ、三時間くらい待ったかな」と答えている。リスナーから「小芝居はアドリブですか」との質問に、櫻井は「ちわきさんが変化球を投げてきたので僕は必死で受け止めた」と語っている。 美術館に行った話から、ちわきが横尾忠則の話をした。櫻井は幼少期に「みんなのうた」で横尾忠則の絵を見たことがあり、ずっと心の中に横尾忠則という名前が残っており、東京都現代美術館に電車で行った。焼き鳥屋さんで一人で焼き鳥を食べた話をした。焼き鳥はカリッカリの皮の塩味が好きで、レバーはタレ派、焼酎と一緒に楽しんだという。

  • リスナーからの「あちゃーんはハンバーガーを食べる時にかぶりつきますか?」という質問に対し、「かぶりつきますよ、なんなら。なんならね」と答える。

また他のリスナーからは「あちゃーんにおすすめしたいのは」と瞑想を勧められる。僕は煩悩の塊なので寝てしまうかもしれないけど扉を叩いてみたいと思いますと答えた。

  • 最後の曲が終わる時、リスナーからのメッセージを読み上げる。放送日がロームシアター公演前日だったため、京都の思い出を語る。高校の修学旅行で和尚様の説法を聞かされた際、こんなお坊さん居るのかというくらい下ネタを言っていたという。また、引率の先生はその場で困惑しており、その顔は今でも忘れられないという。和尚様は尾関宗園さんという方で、帰りに本を買い、サインをしてもらったという。尾関宗園さんは櫻井の顔を見るなり「お主は女難の相が出ておる。女を見たら逃げなさい」と言ったという。櫻井は何のことを言っているのかと思ったが女難続きの毎日だという。また、一度会いに行ったのだが学会だったようで留守にしていたという。この修学旅行の思い出は饒舌に語られ、「どうでしたか?今回。どうもこうもないですよね。ちょっとおしゃべりが過ぎましたか」と思い出話を締め、BUCK-TICKのツアーのお知らせをして放送を終えた。

【オンエアリスト】
1: 空蝉-ウツセミ-/ BUCK-TICK
2: アザミ嬢のララバイ/ 研ナオコ
3: 夜へ急ぐ人(ちあきなおみに捧ぐ)/ 友川カズキ
4: 見上げてごらん夜の星を/ 坂本九
5: 時には母のない子のように/ カルメン・マキ
6: BRAN-NEW LOVER/ BUCK-TICK

第10回[編集]

2022年12月9日金曜日

  • リスナーからの「家に可愛い猫ちゃんがいるのにどうしたらBABEL (BUCK-TICKの曲)のような歌詞がかけるのか、切り替えの方法は?」との質問に、作詞というのはレコーディング中なので他のことがおろそかになる、制作の時期は自分でも嫌な人間になっているということを語っている。犬が嫌いなわけではなく機会があれば犬も飼ってみたいと語っている。
  • 「FIVE YEARS」2011年櫻井敦司45歳の思い出

ちわきから「この年は忘れることはできない東日本大震災、BUCK-TICKはツアー延期があった」という話を振られる。「日本中重苦しい空気、目に見えない得体のしれない恐怖」と語る。また、現在も東日本大震災へ義援金を送っている話があり、僅かだが自分たちにできることをしていること、何かの足しになればいいということを語っている。またBUCK-TICKにも新たな転機があり、オリジナルレーベルである「LINGUA SOUNDA」の立ち上げを挙げている。東日本大震災については今でも被災地から楽しみにしているという声を聞くことで救われ、喜んでくれる人が一人でもいるならやっていて良かったと思える、と語っている。

  • 「くるみちゃんのともだち」

自宅のベランダを開けるといつの間にか3匹の猫が出ていて、まるちゃんは植木に乗って台無しにしてしまう、ずっと下を見ている。くるみちゃんは飽きたらスッと家に入っている。がっちゃんはいつもと違う場所で嬉しくてなかなか捕まえられない。 リスナーからの「猫のひげが落ちていませんか?うちは保管しています」という質問に、ひげが落ちているが保管しないと答えている。また、「猫吸いしますか?」との質問に、「猫アレルギーなので“猫吹き”をします」と答えている。猫を飼っていると変な自分になるという。 リスナーの三毛猫に「可愛い顔をしている」と褒め、くるみちゃんは人懐っこく知らない人にも鼻をゴンゴンぶつけるという。まるちゃんは体を触られると怒りモードになるが首から上はぐるぐるいっている。がっちゃんは来てまだ一年だが女の人が好き、押入れが好きという。

  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきの「ガソリン大丈夫?」とのふりに櫻井は「大丈夫だよ、ガソリンスタンドなら隣町に、ある、かな」と返し、ちわきは「なかったらどうすんだよ…」と返す。櫻井は「アリゾナだからな、ここ」と返すとちわきは「砂漠じゃん」と返してコーナーが始まる。 話題は自動車教習所の思い出で、マニュアル免許取得の際に教習所の外に出る道が坂道発進で大変だったという。「オートマ限定解除のために自動車教習所に通っている。BUCK-TICKを爆音で聞いている」というリスナーに対しては、「あまり音楽を爆音で聞いて集中力を切らさないようにし、制限速度を守り、踏切では少し窓を開けて電車が来るか確かめてください」とアドバイスをする。櫻井の通っていた自動車教習所は「関越自動車教習所」という名で、「関越」と呼んでいた。

  • リスナーからの質問

「アイデアがわかない時がある。インスピレーションが欲しい時どんな行動をしますか?」との質問に、「物を作るって、ですよね。出てこない時自分にがっかりする。だけどひねり出さないと物事が進まない。妥協したくない」としたうえで「音楽から一瞬離れてその辺にある小説だったり本だったり映像作品を見たり YOUTUBEで他の人の映像を見たり少し自分と距離を置くという感じでしょうか」と答えている。何にも出てこない時は辛いという。 櫻井の腕時計への質問に対しては「タグホイヤーのセナモデルは30歳の時にしていた。音楽活動で20年や30年の時に自分にご褒美をした。ゼニスの時計でフェイスがスケルトンで気に入っている。今しているのはシンプルなゼニスの黒革のもの」と答えている。


【オンエアリスト】
1:無知の涙/ BUCK-TICK
2:Some Like It Hot/ The Power Station
3:Planet Earth/ Duran Duran
4:Metal Guru/ T.Rex
5:Don't Stop Me Now/ Queen
6:楽園/ BUCK-TICK

第11回[編集]

2022年12月16日金曜日

  • リスナーからのメールを読む。櫻井の語りが成長しているとの内容に、「大丈夫ですよ、ちゃんとやってますよ」と答えた。「最初にあっちゃんくるみちゃんという時は恥ずかしくて笑っていましたけど、慣れって怖いですね。いやだわ」と言っている。

ニーハイが落ちてこないが ソックタッチを使っているのかという質問には、血が止まるほどきついものを履いていると答えている。

  • 「FIVE YEARS」2016年櫻井敦司50歳の思い出

ちわきは、2016年と言えば9月11日に「 CLIMAX TOGETHER 3rd」が行われたこと、レコード会社が日本ビクターに戻ったこと、「アトム 未来派 No.9」が発売されツアーが行われたことを挙げる。50歳という年齢については開き直ったという。また翌年の30周年の映画『BUCK-TICK CLIMAX TOGETHER ON SCREEN 1992-2016』の試写会が藤岡市で行われたことを挙げ、実兄が見に来て手を振っていたことを父兄参観の恥ずかしさ、照れだと言っている。上毛新聞社の記者が来たが中学時代の同級生だったという。俺は田舎のスターだぜ、というガラではないと言っている。 世の中の出来事として、 アメリカ大統領選でトランプ当選、イギリスの欧州連合離脱東京都知事選挙小池百合子当選を挙げた。

  • 「くるみちゃんのともだち」

リスナーからの「一番のいたずらっこは」との質問に「もちろんくるみちゃん」と答えている。いつも何かを咥えて逃げるという。 最近は寒くなってきたのでくるみちゃんが布団に入るようになってきたが顔を踏むのはやめてほしいという。顔と認識していないのではないか、と言っている。また、夜中に金縛りしたと思ったらまるちゃんが布団の上に乗っていたという。寝室の端にがっちゃん専用のベッドを置いたらそこに寝るようになった。夜中にザッザッという音がして、とうとうオカルトきたと怖い思いをしたが、がっちゃんが毛づくろいをしていたという。

  • リスナーからの「櫻井さんのことをあっちゃんと呼ぶことが出来ない。愛称で呼ぶ勇気をください」というメッセージに対しては「どーんどん呼んでください。大丈夫ですよ、いいおじさんに“ちゃんづけ”で全然平気ですよ。負けませんよ。あちゃーんでもいいですよ」と答えている。
  • 曲紹介では次の曲を「昭和を代表する素晴らしい曲」「コロナ前はカラオケで歌いあげておりました。それでは聞いてください。平浩二さんバス・ストップ!」と力強く紹介した。
  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきの「イルミネーションキラキラだね」に対して櫻井は「君もだよ」と返した。ちわきは「嬉しい。 フェスティバルホール近くの歩道もキラキラだったよ」と返し、櫻井は「君の方がキラキラだよ」と返した。ちわきはさらに「え~あっちゃんだっていっつもキラキラだよ」と言うと櫻井は「どよどよしてるよ」と笑いながら返した。 車の話では、高校1年の時に同級生がバイクの事故で2名亡くなり、学校では自動車教習所に通うことを禁止した。同級生はバイクの免許を取っていたが櫻井は3月生まれのため免許をとっておらず、免許をとる前に教習所通いが禁止されたためずっと取れなかった。もしバイクの免許を取ったらイタリアのドゥカティに乗りたいと言っている。櫻井の兄は 碓氷峠でライダーだったという。レースの道は母が心配するからと断念したが、今はハーレーに乗り、息子とツーリングをしているという。ちわきから「いつか兄弟ツーリングは」という提案に対して櫻井は「わたくし、後ろかな」と答えた。ちわきが「サイドカーは」と言うと櫻井は笑って「どうせ横か後ろですよね」と返した。

  • リスナーからきた「形が格好いい都道府県第一位が群馬県でした。茨城県は猫が前足をそろえてちょこんと座っているように見える」というメッセージを紹介し、「猫が…あっ、ほんと、なるほど、あっほんとだす、ほんとだすね、ほんとですね」と笑いながら答えた。また群馬の上毛カルタを紹介し、取ると一目置かれる最強カードは「つ」だという。

「本を買う時はネット派?本屋派?」との質問に対しては、本屋派だという。哲学のコーナーもあり、一番好きなコーナーだという。アダルトコーナーはさすがに行けなくなったという。 「私は雨女ですが穏やかな雨は好きですか?雨音は好きですか?」という雨の質問には「雨は好きです。僕はじめっと感、じめじめしています」と答えている。 「関西公演では関西弁がとても上手なのですが耳がいいせいでしょうか?難しい方言はありますか?」との質問には、関西弁が好きで、若いころは群馬の方言が恥ずかしいと思ったこともあったけど大人になってからいいなと思うようになったという。難しい方言というと関西弁も難しいと言っている。質問に答えている間に京都弁を挟みながら、北海道や九州の方言も良いと語っている。

【オンエアリスト】
1: 禁じられた遊び -ADULT CHILDREN-/BUCK-TICK
2: 忍びのテーマ/ 水原弘
3: バス・ストップ/ 平浩二
4: Moon Child/ ICE
5: 雨音はショパンの調べ/ 櫻井敦司
6: Solaris/ BUCK-TICK

第12回[編集]

2022年12月23日金曜日

  • リスナーからの質問

「雪、好きですか?」という質問には、「東京では滅多に雪が降らないが、白いバージンスノウを見ると汚れたわたくしも少し心が綺麗になったのかなと錯覚をおぼえる」とこたえた。また「スキーできますよね?」との質問には、藤岡市はあまり雪が降らなかったため滑れないと答えている。寒いので温かく過ごしてください、とリスナーに呼びかけた。

  • 「FIVE YEARS」2021年櫻井敦司55歳の思い出

ちわきからは「今の櫻井敦司さんを」ということで「コンスタントに作品を出し続けている稀有な存在」と紹介される。コロナ禍にライブができないことについてちわきから振られると、「音楽の業界ならず演劇だったり映画館も閉めていかなければいけなかったり大変な時期だった。ただ人間はタフでどうにかしてどうにかならないかという糸口を見つけ、音楽の方も何とかなってきた」と話している。ちわきは櫻井が医療従事者への気遣いを発信をしていたことを挙げ、「僕が長い時間、長い日数入院した時に天使に見えた。最前線で戦う皆さんには頭が下がる思い」と感謝の気持ちを述べた。アニバーサリーツアーについては「今まで行かれなかったら地方に行かれるようになり、マスクをして歓声を上げられず不自由な思いをしていると思いますが、いつまでも拍手をしてくれて違った感動がある」ということを語っている。ちわきからターニングポイントを聞かれ、21歳の時にビクターの人に拾ってもらえたこと、25歳の時に母親が亡くなったこと、そこから色々あったがまたビクターに戻ってきたこと、ライブができるのが当たり前ではないと自覚と覚悟ができたことなどを挙げている。ちわきから「言葉を丁寧に選んでいる」と言われた際、櫻井は「選びすぎて間が開いてしまう」としながらも、照れながら「当たり前のことが出来るようになった」と答えている。ちわきに鍛えてもらったという櫻井に、ちわきは「私が鍛えたのは小芝居だけ」と笑って答えている。母親が言った「いってらっしゃい」という一言が今にも繋がっているし、自分たちの活躍を喜んでもらえていたことやファンが今でも母親のお墓参りをして母親のファンでいてくれることなどが原動力と言っている。自分の知り合いが亡くなったりすると、一期一会という言葉がしみるようになってきたという。 オンエアした「FORBIDDEN COLOURS」の後には、デヴィッド・シルヴィアンのバンド名がジャパン (バンド)であり、ギタリストに土屋昌巳がいることから「これ以上のてんこ盛りはない」と語っている。

  • 「くるみちゃんのともだち」

リスナーから寄せられた6か月の三兄弟の写真について可愛いと言い、耳たぶを吸ってくることには「お母さんのおっぱいを探しているのでは」と答えている。自身も愛猫にふみふみされると嬉しいと答えている。耳たぶを吸う猫は珍しいのかという質問には「珍しいのではないでしょうか」と答えた。 リスナーから寄せられた、障子をバリバリに破いた猫の写真については、「やりますよね、障子は。必ずと言っていいほど。うちも昔障子ありましたけど、僕がやっていましたもんね、バリバリ。猫の気持ちがわかりますよ。楽しいんですよね。すごく怒られますけどね」と語っている。 また、高松公演から帰ってきた際は、玄関を開けたらくるみちゃんがすぐに逃亡してしまい、大きな荷物を持って帰り足が痛い中追いかけたという。その後、おなかを出してゴロンゴロンしたくるみちゃんを見たら疲れが吹っ飛んだという。


  • リスナーから寄せられた「くるみちゃん、がっちゃん、まるちゃんのLINEスタンプがあったらすぐに買うのでご検討を」とのメッセージには「ご検討してます、近々にご用意したいと思います」と答え、スタッフがランダムに入れる愛猫の録音の鳴き声には「今の可愛かったなぁ、がっちゃんが1テンポ遅れるのがまたたまらん」と言っている。また「あちゃーんはご自宅でどんな格好をしていますか」という質問には「ネグリジェ…ネグリジェって昭和ですよね、ではなく、パジャマで、パジャマって言うのかな男の人って。まあ適当ですね、ルームウエアなんか着ていますよ、猫のプリントの。あるんですね、頂いたのであるんですよ。同じの2枚くらいいただいて。よく爪が引っかかっております」と答えている。
  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきは「サンタさんに何お願いした?」と聞かれ「それはちょっと言えないな…放送できないもん」と答えた。ちわきは「さすが大人」と答え、櫻井は「だって…」と鼻息を荒げ、ちわきは「言っちゃいけないだね」と言い、二人で「言っちゃいけない」「それはいけない」など続いた。櫻井は「すみません、ついつい、しもの方にいってしまうので怖いんです…」と笑った。世の中はメリクリでございますよ、というちわきには「今年はにぎやかですね」と続けた。 リスナーからの「櫻井さんは自分で車の掃除やメンテナンスをしますか?」という質問には「ものぐさなのでプロの方にしてもらう。洗車をすると雨が降るというスパイラルに巻き込まれている。でもその筋のプロにピカピカにしてもらうと気持ちがいい」という。ネコ科の車メーカーのため、メーカーから猫のぬいぐるみをもらったので車の中に置いている。ちわきから「昔、土足厳禁の車がなかった?」とのふりには「ありましたね。それで履物がアスファルトの上に残されているのはよくありました。群馬は車社会なので、ちょっとお行儀がいい方たちはそういう車に乗って履物を置いて行かれることは多々ありました」と笑った。お正月は箱根や富士山に行っていたが渋滞が嫌いだと言う。真っ直ぐな道なのになんで渋滞が起こるのかと言っている。

  • SuicaPASMOはお持ちですか?チャージの方法は?」との質問には「チャージの方法は、駅行ったらチャージって書いてあるでしょ?僕は普通にSuicaで。あのペンギン可愛いですよね。チャージはしとったらええんちゃいますの?」と言っている。バスにも乗り、高いところから街並みを見るのが楽しいという。
  • リスナーが原田の事務所に「櫻井がラジオで『キャンディ (原田真二の曲)』をかけた」と伝えたところ、原田本人に伝わったという。広島公演に原田のマネージャーが訪れ、広島のお好み焼きをたくさん差し入れしてくれたと話している。ラジオの力ってすごいんだなと言っていた。


【オンエアリスト】
1: DIABOLO/ BUCK-TICK
2: FORBIDDEN COLOURS/ デヴィッド・シルヴィアン & 坂本龍一
3: Mon doux Soleil/ 大貫妙子
4: 木蘭の涙/ スターダストレビュー
5: Happy Xmas (War Is Over )/ ジョン・レノン & Yoko Ono
6: ゲルニカの夜/ BUCK-TICK

第13回[編集]

2022年12月30日金曜日

  • リスナーからの質問

「太ももの美しさの秘密は?何石鹸を使っていますか?」に対して「太もも、そんな美しくもなんともないです。石鹸、全くこだわっていませんので何でもいいです」と答えている。 ネイルについての質問については、「ステージではプロのメイクさんに塗ってもらっている。昔は自分で塗っていたが左手で右爪を塗ると大変なことになる」と答えている。

  • 12回までの名言集

<第1回 10月7日>  はじめてのハッシュタグに笑いがとまらない。

<第2回 10月14日>  くるみちゃんの鳴き声の受けが初々しい。

<第3回 10月21日>  はじめての小芝居。

<第4回 10月28日>  「このまま大好きでもいいですか?」

<第5回 11月4日>  「こう見えて麺類好きです」

<第6回 11月11日>  初めての単語:スコ姉妹。「猫カフェの店長でぇす」

<第7回 11月18日>  “櫻井さん”と書いてあっちゃんと読む。

<第8回 11月25日>★MVP★   男ざかりの意味・放送ギリギリの小芝居・あちゃん祭り   ~「あっちゃん電車乗るよ」 クレームはスルー。   「着たいものを着ればいい、食べたいものを食べる、飲みたい酒を飲む」(名言!)

<第9回 12月2日>  3時間待たせた棒読み小芝居。「かぶりつきますよ、なんなら」「女難の相が出ておる」

<第10回 12月9日>  「くるみちゃん、ずっと一緒にいようね」

<第11回 12月16日>  関西弁が好き。

<第12回12月23日>  「Suica持ってます」


ちわきの「いかがだったでしょうか、櫻井さん」に対し櫻井は「ボケてるなぁと」「天然ですかやっぱり」と答えている。あちゃーん祭りに対しては「あちゃん、発見しましたね」と答えている。「発音は何がいいですか?あちゃーんですか?」などイントネーションを聞かれた際は「昔のスタッフが“あっちゃん”と呼んでいたのですが、語尾が上がるのが新鮮でした」と答えている。大阪フェスティバルホールでの関西弁について櫻井は「似非関西弁」と言っている。初めの自分のDJについて「最初は緊張して棒読み状態だったけど、途中で脱線して自分なりに楽しんだ。週に何百ものリクエストが来て、みんなが参加しているのが幸せな3か月だった」など話している。 ちわきから「今日のファイナルでもさらに上をいく何かが飛び出すかも」と振られると櫻井は「もう勘弁してくださいよ、下ネタしか残されていません」と笑って答えた。

  • 「くるみちゃんのともだち」

「くるみちゃんたちもお風呂は好きかにゃ?」という質問には「くるみちゃんは好奇心旺盛で、バスルームに入ってきて、僕は結構お風呂を洗うんですよ、あ、誰も聞いてないですよね、シャワーで洗っていますとくるみちゃんが入ってきてシャワーを追いかけまわすんですよ。そしてびしょびしょになって遊んで、びっちゃびちゃのまま行ってブルブルブルって感じですね。まるちゃんとがっちゃんはお水が怖いんでしょうかね、誘ってもすぐドアを突き破る勢いで出ていきますけど。ドカーン!って」と語っている。 スコ座りをする猫について、自身の愛猫の座り方について語っている。

  • リスナーからのメッセージ

「早生まれで良かったと思うことはありますか?」に対して、小学校でならばされると一番後ろか後ろから二番目ぐらいで、予防接種で並んでいるとずっと恐怖を最後まで味わわないといけないと言っている。三月の響きが好きになってきた。弥生であったりパイシーズであったり芸術家にとってもいいらしいですよ。前向きに行きましょう三月生まれの方、と語っている。 また、一人で行かれない場所はという質問に対しては、「あちゃーんはね、一人焼肉も行くし、テーマパークはあまり一人では興味がわかないけど一人旅は行きますね。温泉だったり一泊二日でどこでも一人で行くの好きです。一人で行けない場所、やはり人が多いところは苦手なので。あとは、裸だらけの男性がいる銭湯などは苦手かもしれないです。男の出汁が出ている気がして。すみません、銭湯好きの方」と答えている。


  • 「金曜夜のドライブタイム」

ちわきの「今夜が最後ね」という振りに対し、櫻井は「えっ、そんな。嘘だろ」と返している。 櫻井の今までの愛車の遍歴の話であり、櫻井は「長いのだと某ポルシェが25歳の時からから31歳ぐらいまで6年間で、距離が10万を超えましたね。失ったものを取り戻しに、富士山の周りをぐるぐる回っていました」と答えている。愛車との別れについては、「新しい車にも魅力が満載なので、この移り気な私を許してくださいと見送りました」と答えている。 ちわきは「3か月という短い期間ですが刺激になりました」と振ると櫻井は「いちリスナーとしていつも車で聞いてきましたので、やってみて自分で大変ですけど聞いてくれる人がこんなに楽しんでくれるんだと思うとやりがいと感謝の気持ちで、なんかマジメくさったコメントですけど、そういうのをすごく感じた3か月でしたね」と答えている。ちわきと櫻井は軽快なやり取りをし、「もし良ければ」「はい」「またこれからも」「はっ!」「ラジオを?」「へっ!」「やってもいいかなみたいな?」と今後のラジオDJへの意欲を聞いている。櫻井は「これでこう軽く返事をするとあれですが、また機会があったらまたこう、エロトークで攻めていけたらいいなと思います。もう放送禁止バンバンで」と答え、「冬の海にちわきさんを横に乗っけて行こうかなと思っています」と、沢田研二の『渚のラブレター』を紹介した。 曲が終わってからちわきは「またどこかで会ったら乗せてくれる?」と聞き、櫻井は「もちろんだよ」と答えている。

  • リスナーからの質問

「最初に“あっちゃん”という愛称をつけたのはどなたですか?」に対し、「親なんでしょうね。昭和40年くらいに「アッちゃん」というテレビ番組が、ドラマみたいなのがあってそこからとったって、もうちょっと格好いい出所はなかったのかと言った覚えがありますけど、あっちゃんと呼ばれるのは今でも気に入っていますね。いつまでもあっちゃんと呼ばれても、50になっても60になってもいいです。あちゃーんでも。リカちゃんはリカちゃん人形があるからやっぱりリカちゃんですよね。いいんじゃないでしょうかね、お年を召したおばあちゃんになってもリカちゃん。なんかすごく素敵ですよね、逆に。逆って何!ってなっちゃいますね」と話した。 番組最後の質問「櫻井さん、おでんは好きですか?好きな具があれば教えてください」に対し、「ええ…僕は白滝が大好きです。いけませんか?大根派の方々、たまごも大好きです。いけませんか?はんぺん派の方々」と答え、「ラストにふさわしいご質問、ありがとうございました」と〆た。

  • 最後のあいさつ

「三か月お届けしてきましたが、本日がファイナルになります。レコーディングと平行してツアーもやりながら忙しくしていましたが、だんだんとラジオで自分一人のトークでリラックスさせてもらったというのがだんだんと芽生えてきました。最初は軽く考えておりました。申し訳ございません。やってみると色んな方が聞いて色んな思いがあって、僕の声とか褒めていただいて、本当に幸せな三か月間でした。泣いていいでしょうか。くるみちゃんとかまるちゃんとかがっちゃんとか僕の飼ってる猫を皆さん可愛がっていただいて、みなさんと共通の猫の話とかできたり、また猫のこととか会話の中で関係なく僕のことも知らずに聞いて下さった方もいらっしゃるみたいで、本当に素晴らしい時間を過ごさせていただきました。FM COCOLOのディレクターの方、プロデューサーの方、そしてちわきさん、ほんっとうにありがとうございました。そしてリスナーの皆さん、ありがとうございました。心より感謝いたします。今レコーディングしている最中ではありますが、3月8日に2023年第一弾シングルとして『太陽とイカロス』という曲が発売予定です。そして3月22日には第二弾シングル『無限LOOP』こちらも発売予定、ニューアルバムも4月発売予定でございます。そしてアルバムの全国ツアーが20本、予定でございます。あ、また変なこと言ってるかな。是非皆さん、2023年もBUCK-TICKをよろしくお願いいたします。そして皆さんのご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。最後のファイナルの曲を聴きながらお別れとなります」と挨拶し、リクエストをしたリスナーの名前を複数読み上げ、『幻想の花』を紹介して番組を終えた。


【オンエアリスト】
1: 世界は闇で満ちている/ BUCK-TICK
2: 何故私に愛を語らない/若林ケン
3: 大阪で生まれた女/ 萩原健一
4: 渚のラブレター/ 沢田研二
5: サヨナラワルツ/ THE MORTAL
6: 幻想の花/ BUCK-TICK

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

  • 当該番組のリスナーであった著名人

リンク[編集]