嘆きの天使

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嘆きの天使
Der blaue Engel
Marlene Dietrich in The Blue Angel.png
監督 ジョセフ・フォン・スタンバーグ
脚本 ロベルト・リーブマン
原作 ハインリヒ・マン
製作 エリヒ・ポマー
出演者 エミール・ヤニングス
マレーネ・ディートリヒ
音楽 フリードリヒ・ホレンダー
撮影 ギュンター・リッタウ
配給 ドイツ国の旗 ウーファ
日本の旗 東和商事
公開 ドイツ国の旗 1930年4月1日
日本の旗 1931年5月13日[1]
上映時間 99分
製作国 ドイツの旗 ドイツ国
言語 ドイツ語
英語版あり
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嘆きの天使』(なげきのてんし、: Der blaue Engel)は、1930年製作・公開のドイツ映画である。ハインリヒ・マンの原作を、ドイツに渡ったジョセフ・フォン・スタンバーグが監督した。

キャスト[編集]

ストーリー[編集]

イマヌエル・ラート教授は融通の利かない謹厳実直な英語の教授だった。そして、彼の毎日は変化のない退屈なものであった。今日も悪戯好きの悪童学生を叱りつけながら講義を進める。

その日、学生の一人が授業中に絵葉書を落して、それを見た教授はあまりの品の無いいかがわしさに仰天した。それは街のキャバレーに巡業に来ている歌妓舞踊団の踊り子の絵葉書で、いかがわしい遊びに誘うものであった。教授は学生達が酒と女の誘惑に負ける事を深く悩み、心配するのであった。

その晩、教授はその事実を確かめるべく責任上から意を決して、生まれて初めてキャバレーの扉を開く事となる。喧噪のなかで戸惑う教授の姿を認めた不良学生は直ぐに逃げ出し、教授は絵葉書に描かれた踊り子のローラの部屋に案内される。あまりに謹厳実直で生真面目な教授は団員達から驚かれながらも、興味をひかれたローラから歓待される。不良学生を見つけて取り逃がしてしまった教授はローラに不思議な魅力を感じながらも、酔客のトラブルに巻き込まれて帽子を忘れて帰っていく。帰る先は殺風景な書籍に囲まれた部屋に、寒々とした寝台がポツンとあるだけであった。

脚注[編集]

  1. ^ 田中純一郎 『日本映画発達史 2 無声からトーキーへ』 中公文庫、1976年、ISBN 4122002966., p.220。

参考文献[編集]

  • 猪俣勝人 『世界映画名作全史 戦前編』 社会思想社、1983年、ISBN0074-50012-3033。

外部リンク[編集]